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銀座の百貨店は難しい  大丸松坂屋グループ

5月26日


以前このブログでも取り上げた、
百貨店の大丸と松坂屋の経営統合の話の続きです。
 
少し長い記事ですが、まずはご一読ください。
経営統合:大丸と松坂屋 本社は銀座、首都圏戦略を強化

 24日、経営統合を正式に決めた大丸と松坂屋ホールディングス(HD)は、共同持ち株会社「J・フロントリテイリング」を設立し、連結売上高で国内最大、営業利益でも有数の百貨店グループを9月に発足させる。共同持ち株会社は本社を東京・銀座に置き、首都圏戦略を強化するが、背景には、人口減による消費市場の縮小の中、最大のマーケットであり情報も集中する首都圏の攻略が、生き残りの条件だとの判断がある。

 「大丸や松坂屋は、全国区と見られていない。首都圏をどう攻略するかが、(両百貨店)共通の課題だ」

 この日、大阪市内で開かれた大丸の株主総会で、持ち株会社の本社を東京・銀座に置く理由を、社長兼最高経営責任者に就く奥田務会長は強調した。

 大丸は東京駅八重洲口、松坂屋は銀座や横浜などに店舗を構えるが、それぞれ関西と名古屋を中心に資金や人材などの経営資源を投入してきた。今回の統合は、ともに人口が集中する首都圏進出の機会をうかがっていた点で一致している。

 売上高を伸ばすには消費人口の流入がある首都圏進出が避けられない。大丸幹部は「首都圏での経営基盤強化が必要不可欠。それには、百貨店というスタイルにこだわらない」と話す。大丸は、3月15日に首都圏で最大級となる横浜市の郊外型ショッピングセンターに食料品店「大丸ららぽーと横浜」を開業。百貨店由来の“デパ地下”にスーパーマーケットの要素を取り入れた新しい試みだ。

 百貨店業界では現在、再編が進みつつある。有名ブランドを集め、店舗経営をテナント任せにしたきたことが凋落(ちょうらく)のきっかけとなり、商業中心地に代わって郊外型大型店舗が消費者の支持を集めるようになったことも百貨店への依存度低下につながった。流通業の頂点に位置づけられてきた時代は去って久しい。

 再編劇は、03年6月にそごうと西武百貨店を傘とする持ち株会社のミレニアムリテイリンググループが発足したことで始まり、阪急百貨店と阪神百貨店の統合による「エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング」、今回の「J・フロントリテイリング」と続いてきた。再編劇はさらに、ミレニアムが昨年6月、セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社となるなど、百貨店業界にとどまらず業態を超えて広がりつつある。

 しかし一方で、地元のにぎわいを生み出してきたのも百貨店だ。大丸と松坂屋の株主総会では、本社を東京に移すことへの意見が相次ぎ、長期保有の株主からは不安も聞かれた。大阪では、企業が本社を東京など首都圏に移す動きに依然歯止めがかからない。大丸の70代の男性株主は「商都・大阪をけん引してきた大丸までもが東京の経済圏に移ってしまうとは……」と残念そうだった。

 

今度の合併は、対等合併のようですが、

明らかに規模、収益力とも上位の大丸が松坂屋を吸収合併する構図と私は思っています。

 

東京に住んでいると、大丸は記事にもあるように、

イマイチ、マイナーな存在で、この秋に新しい店舗に移転するので、

その後は、どのような印象の店になるか分かりませんが、

今は東京駅にある一ターミナルデパートの域を超えるものではありません。

 

東京に住んでいる人で、

わざわざ買い物に行く百貨店はどこ?という質問に、

大丸と答える人は、かなり少数派で、

へそ曲がりか、関西に長く住んでいて、外商取引があるくらいの愛好家でないと、

いなんじゃないかと思えるくらいの存在です。

 

しかし、大丸は私の好きな街の神戸編の時にも書いたように、

神戸の大丸は非常に良い店舗ですし、

最近は行っていないから分かりませんが、

大阪心斎橋の店舗も、子供の時の遊び場でした。(^ε^)

かなり昔になりますが、面積は小さいのに、

日本一売上の店舗になったこともあるくらい、

なかなか賑わいのある良い店舗です。

 

さらには福岡の博多大丸や札幌店も良い店で、

こう考えると、

大丸は東京の店舗だけが、

目立たない、ストーリー性も、ファッション性も、ワクワク感も感じられない、

店舗になっていると言えます。

どうやら、大丸は地方都市の地域一番店の店舗を持つことで高い収益を誇り、

発展してきたのだと思います。

 

実は大丸は、特に東京の方はご存じないと言うか、実感が湧かないと思うのですが、

収益力は業界でも最高レベルですし、

確か売上高も前期の決算では三越を抜いて、業界第3位になったのではないかと思います。

 

ですから、記事の中で、大丸の奥田会長が、

大丸は全国区と見られていないという談話は本当に正しい認識で、

吸収する松坂屋も、はっきり行って地方百貨店の域を超えるとは言いがたい百貨店だから、

忌憚なく行って、東京に住んでいる者にとっては、

地方百貨店の合併か、ぐらいで、まったく興味が湧かないし、

このニュース自体知らない人も多いのではないでしょうか。

 

だから、日本で一番売上のある百貨店になると言われても、

ピンと来る人が非常に少ないんじゃないかと思います。

 

だから銀座に本社を置く気持ちは十分に分かります。

また銀座には松坂屋の店舗があって、

今は本当にさえない店舗ですが、

そうそう百貨店の開発できる場所はないから、

この店舗の再開発をまず、大丸松坂屋グループのシンボル的な店舗として、

首都圏攻略の戦略拠点に考えているんじゃないかと思います。

だから、この店舗の成功か否かで、

全国区の百貨店になれるかどうかが決まると言っても過言ではないと思います。

 

しかしながら、銀座の街に良い百貨店ができることは大歓迎なのですが、

銀座の百貨店というのは実は成功しやすそうな立地に見えて、

非常に難しいところのようです。

どの店舗も店舗面積が小さいと言うことが多分一番大きな理由で、

現在ある、銀座の三越も松屋も、もちろん松坂屋も、

店舗面積が小さく、中途半端な品揃えで、

百貨店の店舗としては非常に魅力に欠け、

地方百貨店的なイメージの店舗になっています。 

だから三越は確か店舗面識をかなり拡大するような計画を持っているようです。

 

さらに、百貨店にとって銀座は独特の難しさがあると思います。

確かに、銀座は一等地なので、購買意欲高く、客単価が高額な顧客がいっぱいいます。

でもこのような顧客は、銀座のデパートで、高額な商品は買わないんですね。


なぜなら百貨店が得意とする、高級ブランドや宝飾品などは、

百貨店よりも、もっと専門的かつ高級イメージをもつ専門店がいっぱい銀座にはありますし、

飲食店も百貨店より遥かにブランドイメージの高い店が、

あっちこっちにあるからです。

 

だから、銀座の百貨店にわざわざ、たとえばスーツを買いに行くとか、

宝飾品を買いに行くとか、

今は死語になっているのかもしれませんが、

いわゆる買回り品的な買い物をする人は少なく、

どちらかと言えば地方の観光客のような人が、

原宿の竹下通りで買い物するのと同様、みやげ物的な買い物をするところになっているような気がします。

また飲食も、、

私が松坂屋にとんかつを40年来食べに通っているような感じか、

銀座三越のデパ地下のどこの店のケーキをとか、

松屋の甘味屋で休憩とか、

銀座の他の専門店に買い物に来た時とか、商用で来たときのついでに、

ちょっと軽く利用するような顧客が多いと思います。

 

本当に銀座は難物で、

もう少し銀座の独特な特徴を続けると、

 

街自体がそれこそ、大きな百貨店のようになっていて、

街自体の情報発信力や存在感がとても大きいから、

よほど工夫した店作りをしないと、街に負けてしまいます。

 

この点については、海外ブランド店を考えると理解しやすいと思うのですが、

たとえば銀座以外の街を考えると、

百貨店の中にあるグッチやヴィトンの店舗は、

その街で、そのブランドのオンリーワンショップになって、

もちろん地域一番店となって、集客力もあり、

百貨店の1階の顔とも言うべき場所に配置したり、

高級ブランドを集めた特選街のようなフロアが、

百貨店の魅力の大きな要因となっていますが、

こと銀座に限っては、百貨店の店舗よりも数倍も広く、品揃えも豊富な店舗、

それも日本の本店的な店舗があっちこっちにあるため、

ブランドさえ揃えればOKのような、簡単な店作りができません。

 

たとえば、高級メンズのゼニアなんか、

松屋にも店舗がありますが、

まったく存在感がなく、ここで買う人は、やはり奇特で、

よほど店員と親しいとか、松屋の関係者とか、外商取引のあるような人しか買わないと思います。

海外ブランドの店舗が集積している銀座5丁目に旗艦店舗があるし、

つい最近は、銀座と隣接する丸の内に、銀座店よりも広い店舗ができたので、

大丸、松坂屋の銀座の新店舗にゼニアを入れても、

本店的な店をしのぐような店舗にしないと売れないし集客もできません。

しかし実際問題として、これは難しく、

銀座は海外の高級ブランドにとっても日本の顔と言うべき場所なので、

それぞれのブランドが社運をかけて旗艦店舗を展開していて、

百貨店としては海外ブランド中心の店作りをしようとしても、

魅力ある店舗にならないのです。

だから、銀座の百貨店の店作りは非常に難しいのではないかと思います。

  

それこそ店舗全体を高感度なセレクトショップ的な感じにするほかないかと、

私なんか思いますが、

これは伊勢丹ならできそうですが、松屋が関係の深い伊勢丹になり、銀座伊勢丹になったら脅威だと思います。

大丸や松坂屋には、そこまでのノウハウも人材もないと思うので、

銀座店を大丸松坂屋グループのシンボル的な店舗にするのは良いけれど、

並大抵のことではないので、まさにお手並み拝見と思っています。

 

大丸も松坂屋も、地方都市での地域一番店的な店作りで成功してきた百貨店なので、

忌憚なく言って、首都圏での成功はかなり難しいのではないでしょうか。

 

百貨店のブランドイメージは、何十年と言う期間が必要だと思うので、

ただ銀座の松坂屋の店舗を再開発したとしても、

確かにその存在の宣伝効果は多少あるでしょうが、

このグループが全国区になるシンボル的店舗となるのは、やはり????ですね。

 

だから、私は今回の合併で日本一の売上の百貨店になるといっても、

それは一時的なことで、

このグループは、日本の百貨店業界の中心にはならないようと思っていて、

別に若い頃高島屋に勤務していたから贔屓をするのではありませんが、

早晩、売上では高島屋が1位になるか、 高島屋と三越の経営統合なんてあり得るんじゃないでしょうか・・・・

どこかと経営統合をした伊勢丹グループが1位になうような気がしてなりません。

東急百貨店や阪急阪神百貨店グループと経営統合したらすごい会社になるな・・・・

 

悪いけど、大丸松坂屋グループが業界を代表する会社にはなりえないと思っています。

セブン&アイホールディングスに入った、そごう西武のミレニアムリテイリングも

百貨店のリーディングカンパニーとしての発展はしないな・・・


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みずほ銀行は良い銀行なのに・・・・

5月25日

常日頃お付き合いをする中で、

いろいろな見方があるでしょうが、

私はメガバンクの中で、みずほ銀行が一番バランスの取れた考えを持つ、

良い銀行と言う印象を持っています。

 

確かに、三井住友と比較すると、

案件に対する審査については、慎重で、

弊社の立場からすると物足りない気もしますが、

唯一、消費者金融の会社と距離を置いたメガバンクでもあるし、

バーターで金融商品を買わせる様なこともしないし、

一番銀行らしい銀行と言う印象を持っています。

 

事実、このような見方を学生もするのか、

人気就職先の首位に始めてなったと言う記事がありました。

 

来春の人気就職先、みずほFGが初の首位・リクルート

 リクルートが12日まとめた2008年春卒業予定の大学生の就職人気企業ランキングで、みずほフィナンシャルグループが初の1位になった。昨年6位だった三菱東京UFJ銀行が3位に入るなど、大量採用を続ける金融機関の積極姿勢が人気を集めた。

 同調査で金融機関がトップになるのは1994年春卒業予定学生対象の調査での三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)以来14年ぶり。バブル崩壊後の採用抑制で人材不足が深刻な銀行は1000人規模の新卒採用を実施。学生の多くが「門戸が広がった」と感じているという。上位20位内に5つの金融機関が入った。

 金融機関以外ではデジタル家電が好調な松下電器産業が10位に躍進。キヤノンも18位へ順位を上げた。半面、ソニーが29位から35位、日産自動車が17位から37位にそれぞれ順位を落とすなど、学生は業績やイメージの変化を敏感に感じ取っているようだ。調査は2月後半にネットで実施。1万4061人から有効回答を得た。

 

学生もなかなか良い勘をしているなと思います。

やはりメガバンクの中では、三井住友が一番人気がないのも、

非常にノルマがきつそうな印象や、

何でもあり的な雰囲気が、一般的な学生には受けないのも理解できるところです。

 

ところが、良い銀行と思っているみずほ銀行も、

やはり、一般常識からは、少し逸脱する意識を持っているようで、

公的資金は返済したかもしれないけれど、

銀行保護のために、低く据え置かれた預金金利の問題などがまだあるのに、

元頭取への退職金の支給を検討始めたというのです。


元頭取3人への退職金、みずほFGが支給検討

 みずほフィナンシャルグループは22日、グループ結成を主導した旧第一勧業、富士、日本興業各行の元頭取(CEO)3氏に退職慰労金を支払う方向で最終調整に入った。2002年の大規模システム障害の責任などを踏まえ、支給を凍結していた。6月末の株主総会の承認を経て決定する見通しだ。

 退職金を支払うのは02年春に退任した第一勧銀の杉田力之氏、富士銀の山本恵朗氏、興銀の西村正雄氏の3元頭取。西村氏は昨夏に死去し、遺族に慰労金を支払う。みずほは昨年7月に公的資金を完済しており、これをきっかけに退職金を払うことにした。首脳は「支払わない理由がなくなった」としている。

  

メガバンクなど銀行は、そのほとんどが巨額赤字のお陰で、まだ納税もしていません。

確か、住友信託が一番に、納税を復活すると言う記事が出たばかりなのに

自民党への献金は再開するは、凍結していた元頭取への退職金は支給するは、

国民的感情を無視しているとしか思えません。

銀行大手決算:住友信託納税再開 「普通の会社」へ一歩 

 減益が目立つとはいえ、大手銀の収益構造は「ノーマルな形に戻ってきた」(奥正之・三井住友銀行頭取)のも事実。格付けの引き上げや行員の給与アップなど、各行は「普通の会社」に戻りつつある。

 米格付け会社ムーディーズは、3大銀を含む邦銀8行の格付けを最上位の「Aaa」(トリプルエー)に次いで高い「Aa」(ダブルエー)に引き上げた。「国際競争のステップを進んだ」(奥頭取)ことを印象づけ、3大銀の海外再進出に弾みをつける。

 業績回復を受け、行員の待遇改善も進む。三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行は07年度のボーナスを前年度比5~10%増とする。新卒採用を増やすところも多い。

 また、住友信託銀行は大手で初めて法人税の納税再開にこぎつけ、「普通の会社」に一足早く復帰した。不良債権処理で過去に生じた税務上の赤字を一掃し、赤字が残っている間は法人税が免除される税務上のルールが適用されなくなったためだ。

 ただ、税務上の赤字が残る他行の納税再開は「あと3、4年かかる」(畔柳信雄・三菱東京UFJ銀行頭取)。「『法人税を払って初めて一人前』と言われればそうかもしれない」(奥頭取)との悩みは続く。

 

当然ながら、凍結していた元頭取に退職金を支払わないと、

今の経営者も退職金を取りにくいのかもしれないけれど、

こんなことをしていたら、せっかくの良いイメージも台無しではないかと思うのです。

 

確かに、メガバンク級の銀行が潰れたら、

社会的な影響が非常に大きかったことは理解できるし、

国民みんなが理解をしたから、

税金(公的資金)を投じて、銀行を保護しても、問題にならなかったのに、

治ったらけろっとして、恩を感じるどころか、忘れてしまうようなことはして欲しくないですね。

 

自分がやばそうになったら、銀行は公器だからと言ってはばからないのに、

公な感情を無視した対応には、再検討の余地があるではないかと思うのですが、

私の偏見でしょうか。

 

そもそも退職金を凍結されている3名の元頭取、

辞めた理由は、合併後のシステム障害の責任を取ったわけで、

決して何らかの功績を花道に退任した訳でもないし、

彼らの経営だけが、巨額の不良債権を持つに至った全責任があるとは言いませんが、

少なくとも、不良債権を持ち、銀行の機能を十分に果たせなくした経営責任の一端はあるはず、

何で今更、退職金を支払うのか、私には理解できません。

 

さらにこんな決して有能であったとは言えない頭取達に、

多分数億円を支払うのだから、

払う銀行も???だけど、

受け取る頭取たちも良い根性していますよね。

 

先の記事の中には、

行員の給与やボーナスアップの記事が書かれていて、

国民感情からすれば、これも問題ではありますが、

でもこの待遇の問題は、良い人材の確保と言う点では、

回り回って、顧客への還元も期待できるから容認できても、

過去の、どちらかと言えば、顧客に迷惑をかけた元頭取への退職金支給となると、

これはやはり論外です。

顧客にとってまったくメリットないですからね。

 

歴代の頭取がそうであったと言うことなのだろうけど、

この部分は日本的経営の悪い部分で、

こんなことをするから、日本的な経営は良くないなんて言われてケチを付けられ、

グローバルスタンダードを押し付けられるような環境を作ってしまうんだと思います。

 

以前みずほ銀行が経営危機になった時、

優先的な地位も利用した暴挙と言われた、

1兆円にも上る増資も、今から考えれば、大ヒットだったわけで、

このような決断をした経営者なのだから、

こんな過去の悪癖のようなことは断固しない。

銀行は公器なんだから、国民的感情は無視できないくらいの、

スパッとした決断をしてくれないですかね。

 


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ドコモのイメージは・・・・

5月24日



少し前の日経の小さな記事ですが、

NTTドコモの中村社長の談話が掲載されていました。

 

何気ない記事でしたので、切り取ることもなく、

日経ネットでも見つからず、

記事を紹介することはできませんが、

ドコモ→AUへ顧客が流れていることに対して、

イメージ先行であって、決してつながりにくいとか、料金が高いとか、

今はサービスの内容で負けてはいないのに、

残念だというようなことが、書いてありました。

 

記事を読んでいただけないので、

ニュアンスが伝えにくいのですが、

私はこのオッサンこそ、NTTドコモがNTTのDNAの悪いところを継承するシンボルではないかと、

失礼ながら、思い、

ドコモ時代に入社した人物に社長を譲った方が、

イメージ的にはAUなどにこれからも追い上げられるなと思ったところです。



 

この社長のことについては、ソフトバンクの孫社長が低料金について発表した時、

悪代官のような風貌と雰囲気で噛み付いたことを、

イメージが悪いので止めたほうが良いと書いたので、読んでいただいた方もいらっしゃると思いますが、

このオッサンどうもドコモを取り巻く顧客の目をよく理解していないように思うのです。

 

私はこの社長に個人的な恨みなど何もありませんが、

一時ドコモのFOMAが非常につながりにくかったことの原因が、

どうもこのオッサンが社長になったことが原因だと疑っているので、

忌憚なく言って、良いイメージを持っていません。 

 

実際はどうか知りませんが、

ドコモ関係にも知人がいるので、

彼らから聞いた話では、

携帯事業に精通し、FOMAを推進してきた人物(津田氏)が本来社長になるはずだったのに、

NTTの強い意向でこの中村氏が社長になったが、

このオッサン特に何か携帯事業について貢献があったのではなく、

NTTの言うことをよく聞く人物だから社長になれたと言うのです。 

 

こんなことを聞いたからかもしれませんが、

その後のFOMAのつながりにくさは、

すべてこの中村氏が社長になったからだと、

私は極端に、この人物に悪印象を持ちすぎているのかもしれませんが、

でも、本来ならダントツだったはずのドコモが、

AUに追い上げられている様子を見ると、

この社長の責任はかなり大きいと思うのです。

 

一方、社長レースに敗れた津田氏も、ボーダフォンの社長に就任するのですが、

特に業績をアップできたわけでもなく、

結局はソフトバンクにボーダフォンは買収されたのですから、

この人物がNTTドコモの社長に就任していたとしても、

どのようになったかは分かりません。 

 

しかし、携帯事業のようなインフラが特に重要な事業では、

本来なら、ダントツにインフラが整っていたNTTドコモが一番有利なはずで、

二番手のAUの方がつながりやすいような状況をつくった事自体、

ものすごい失敗だと思います。

 

これも東京と言う条件下の話かもしれないのですが、

私の周辺で、ドコモからAUに買えた人の数はけっこう多いし、

最近はソフトバンクに変えた人もいますが、

AUやソフトバンクからドコモにキャリアを変えた人を見たことがないのです。

 

きっと携帯に詳しい人なら、

もっと違う見解があるとは思うのですが、

少なくとも私の周りではドコモの一人負け状況になっています。



 

この間ソフトバンクの携帯を持った話を書きましたが、

多分、ドコモが特に料金が高いとか、つながりにくいと言うことは、

一般のユーザーにとって見れば、実際はそんな状況ではないかも知れません。

どちらかと言えば、イメージが保守的とか、古臭いとか、官僚的だとか、

何と言っても電電公社の流れを汲むNTTのイメージからどうしても抜けないのが

一人負けの原因だと私は思うのです。

 

以前は携帯と言えば、実質上NTTしかない時代があり、もちろん、その頃は独占でした。

でもその後、携帯の普及とともに、サービスも進化して、

この分野では、特にAUに追い上げられ、

AUはつながりやすいし、コンテンツも豊富で使いやすいと言うような、

実際はどうか分かりませんが、

少なくともこのようなマイナーなイメージを与えるようになったことは、

決して上手く事業が運んだとは言えません。


その原因は、もともとインフラはダントツだったはずなので、

インフラよりも顧客サービスを考える人材に問題があったと思うのは自然の流れではないでしょうか。

 

この原因については、専門家ではないから、あくまでも推量の範囲を出ませんが、

私はNTTという官僚的な組織に原因があると思うのです。

 

ドコモの知り合いから聞くところでは、

NTTから天下ってくる人は、威張るだけで、

サービス業だと言う意識が希薄で、サービスを理解していないから、

的確な仕事はしないし、何かにつけて現場の声をつぶすことが仕事になっていると言うのです。

これは極端な話としても、

確かに、NTTはドコモと違って、官僚的な電電公社時代を経過してきているので、

ドコモになってから入社した人とは、

タイプも、特徴も、思考回路も違うのは当たり前かもしれません。

 

ですから、ドコモを携帯事業の会社として顧客を向いた方向に発展させようとしても、

必ずNTTから出向している、頭の固い保守的な人たちに邪魔されるのもありえる話だと思います。

 

確証もないことを長く書いても意味がありませんが、

始めに書いた、ドコモの中村社長の記事に戻ると、

AUにイメージで負けていると思うのであれば、

ドコモのイメージを大きく変えて行く必要があるのではないでしょうか。

 

ドコモが屁にも思っていなかったAUやソフトバンクには、

NTTと言う、古臭いイメージの官僚的な組織の存在がないので、

これは刻々変化する顧客のニーズに対応する時、

大きな強みになっていると思います。

官僚的な組織に、すばやい対応を求めても難しいと思うので、

そろそろ、ドコモに入社して育った人を中心に任せる時が来ているのではないかと思うのです。 

独占的な事業に慣れたNTT出身者の中にも、官僚的でない人がいないとは言いませんが、

顧客を向いたサービスなんて、口で言うだけで、骨に隋にしみていない人が多いのは、

その成り立ちから見ても仕方のないことなので、

そろそろ改革をして行かないと、

JALとANAのような逆転が起こるかもしれません。

 

なぜかと言えば、

これだけ資金調達が多様化、ボーダレス化してくると、

もともとのインフラの集積や充実度(規模=総資本)が特に有利ではなくなってくるからです。

顧客の支持を集めて、売上や収益が上がっていくのなら、

このような会社に資金はいくらでも集まるので、

AUやソフトバンクがドコモよりインフラの点で永遠に劣るとは言えなくなってくるからです。

 

むしろ顧客サービスの優劣が問題になってくるので、

この辺りになると、現時点でもドコモが勝っているとは言えないのではないでしょうか。

官僚的な思考しかできない人と、顧客サービスは水と油です。

こんなことが、ドコモのサービスが悪いと言われる原因かもしれません。

 

でもドコモのマーケットシェアは一般的に言えばまだ圧倒的に勝っています。

このような状況の時こそ、サービスの部分を立て直さないと、

大変なことになると私は思っています。

 

中村社長も、ドコモのことが顧客に十分理解されていなくて残念だなんて言わず、

ドコモのイメージを良くし、もっと顧客の支持を集めるようにする必要があると思います。

 

たぶんそれは、NTTからの天下りをまず廃止することだと私は思います。

 

それにしても、本当はこの社長は優秀な人かもしれないけれど、

風貌でかなり損をしていますね。

 

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