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BIGFUNの店員が書いてます。

更新は頻繁ではありません。

乱文につき御容赦ください。

リコールは突然やってくる。
今回は、最新式ZX-10R のトランスミッションのリコール作業です。
惚れ惚れする外観、ワールドスーパーバイク選手権で連戦連勝、1000ccクラスでは他の追従を許さない高性能なバイクですが、残念ながらトランスミッションに不具合が発生する可能性のあるとの事です。

まずは、リフトに載せて、作業しやすくしておきます

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次に右のアンダーカウルを外します。
今回はメンテナンススタンドを使用してるので、エンジンオイルは抜きません。

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このクラッチカバーの中を開けると、

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見えてきました。こちらがクラッチになります。

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クラッチスプリングを外し

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クラッチにテンションかけながら、センターロックナットを外します。

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で、クラッチハウジングが着いた状態で、オイルポンプギア取り付けボルトを外します。
🔴ココで注意!🔴
このボルトは、通常のネジと違い、通称[逆ネジ]と呼ばれ、文字通り締め付けが、逆回転になります。
失敗すると大変な事になるので、各自気をつけて下さい。
左手で押さえて右手のT型レンチで外します。

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クラッチ関係の部品を外して

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念の為、逆ネジとオイルポンプギアにマークします。

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その後、通常なかなか使われていない、トルクスボルトを外して

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跨って左側の、チェンジペダルリンクとフロントスプロケットはすでに外してあるので、カセット式なトランスミッションを外します。
この時に、チェンジシャフトのスナップリングを外し忘れていないか、思い出して下さい。アウトプットシャフトのOリングのテンションがあるのでスパッと外れないので、軽くゴムハンマーで左側から叩きましょう。
そうすると、ほら簡単でしょ?

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普段見れない、光景で、真ん中の赤いのは向こう側にある工具箱です。

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いかがでしょう?
スーパースポーツバイクの、中身面白いですよね?

次回はいよいよ、ギアの部品を交換しますよ。

【書き込み:小林元】
先日、スズキの新車発表会に行って来ました。
昨年夏ごろは、各メーカー排気ガスなどの環境基準が世界的に厳しくなり、たくさんの車両が生産終了してましたが、今年になって色んな車両が出て来ましたね。
そんな中での発表会。珍しい125のスポーツ車両。雑誌などで見るとライト周りがヘンテコなカタチだと思っていたのですが、現物見るととてもカッコよく全体的にコンパクトにまとまって良いデザインでした。

開発陣もGSX-R1000を開発するような気持ちで、トコトンまでこだわって作ったとの事でした。休日にはサーキット、普段は通勤や通学の街乗りすべて叶うオールラウンダーです。との事でした。

維持費もとっても安いので、嬉しい1台ですよね♫

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で、こちらはSV650のカフェレーサータイプ。
デザインした方は鼻息荒く、語っていましたよ。
細部にとてもこだわっているそうです。

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トップブリッジも、新作してアルマイト処理を施したりとからしいです。

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こちらは、参考出品展示のスクーター。ヤマハのシグナスの対抗馬でしょう。

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バイクの生産台数や販売台数が減ってる昨今ですが、東南アジアやアフリカなどが沢山伸びてるらしいので、各メーカー125クラスの開発がとても盛んですね。

このスクーターも発売すれば、街中で見る機会も増えそうですよね。

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Z400FX が続いたので、今回はちょっと違う内容でした。

【書き込み:小林元】
キャブレターも、無事組み上がり
その他の補記類も可能な限りリフレッシュ。

このバイクはタコメーターを電気で作動するのではなくて、機械式にギアとケーブルを使って動かすので、タコメーターギアがエンジンについてます。

ゴムのOリングという部品も熱などで風化してきてたので、分解して部品交換。この辺の消耗品はZ-2とかと多分同じなので、純正品が安心供給あるのは嬉しいですね。

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交換必須な点火プラグ。場所場所によって焼け色が大きく違います。

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エアクリーナーエレメント。左が新品、右は使用後。

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セルモーターは、油がエンジン内部から入室してモーター内部は酷い有様。本来なら丸ごと交換なのですが、細やかな部品を交換するとリーブナブルに再び蘇るので、モーターのブラシや、Oリングなどを交換します。ココで問題発生!
エンジンからの油入室を防ぐ特殊なオイルシールが、メーカーから出荷されない。そもそも、純正品の品番設定がない‼︎
色々と高円寺店の充氏と相談のうえなんとか新品部品入手♫
この部品気になる方多いんだと思いますが、秘密です。

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新品のブラシと、磨耗し油漬けになってるブラシ。

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その他のOリングも出来る限り交換して、エンジンかけた時に、油漏れ無いようにしておきます。
(シリンダーなどついていますが、それはまた後日アップします)

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【書き込み:小林元】
以前のブログにて、この汚れたピストン画像は見たことありますが、実はこのピストンは本来のZ400FX のピストンではなく、違う車種の流用品です。
10年以上前にこのバイクのエンジンをリフレッシュ作業した時には、もう純正品の手配が出来ずにかつ痛みも激しかったので、後継機の部品を流用しました。

Z400FX の生産から10年以上だった後継機の部品なので、細やかな所が良く出来ていたのと、今後部品が入手しやすいと考えたからです。しかし、10年以上が経ち摩耗や固着した部品の代替え部品は無いので今回は壊さないように注意して、綺麗にして組み付けました。

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上手く外して、刺激臭のある薬液を使い。

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いつもの、薬液(無臭)を使い

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ゴシゴシと、特殊な工具で洗浄です。
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あまりにも、薬液が汚れたので途中で入れ替えました。
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ピストンリングも細かなところも、綺麗にします。
この小さい溝にも、汚れ(カーボン)がみっしりと着いていました。
この作業は溝落としと言います(大ウソ)
イニシャルD(マンガ)がわかる人だけ笑っていただければ…

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どうでしょう?新品のようにキレイになりましたよ!

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溝落としも完璧です♫

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ピストンリングはよく見ると、まだ汚れが付いていたので、薬液をまた交換しつけ洗い。

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キレイにしてから、乾燥させ錆やすい部品なので、早めに下処理。薄く油を塗布しました。
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各気筒ごとに仕分けします。

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小さな刻印があるので
(七倍率のルーペで確認)

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比較のために、後ろに物差しを置いて見ました。
私、最近老眼になったので、小さ文字が見えなくてメガネとルーペが必須です!

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普段何気なく使うバイクのエンジンの中身、小さな精密部品の集合体だとあらためて思いますね。

今回はこの辺で

【書き込み:小林元】

お待ちかね?の、FXの続きです。

今回はキャブレター。ガソリンのにじみが、続いているので、外観も内部も汚れてますが、エンジン始動は可能だったシロモノです。

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コレを特別な薬液で洗うと…

どうでしょう?キレイになりましたよね♫
記事にするとあっという間にですが、数時間かかっています(汗)

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で、ネジ山を壊さないように気をつけて、各ジェット類の番号など分解前情報をメモしながら作業です。

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1981年のバイクなので、機械として古いですが当時の苦労を随所随所に感じて、今の燃料噴射システムとは違う趣きを感じますね。(あれ?私だけ?)
ココがあーなってこーなって…ふふふ、楽しいですねぇ〜

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で、今回の目玉の部品、岸田精密工業株式会社謹製のキャブレターキット‼︎
お高いのもですが、メーカー製の部品は当時の設計や素材を使って作り続けるのに対して、より良いもの材料、より優れた加工技術によって、今ある技術水準により作られた部品です‼︎‼︎
ふぅ、少し熱くなりましたが、私が古い車両持ってて若干でもキャブレターに不調あれば間違いなく使う部品です。

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入手した部品には、カユイ処に手が届くように微妙な調整ができるので、加工のエンジン状況や出来上がってから必要になる燃料状況などを想像しながら、組み付けします。

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細かな部品の集合体のキャブレター。
愛着湧いて来ませんか?

続きはまた後日。

【書き込み:小林元】