地銀再編
これも少し前の記事ですが、
福岡銀行が熊本ファミリーに続いて、九州親和ホールディングスを統合して、
これで1位の横浜銀行を抜いて地銀1位になるようです。
地銀経営統合に「利点」、大手銀格上げに「満足」・金融相
山本有二金融担当相は8日の閣議後の記者会見で、ふくおかフィナンシャルグループと九州親和ホールディングスが経営統合に向けて交渉に入ったことを受け、「(地方銀行の)統合は規模の経済、システム投資の効率化、企業統治の向上などが期待できる」と経営統合の利点を強調し、他の地銀にも再編を含めた経営改革を促した。
さらに一般論と断ったうえで、「不良債権がまだ片づいていない地域でのネガティブな統合もあるし、大競争時代への備えというポジティブな統合もある」と述べ、再編が進む可能性を示した。
ふくおかFGと九州親和HD、07年度中の経営統合目指す
福岡銀行や熊本ファミリー銀行を傘下に置く「ふくおかフィナンシャルグループ(FG)」は2日、親和銀行を傘下に持つ「九州親和ホールディングス(HD)」に対し、経営統合を含めた支援に乗り出すと発表した。ふくおかFGの総資産は11兆5000億円(06年3月末)となり、横浜銀行を抜いて地銀首位となる。5月中をメドに支援額など具体策をまとめ、2008年3月期中の統合を目指す。
九州親和HDは地盤とする長崎県内の建設、不動産業者など融資先の経営不振により、財務体質がここ半年で悪化。同日発表した業績修正によると、貸倒引当金の増額などで07年3月期の最終損益は673億円の赤字となる見通しで、従来予想より赤字幅が289億円膨らんだ。「自力での再生は困難」(荒木隆繁社長)と判断し、3月下旬にふくおかFGに支援を要請した。
一つ目も記事にもあるように、地銀1位になるのだからすごいとは思いますが、
でも、前職時代九州が長かったので、その時の知識で言うのなら、
この1位は内容が良くない1位だと思わざるを得ません。
確かに福岡銀行は、もともと力のある銀行だけど、
後の銀行は申し訳ないけど、潰れても仕方のない弱い銀行ばかりです。
上の記事を読んでいただければご理解いただけると思いますが、
何が1位かと言うと、総資産が1位なので、決して利益額が1位と言うことではありません。
事実利益額は全部あわせても横浜銀行の70%程度だったと思います。
ですからこの統合で、まだ格付けは落ちていないかもしれませんが、
落ちる可能性もありますし、
将来は分からないものの、当面収益力に貢献する可能性は低い統合と思いますので、
現時点では、横浜銀行とは、内容的には比較にならないと私は思っています。
九州の方はよくご存知だと思いますが、
その他の地域の方にはイマイチ馴染みのない銀行だと思いますので少しお話をすると、
まずは熊本ファミリー銀行は、もとの熊本相互銀行で、
業務改善命令を何度も受けた、はっきり言って駄目銀行です。
噂の域を出ませんが、以前は良からぬ属性の取引先が多く、
この関連で不良債権が多くなり、債務超過になったような銀行です。
日銀関連から頭取が2代にわたって入りましたが、改善できず、
福岡銀行に助けられた銀行です。
そして九州銀行は名前は大きいのですが、
確か佐世保を本社とした九州相互銀行で、規模から言って、
首都圏で言えば信金の域を超えず、
名前が残っているのが不思議なくらいの存在感の銀行です。
そして駄目銀行の真打は親和銀行。
不正融資では2代にわたって頭取が逮捕された、
これもかなりの迷走銀行です。
一応第一地銀で良い資産もあって、地道な経営をすれば良かったのに、
前回のバブル期には、東京支店を舞台に、
まったく頭取の私欲も絡んで、
確か価値のない宝飾品を担保に巨額融資をしたり、
長崎の小さなマンションデベの社長に急所を握られるなど、
一人の元頭取に滅茶苦茶にされた情けない悲劇の銀行です。
かなり悪口のような調子で書いていますが、
少しは各行と絡んだ経験もあるので、
ついついこのような書き方になる位、
3行ともすばらしい銀行(ノ´▽`)ノと思っていただいて良いのではないでしょうか。
忌憚なく言って、福岡銀行も、こんな3つの銀行を抱えて私は大変だと思ってしまいます。
でも福岡、長崎、熊本にわたる地域を抑えられるから、メリットがあるのでしょうね。
でも、何が大変かと言えば、
福岡銀行と比較して、親和はまだしも、後の2行の行員のレベルが、
嫌味ですが、すばらしいことです。((((((ノ゚⊿゚)ノ ((((((ノ゚⊿゚)ノ
この点では、福岡銀行も苦労するだろうと確信してしまいます。
福岡には福岡シティと西日本銀行が合併した西日本シティ銀行があり、
規模的には福岡銀行に迫っていますが、
確か自己資本比率とか不良債権比率などは、かなり福岡銀行より悪いので、
特にライバルの追い上げで、焦る状況ではなかったと思うので、
下手をすると、JASを統合したJALのようになってしまう懸念もあるのに、
けっこうなリスクをかけたんだなと言うのが率直な感想です。
でも、将来的に見れば、
地銀は1県1行に統合するという金融庁の意向は本気なのかもしれないので、
この意味では、福岡銀行にとってみれば、
総資産ランキングとは言え、地銀1位の存在感は示せるので、
リスクをかける価値があるのかも知れないと思いました。
ところで、以前と比べると銀行の数が減ったと思いませんか?
地銀レベルではこれからもドンドン統合が進み減っていく傾向にあると思います。
この意味を少し時間がある時に一度ブログでも取り上げたいと思っています。
まだ考えがまとまらないのですが、不思議な部分も多々あるので・・・・。
確かに不良債権で経営自体が大変だったことは分かりますが、
BIS規制だって、もともと怪しいし、
今度は自己資本比率の分母の部分を細かく規定する見直しもされるようで、
また邦銀の狙い撃ちかとも思うし・・・・・、
いったい誰のための統合なのか、疑問がいっぱいあります。
私たちにとって見れば、統合で何かメリットになったことってあります?
私はあんまりないと思っています。
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JALへの懸念
連休中の記事の中に、JALの今年3月期の連結決算が赤字になり、
主力4行がJALへの監視体制を強化するという記事がありました。
中期経営計画実行状況、日航に主力4行が毎月の報告求める
日本政策投資銀行、みずほコーポレート銀行など日本航空の主力取引4行は日航の経営監視を強める。再建へ4月から始めた中期経営計画の実行状況を毎月、詳しく報告するよう求める。5月末から実施する。収益目標の達成が困難と判断すれば、銀行団として6月にも追加リストラ策などを求める。事実上銀行の監視下に置くことで着実な再建を後押しする。
日航は2日、2007年3月期の連結最終損益が162億円の赤字になったと発表した。主力行は本業は回復傾向にあるが、再建努力が緩めば今後の融資に影響が出かねないと懸念。監視強化の枠組みをつくった。
私は再三このブログでも取り上げているように、今のJALの状況を本当に心配しています。
記事の赤字部分を特に心配しています。
それは、ここで言うリストラ策が、本当に航空会社として不可欠な安全へ投資やコストの部分まで、
そぎ落とすようなことにはならないか。
また、顧客の利便性を無視して、もっと客離れが起こし、
ますます経営内容が悪くなるだけでなく、JALというブランドを徹底的に毀損しないか。
この二つのことです。
私は前職時代、そして現在に至るまで、
本当にたくさんの銀行員とお付き合いをしてきました。
弊社の社長も銀行出身ですが、
彼も言うように、銀行を辞めた後、
銀行員ほど、他の仕事に馴染むのが難しい職種はないと言いますが、
私もまったく同感です。
もちろん銀行員も、以前のイメージとはかなり違っていて、
終身雇用における時代の預金獲得や融資担当の銀行員とは違う、
金融の専門職的な知識をいっぱい持った、新しいタイプの銀行員も増えたから、
この辺は割り引いて読んでいただきたいのですが、
銀行員って、融資のために、会社を外から見て、
会社の財務内容の分析や、会社の将来のリスクを見ての批判は大得意ですが、
銀行と言うお金を扱う、特殊な環境にいることから、
銀行ではない他の業種の経営手法やノウハウについて、
本当はほとんど分かっていない、いや分からない人がとても多いと私は理解しています。
もちろん、例外のような、銀行員もいることは認めますが、
大多数は、お金を扱うことから来る、優先的なポジションに慣れてしまっていて、
顧客から選ばれ、顧客満足を最大にする努力を、日々やっていかないと、
たちまち売上も利益も落ちていくと言った、危機感を持っていない人がとても多いと思うのです。
たとえば、弊社がある有力地銀の某支店に顧客を紹介しても、
期末だから、連休を挟んだから、人事異動があったから、金融庁の検査が入ったからと言って、
平気で1ヶ月以上も顧客への電話一本できないような行員がいます。
それも課長職の行員でもこんな状況ですから、のんびりしたものですよね。
他の業種だったら、こんなのんびりしたことをしていたら、
課長どころか万年平社員で解雇される事だってあり得ます。
このことはこの地銀だけのことではなく、
大体どこの銀行も、こんな銀行の都合による理由で融資を先延ばしにすることぐらい平気です。
どの理由も顧客にとって見れば、まったく関係のないことで、
これが他の業種なら、顧客は他の会社に行ってしまいます。
でもお金を扱う銀行にとってみれば、いくらでも顧客はいると勘違いしているし、
顧客を選ぶと言う認識があるから、
待たすことなんて、多分本気で悪いと思っていないのではないかとさえ思ってしまいます。
3年位前になりますが、
ある有力地銀の役員に中堅企業を紹介したところ、
3ヶ月も放置されたことがあります。
こんな役員が、今この銀行の頭取になっているんだから、
いかに銀行って、威張り腐って横柄で、顧客への配慮がなくても、
頭取になれるんだから、ある意味良い商売ですよね。
少し話が飛びましたが、
実はこのとんでもない行員の超常識が、
JALのような航空会社を監視下に置いた時、
私はとても恐怖に思えるのです。
確かに旧国鉄や半官半民であった過去の日本航空には、
本当に無駄なことが多かったのは分かりますが、
本当は削減してはいけない安全への機材やシステムや整備への投資、
日々利用する顧客へのサービスに対する投資を、
常識が希薄な銀行員に本当に理解できるのかという心配をするのです。
平たく言えば、本当に無駄なコストと無駄ではないコストの選別が、
多分銀行員と日本航空会社の現場を知る社員とでは、まったく違うと思うのです。
何度も書いてきてように、
どの業種の会社だって利益に貢献することが、
組織の中で成功する大前提ですが、
銀行の場合は、他の業種と違って、顧客メリットにならないことをしても、
他の業種のように、即顧客から支持されなくなるような危機感を持っていないので、
多少顧客に無理を言っても、融資と言う強力な武器があるお陰で、
訳の分からない金融商品だって押し付け販売ができるわけです。
つまり航空会社として、
必要不可欠な安全とか、顧客獲得に必要なサービスや利便性などについての細やかな配慮を、
本当に理解する銀行員が、JALの担当にいる可能性はかなり低いと思うのです。
ただ数字だけ見て、黒字になればOKで、
赤字なら追加リストラ策なんて、
この記事を読んだだけでも、銀行の馬鹿さ加減が予想され、恐怖心を持つのです。
本当に私はすごく、今のJALに危機感を持っています。
こんな綱渡り経営をするくらいなら、
一旦法的整理をして、再出発をして、優秀な経営者に経営を託し、
安全でしかもサービスの良い航空会社として再出発した方が、
何も分からない銀行なんかに管理されてるよりも、
よほど再建は早いと思います。
もちろん追加融資した銀行にとって見れば、債権放棄なんかとんでもないと言うと思いますが、
そもそも、最近のJALに追加融資に応じたこと自体、
銀行の経営判断が間違っていると私は思っています。
今の銀行なら公的資金を注入しなくても、
JALへの債権位は償却可能と思うので、
私たち利用客にとって見れば、
航空会社の経営に対してど素人の銀行に、
ごちゃごちゃ言われるような状況のJALは危険極まりないので、
はやく抜本的な再出発をJALには望みたくなります。
考えすぎで極端かもしれないけれど、
事故が起きた後、エキスポランドのように、
実は部品の交換をしていませんでしたなんて言われても、
一旦事故があったら、生き返ることはできないのだから、
銀行管理下のJALなんて私は社会悪とさえ思っています。
今元気なANAだって、JALがおかしくなれば、良いことはありません。
ライバルがいない業界なんて、ろくなことはありません。
ANAは世界のエアラインと競争するからJALの存在は不要なんて言うかもしれないけれど、
日本の場合は国内線も実質上、JALとANAの2社しかないのだから、
顧客にとってみれば、2社が拮抗している状況でないと、
運賃は上がるし、サービスは低下するし、困った状態になってしまうと懸念を感じるので、
早くJALが再建することをんでいます。
また、次の今日の日経の記事をお読みください。
全日空、07年度の設備投資最高に・新型15機を導入
全日本空輸は2007年度の設備投資を当初計画から1200億円上積みし、過去最高の3550億円に引き上げる。8割にあたる2860億円を燃費の良い航空機の購入に使うなど、系列ホテルの売却で得た資金を本業に重点投資する。経営再建中の日本航空が今年度投資を前年度比で約2割減らすのと対照的に、4割増額。日航の3倍強の投資額で新鋭機を導入、国際的な航空自由化に備えコスト競争力を強める。
機体の更新費用としても過去最大で、米ボーイングの小型機737シリーズを7機、大型機の同777―300ERを4機など合計15機を購入する。一方で、型式の古い機種など11機を他社への売却などで退役させる。
この記事でも分かるように、今のままだと益々両社の差は開くばかりです。
安全についても、機体の新しいか古いかで、その事故率がまったく違うので、
安全は機体だけの問題ではないとは思いますが、
確率的にはANAの方が安全になるわけですから、
やはり安全な方に顧客は流れますよね。
もう今のままの体制でJALが推移する限り、
よほどANAが馬鹿なことをしない限りは、勝負あったという状況に思えます。
ですからJALの一日でも早い抜本的な再建策が必要と思うのです。
好きな街である札幌、ホノルル、福岡、神戸に行く時、
まあ神戸は新幹線で行くとして、
他の街には、安心してJALが利用できる日が早くくれば良いなと思っています。
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ソフトバンクの携帯
私はドコモの携帯を長年使っています。
しかし、ソフトバンクがホワイトプランなんて言う、
夜中の1時から夜の9時までの間なら、
掛け放題で、定額980円と言う話を、仕事仲間で携帯のコンテンツ制作をしている人から聞き、
大阪人でケチな私は、東京生まれの社長を炊きつけ、
弊社のスタッフはもちろん、
よく電話を掛け合う社外の仕事仲間にも呼びかけて、
ソフトバンクの携帯によるネットワークを構築しました。
なんて言うと、大げさですが、
あなたはどこの携帯を使っていますか?と、
ただ聞きまくって、持ってもらうように、脅してお願いしたまでなのですが・・・。(*゚.゚)ゞ
でも実際使ってみて、何も使用上の問題はないし、非常に満足しているところです。
そして、この間の新聞で、次のような記事を見つけました。
ソフトバンク営業最高益・前期、携帯事業買収が寄与
ソフトバンクが8日発表した2007年3月期の連結決算は、営業利益が前の期の4.4倍の2710億円となり、二期連続で過去最高になった。約2兆円を投じて昨年買収した携帯電話事業が全体の約半分を占め、収益拡大をけん引した。大型買収はまずまずの滑り出しになったが、買収に伴って膨らんだ負債の圧縮など財務改善はこれからだ。
ソフトバンクは昨年4月に英ボーダフォン日本法人を買収した。携帯電話子会社ソフトバンクモバイルの07年3月期の売上高は1兆5600億円、営業利益は1346億円。ボーダフォン時代の06年3月期に比べ、それぞれ6%、76%伸びた。
ボーダフォン時代に比べ大幅増益になったことについて孫正義社長は「バランスよく事業を改善できた」と説明した。新規加入から解約を引いた純増数は07年3月期で70万件弱と1年前の17万弱から大幅に拡大。好採算の第三世代端末比率が全体のほぼ半数に達したことも収益改善に寄与した。
ボーダフォン時代は、正直に言って、ボーダフォンの携帯を持つなんて、
考えたこともありませんでした。
なんか、料金が安いだけで、
イメージも、あくまでも私の感想ですが、
若年層の、たとえば学生とか若い女性が使う携帯と言う印象で、
年寄りの私の偏狭な考え方かもしれませんが、
安物のイメージを持っていたのです。
もちろん、今年のF1の確かマクラーレンのスポンサーでもあるし、
確か時価総額でも、世界30位くらいの会社だから、安物な訳はないのですが、
多分、日本法人の経営戦略が下手くそだったんでしょうか、
こんなイメージを持っていました。
一時は、ドコモの副社長だったか専務だったか、忘れましたが、
FOMAの推進者だった人が、ほとんど次期社長の本命だったのに、
NTTの圧力で、悪代官みたいな、保守的を絵に描いたような風貌の現社長とのレースに敗れて、
ボーダフォンの社長になった時は、
ボーダフォンが伸びるのではないかと思ったときもありましたが、
どうも苦戦したみたいで、シェアも伸びず、
もし、私も携帯のキャリアを変えるのなら、
それはAUで、決してボーダフォンではありませんでした。
しかし、オッサンである私が、
ただコスト削減というか、ケチな性格でやっただけかもしれませんが、
ソフトバンクに変わったら、その低料金プランに目がくらんで、使用することになったのですから、
ソフトバンクのマーケティングは上手いんだと思いました。
私なんかは、携帯でやることと言えば、
電話をするか、メールをするか、写真を撮るか、
時々ニュースや乗り換え案内や天気予報を、
そして阪神タイガースの途中経過を確認するぐらいで、
音楽を聴いたり、テレビを観たり、ゲームなんかは、
バッテリーがすぐになくなるような気がするので使いませんから、
この意味では、ソフトバンクを使ってみて、
まったく問題がないから、
ボーダフォンはNGと思っていたのは、
私にとっては、根拠のない思い込みだったのかと思います。
携帯のヘビーユーザーの方や、
愛好家と言うか、特殊な使い方をする人のことは分かりませんが、
一般の私のような人にとって見れば、
ドコモ・AU・ソフトバンクのどれを使っても多分あんまり違いはなく、
まして、性能などが今のマーケットシェアほど差があるものではないと思います。
そう考えれば、
発表時点で、少しトラブルがあったみたいですが、
ソフトバンクのマーケティングは上手かったですよね。
さすがにヤフーBBの時の営業手法は街を歩いていて、
うるさいのでムカつきましたが、
携帯電話に関してはやるなと思いました。
実際私も、ドコモとソフトバンクを併用してみて、
初めて、差がないことが分かったので、
どちらか一つにしようと思った場合、
利用料金が安ければ、安い方が良いのに決まっていますから、
私だって、ドコモをやめてソフトバンクにする可能盛大です。
と言うことは、ソフトバンクのマーケティング戦略の一つは、
携帯市場は成熟した市場ですから、携帯を持っていない新規の開拓よりも、
携帯の使用料金が高いと思っている顧客に、
まずは定額プランのようなサービスで、ともかく使わせてみて、
結果として、他のキャリアからシェアを奪うのが基本戦略の一つなんだと思います。
私のような他のキャリアと併用型の顧客も取り込めますよね。
こんなことを書くと、携帯愛好家のような人が、
実際は安くはないと反論するかもしれないけれど、
携帯を使用する大多数は、携帯の細かなことに、いちいち真剣に調べるような暇な人は少ないので、
シンプルに使用料金が低コストだと言うイメージを売った、
ソフトバンクのマーケティングを私はかなり評価しています。
よほどつながり難くなるようなトラブルが起きない限り、
もっと伸びると思います。
ソフトバンクもいろいろ言われた会社ですが、
何はともあれ、ここまできたのは大したものだと感心してしまいます。
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