思うように資金調達ができない方へ -2146ページ目

融資を受けにくい会社

11月29日

私どもに相談に来られる会社は、

当然ながら自社でやって上手く行かないから相談に見える訳ですが、

それにしても、わざわざ融資を困難にするようなことを自らやっている方,多いですね。


もちろん融資は財務内容が悪くて、

たとえば資本の部がマイナスになっている債務超過状況であれば、

ほとんど融資を受けることはできません。

そこまで悪くはないけれど、特に良くもないような会社の場合は、

財務内容もさることながら、会社の他の状況がけっこう大切になってきます。


金融機関が求めることの一つに、会社の透明性があります。

具体的に言えば、まずはお金の透明性。

つまり、お金の流れが明確で使途不明金があったり、

代表者の公私混同がないかどうか、

あるいは本業とは関係のないことにお金を使っていないかどうか。

 

それから、代表者は本当の意味で会社を代表しているのかどうか。

つまり雇われ社長ではないか、あるいは見せかけのお飾りの社長ではないか?

言い換えれば会社の株式を所有するオーナーであるかどうか。

 

また、事業内容が明確かどうか。

会社謄本の事業内容とまったく違う事業をやっていないかどうか。

もっと言えば、何をしている会社か良く分からないとか、

反社会的な商売に手を染めていないかどうかなどなど。

 

代表者の金融履歴以外でも、様々なポイントを見ているようです。

 

つまり、金融機関はいくらビジネスローンが中心になり決算書の内容を重視とは言え、

財務内容と会社、代表者の属性以外にも、

シンプルで分かりやすい会社かどうか、つまり透明性がある会社かどうかを見ます。

 

そんな中、今日来た案件は、

8期目の会社ですが、前期になって急に決算月を変更しているのです。

これは株主総会の特別決議でできるので、

中小企業の場合はほとんどフリーハンドで可能です。

 

決算月の変更をなぜするかといえば、その大半は節税が目的です。

だから税理士もすすめることがあるようですが、

大して良くない財務内容の会社は、融資を受けるつもりであるのなら、

できるだけ避けて欲しいことですね。


数多くの会社を見てきましたが、優良会社で決算月を変更しているような会社は見たことないですね。

忌憚なく言って、大したことのない会社に限って、姑息なことしているのは面白いですよ。

こんなことに知恵を回すぐらいなら、本業にもっと熱心になれば良いのにと思います。

  

ここでご理解いただきたいのは、

融資を受けることと節税は往々にして相反することが多く、

節税に熱心な会社=融資が受けにくい会社と理解して欲しいと思います。

言い換えれば、金融機関受けする会社は、

儲けた分、納税も積極的な会社であると理解してもらって良いと思います。

 

それから、時々あるのは、頻繁に修正申告している会社。

頻繁に修正申告している会社の決算書って、私だって信頼性にかけると思うから、

金融機関だって、何か怪しいと感じて当然だと思います。

 

さらには、頻繁に代表取締役が変わっている会社です。

当然代表者が変更されるのには理由があるはず。

でも、3年間で3回も4回も代表者が変更されるのは、

普通に考えてもあまりないことです。

普通でないこと=懸念材料と金融機関は考えがちなので、

少なくとも新規取引で融資を受けようとするのなら、

直前1年間ぐらいは代表者の変更は避けた方が良いと思います。

 

それから、頻繁に本社や主たる事務所が転々と変わっているのも、

前向きで明確な理由があればともかく、そうでない場合は、

融資を受けるという点から言えば決して良いことではありません。

融資をした後、遠いところなどに移動されるのは、

金融機関にとっては歓迎するはずがありません。

 

いずれにしても、金融機関はシンプルで分かりやすく、

かつ財務内容の良い会社が好きです。

これからしばらくは中小企業にとって厳しい状況が続くと思います。

財務内容はもちろんですが、

今日書いたようなこともけっこう金融機関は見ているので、

気をつけて頂くと良いと思います。

 

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体調不良につき更新を休みます

11月28日

長引く風邪を治すため、今日は更新をお休みにさせていただきます。

確実に治ってきたと実感してるのですが、

なかなか熱が下がらず、鼻も調子が悪いので、参っています。

何よりも声が出しにくいので商売上がったりです。

 

なかなか風邪が完治しない。

こんなところは、認めたくないけど、やはり年齢かなと思わざるを得ないですね。


私の場合、子供がいないこと。超能天気な性格であることなどなどで、

来年還暦なんてまったく実感していませんし、

まだまだ夢も野望もまったく捨てていません。

 

別に特に体力が落ちたとも思わないし、

集中力なんて返って増してきているように感じていますが、

でも風邪が長引く。なかなか治らない。

こんなところは年齢なんでしょうね。

 

今まで、若さに嫉妬すると言うことを本当に感じたことがありませんでしたが、

これから1年1年、時々感じるようになるのかもしれないと思っています。

 

自分の人生にとって、今が一番若いのですから、

老けたことを考えても仕方ありませんが、

でも、時間は有限だと近頃時々実感することがあります。

 

特に事業をしてると感じますよね。

それなりに、事業計画なんて考えた時、

5カ年計画の5年先は64歳! まだまだ元気だよとは思うものの、

10カ年計画の10年先は69歳!こりゃ、どう考えても青年とは言えません。

壮年とも言えない年齢ですから、

本当に現役で頑張れるのはそれほど時間は残されていないことになります。


手帳は時間軸を意識できるから、

夢を実現する最良の道具と言われますが、

逆にあまりにもリアルに実年齢を感じてしまうのも事実だから、

夢が小さく現実的になりすぎることに、

気をつけないといけないと思うようになりましたね。

 

せっかくの楽しい年末。

皆様も健康にはくれぐれも気を付けてくださいね。

 



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意外な分野で頑張る三菱東京UFJ銀行

11月27日

今日の話題は特定分野の方に参考になるニッチな話題かもしれません。

 

かなり前に、産業廃棄物関連の会社へのファイナンスは難しいと書いた記憶がありますが、

最近は一概に言えず、意外な銀行がこの分野で頑張っています。

 

産業廃棄物関連の会社と言っても、

流通の位置付けでその性格がかなり違っています。

 

大きく分けて、産業廃棄物を集める部分・中間処理の部分・最終処理の部分の3つに、

分けることができます。

 

この中で、忌憚のない書き方になりますが、

集める部分については、過去のイメージどおり、反社会的な組織などにつながっていたりして、

この分野に対するファイナンスは、以前と変わらず難しいようですが、

中間処理から後、特に最終処理の部分については、

旧態依然のイメージと異なり、

最近は、強面の関連することもなく、あってもこの部分を徹底することで、

メガバンク、中でも三菱東京UFJ銀行はかなり熱心にファイナンスをするようです。

たとえば、50億円の投資案件がある場合、

10%の5億円をエクイティ(出資)をすることができれば、

残りの45億はファイナンスが可能となるようなスキームでかなり頑張っているようです。

 

2番手はみずほ銀行で、3番手が三井住友銀行で、

珍しくと言っては悪いのですが、イマイチ何をするにしても慎重な三菱東京UFJ銀行が、

圧倒的に先行しています。

 

特に産廃の最終処理と言う括りではないのですが、

環境ビジネス関連と言うカテゴリーでは、

その融資残も6000億円を超え、目標は1兆円とのこと。

意外なところで頑張っているのだと私も驚いた次第です。

 

このように最終処理の土地取得などの投資において、

その資金計画に頭を悩まされているような場合は、

具体的にご相談いただければ、

提携する公認会計士や専門分野のコンサルなどと連携して、

ご支援可能ですので、お気軽に照会いただければと思います。

 

今日は非常にニッチな専門分野の話題になりましたが、

不動産、パチンコ、建設業などへのファイナンスが、

メチャクチャ難しくなってきた今でも、

銀行も貸さなければ商売にならないので、

分野によっては積極的になっていると言う話題でした。

 

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