ひとまずは良かった 連立拒否の民主党
今晩テレビに「首相、自民党と民主党の連立協議打診」と言う、
テロップが流れた瞬間、私は本当にびっくりしました。。
まずは記事をお読みください。
福田康夫首相(自民党総裁)は2日午後、国会内で民主党の小沢一郎代表と2回目の党首会談を行った。首相は、自民党と民主党の連立協議を打診。連立協議について小沢氏は回答を留保したが、民主党は会談後の役員会で拒否することを決定。小沢氏が電話で首相に「連立はのめない、受諾できない」と伝えた。小沢氏は、自衛隊海外派遣を随時可能とする恒久法制定に前向きな姿勢を表明。首相は、インド洋での海上自衛隊の補給活動を再開するための新テロ対策特別措置法案の今国会成立に向けた協力を改めて要請し、小沢氏は恒久法検討を条件に協力する考えを示した
現在、ご存知のように、衆議院では自公与党が圧倒的多数を占めていますが、
参議院は、この夏の選挙で自公与党が惨敗し、
いわゆる「ねじれ状況」になっています。
このため、福田政権は政治運営がスムーズに行かないので、
今回の首相の連立打診になったと思いますが、
いくらなんでも自公+民主の大連立は困るとは思いませんか?
民主党はこの打診に対して拒否の回答をしたのは言うまでもありませんが、
もしOKという事にでもなっていれば、
議会制民主主義もクソもない状況になっていたと思います。
福田首相は、前安倍首相と比較すれば、普通にまともだと思いますが、
今回の打診については、なぜ?と言いたくなりますね。
戦前、「大政翼賛会」と言う公事結社が存在したそうで、
国粋主義的勢力から社会主義的勢力までをも取り込んだ左右合同の組織があり、
よく反対勢力の存在しない政治状況を語る時に、この言葉は使われます。
正確には、この使い方で良いのかどうかは勉強不足で分かりませんが、
でも、まさにこんな政治状況になってしまうところでした。
ただ、少し見方を変えると、
そもそも自公連立も、それぞれの政治に対する考え方は相当違っていて、
今の福田さんとならまだしも、
小泉さん、とくに安倍さんとはよく政策協定ができたものだと、
今更ながら思います。
多分、憲法や平和や自衛隊の活動などについての考え方は、
まさに水と油ではなかったかと思います。
そう考えれば、むしろ自民党と民主党の連立の方が、
政策協定はしやすいかもしれませんが、
ただ、こんな圧倒的多数の政治状況が生まれることだけは、
大変危険で、考えて欲しくないと思います。
今日も、この点を福田首相は質問され、
もちろんその通りで、その点は気をつけるようにしないといけないと、
かなり論理矛盾するようなことを答えていましたが、
圧倒的多数になるような連立だけは、いくら政治運営が困難な状況になっても、
これはやっぱり禁じ手だと私は思います。
自民党にすれば、政権与党から落ちたくないから、
懸命になって、衆議院の解散を先送りし、
何かの理由で民主党など野党に風が吹かなくなった時を見て、
解散総選挙になるタイミングを計っているのかもしれませんが、
これはかなり無理があるし、本当に国や国民こことを考えれば、
解散までの時間が無駄になってしまうので、
一日も早い解散総選挙が必要ではないかと思います。
本来なら、安倍前首相は参院選の大敗を受けて、
本当は衆議院も解散して民意を問うのが筋ではなかったかと思い、
この時の安倍さんのまずい政治判断が今のこんな状況を作り出しているのだと思います。
少なくとも、民主党との連立を考えるような弱体化した自民党は、
政権担当能力が甚だ怪しい状況になっているし、
そもそも衆院は、小泉さんの郵政解散による選挙結果を反映している訳で、
決して前職の安倍さん、そして現職の福田さんを、
支持する民意が反映されたものではないのだから、
一日も早い解散総選挙が政治の正常化には必要と私は思うのですが、
いかがでしょうか?
少なくとも政治運営が行き詰ったからといって、
安易に民主党との大連立なんかを考えないようにして欲しいと思うのですが・・・・・。
また、よく解散総選挙は政治の空白を作るから良くないと言いますが、
今のねじれ状況自体が、むしろ私は政治の空白と思うので、
私は逆だと思っています。
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不要な新幹線の駅と空港
少し前の記事です。
かなり話題になっていた滋賀県栗東市の新幹線の新駅の建設が中止されることになったそうです。
まずは記事をお読みください。
滋賀県栗東市の新幹線新駅問題を話し合う新駅設置促進協議会(会長・嘉田知事)の総会が28日、大津市で開かれ、建設の中止が正式に決まった。着工済みの大型公共工事が中止されるのは異例。昨年7月の知事選で「建設凍結」を掲げて初当選した嘉田知事は最大の公約を実現させたことになる。今後は、新駅に代わる地域振興策や建設予定地の地権者への補償が課題となる。
地元自治体とJR東海は、今月末までに「建設推進」で自治体がまとまらなければ、建設工事をめぐる協定を終了させることを申し合わせ済み。嘉田知事はこの日の総会で、「地元で合意ができなかった」と報告。期限である31日までに一転して合意が形成される状況にないことを踏まえ、建設計画の白紙を明確にした。
これに対し推進派の国松正一・栗東市長は「中止の当否は後世の判断に委ねるが、今後も推進の姿勢に変わりはない」と述べるにとどめた。
新駅をめぐっては、嘉田知事の当選後、民主党や自民党が凍結容認に方針転換。建設に必要な仮線路工事費にあてるための栗東市の起債も、差し止めを命じた2審判決が19日、最高裁で確定した。
嘉田知事は総会後、「(新駅中止という)ひとつの方向が出せたことは、県民の思いが遂げられたと思っている。今後は栗東市と協力して地権者の意見を聞きたい」と話した。
この記事は疲弊する地方にとって、とても大きなことを示していると思います。
確かに地方は公共事業の激減で、疲弊していることは確かですが、
じゃ無駄なものに金を使って良いのかと言う問題に直面しています。
ご存知のように地方に行くと、
確かに、年に1回か2回しか利用されないようなホールや、
ほとんど利用客がいない博物館や観光施設など、
無駄と思えるような箱モノがいっぱいありますが、
最大の無駄と思うのは、利用客の少ない空港と新幹線の駅です。
この公共事業って、確かに地方にお金が流れることは事実で、
雇用を生むことも事実ですが、
流れるお金の割には地方の多くの人たちが潤うようなことはなく、
地方の政治家になっていることが多い土建屋の社長を中心に、
利権を持つ者とその周辺が潤うような形になっています。
もちろん、中央の政官業とも強いパイプで結ばれており、
このお金のバラマキによって選挙の票田を握ってきたのが自民党でしたし、
お金の流れも実に怪しく、
これで儲けている政治家も非常に多いと思います。
こういう背景の中、
無駄な空港と言えば、真っ先に思い浮かぶのが、
佐賀空港と神戸空港と、今建設中の静岡空港です。
そして、無駄な新幹線の駅と言えば、
有名なのは東海道新幹線の岐阜羽島です。
ここは無駄と言うよりは、今はかなり開発がなされたとは言え、
この地域のを地盤とする政治家のごり押しで、
岐阜の中心地から離れた、できた頃は本当に田んぼの中の駅と言う立地の、
利用者にとって非常に不便なところに作られた、
利用者無視の代表的な公共工事であったと思われます。
もちろん裏では、多くの利権が渦巻いていたのは確実でしょうね。
往々にして今までの公共事業は、利用者の利便性まず第一に考えられることはなく、
動機が公共事業に群がる政官業の利益重視になっているから、
いかに上手く国から、より多くのお金をせしめるかが問題でした。
だから本当に頓珍漢な事業ができてしまい、
結果として利用者が極めて少ない空港や駅と言う形で残ってしまうのです。
こんな長年の流れ止めたのが今日の記事の、
滋賀県栗東市の新幹線駅の建設中止なのです。
テレビでも何度も放映されたし、特集の番組もあって、
ご覧なった方も多いと思いますが、
この建設中止を公約に当選した知事と、
知事と対峙する土建屋自身および土建屋の支援を受けた議員、
そして建設推進派の栗東市の市長との対決模様が報じられていました。
見ていて一番感じたのは、利用者の利便性向上などは二の次で、
いかに国から補助される金をいかに取り込むかが重要、
つまり造る事に意義があって、後の利用についてはどうでも良く、
事業計画の数字もまったくのでっち上げとしか思えない様子が、
実に馬鹿馬鹿しくムカついたのを覚えています。
更に悪いのは、利用者が要らないといっている不要なものを造るだけでなく、
そのコストも談合によって非常に高くし、
無駄の上塗りをしているところが悪質です。
この問題点については、ここ数年かなり明らかにされ、
逮捕者も出てかなり正常化してきたと思われます。
このように、二重の大きな無駄を造っていたのが今までの公共事業で、
この事業に流れる金を使って自民党政治も支えてきたし、
この事業に関わる政官業への大きな利益となってきたのです。
ですから、住民が不要と言う声が大きいのに、
強行されている公共事業の裏には必ず大きな利権があると思ってよく、
この長年培われてきた、不正の温床が叩き潰されたことで、
今回の記事の新幹線駅建設中止はとても大きな今後の流れを生む可能性が高く、
非常に評価されるべきことだと思っています。
ただ、ここで注意しなければならないのは、
では地方にお金を流す必要がないかといえばそれは違います。
本当に住民と利用者のメリットを最大限にするような事業を考えることは絶対に必要で、
ここの部分に地方自治の重要性が出てくるのだと思います。
事実、岩手県の北上市や広島県の東広島市などは、
公共事業が成功して企業の進出もあって人口も増えています。
前者は高技術の集積都市を目指し、後者は国際学術研究都市を目指した結果が、
今の発展につながっています。
今までの無駄な箱モノや空港や駅などへの投資ではなく、
このような住民や利用者の利便性やメリットを考えた公共事業は大いにするべきで、
決して公共事業は悪で不要と言うことではありません。
公共事業が上手く行くかどうかは、
地方行政の経営能力が問われるところで、
首長の経営手腕がとても重要になってくると思われます。
自分が経営する土建屋のことや、お仲間のことしか頭にない首長などを当選させることは、
地域の発展を大きく阻害して、夕張市のようなことにもなるので、
選挙に対する住民の意識もとても大切になってくると思います。
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借入金ゼロの会社は融資を受けにくい
金融機関からの借入金がゼロの会社は、
借金がないのだから、融資が受けやすいかと言えば、
実はそうではありません。
もちろん、銀行からの融資が受けにくかった設立2年のケースや、
収益力も高く、資本金と内部留保で資金が潤沢と思われるケースは別にして、
会社の状況から見て、それほど資金が潤沢とは言えないのに、
金融機関からの借入が全く無いような場合、
銀行もそうですが私も、
借入をしないのではなく、したくてもできないんじゃないかという疑念を持ってしまいます。
このような場合の融資が受けれなかった原因は、
財務内容が明らかに悪いような場合なら当たり前ですが、
そこそこの財務内容で売上もそこそこあり、
しかし、資金需要もありそうなのに、金融機関からの借入がゼロと言う場合、
これはほとんどの場合、
会社、代表者、役員の属性の問題に原因があることが多いですね。
私なんかも、最初に財務諸表を拝見した時、
代表者や知り合いと思われる個人や、
金融機関とは思えない会社からの借入があるのに、
金融機関からの借入がゼロと言うケースでは、
必ず代表者や役員の過去に金融トラブルがなかったかどうか、
まずは聞くようにしています。
そして、このようなケースの90%くらいは、
過去に、たとえば代表者が以前経営していた会社で保証協会から代位弁済を受けていたとか、
会社を過去に倒産させていたとか、
銀行と金融トラブルがあって争ったことがあるとか、
代表者が個人的に多重債務者であるとか、
内容はいろいろですが、何らかの金融トラブルを持っていることがほとんどです。
これが原因で融資が受けれなかった訳ですから、このようなケースでは、
障害になっている要因を取り除く以外に、新たに融資を受けることは難しく、
このような状況の場合は速やかに代表者を変更するとか、
問題の役員退任させる以外に方法はありません。
しかしそうでなく、本当に何の障害もないのに借入をしてこなかった会社も時々あり、
このような会社の社長に今日はお話をしたかったのです。
まだ内容は読んでいないので私の言いたいことと著者の良いたいことが違うかも知れませんが、
次の本のタイトルは私が言いたいことをドンピシャで現しています。
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多分、借りれるのに金融機関からの借入のない会社は、
その理由は様々でしょうが、
ともかく手持ちの資金だけで十分だったのだと思います。
でも、借金の必要がなくても、
将来を考えた時、いずれ銀行などからの借入が必要になると思う時は、
本当に必要になった時になって初めて借入を金融機関に打診するのではなく、
十分余裕があり、言ってみれば借金の必要がない時に、
金融機関からの借入をスタートして置くことが必要なのです。
それは、もちろん今日のタイトルのように、
いざ借入れようと思った時に銀行に打診すると、
この会社、過去に何かトラブルがあって、
どこの金融機関も資金を出していないんじゃないかと言う、
謂れのない余計な疑念を持たれ、必要以上の詮索をされることだけではなく、
何よりも、会社が資金を借入れる必要があると言う時は、
会社にとって一番金融機関に対して立場が弱い時でもあるのです。
それはそうですよね。
どうしても近々に資金が必要となると、
多少の厳しい融資条件でも飲まないといけなくなるし、
第一、新規取引先への金融機関の対応は、
時期によっても違いますが、
少なくとも既存取引先への対応よりは数段冷たいのは当たり前で、
特に今のような金融が締まっている時期だと、
借入自体、できないことだって十分にあります。
ですから、資金が不要な時に借りるのですから、
一見、財務内容も悪くはなるし、支払い金利など無駄なように見えますが、
余裕を扱ける時に金融機関と交渉して、
まずは取引実績を作っておくことが大切なのです。
余裕のある時だと、融資条件が厳しい時は蹴る事もできるし、
交渉する金融機関だって、馬鹿じゃないから、
顧客の余裕具合は分かるから、条件も必然的に良くなりものです。
この無駄と思われる調達コストは、いざ資金が本当に必要という時のための、
必要経費と思っていただきたいのです。
私なんか他人様の資金調達のお手伝いをしているので、良く体験しますが、
銀行など金融機関と言うのは、お初を嫌う傾向が明確にあるようで、
たとえば金融機関からの借入のない会社の場合、
なぜ他行からの借入がないんでしょうかと聞かれることが本当に多いですね。
逆に他の一流どこが融資をしている会社だと、
もちろんその件数と額が多すぎるのは困るのですが、
適正な件数と額なら、間違いなく行員は安心するみたいですね。
こんなことからも、銀行取引は必要のない時に、
小額でも良いから、銀行等金融機関と始めておくのが重要です。
無借金経営=優良会社と言うことに間違いはありませんが、
それは中堅以上の会社に言えることで、
中小企業の場合は、無借金経営=優良会社で借入がしやすいとは、
一概にならないんだと言うことをご認識いただきたいと思います。
最後に一つ確認して頂きたいのは、
融資を受けた時、必ず自己資本比率がどうなっているかはチェックして欲しいのです。
借入をして自己資本比率が10%を割るような場合は、
必ず割らないように資本の部を厚くする様にしておいて欲しいのです。
蛇足ですが、念のために・・・・。
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