建設業などで、

工事代金の未払いの

トラブルは結構よく

あります。

 

 

代金を払ってもらえない場合、

どのような法律的な回収方法

があるか、

今日はこの辺について

お話しします(^ ^)

 

<毎日更新490日目>

 

<目次>

1.代金の未払いはよくある相談事例

2.法的な回収方法

3.今日のまとめ

 

  1 代金の未払いはよくある相談事例

 

普段から割と

よくある相談事例として、

未払い代金を回収

できない、

というものがあります。

 

 

先日も、

とある建設会社の社長から

代金回収に関するご相談を

受けました。

(守秘義務がありますので、

具体的な相談内容は大幅に

変えています)

 

 

 

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  2 法的な回収方法

 

工事代金が未払いで

回収できない。

 

 

そんな場合は、

まず動く!

 

 

動くというのは、

当たり前ですが

すぐに相手に請求、

催促することです。

 

 

相手方が代金を

支払わないというのは、

それなりの理由が

あるものです。

 

 

よくありがちなのは、

その取引先の資金繰りが悪化

していて支払いが難しい

というケース。

 

 

こういう場合は、

他にも支払い先を

抱えていますので、

ボーッとしていても

回収はできません。

 

 

とにかく素早く催促。

 

 

人間というものは、

うるさく請求してくる

ところから支払おうと

するものです。

 

 

それでもダメなら、

内容証明郵便を

送るという方法も

あります。

 

 

内容証明郵便

については、

こちらの記事を

ご参照ください。

⏬⏬⏬

 

 

それでもダメなら、

さっさと裁判所の

力を借りましょう。

 

 

いきなり裁判

という方法もありますが、

より簡易な手続きとしては、

支払督促や少額訴訟

といった方法もあります。

 

 

支払督促や少額訴訟

については、

こちらの記事を

ご参照ください。

⏬⏬⏬

 

 

裁判所に正式な

裁判を起こした場合は、

まず相手方が争って

来るかどうかで

違ってきます。

 

 

内容に特に争いが

なければ、

途中で和解になる

ことも少なくありません。

 

 

和解の場合には、

支払い総額や

支払い方法(一括か分割かなど)

などが細かく決められます。

 

 

和解ができなければ、

判決をもらって、

その判決で相手方の

財産(不動産や預貯金)を

差し押さえることになります。

 

 

ただ、

裁判とか差し押さえとか、

フルコースでやっていると、

早くても半年程度は

かかってしまいます。

 

 

そうなると、

その間に相手方の

資金繰りはさらに

悪化してしまい、

本当に回収できなく

なってしまいます。

(差し押さえも、あくまで相手方に

押さえるべき財産があって初めて

成功します)

 

 

正直に言いますと、

未払い代金の回収の

ご相談の場合、

もう弁護士の所に

相談に来た時点で

すでに手遅れ、

ということも結構

あるのです。

 

 

時間とお金をかけて

裁判をやっても、

回収できなくて無駄に

終わってしまうことも

あります。

 

 

ですから、

私は未払い代金の

回収の事案では、

その辺の見通しを

よくご説明して、

やるかどうか慎重に

判断してもらいます。

 

 

ですから、

やはり、

この手の問題は、

いかに事前にトラブルを

予防するかという観点

が何より重要になってきます。

 

 

じゃあ、

どうやってトラブルを

予防したら良いのか?

 

 

その辺は

長くなりましたので、

また明日のブログで

お話しします。

 

 

  3 今日のまとめ

 

そこで、

今日のポイントは,

 

未払い代金を回収する方法はあるが、とにかくスピードが重要!

 

ということです。

 

 

代金の未払いを

放置してしまうと、

事後的なコストが

かかってしまう

ということです。

 

 

明日は、

こうしたコストが

かからないような、

常日頃の対策について

お話しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【最新の動画】

 

今回は、いわゆる36協定についてお話したいと思います。 

 

社員を残業させるためには、36(サブロク)協定というものを締結して届け出る必要があります。 

 

36協定がないのに残業を命じた場合、それは違法な残業をさせたことになってしまいますので、注意が必要です。

 

 

【活動ダイジェスト】

昨日は、午前中は自宅で仕事、午後は家庭裁判所で仕事などでした。

 

夕方からは、キャッシュフローコーチ仲間の月一勉強会でした。

 

 

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