小林正観さんのお話を聴いていると
よく出てくる人が
何人かいるんですけどね、
お釈迦さまや松下幸之助さん、
良寛さんの他に、
玄奘（げんじょう）という
お坊さんがいるんですよ。
誰それ？と思ったかも知れませんが、
あなたも実は他の名前で知っているハズ。
西遊記に出てくる三蔵法師の名前です。
いや私、子どもの頃、
大好きだったんですよ〜
テレビでやってた西遊記も
（堺正章が孫悟空を演じてたやつね）
大好きで観てましたし、
家にあった西遊記の本も
よく読んでました。
正観さんの話がきっかけで
西遊記の話を最近よく
思い返してたんですが、
なぜか、あるシーンの孫悟空が
なんだか自分自身と
重なったんですよねぇ
（今までそんなこと思ったことない）
それは、
意気がる孫悟空が金斗雲に乗って
世界の果てまで飛んでいくものの、
結局はお釈迦さまの手のひらの上で
ちょろちょろ動き回っていただけだった
というシーン。
西遊記を観ていた（読んだ）人は
分かりますかね？
きっと
自分は努力してがんばっている
私は自分の意思で生きている
と思い込んでいた昔の私も、
きっと神様から見たら
（お釈迦さまでも宇宙でも何でもいいんですが）
こんな感じなんだろうなぁと
自分の力だけで成せることなんて
何１つないのに、
まるで自分の力だけで生きてきたか
のように思っていた私を、
まったく困った子じゃのう
と思いながら見守ってくれて
いたんじゃないかと。
別になんのオチもないんですが、
懐かしのテレビを思い出しながら
そんなことを思ったのでした。
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