思うように資金調達ができない方へ -2346ページ目

資金調達の現実的対応

4月1日

 

    (自宅の最寄の駅の桜です。)

 

今日は暖かく良い天気でまさに春爛漫です。

でも明日は天気が崩れるようで、毎年のことですが、本当に満開で見頃は一瞬ですね。


このような春爛漫の時でも、

会社を経営する方々にとって、資金調達はけっこう頭の痛いことのようです。

 

上場も狙う不動産会社でさえ、

新規事業の物件取得のための資金調達が、なかなか希望額に至らず難航していたのですが、

やっと昨日決着しました。

また東京で不動産会社を経営する会社は、

首都圏に隣接するある県の物件の取得を計画しているのですが、

自己資金ゼロでの計画に固執するので、いつまで経っても取得ができません。

 

このような案件が多数あって、

千客万来とてもありがたいことなのですが、

ここで共通することは、

資金調達は現実的でなければならないと言うことです。

 

先日も触れましたが、

不動産を担保とする融資案件で、

物件を取得する場合なのですが、

以前と違って不動産価格が場所によっては、その収益性よりも価格が上昇しているため、

自己資金がなくては融資だけで100%カバーできないにも拘らず、

場合によっては100%フルカバーどころか、水増しして資金が出ないかと言う、

全く非現実的な認識しかできない経営者も多いことにびっくりします。

 

実はこのあたりに成功する経営者と、成功できない経営者に大きく分かれてしまうのだと感じます。

 

前者の顧客は若い経営者ですが、

さすがに上場まで狙う経営者だけあって、

自分が希望する融資条件と違っていても、

自分の希望が非現実的なことだと認識すれば、

すぐに自己資金や他からの調達を加味してこの物件を取得しようと考え、

事実、来週には取得できます。

 

一方、後者の経営者は、

会社が火の車であるから自己資金や他の調達が難しいのは分かっているはずで、

希望する物件取得には、自己資金などを投入しないと取得できない現実があるのにも拘らず、

取得の夢だけが先行して、長期間、融資額の高いノンバンクを探しまくるような、

非生産的なことに時間を使っています。

 

今でも会社の規模も、財務内容も全く違う2社ですが、

一方は現実的に事業の収益の元となる物件仕入れができ、

もう一方は、今のままでは物件仕入れができないのに、非現実的な夢を追いかけている。

このような積み重ねが、現状の差にもなっているのですが、

残酷かもしれませんが、

このようなことが、両者の差をもっと開くような結果になってしまうことになります。

                                    

 

直接お目にかかる経営者の方には常々言っていることですが、

計画する事業の、資金調達が非現実的と判断したら、

速攻で事業改革なり資金調達を、現実的な方向に転換することが何よりも大切です。

 

この現実的な対応の積み重ねが将来を決めるわけで、

いくら素晴らしい事業計画であっても、

資金調達の段階で頓挫し、闇雲に資金を追い回すような対応をしていると、

いつまでたっても現実的な成果、すなわち収益が上がらず、

会社が発展しないのは当たり前のことです。

 

最近思うのは、弊社も含めて資金調達の相談を受ける立場にある者の大切な仕事は、

相談する会社が計画する資金調達に現実性があるのかどうか、

この部分を相談する会社に明示できることが、

ひょっとすると最も大切なところかもしれないと思っています。

 

もちろん様々な方法を検討し、

適切なアドバイスができることがコンサルタントの力量になるのだと思います。

 



お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 

CDのご案内!

このブログの内容とリンクしたCDです。

詳細は次のアイコンをクリックして下さい。

                    CD

 


 


漫画の世界でも

3月31日

 

               

              


東京は桜が満開です。

でも冬のような気候で、とてものんびり花見というよう気分にはなりません。

 

今日たまたま乗った地下鉄の広告で、何の広告かは忘れましたが、

すごく人気があるのかどうかも私には分かりませんが、

ある漫画の内容が大きく取り上げられていて、その内容は

「兄の借金を、妹がテニスのプロ選手になって返済・・・」と言うものでした。

 

漫画自体を読まないで感想を述べるのも変なのですが、

物語としては、きっと美談だし、兄のことを想って負けそうになった時は頑張り、

この一打にかけるモチベーションの高さを兄弟愛家族愛とリンクしてストーリーは進み、

結果として、まさか漫画だから、結局プロ選手として大成できず、

妹も借金を背負ってしまったというようなストーリーではないと思うので、

きっと世界四大大会で優勝したり、プロ選手としてのキャリアを積み上げていき、

兄の背負った借金を完済すると言ったストーリーだと思います。

 

常日頃からお金に纏わる事をして、

借金整理のための相談を受けることも多い者としては、ついつい過剰反応をしてしまいます。

 

まず、この作者は兄の背負った債務に対して、まず兄の債務の状況はどのようなものかとか、

妹がどのような債務保証をしているのかについて、綿密に前提条件を設定して、

その解決方法もいろいろ考えた結果、

兄は自己破産など法的整理をしないで、債務を完済する道を選び、

本人の返済能力を検証して、結果として仕方なく妹に返済を負担してもらうことになったことなど、、

それほど真剣に考えた結果のストーリーではもちろんないと思います。

 

まあ野暮なことを言わないで、漫画だから良いじゃないかと言われれば、

確かにそれまでなんですが、

野暮を承知で書くと、

今のように経済事由で自殺者や犯罪者や逃亡する人が多くなっているこの時代に、

自分の借金でもない借金を返済することを美談仕立ての漫画ににするのは止めて欲しいなと、

シンプルに思ってしまいました。

 

特にこの漫画が何歳ぐらいの人をターゲットに書かれたものか知る由もありませんが、

もし、お金の知識がない若い世代の人たちに読まれるものだったら、

どのような経緯のお金でも借りてしまったら、

何が何でも返済するしか解決の道がないと言った、

悪徳金融業者が喜ぶような常識を植えつけるようになってしまうし、

 

さらに、兄もきっと病気か何かで返済したくてもできないと言ったストーリーかもしれませんが、

なんで自分の借金と無関係の妹に借金の肩代わりをさせるのか、

また妹に理由は別にして保証人にしたのか(保証の有無は分かりませんが・・・)

マジで甘えるんじゃないとムカつきました。

 

地下鉄の漫画の広告を見てここまで過剰反応するクソジジーも変ですが、

実は何十年前にも同じようなストーリーがあったことを思い出しました。

 

私が若かりし頃、

加山雄三の若大将シリーズと言う、とてつもなく人気のある映画シリーズがありました。

今から考えるとアホ臭いことなのですが、

この映画にはずいぶん感化されて、

加山雄三が扮するのは田沼雄一だったと思うのですが、

彼のライフスタイルや彼の住む街である東京を憧れ、

彼の通っていると思われる大学を勝手に想定して、

故郷の大阪を離れて、想定する大学に入り、ハワイアンの超下手くそバンドをしたりと、

まさに田沼雄一になりきろうとしていたことがありました。

 

この中で今から思えばすごい死語的なタイトルなんですが、

「エレキの若大将」という映画がありました。

 

この映画は田沼雄一の父親が経営する老舗のすき焼き屋の経営が傾き、二進も三進もいかなくなった時、

田沼雄一が放った「君といつまでも」が大ヒットして、このピンチを救うというものでした。

 

この映画を見た時私は今のようなへそ曲がり的な過剰反応をすることもなく、

素直に非常に感激感動した記憶があります。

 

もちろん前提条件が、今回の漫画とは一緒ではないものの、非常に良く似ていて、

何十年たっても同じようなストーリーは受けるのかなと思いました。

 

まあ今日は真剣な話にする事自体が変なのですが、

このように身内の借金を背負って完済するのは、資力のある方ならご自由にですが、

できもしない借金の返済を、自分の生活を犠牲にしてまで背負い、

その挙句自分も二進も三進も行かなくなるようなことだけは止めて欲しいし、

お金のことは感情的にモノを考えないで、できることできないことを冷静に分析して、

専門家の意見も参考にして決断していただきたいなと心から思いました。

 



お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 

CDのご案内!

このブログの内容とリンクしたCDです。

詳細は次のアイコンをクリックして下さい。

                    CD



地方の方へ

3月30日

 

                  

                         赤坂見附の桜です

 

このブログで銀行融資のことについて書いている内容は、

地銀よりもメガバンクの融資を対象とした内容になっています。

 

地銀においても、信用金庫においても、

基本的に、融資がOKとなる条件が大きく違うことはないと思われますが、

ことメガバンクのビジネスローンと、他の融資とではニュアンスがかなり違っているように思います。

 

何が違うかと言えば、大きく違うのはまずスピードです。

それから良いのか悪いのかケースバイケースですが、

銀行との密着度が少し違っています。

 

メガバンク以外の地銀などの融資は、ビジネスローンと言えども、

メガバンクのように顧客と銀行の関係が希薄ではなく、

以前のスタイル(決して悪くはありません)、つまり銀行と顧客の関係は密接な関係にあるように感じます。

 

ですから、地銀や信金との取引は非常に使いやすい場合もありますが、

いざ会社が発展してきたり、新規事業とかいったことで、

今までの既存事業の枠から出てしまうような局面になってくると、

銀行の先入観念が先行して、

このような場合の顧客の資金調達のニーズに合わなくなってくることも多いようで、

この局面にある会社からの相談が弊社にも良く来ます。


確かに地方によっては、

人口が数十万を超えるような都市でも、

メガバンクの店舗が全くない場合もあって、

今までの地銀や信金以外の銀行との取引が必要になっても、

現実的にはどうして良いのか分からない場合が多かったようです。

 

しかし最近は、まだ全国津々浦々と言うわけには行きませんが、

いわゆる支店がない都市でも,法人の融資だけを専門に扱う出張所のような拠点ができています。

 

たとえば中小企業の融資に最も熱心な三井住友銀行は、

支店のない、たとえば岩手・福島・徳島・長崎県にも法人営業部の営業所を置き、

三菱東京UFJ銀行の場合は、ビジネスローンの受付窓口を、

一部まだ設置されていない件もありますが、ほぼ北海道から沖縄まで設置されています。

  

具体的な場所や電話番号などは、ホームページを確認して下さい。

 

ですから、数年前のまでのように、

東京や大阪に支店を開設しないとメガバンクから融資受けることができないと言うことはなくなりました。

 

あと、みずほについては各県庁所在地に支店がありますので、各支店に確認して見てください。

中小企業への融資を専門に行う、みずほビジネス金融センターを設立していますが、

まだ東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡などが中心になっています。

 

りそなについては、11月まであった高額なビジネスローンが、

再び復活されると言う情報が入っていますが、

今日時点では、まだ確認できていません。

現在はアイフルの保証する500万円までの小口ローンとなっています。

 

このように、今まで馴染みのなかったメガバンクも、

けっこう身近な場所に融資の窓口を持っていますので、

既存取引の地銀や信金など以外からの調達が必要になったら、

一度相談をしていただくと良いと思います。

 

また、メガバンクがビジネスローンで、地銀と提携するケースも始まっていますので、

ビジネスローンの基準を満たしている会社にとっては、

以前と違い融資の窓口は間違いなく広がってきたと言えます。

 

一方、基準に達していない会社にとっては、逆に狭まっていると言っても過言ではなく、

この意味で、銀行は中小企業へカネを貸さない的な話になるのだと思います。

 

以前と違って、代表者などに金融上のトラブル履歴がなく、

財務内容を中心に融資の条件に合致している場合は、

100%といって良い位の確率で、融資を受けることができるようになったことは事実なので、 

地方の方で、いままでメガバンクに馴染みのなかった方も、

新たな金融機関からの融資が必要な場合、諦めずに各担当窓口に相談されてみてはいかがですか。

 

お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 

CDのご案内!

このブログの内容とリンクしたCDです。

詳細は次のアイコンをクリックして下さい。

                    CD