最近めったとない百貨店の明るめ目の話
11月15日
大阪の元そごう本店が、大丸に売却され、大丸心斎橋店の北館としてオープンされました。
最近の百貨店の話題は、売れないとか、赤字だとか、弊店だとか暗い話ばかりでしたが、
まだ結果が出たわけではありませんが、最近の百貨店の話題としては明るい話ですね。
おまけに開店した当日は朝から行列ができたとか、まあ結局のところ割安感のある掘り出し物狙いのことだと思いますが、
景気の良い話で嬉しいですね。
この大丸の北館としてオープンした建物は、ご存知のようにそごうの元本店で、一度そごうが破綻した後閉館されたのですが、
そごうがセブン&アイのグループとして再建した後、そごうの象徴として新築された店舗です。
そして、以前も書きましたが、私の故郷は、このそごうや大丸に程近い旧名鰻谷、現在は西心斎橋と言う地名のところですから、
昔のそごうと大丸は故郷の故郷みたいなところで、本当に懐かしいところです。
確かに、隣同士並んでいますが、大丸は良く流行っていましたが、そごうはさっぱりで、
そごうに行って今日は混んでるなと思ったら、大丸の定休日でしたね。
でも、私の子供の頃の感覚では、大好きだった鉄道模型は大丸より、当時のそごうははるかに品揃えが良くて、
ほぼ毎日そごうの鉄道模型売場には入り浸っていましたね。
まあ、マイナーな鉄道模型だけが優位ポイントでは百貨店としては儲からないのは当然ですが、
でも、そんな売れていないそごうでも、感覚よりは後で調べるとけっこうな売上を上げていて、
この売上の秘密は外商の売上が大きかったからだと後で分かりました。
その後ご存知のように大学を出て高島屋に就職した私は、たまたま管理部門に配属され、
百貨店の数字の部分を知ることになるわけですが、
とにもかくにも昭和40年代後半の百貨店といえば三越で、
今は三越の親会社みたいな存在になった伊勢丹と比較すれば、
主力店の、三越日本橋店と伊勢丹新宿店では、
全体の売上高でも、ほとんどの月で三越が勝っていましたが、
なんと言っても、商品券の売上と外商の売上の違いは大きかったと記憶しています。
私が勤めていた高島屋は、ちょうど三越と伊勢丹の中間ぐらいの感じで、
三越と伊勢丹ほどの差はなかったものの、とにかく三越の強さはぴか一でした。
でも、商品券と外商が強いと言う事は、包装紙の価値が高いのであって、つまり贈答が三越の強みであって、
純然たる個人買いは、当時でも伊勢丹のほうがセンスが良いと決して三越が本当に強いわけではなかったのだと思います。
包装紙の価値に胡坐を書いた三越と、個人消費に重きを置いた伊勢丹がその後圧倒的な差がつくのは、ご存知の通りです。
その後、いろんなスキャンダルや放漫経営で三越は弱体化してしまうのですが、
百貨店のビジネスモデルはまだ陳腐化しているわけではないと信じている私ですが、
でも、商品券は良いとして、外商に売上や収益を頼っているところは小売業としては問題だと思いますね。
確かに、外商販売でも小売の延長線上にある取引である場合もありますが、
ややもすると、数字作りに利用されたり、本来の百貨店の商売とは異質な、まるで総合商社のようなものまで販売するようなこともあって、
外商の数字は、確かに百貨店の力ではあるけれど、対面販売による魅力的な売場の力で販売される部分が少ないから、
この部分の売上に頼ることは、百貨店の基本である魅力的な売場と対面サービスが疎かになる傾向があって、
正直、今の三越の不振は、外商販売に頼り、売場作りを軽視したつけが一つの原因ではないかと思います。
本当に今は消費者の懐が寒いし、多種多様な競争相手が百貨店を取り囲んでいるし、難しい経営を余儀なくされるのは理解しますが、
いつまでも、ユニクロの快進撃が続くとは思っていないので、このことは後日詳しく書きたいと思いますが、
多分、日本国内でのユニクロの頂点は今で、完全なオーバーストア現象が始まっている気がします。
まあ、わずか2年弱しか在籍しなかったのですが、百貨店は好きだし、やはり勤務した高島屋には頑張って欲しいと思うので、
今回の大丸の話題が百貨店業界全体の明るいイメージを与えてくれたら良いなと思いました。
大阪の元そごう本店が、大丸に売却され、大丸心斎橋店の北館としてオープンされました。
最近の百貨店の話題は、売れないとか、赤字だとか、弊店だとか暗い話ばかりでしたが、
まだ結果が出たわけではありませんが、最近の百貨店の話題としては明るい話ですね。
おまけに開店した当日は朝から行列ができたとか、まあ結局のところ割安感のある掘り出し物狙いのことだと思いますが、
景気の良い話で嬉しいですね。
この大丸の北館としてオープンした建物は、ご存知のようにそごうの元本店で、一度そごうが破綻した後閉館されたのですが、
そごうがセブン&アイのグループとして再建した後、そごうの象徴として新築された店舗です。
そして、以前も書きましたが、私の故郷は、このそごうや大丸に程近い旧名鰻谷、現在は西心斎橋と言う地名のところですから、
昔のそごうと大丸は故郷の故郷みたいなところで、本当に懐かしいところです。
確かに、隣同士並んでいますが、大丸は良く流行っていましたが、そごうはさっぱりで、
そごうに行って今日は混んでるなと思ったら、大丸の定休日でしたね。
でも、私の子供の頃の感覚では、大好きだった鉄道模型は大丸より、当時のそごうははるかに品揃えが良くて、
ほぼ毎日そごうの鉄道模型売場には入り浸っていましたね。
まあ、マイナーな鉄道模型だけが優位ポイントでは百貨店としては儲からないのは当然ですが、
でも、そんな売れていないそごうでも、感覚よりは後で調べるとけっこうな売上を上げていて、
この売上の秘密は外商の売上が大きかったからだと後で分かりました。
その後ご存知のように大学を出て高島屋に就職した私は、たまたま管理部門に配属され、
百貨店の数字の部分を知ることになるわけですが、
とにもかくにも昭和40年代後半の百貨店といえば三越で、
今は三越の親会社みたいな存在になった伊勢丹と比較すれば、
主力店の、三越日本橋店と伊勢丹新宿店では、
全体の売上高でも、ほとんどの月で三越が勝っていましたが、
なんと言っても、商品券の売上と外商の売上の違いは大きかったと記憶しています。
私が勤めていた高島屋は、ちょうど三越と伊勢丹の中間ぐらいの感じで、
三越と伊勢丹ほどの差はなかったものの、とにかく三越の強さはぴか一でした。
でも、商品券と外商が強いと言う事は、包装紙の価値が高いのであって、つまり贈答が三越の強みであって、
純然たる個人買いは、当時でも伊勢丹のほうがセンスが良いと決して三越が本当に強いわけではなかったのだと思います。
包装紙の価値に胡坐を書いた三越と、個人消費に重きを置いた伊勢丹がその後圧倒的な差がつくのは、ご存知の通りです。
その後、いろんなスキャンダルや放漫経営で三越は弱体化してしまうのですが、
百貨店のビジネスモデルはまだ陳腐化しているわけではないと信じている私ですが、
でも、商品券は良いとして、外商に売上や収益を頼っているところは小売業としては問題だと思いますね。
確かに、外商販売でも小売の延長線上にある取引である場合もありますが、
ややもすると、数字作りに利用されたり、本来の百貨店の商売とは異質な、まるで総合商社のようなものまで販売するようなこともあって、
外商の数字は、確かに百貨店の力ではあるけれど、対面販売による魅力的な売場の力で販売される部分が少ないから、
この部分の売上に頼ることは、百貨店の基本である魅力的な売場と対面サービスが疎かになる傾向があって、
正直、今の三越の不振は、外商販売に頼り、売場作りを軽視したつけが一つの原因ではないかと思います。
本当に今は消費者の懐が寒いし、多種多様な競争相手が百貨店を取り囲んでいるし、難しい経営を余儀なくされるのは理解しますが、
いつまでも、ユニクロの快進撃が続くとは思っていないので、このことは後日詳しく書きたいと思いますが、
多分、日本国内でのユニクロの頂点は今で、完全なオーバーストア現象が始まっている気がします。
まあ、わずか2年弱しか在籍しなかったのですが、百貨店は好きだし、やはり勤務した高島屋には頑張って欲しいと思うので、
今回の大丸の話題が百貨店業界全体の明るいイメージを与えてくれたら良いなと思いました。
建築事務所の窮状
11月14日
仕事柄、建築事務所とも仕事が多いのですが、某一級建築事務所と不動産仲介の話で久しぶりにゆっくり話をすることができました。
腹を割った話をしていくうちに、その経営環境の悪さは思っていた以上でびっくりしましたね。
確かに、今回の不動産バブル破裂で、仕事が少なくなり、顧客のマンションデベなどが業績を落としたり破綻する中で、
設計料の未収が多くて大変だろうとは思っていましたが、現在はもっと大変な状況になっているとのこと。
私はそろそろ安価な土地も出てきているし、売れる物件の在庫も減ってきているし、破綻したマンションデベの中でも再建が決まって新しい事業ができるところも出てきているから、
設計事務所もそれなりに仕事が増えているのではないかと思っていたのです。
ところが、新しい事業は始まってきてはいるものの、新しい事業体のマンションにしろ商社にしろ建築会社にしろ、設計はほぼそれぞれの自社内に取り込み、
外部の設計事務所には、ことマンション事業と言うカテゴリーでは仕事自体がほとんど回って来ないらしいのです。
だから私が打ち合わせに行った建築事務所も、そこそこの業態があり有力な取引先を持っているのに、半年前と比較すると、恐ろしく活気がなく、
話をした幹部である知人も、その窮状はどうしようもないレベルに達していると言う感じでしたね。
もちろん設計事務所と一口に言っても、今日話したのはマンションデベが主な取引先の設計事務所の話ですから、様々な業態の設計事務所があるから、
設計事務所=厳しい、と言うわけではないでしょうが、ただ、この種のいわゆるサービスを提供するビジネスモデルの会社は、どちらかと言うと、今みたいに無担保ローンに銀行が積極的ではない時期は資金調達がしにくいので、今後破綻する設計事務所が増えるかもしれないと、正直なところ感じました。
仕事柄、建築事務所とも仕事が多いのですが、某一級建築事務所と不動産仲介の話で久しぶりにゆっくり話をすることができました。
腹を割った話をしていくうちに、その経営環境の悪さは思っていた以上でびっくりしましたね。
確かに、今回の不動産バブル破裂で、仕事が少なくなり、顧客のマンションデベなどが業績を落としたり破綻する中で、
設計料の未収が多くて大変だろうとは思っていましたが、現在はもっと大変な状況になっているとのこと。
私はそろそろ安価な土地も出てきているし、売れる物件の在庫も減ってきているし、破綻したマンションデベの中でも再建が決まって新しい事業ができるところも出てきているから、
設計事務所もそれなりに仕事が増えているのではないかと思っていたのです。
ところが、新しい事業は始まってきてはいるものの、新しい事業体のマンションにしろ商社にしろ建築会社にしろ、設計はほぼそれぞれの自社内に取り込み、
外部の設計事務所には、ことマンション事業と言うカテゴリーでは仕事自体がほとんど回って来ないらしいのです。
だから私が打ち合わせに行った建築事務所も、そこそこの業態があり有力な取引先を持っているのに、半年前と比較すると、恐ろしく活気がなく、
話をした幹部である知人も、その窮状はどうしようもないレベルに達していると言う感じでしたね。
もちろん設計事務所と一口に言っても、今日話したのはマンションデベが主な取引先の設計事務所の話ですから、様々な業態の設計事務所があるから、
設計事務所=厳しい、と言うわけではないでしょうが、ただ、この種のいわゆるサービスを提供するビジネスモデルの会社は、どちらかと言うと、今みたいに無担保ローンに銀行が積極的ではない時期は資金調達がしにくいので、今後破綻する設計事務所が増えるかもしれないと、正直なところ感じました。
JALの年金削減処理について
11月13日
JAL問題について、新政権はすごく実行性のある処理をしていて支持しますが、
社員やOBの年金の削減問題については、ものすごく慎重ですね。
やはり財産権を侵害する懸念について、新政権にとって何か大きな問題があるのか、少し疑問を感じますね。
今日も西松JAL社長がOBに年金削減について協力を求めたみたいですが、
少しでもJALの社内について知っているものにとって見れば、
OBから馬鹿にされて嫌われている西松社長の言うことを、OBが聞くわけがなく、
何かセレモニー的な印象を受けましたね。
私が短気で癇癪もちなのかもしれませんが、
私が前原大臣なら、資産査定して大幅な債務超過が分かった段階で、
間違いなく法的整理を速やかにすると思います。
例のGMやクライスラーのような処理です。
そうしないと、やはり民主党は労働組合に弱いのかと、余計な詮索されるだけじゃなく、
今みたいな雇用情勢が極めて悪い時に、いくら公共的な存在のJALであっても、
今のような処理をするだけでも不公平感を感じさせるのに、
まして、厚遇の企業年金を公的資金で守るなんて、有り得ないことだと感じます。
今までのJALの改革は、いつも組合が大きなネックになっていたのは常識で、
こんな今月末にも100億円の資金ショートを起こしそうな情勢で、
企業年金に反対する非常識なOBたちをなぜ守る必要があるのか、
特に私みたいに、資金調達のサポートを業としているものにとってみれば、
普通の企業が破綻することがどういうものかを見ているに、何を甘えていやがるんだと、正直怒りを覚えてしまいます。
本当に今月末にも資金ショートを起こさんとしている今、
年金削減の話し合いを社長がOBとスタートするなんて、えらく悠長な話だとすごく違和感を感じました。
でも、なんか今日の動きを見ていると、逆に法的整理に決着しそう気配も感じるのですが、
いずれにしても毎日飛行機を飛ばしているのだから、社員が業務に集中できる状況を早急にして安全運行を確保することが何よりも大切で、
年金減額の特別立法も良いけれど、法的整理の方が明確で良いと思いますが、いかが思われますか?
JAL問題について、新政権はすごく実行性のある処理をしていて支持しますが、
社員やOBの年金の削減問題については、ものすごく慎重ですね。
やはり財産権を侵害する懸念について、新政権にとって何か大きな問題があるのか、少し疑問を感じますね。
今日も西松JAL社長がOBに年金削減について協力を求めたみたいですが、
少しでもJALの社内について知っているものにとって見れば、
OBから馬鹿にされて嫌われている西松社長の言うことを、OBが聞くわけがなく、
何かセレモニー的な印象を受けましたね。
私が短気で癇癪もちなのかもしれませんが、
私が前原大臣なら、資産査定して大幅な債務超過が分かった段階で、
間違いなく法的整理を速やかにすると思います。
例のGMやクライスラーのような処理です。
そうしないと、やはり民主党は労働組合に弱いのかと、余計な詮索されるだけじゃなく、
今みたいな雇用情勢が極めて悪い時に、いくら公共的な存在のJALであっても、
今のような処理をするだけでも不公平感を感じさせるのに、
まして、厚遇の企業年金を公的資金で守るなんて、有り得ないことだと感じます。
今までのJALの改革は、いつも組合が大きなネックになっていたのは常識で、
こんな今月末にも100億円の資金ショートを起こしそうな情勢で、
企業年金に反対する非常識なOBたちをなぜ守る必要があるのか、
特に私みたいに、資金調達のサポートを業としているものにとってみれば、
普通の企業が破綻することがどういうものかを見ているに、何を甘えていやがるんだと、正直怒りを覚えてしまいます。
本当に今月末にも資金ショートを起こさんとしている今、
年金削減の話し合いを社長がOBとスタートするなんて、えらく悠長な話だとすごく違和感を感じました。
でも、なんか今日の動きを見ていると、逆に法的整理に決着しそう気配も感じるのですが、
いずれにしても毎日飛行機を飛ばしているのだから、社員が業務に集中できる状況を早急にして安全運行を確保することが何よりも大切で、
年金減額の特別立法も良いけれど、法的整理の方が明確で良いと思いますが、いかが思われますか?