融資を受けにくい会社 | 思うように資金調達ができない方へ

融資を受けにくい会社

11月29日

私どもに相談に来られる会社は、

当然ながら自社でやって上手く行かないから相談に見える訳ですが、

それにしても、わざわざ融資を困難にするようなことを自らやっている方,多いですね。


もちろん融資は財務内容が悪くて、

たとえば資本の部がマイナスになっている債務超過状況であれば、

ほとんど融資を受けることはできません。

そこまで悪くはないけれど、特に良くもないような会社の場合は、

財務内容もさることながら、会社の他の状況がけっこう大切になってきます。


金融機関が求めることの一つに、会社の透明性があります。

具体的に言えば、まずはお金の透明性。

つまり、お金の流れが明確で使途不明金があったり、

代表者の公私混同がないかどうか、

あるいは本業とは関係のないことにお金を使っていないかどうか。

 

それから、代表者は本当の意味で会社を代表しているのかどうか。

つまり雇われ社長ではないか、あるいは見せかけのお飾りの社長ではないか?

言い換えれば会社の株式を所有するオーナーであるかどうか。

 

また、事業内容が明確かどうか。

会社謄本の事業内容とまったく違う事業をやっていないかどうか。

もっと言えば、何をしている会社か良く分からないとか、

反社会的な商売に手を染めていないかどうかなどなど。

 

代表者の金融履歴以外でも、様々なポイントを見ているようです。

 

つまり、金融機関はいくらビジネスローンが中心になり決算書の内容を重視とは言え、

財務内容と会社、代表者の属性以外にも、

シンプルで分かりやすい会社かどうか、つまり透明性がある会社かどうかを見ます。

 

そんな中、今日来た案件は、

8期目の会社ですが、前期になって急に決算月を変更しているのです。

これは株主総会の特別決議でできるので、

中小企業の場合はほとんどフリーハンドで可能です。

 

決算月の変更をなぜするかといえば、その大半は節税が目的です。

だから税理士もすすめることがあるようですが、

大して良くない財務内容の会社は、融資を受けるつもりであるのなら、

できるだけ避けて欲しいことですね。


数多くの会社を見てきましたが、優良会社で決算月を変更しているような会社は見たことないですね。

忌憚なく言って、大したことのない会社に限って、姑息なことしているのは面白いですよ。

こんなことに知恵を回すぐらいなら、本業にもっと熱心になれば良いのにと思います。

  

ここでご理解いただきたいのは、

融資を受けることと節税は往々にして相反することが多く、

節税に熱心な会社=融資が受けにくい会社と理解して欲しいと思います。

言い換えれば、金融機関受けする会社は、

儲けた分、納税も積極的な会社であると理解してもらって良いと思います。

 

それから、時々あるのは、頻繁に修正申告している会社。

頻繁に修正申告している会社の決算書って、私だって信頼性にかけると思うから、

金融機関だって、何か怪しいと感じて当然だと思います。

 

さらには、頻繁に代表取締役が変わっている会社です。

当然代表者が変更されるのには理由があるはず。

でも、3年間で3回も4回も代表者が変更されるのは、

普通に考えてもあまりないことです。

普通でないこと=懸念材料と金融機関は考えがちなので、

少なくとも新規取引で融資を受けようとするのなら、

直前1年間ぐらいは代表者の変更は避けた方が良いと思います。

 

それから、頻繁に本社や主たる事務所が転々と変わっているのも、

前向きで明確な理由があればともかく、そうでない場合は、

融資を受けるという点から言えば決して良いことではありません。

融資をした後、遠いところなどに移動されるのは、

金融機関にとっては歓迎するはずがありません。

 

いずれにしても、金融機関はシンプルで分かりやすく、

かつ財務内容の良い会社が好きです。

これからしばらくは中小企業にとって厳しい状況が続くと思います。

財務内容はもちろんですが、

今日書いたようなこともけっこう金融機関は見ているので、

気をつけて頂くと良いと思います。

 

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