思うように資金調達ができない方へ -2306ページ目

起業のポイント

8月1日

 

起業のポイントを資金調達で考えてみたいと思います。

もちろん資金調達を取巻く環境はドンドン変化し、

今日書いたことが数ヶ月たてば陳腐化していることは十分可能性があります。

でも、現在は少なくとも資金が締まって行く傾向にあることは否めません。

 

今日も地方の中堅企業の社長から照会がありましたので、以下のように答えましたが、

昨年の同時期と比較すると、

新規取引先の中小企業に対する銀行の対応は大きく変化し、

再三書いていますが、審査が非常に厳しくなっています。

 

中小企業への無担保ローン(ビジネスローン)に最も熱心であったSMBCでもこの傾向は強く、

昨年なら資金調達が可能であったレベルの会社でも、

今年はNGと言う例が非常に増えています。

 

資金調達のイロハになりますが、

資金調達は銀行融資だけではないことはご存知の通りで、

過去と違って、一般の中小企業でもその選択肢の幅は広くなっています。

少し整理してみると、まず直接金融と間接金融に分けることができます。


通常の融資は間接金融で、

金融機関を経由しないで直接、投資を仰いだり社債を発行したりお金を借りるのが 直接金融です。

 

また、資金の性格から、デットファイナンス・アセットファイナンス・エクイティファイナンスと3つに分けることもできます。

通常の融資のように債務になるのがデットファイナンス。

売掛金や不動産など資産を流動化(現金化)するのがアセットファイナンス。

そして株式を発行して資本金として調達するのがエクイティーファイナンスです。

 

そして、この二つに分けたファクターを掛け合わせただけの方法があり、

資金調達をする会社の状況や調達する資金の性格などからベストの資金調達を検討していきますが、

少なくとも多くの通常の中小企業が頼る間接金融のデットファイナンスが、

上記のように明らかにやりづらくなっています。

 

それは融資が可能か不可かと言う意味だけでなく、

金利が確実に上昇傾向になっていて、

融資を受ける会社の財務内容など状況によっては、

銀行でも年10%近い金利になる可能性は十分にあります。

 

ここで少し観点を変えてみたいと思うのですが、

このようなことを話すと、時々そんな高い金利のカネは借りれないと言う社長がいます。

でも一部財務内容が飛びきり良い会社の社長以外で、

こんなことを言う社長は明らかに勘違いをしています。

 

貸す金融機関もビジネスであなたの会社に貸す訳で、

慈善事業やボランティアで融資をする訳ではないと言う、

この当たり前のことを考えない方がけっこう多いんですね。

 

過去に銀行の金利はプライムレート+αなんてことが多くの企業に適応されたのは、

銀行が限られた会社にしか貸さなかった時代の適応金利ですし、

財務内容以外に、経営者や会社のポテンシャルまで見てくれた、

オーダーメード的な融資が中心であった時代の話で、

現在は多くの企業に門戸は開かれるようになりましたが、

あなたの会社の財務内容を中心とした信用力を数値化して、

その信用力に応じたリスクを適応金利に反映するようになっていますので、

年10%なんて高利貸しじゃあるまいし、なんてことを言うようでは、社長失格です。

 

年10%の金利が適応されるのは、

銀行がガメツイのではなく、あなたの会社がそれだけの信用力しかないと言うことを認識することが大切です。

 

経営者は理想論を語る評論家ではなく、現実的な対応が必要な実務家であることが重要で、

今の銀行は弱者には貸さず、強者にしか貸さないとお経を唱えるように言う人がいますが、

金融機関だってビジネスなんだから、このことは当たり前で、

いくら言っても現実を打開することはできません。

 

このようなことから、起業を考える方にぜひ考えていただきだきたいことがあります。

それは、自己資金が豊かであったり、直接金融で多額の資金が調達できないのであれば、

利益率の低い事業で起業することは絶対に避けていただきたいと言うことです。

 

最近は弊社の方針で、起業間もない方へのお手伝いをすることが少なくなってきましたが、

以前は数多く体験しました。

起業したての社長の中にも、勘違いの甚だしい方がいて、

マーケットは非常に広いが、利益率は低いビジネスに、いわゆる薄利多売の事業に、

資金が豊富でないのに、勇ましく参入する方がいます。

でも、はっきり言って、自己資金や直接金融の力がない場合は、99%失敗に終わります。

 

その理由は明白で、大きなマーケットが期待できるが利益率が低い事業は、

それなりの広くて大きな販売組織や大量生産のできる機能を持っていないとできないので、

当然大きな資本が必要になります。

 

ところがこの大きな資本の調達を銀行融資に頼っていると、

まず必要な額の資金を調達する信用力がまずありませんし、

更には信用力がない時は融資の適応金利も高いため、

低い利益率では採算が取れません。

 

このことはどなたも理解してもらえると思うのですが、

起業する経営者の立場になると、

この小学生でも分かるようなことを理解できないと言うか、なぜかしようとしなくなる傾向があります。

 

多くの場合、このことを理解しない社長は、

そんな高い金利では事業が成り立たない。

直接金融ができるのであれば苦労しない。

早く調達しないとビジネスチャンスをなくすといった思考回路になって、

こんな状況の金融が悪い、国が悪いといった、

自分の認識不足や能力不足が原因だと言う大切な認識ができず、他人に責任を転嫁し、

ただ文句を言うだけで、結局事業ができずに終わってしまうことがほとんどです。

 

弊社のように多くの会社と付き合ってくると、

このような甘ったれ社長が本当に多いのに驚かされます。

弊社も起業間もない会社のお手伝いを積極的にしなくなったのは、

こんな甘ったれた経営者に付き合っていられないからです。

まだ聞く耳をもつ素直な経営者ならお手伝いする価値もありますが、

不明な上に頑固、こんな人物と付き合うほど暇ではないし、

こんなことばかりやっていては弊社が倒産してしまいます。

 

中には資金の目処も立っていないのに事業を開始し、

それも事業のコアとなる投資の契約の手付金だけを支払っただけで、

後の資金が支払えず、しかも期限もすぐ迫っているような、

恐ろしく無計画で無謀な方が多いのにも驚かされます。

中には金融のアレンジメントが仕事の弊社に、

期限が近いのでお金を貸してくれといった非常識な経営者もいて、

正直アホらしくてやっていられないと言うのが本音で、

事業転換した次第です。

 

マーケティングの観点からも、

起業は小資本で可能な、ニッチな市場やニーズにポイントを充てた、

小規模販売、高利益のビジネスを考えることが大切です。

どの大企業も元々はこのような事業を成功し、力をつけてから、

広いマーケットで薄利多売のビジネスに参入しています。

 

くれぐれも、起業する社長に認識していただきたいことは、

資金力に応じた事業を考えること。

いくら魅力的と思えるような事業でも、資金が足りない、あるいはこの点を補足する方法が分からないような場合は、

安易に起業参入しないことです。

撤退、あるいは猶予も立派な起業する時の戦略と考えていただきたいと思います。

 

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知り合いのアメリカ人のブラックジョーク

7月31日

 

昨日今日は、本当に湿気がなく、北海道や軽井沢の夏みたいな日で、本当に快適です。

でも明日から8月、あと5ヶ月で大晦日です。あー、時間のたつのが早いなーと思う毎日ですが、

こんな今日は、すっかり忘れていたのですが、

以前、私の知り合いのアメリカ人と日本人夫婦がブラックジョークを言っているのかと思っていたら、

真剣に本心で語っていたと言う軽い話を、急に思い出したので紹介したいと思います。

 

約1年ほど前ですが、この夫婦がヨーロッパに旅行しました。

この頃はよく伝えられていますように、

イラクをめぐる扱いについて対立したドイツやフランス、

特にフランスでは、たとえばホテルでは予約があるのにない振りをしたり、

英語ができるのにできない振りをするような、

アメリカ人に対する様々な嫌味がけっこうあったようです。

 

ご多分に漏れず、奥さんは日本人ですが、

旦那がアメリカ人なので、

フランス国内のホテルやブティックやレストランでは、この種の嫌味をちょくちょく体験し、

ヨーロッパで優しかったのは、さすが同盟国とは言いませんでしたが、

イギリスだけだったと言っていました。

 

まあこの辺りの話は、なるほど、本当にアメリカ人はヨーロッパでは意地悪されているんだと、

聞いていたのですが、

こんなことを言い出したんです。

 

話してくれた内容が事実かどうかは私はフランスに行った事がないので分かりませんが、

旦那が「フランスって食事が不味いよね」って言うと、

日本人の奥さんの方が、

「そうそう、昼ごはんを食べようと思ってあっちこっちに行ったけど、

どこに行っても固いパンに干からびたようなハムがはさんであって、

本当に不味かったわね」

この辺りで、私はこの固いパンと干からびたハムのサンドウィッチですが、

多分バケットにハムをはさんだサンドウィッチで、

本場で何軒か回れば、全部の店が不味いはずはないし、

意地悪をされたから、美味しいものまで不味く感じたと落ちがあると思っていたら、

旦那が、

「昼シャンゼリゼではこんなものしかないから、マクドナルドを探したんだけどなくてね・・・・」

そりゃ景観を大事にするフランスだから、シャンゼリゼにはないんじゃないかと思ったのですが、

止めは奥さんです。

「そりゃそうよ、あんなジューシーで美味しいパンがあったら、フランス中のパン屋が潰れてしまうわよ」

この奥さん、長年アメリカに住んでいるとは言え日本人です。

マクドナルドのハンバーガーに使用されているパンとフランスのバケットを比較して、

好き好きはあるのしても、

絶対にマクドナルドが美味しいとは、マジかいなと思って顔を見ていたけど、

本当に真顔で話していて、

更に、フランス料理は不味く、イギリスの料理が美味しいと言う、

常識を疑うような結論を心から信じて話してくれたので、

アメリカ人って凄いなと思ったものです。

 

この二人は、アメリカでは明らかに中流ではない、上流に属す人たちで、

別にフランス料理を食べれないとか、食べたことのない夫婦ではないし、

このブラックジョークとも思える食べ物の嗜好に驚くとともに、

狂牛病のことをアメリカと交渉するのはとても難しいと思ったものでした。

 

私の甥もこの夫婦と同じ、父親がアメリカ人、母親が日本人でア、メリカで勤務医をやっていますが、

一度狂牛病の話をしたことがあるのですが、

高級なフランス料理や中国料理よりも、牛肉が好きだし、

アメリカンビーフのマクドナルドは特に大好きで、

よく交渉でも伝えられているように、

他のことでは、多分日本の医者よりもニュートラルで最新の医学の知識も持っていると思うのですが、

やはり、交通事故よりも確率の低い病気なんて気にしていても仕方がないという、

固い信念を持っていて、話が発展せず、

全くノープロブレムで日本の対応が不思議だと言っていたし、

牛肉に対する懸念なんて1%ないという感じでした。

 

この甥を日本で一度、高級中華料理をご馳走したことがあるのですが、

我々がご馳走と思う、フカヒレの姿煮、ペキンダッグ、あわびの醤油煮には全く箸をつけず、

私がほぼ2人前食べたような体験をしたことがあります。

他の料理もあったので、その時はお腹いっぱいですと言っていたのですが、

後で聞いたところでは、マクドナルドに行ったそうです。

でも最近は彼の名誉のために付け加えると、モスバーガーの方が美味いとの事。

若い世代の方が味覚はマシみたいです。(笑)

 

いやー、全員がそうとは言いませんが、

よく言われているように、アメリカ人の味覚はお世辞にも・・・・ヤッパリねと思います。

私はマクドナルドのハンバーガーも時々無性に食べたくなる時がありますが、

多分フランスのバケットの方が上手いんじゃないか、

特に本場のカフェで食べれば、雰囲気もプラスして美味しいはずなんだけどと思ったものでした。

イギリス料理も美味いかな?・・・・・。ローストビーフは確かに美味いけど・・うーん・・・

悩むところです。(笑)

 

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消費者金融続編 2

7月30日

 

                  

 

今日の日経の1面に、また書かずにはいられないことが書いてありました。

ウェブ上の記事は次の通りです。


 1人当たり貸付総額150―200万円上限に・金融庁が貸金業規制

 金融庁は消費者金融などの「貸し過ぎ」防止に向け、貸金業界からの借り手1人あたりの貸付総額を150万―200万円以下に規制する検討に入った。すでに固まっている貸付上限金利の引き下げとともに、多重債務者対策の柱とし、来年予定の貸金業規制法の改正に盛り込む。

 複数の貸金業が貸し込んでいる場合は、その合計額が規制対象。消費者金融は貸し付け情報を信用情報機関、全国信用情報センター連合会(東京・千代田)に登録しており、同連合会がすでに借り手の名前や生年月日をもとに個人の借り入れ履歴を作成している。そのデータに沿って、借り手が限度額を超えて借りていないかを管理できるが、貸金業の半分以上は加入していない。今回の法改正では加入を義務づける方向だ。 (07:01)

 

後半の赤字の部分も大事な点ですが、

もっと重要なポイントは、新聞には載っていたのですが、

やはり例外を認めると言う点です。

 

上記限度額を超える貸付をする場合は、

顧客の収入や資産の状況を厳格に確認して、

その過程を書面に残す事を義務付け、

業者の責任で弁護士や専門家のカウンセラーに相談を受けさせるようにするそうです。

違反があった場合は昨日の記事にもあったように、

金融庁が直接、消費者金融の会社も調査するようになるようで、

違反があった場合は即座に行政処分をするらしいのです。

 

最後の部分はOKですが、それまでの下りは、 

私は馬鹿馬鹿しくて大笑いしました。

 

昨日も書いたように、このような情勢下でも、アエルやイレブンのような、

馬鹿としか思えないようなことを平気でする連中に、

顧客の収入や資産の状況を厳格に確認して、

その過程を書面に残す事を義務付けるなんて事をしても、

まともに対応すると思いますか?

 

まして、今までなら利息制限法と出資法のグレーゾーンの過払い請求ができましたが、

グレーゾーンがなくなって、

小口の場合は金利で例外を認め、

大口の場合は、こんなアホらしい審査内容や確認したことを書面に残すなんて、

相手がまともな企業ならともかく、

インチキ高利貸しにこんなことをすれば、

今よりも返ってやりやすくなるのは明白です。

過払い請求で利益が激減しているこの業界にとって、

これじゃ、過払い請求をなくすための法律改正といわざるを得ません。

 

さらに笑ったのは、費用負担のことを考えているような振りをして、

消費者金融側の弁護士や専門家に相談するだって・・・・・。

もう馬鹿馬鹿しくて笑う気にもなりません。

私自身このような方々と親しいので分かりますが、

この中に顧客の身になって相談にのる人がいたら、

私は逆立ちして銀座を歩いても良い位、

マジで何を考えているのかと寂しくなりました。

 

来春の貸金業規正法の改正は、今後の日本の金融の正常化に繋がる第一歩と期待しているのに、

これでは正常化のきっかけが遠ざかり、

日本の金融のためにもならず、こりゃアカンと思いました。


私は何人か想像はできるのですが、特定できていない、

一所懸命に消費者金融や商工ローンの業界のために、

このインチキな決着をさせようと運動している某自民党議員は誰か、

ご存知の方は教えていただきたいと思います。

こんな国民の損になるようなことを平気で運動している人物が、

本当に国会議員にとして相応しいのかどうか、

絶対に次回の選挙では情報をオープンにして国民の審判を仰ぐようにしなければならないと思います。

 

でも自民党ってやっぱり駄目ですね。

野党がしっかりしていれば、こんな国民の多くを自殺や家庭崩壊に追い込んでいる、

国民の生活と安全と言う、政治が最も大切にしなければならないことを、

業界と自己の利益や保身のために行う、

言い方は古いですが、売国奴とも言える人物が、

国会議員になうようなことはないと思うのですが・・・。

 


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