私、小林正観さんのお話を
聴き始めてから、
なんだかすっかり力が抜けて
心がすごく穏やかになったのですが、
それはいろんなことが
腑に落ちたからなんですね。
今日は、その一つをシェアしますね。
「子どもにイライラして
怒ってしまうのだけど、
怒った後に自己嫌悪になって
落ち込んでしまう。
どうしたら怒ってしまうのを
やめられるでしょうか？」
正観さんは、こういう内容の相談を
よく持ちかけられたようなんですね。
で、その相談ごとに対する
正観さんの答えは
「じゃあ怒らなければいいじゃないですか。」
そうすると相談者さん
「でもどうしても怒ってしまうんです。」
正観さん
「じゃあ怒っていたらいいじゃないですか。」
相談者さん
「でも怒った後に自己嫌悪になって
嫌なんです。やめたいんです。」
正観さん
「じゃあ怒らなければいいじゃないですか。」
相談者さん
「でもどうしても怒ってしまうんです。」
・・・と
これが繰り返されるわけですね（笑）
ちなみに、このやりとりを
８回繰り返す人を厄介な人と言うそうです（笑）
（こういうダジャレをちょいちょい入れてくるのが好き♡）
で、実は私、
相談者さんと同じことを
今までずーっと思ってました。
あ、具体的な相談内容ではなくて
〇〇
という葛藤です。
正観さんの答えのように
「じゃあ〇〇すればいいじゃないですか。」
と至極まっとうなことを言われても、
（自分が言われるわけじゃなくても）
「でも、でも」って思っていたし、
そう言いたくなることに
なんの疑問も持ってませんでした。
「〇〇すればいいだけ」と言われて
突き放されたような気になったり、
自分の悩みをバカにされたような
気になったり、
「それができないから悩んでんじゃねーか！」
「それができたら苦労しないってんだよ！」
「ちょっとは寄り添ってくれても良くない？」
と反発を感じるだけでした。
でもですね、
私が正観さんが
再現していたこのやりとりを聞いたとき、
「あ、まったくその通りだな…
」
とめっちゃ腑に落ちたんですよ。
「でも」も、反発する気持ちも
出てこなかった。
なぜか？
それは、
自分に自覚がなかっただけだと
気づいたから。
上の例で言うと、
怒ることを選んでいるのも自分。
怒るのをやめたいんだったら
怒らないと決めて行動するのも自分。
自分が決めるだけ
自分がどうしたいかだけ
決めて行動に移せるのは自分だけ
その自覚が私に足りてなかったから
どうしたらいいか？と相談するふりをして
ただ文句を言っていたのだなと。
いや、頭では知っていたんですよ？
ブログやメルマガでも書いてたし。
でも「でも」を言い続けていたのは
やっぱり自覚が足りなかったんだと
分かりました。
あ、もちろん誰かに相談すること自体は
悪いことじゃないのですよ。
自分とは違う、もっと高い視点や
考え方を取り入れることは
大きな気づきになるので
変化を起こすのにめっちゃ重要です。
が、行動の主体は自分であって、
自分にしかそれはできないという
自覚がないままでは、
いつまで経っても「でも」を
繰り返すことになってしまう。
（で、繰り返している間って苦しいんだよ〜
）
もしあなたが、
こうしたらいいと分かっているのに
できない…と悩んでいるとしたら、
それはあなたが
もっと自分を信頼すべきとき
自分に100％決定権があって
行動する力があることを
思い出すべきとき
なのかも知れませんね。
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