キャリアとパーソナル・ブランディングのコンサルタント その読書録 -3ページ目
スヌープ! あの人の心ののぞき方/講談社
¥1,890
イギリスの心理学者が書いた本です。

専門はパーソナリティ心理学なので、個人の違い(主に性格とか)の研究です。
とてもわかりやすくパーソナリティ心理学を紹介しています。

本人に会わず、環境から本人の性格を特定することについて述べているのですが、Webサイトから当人を類推する話がありました。

人は、理想の自分をWEBでなら演じることは可能かということなのですが、やはり無理なようです。

ブログとかで大量のページを書いていくと、結局ありのままの自分に近い印象を与えるように収束していくようです。

理由は・・・・

自分の発信した内容がどう人に見られているかが、本人にはわからないからだそうです。

これは深い。

人をだまそうとしても、どのようにその嘘を他人が受け取るかを正確に推測できなければ、それは無理ですよね!

まあ、正直になりましょうということですね。

またこの本には、部屋や持ち物から性格をあてる話も出てきます。イギリスでは有名だそうです。










経営学の学会にいってきました。

新進気鋭の研究者が、成功企業の経営について見解を発表、それについて大御所の学者がコメント質問をします。緊張しつつもさわやかな感じでした。

風邪気味でまあコンディションの悪い状態でいったのですが、なぜか帰りは頭が冴える状態に変わっておりまして、「場」の大切さを痛感しました。

さて
企業経営の成功要因はいろいろありますが、
が、「自分だまし」の心理学を読むと、「経営を取り巻く環境(制度)」と「社長個人の意思決定(心理)」の両面から見ないとなあと思いました。
経営学はどうしても制度・環境に視点がいきますので。



「自分だまし」の心理学/祥伝社
¥819

超常現象を安易に信じてしまう人たちについて書かれた著書は読んでいましたが、認知心理学、社会心理学をこんなにわかりやすく説明している本も出していたとは驚きでした。

「無意識」という単語は、ユング・フロイト系の心理学で言われる場合と認知心理学で使われる場合は意味が違うということも勉強になりました。

乱暴かもしれませんが、認知心理学では・・

 直感=ヒューリスティクス=無意識化の思考

なのですね。

それからこれも超乱暴な理解なのですが、

 ・うつ的な人のほうが現状の正確な認識
 ・健常な人のほうが現状認識を自分が落ち込まないようバイアスをかけて認識

している可能性が大きいそうです。ようは健康な人は自分の気分がよくなるよう、情報を選択、解釈、評価しているようでこれが「心の免疫システム」(ティモシー・ウィルソン)だそうです。

これは自分の持ってた常識を覆されました。

気分がよいと、幸福感は増すことはわかってますし、人間はうまくできているものですね。


心理化主義(社会問題の原因を個人の心理に帰属させる考え方)に対する警鐘も鳴らしてします。
人間は認識・解釈をいかようにでも変化させられる仕組みを持っているので、いじめでも戦争でも経済不況でも、心理問題にしてしまえばそれで終了。社会制度はいじらなくていいわけです。

たぶんいろんな課題の解決には、個人と環境(社会)が複合して起こっているはずで、
どちらかに無理やり原因を特定させようとしてはいけないということなのかなと思いました。
(本にも書いてあります)

というような感じで、、、
本書は、人の持つ現状解釈する際に生じやすいゆがみについて認知心理学と社会史心理学の面から語っています。ほんとうに勉強になりました。










世の中には、ネットのおかげで本当に便利になったということがたくさんある。
しかし、便利な道具も、本当に使って欲しい人が存在を知らず、こっそりプロだけが使っているということがよくある。

たとえば企業4000社の決算書データは、ネット上で誰でも閲覧できるが、膨大なデータの中から必要な情報だけを取り出して分析していくのは至難の業である。

以下のサイトは、すべての上場企業のデータを、見える化するスーパーツールだ。
いわゆる「有価証券報告書」を実に見やすい生きたデータに変えている。

ランキング、3社比較など、ものすごい視覚効果。
「有価証券報告書」(業界用語では「ゆーほー」)はたぶん電話帳(死語?)の次に無駄になっている書物だと思うが、革命である。

こいつが↓
http://www.toyota.co.jp/jpn/investors/library/negotiable/2012_3/

こんなふうに↓
http://www.ullet.com/7203.html

ツイッターやブログ、株をやっている人が愛好しているヤフー掲示板もちゃんとリンクがある。
社員の年収もバッチリだ!

3社までなら比較も楽勝だ

NTTドコモ V.S. KDDI V.S. ソフトバンク


開発した西野嘉之さんはほんとにすばらしい人です。
貸借対照表を円グラフに表すとは、美術的表現の革命児! このセンスもまさに異才です。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/mon/20110209/82200/?ST=mon

就活に励む学生諸君もぜひこれで、良い会社を発掘してほしい!!!



真田武陣伝〈1〉大坂異変 (歴史群像新書)/学習研究社
¥945

実に他愛のない空想歴史小説です。
こうしたものがすごい好きです。

たぶんこの分野はほとんど読み尽くしています。が、たまに読んでいないものをみつけると古本を買ってしまいます。
戦国時代、真田昌幸や、加藤清正が毒殺されていなかったら、関ヶ原の戦はどうなっていたかという話、で

まあ

徳川嫌いが多いので成り立っている、ブックビジネスですね。

私はこの手ですと、伊達政宗、直江景綱、真田幸村、黒田如水が天下統一する話が好きです。

どうでもよい話でした。2巻も早く買おう。


新・消費者理解のための心理学/福村出版
¥2,730

この分野を今年は、なんとかそれなりにマスターしたいと思ってぼちぼち取り組んでおります。
それにしても、心理学の歴史を勉強しないと用語がわからないのでつらいです。

行動主義の心理学と、行動科学といった言葉、そして認知心理学の流れを頭に入れたあと、ようやく読み進められるようになりました。

でもすぐまた断崖絶壁が・・・今度はプロスペクト理論とニューロマーケティング。
誰が書いているのかと思ったら竹村和久先生。

学問に王道なしですね。ネットで調べながら、ゆっくり読み進みたいと思います。

自分の強みをつくる (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL.../ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥1,260

強みということばに惹かれて、さらっと読みました。
こんな人もいるのですね。


架空のなりたい自分を、想定して作り、ブログをやって大ヒットだそうです。
慶應(法)→電通コピーライター→「キレナビ」編集長。26歳の女性。

はあちゅう主義
http://ameblo.jp/haruka-ito/

へぇ~て感じです。無理なく無理そうなことをやってできちゃう人がいるのですね。
天才的な「場」選びの達人なのでしょうか。

今後が楽しみですね。



心の「とらわれ」にサヨナラする心理学/PHP研究所
¥1,680

久々に読んで感動しました。
人の心、特に勘違い、間違った信念、囚われといったものに関しての語りとしては、選択の科学と並ぶ名著だと思う。

人は他人にネガティブな評価をしたときが、一番とらわれの状態にあるらしく、著者も気をつけているらしい。
自分も気をつけねば。


選択の科学/文藝春秋
¥1,700
Amazon.co.jp