【銀行の社会的役割 1】
7月11日
銀行も、経済成長しなくなり景気が良くならない現状では企業融資に積極的に取り組みにくいのはある程度理解できます。
でも、NISAなど金融商品の販売にうつつを抜かす銀行をみていると、もう少し銀行なりに、企業に対する融資など資金調達の分野でもやること、できることがあるだろう!と感じてしまいます。
そもそも銀行の本分は何か?その社会的役割はと言うと何なのか?
少しネットで調べてみました。
次のようになると考えます。
①経済発展と成長
銀行は融資や資金調達を通じて企業や個人の経済活動を支援し、経済の発展と成長に寄与する。
②資金の安全性と保護
銀行は預金の保護や資金のセキュリティを確保し、顧客の資産を守る役割を果たす。
③金融システムの安定
銀行は金融市場の安定やリスク管理に貢献し、金融システム全体の健全性を維持する重要な役割を担う。
④社会的インクルージョン
銀行は金融サービスを提供することで、貧困層や地方の人々にも金融へのアクセスを促進し、社会的インクルージョンを支援します。
※社会的インクルージョンとは?
社会的インクルージョンとは、社会全体において、あらゆる人々が平等に参加し、権利を享受し、尊重されることを目指す概念。
これらの役割を通じて、銀行は社会的貢献をしています。
確かに、現在の日本を見ると、日本の財政を国債残高の額だけで、財政危機と言う噓を、徴税権や予算編成権を盾に、政治家、専門家、メディアなどを駆使して世論誘導する財務省の狂信的行動により、日本経済をどんどん衰退させ、民間企業や国民の実質的な所得を下げまくることばかりする様には、強い嫌悪感を持っています。
だから、銀行もリスクを取りにくくなっているのは分かります。
それは銀行も、業績が悪くなると、吸収合併や新しい資本に買収されるなど、退場させられる立場にあるから、その気持ちはよく分かります。
でも、銀行はリスクが取れないからと言って、顧客サービスよりも、安全性、効率化だけに特化する業態変更やサービスの変革には疑問を感じています。
具体的に重視して欲しいザービスの話など、次回に続きます。
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