ゆるゆらがーん日常

ゆるゆらがーん日常

乳がん患者の治療と日常

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本日一回目の放射線を受けてきました。

実は昨日わざわざ放射線の先生から家に電話があり、結局五回当てることになりました。水曜までかー、まあいいですけど。
朝一の予約なのでちょっと早めに行って、予約より早い時間からやっていただいてしまいました。でも診察があったのでそんなに早く終わったわけではないです。

放射線自体は二度目ですから、どってことないです。下着まで目一杯下ろさないと駄目ですが、ちゃんとバスタオルをかけてもらえますし。動いちゃいけないけど、実は昨日くらいから少しずつ腰の痛みが弱くなってきていて、横になる姿勢もそれほど辛くなかったですから。

そんなかんじで一回目は終わりました。
明日からは診察がないので、もっと早く終われると思います。今日は支払いは八十五番くらいでした。
気づけば、何も記事を書かないままひと月が経過してました。
この間大きな変化があったかというとそういうわけではなく、単に。

パスワードが分からなくなった

だけでした。そして大して変化のない日々だったのでまあいっか、と思い出すまで放置していたのですが、本日の通院で(というか正確に言うと昨日の夕方  ちょっとばかり変化があったせいでようやく思い出すのを諦めてパスワードを変更した、というだけなのでした。今度はちゃんとIDとパスワードはメモしたので、もうこんなあほな理由で書かない、ということはないと思われます。


とまずは事情説明。
次は、一ヶ月のことを簡単に書きますと、会社の人は結局、十日くらい休まれたのかな? そのあと数日出てきてそれからまた一週間休暇を取られ、仕事は日常に戻りました。
ただその頃から自分が風邪を引きまして、ぐずぐずと二週間近く。洟、咳、喉の痛みにでっかい口内炎の四重苦で過ごしまして。でも熱は微熱程度なので仕事には行き、猛烈に眠いので毎日九時半とかに寝るという生活を送りました。その間は当然、枇杷の葉こんにゃく温湿布は中断。お稽古も一回休んでしまいました。
その後じわじわとよくなり、よかった~と安心したところで口唇ヘルペスが! 上唇のどまんなかに水泡ができて、今はそれが潰れたあとのかさぶたになっています。
というような日々を休薬中の二週間を過ごしていたのですが。

そしてここから昨日の夕方以降、通院日の今日までの話。
仕事を終えて夕方、車で家に帰り車を下りたら。
急にものすごく腰が痛くなっていました。
これまでの、じわじわくる痛みとは全く違うなんだか骨がずれた、とかいうような痛みかたで腰をまっすぐ伸ばすことができません。おばあさんみたいな小股でちょこちょこ歩く歩きかたしかできないし、腰が左右に揺れると痛い。横になると痛い。かろうじて、座って腹筋を使って背中をまっすぐさせるとまし、くらいで何をしても痛い、というかんじ。
ほんと、通院日の前でよかったです。

いつもの通院日のように普段通り起きて、七時半の診察券の受付開始の少し前から機械の前に並び、十二番目で血液検査をしてもらいました。ちなみに血液検査は八時開始です。
診察は一番で、九時十分くらいに始まったのかな。風邪とヘルペスの話をしてから腰痛の話をしたら、即CTを撮ることになりました。
今日は血液検査はいつもどおりにすごく混んでいて、乳腺もほかもめちゃくちゃ込み合っていたのに、CTはすぐに撮ってもらえ、診察室に取って返し。写真を見てもらったら、心配したみたいにひどく潰れたりはなかったのですが、放射線を当てましょう、ということになりました。
これまでは断ってましたけどさすがに今回は、このままではまともに動けないくらいに痛いので当てざるをえないだろうな、と放射線の部屋に行きまして。放射線の先生は、手術のあと胸に放射線を当てる時にかかった先生です。
先生の見立てでは、背骨全体的には白っぽくなっているところが多く、これはカルシウムがくっついてきているから。そういうところはあまり痛みは出ないけれど、今回痛いお尻に近い辺りは、黒く写っていて骨が溶けてきているということ。そのせいで痛みが出ているのかもとのことでした。
放射線を当てて痛みを取り、骨についたがん細胞が死ねばまた骨ができてきて潰れたりする心配が少なくなるみたいです。
その後放射線を当てる位置決めのCTを撮り、速攻であさって木曜から当てることになりました。まさしく急転直下、というかんじでどんどん決まっていきました。
放射線は朝は八時半から、午後は三時半くらいが最後ということで、朝一を希望しました。最初は二番目の八時五十分、というので決まりそうだったんですけど、なんと最初の人が入院したそうで、一番にやってもらえることになりました。でもどのみち遅刻なので、午後休みにして十二時に仕事を上がり、午後の適当な時間にやってもらったほうがよかったのかも、という気もしています。何回当てるかというのは、初回に当てたあとの診察の時に話があるみたいで、まだ分からないのです。多分五回以内には終わると思うんですけど。
そのあともう一度乳腺に戻り放射線の先生の話を報告し、薬を出してもらって終了。ただしTS-1は放射線が終わって二三週間は休まないといけないみたい。出してもらったのもビタミン剤と痛み止めだけです。

と、盛りだくさんなかんじで一ヶ月ぶりの診察が終わり、その後心理の先生と面談。今回は急に放射線を当てることになった話と、新しくできた病院の建物の話、子どもの頃にかかってた心理の先生の話とか当時読んでいたまんがの話とか。

心理の先生はもともと予約が十二時からで、ほんの少し遅れてしまったけれど終わりは予定どおりでした。でも乳腺の予約と心理の予約の間が全然想像していなかった展開で行ったり来たりしたので、ちょっと疲れました。……これを長々と書いたせいもありますが。

かなり端折って全体の流れだけ書いたので、なにか思い出したり書き漏れに気づいたらまた追加しますね。


診察がなかったりなにか症状が現れないと、てきめんに書くことがなくなりますね。しかも先週はずっと毎晩、枇杷の葉こんにゃく温湿布をしていたので時間がなかったのです。
帰宅してから床につくまでに4、5時間といったところでしょうが、その間に四十分↑くらい時間を使うとなると、どうしても他の時間を削るしかなくなるわけでして。

そして今週は急に、一緒に仕事をしている人が休まれて、しかも今日はくるか、今日は来るかと思っていて結局ここまで来られず、多分明日も休むだろうというかんじなのでてんてこ舞だったのです。温湿布をする時間も取れないくらいに。もう毎日非常に疲れて、だるくてだるくて仕方ありません。
なので今週もブログはお休みかな、と勝手に思っていたところに今朝大きな副作用が!

いやー、じわじわと味覚障害はでてきていますが前ほどではなく、ちょっと油断していました。ちょっとおなかが痛いな、と思っていたら、盛大に壊しました。またしても出がけで、電車を遅らせる羽目になってしまいましたよ。
よくよく説明の冊子を読んだら、便秘と下痢とどちらも副作用にあるんですね。看護士さんから説明を聞いていたはずなのに、ここまで順調だったからすっかり忘れていました。これからはもっと警戒しようと思います。

さて、来週は通院の日です。人から日焼けした? と聞かれて、ひょっとして黄疸が出てるのかとびびってますがどうなっているのでしょうか……
骨盤のCTは、今すぐどうにかなりそうな問題はないそう。肝臓あたりのCTも、前と比べて進んでいるということはないみたい。
でもこの結果はどちらも、パクリをやってたあとのことなんですよね。これから急に悪くなるってことも、可能性としてはあるし。なかなかスリリングなかんじです。

昨日診察の前に看護士さんが痛みについて、と質問にこられました。
その時、普段を1としたら、このときの痛みは? みたいなかんじで聞かれて、これはなかなかいいなと思いました。痛みを数値化すると、前と比較してどうかとか分かりやすい。

それで考えてみました。
普段毎食後にロキソプロフェンを飲んでいまして、その時の痛みを1とします。そうすると、今日は会社についてからちょっとうしろの骨盤あたりの骨が痛くて、2.5か3、くらいのかんじでした。でも痛み止めは飲まず。
お昼を食べてまたロキソプロフェンを飲んでちょっと痛みは治まり、普段の1くらい。でもまたじわじわと痛くなって、今も2.5か3くらいの痛みがあります。
夕食後にまたロキソプロフェンを飲んで、その後の経過を見て痛み止めを追加してみようと思います。
晴れてめでたく、めでたいのかな? パクリとアバスチンは中止となりました。まあ本人の希望ですけど。
ホルモン治療になるのかと思いましたが、これまで何度も抗ホルモン剤は使用しているので経口の抗がん剤はどうか、と提案を受け、TS-1をやってみることになりました。四週やって二週休む、のサイクルです。ひとまずは二週間やってみて経過を見るかんじです。
でも説明の本を見ると骨髄抑制とか、点滴の抗がん剤みたいな副作用もあるんですね。吐き気とか食欲不振もあるし、ゼローダと同じく手が腫れたり皮が剥けたりすることもあるみたい。あんまりひどい副作用じゃないといいんですけど。
あと鼻血も心配です。ちょっと秋めいてきて、洟が前より出るみたいなんです。加減しながら洟はかみますが、少し血が混じるんですよね。


会計の記録です。
請求額 420円(保険内点数: 初・再診料 73点  投薬68点  計 141点)

薬が多いんですよね。
ティーエスワン配合OD錠T25 25mg 14日分 ピドキサール錠30mg 14日分 フラビタン錠10mg 14日分 ウレパールクリーム10% ロキソプロフェン錠60mg 7日分
13,120円


治療に行かないとあまり書くことがないような。でもそのほうが、明確な症状とか出てないってことなのでいいことだと言い訳してみたり。

土曜日はいつもどおり、お稽古に行きました。
駅前でハンドメイドのフリマというかコミケというか、そんなかんじのイベントをやっていまして。そこによく行く服屋さんの元店員さんが出店していたので、迷いつつシュシュとトートバッグを買いました。シュシュは自分では使えないので、プレゼント用です。すごくお値打ちだし、バッグは好みの色柄でうきうき。しつつ、日曜の宝塚に持って行きました。

日曜はその宝塚。
なかなかいいお席だったのですが、あまり気分が浮き立たず。一番の贔屓組で楽しい演目で、いい席というものすごく気分が上がる状況なのになぜでしょう。あまりに低調で、普段は事前にプログラムを買って予習をするのに、それすらする気になりませんでした。
でももったいないし、もちろん行きましたけど。
見ている間はやっぱり楽しくてよかったんですが、なんと、行きの電車を降りたら、短大の同級生に会ってしまいました……会ったというか、こちらが気づいただけで向こうは気づいてないと思いますが。そしたらさらに、気分が下がってしまいましたよ。ちょっとだけ迷いましたけど、声はかけませんでした。

月曜はこんまりさん方式を使って、部屋の片付け。
まずは洋服から、ということで、家中の洋服を積み上げて選別。ものすごい量でした。ほんとに終わるのかと心配でしたが、なんとか洋服は一日で終了。
全然着てないお稽古着とか、これまでなら絶対捨てられなかったと思います。が、選別の終わりのほうだったのではずみがついて捨てられました。でも作ってもらった服は捨てられないのが多かったです。もう二十年も前の服もあるっていうのに。コートとか大物を、何着か泣く泣く処分しましたけど。処分したのはぎゅうぎゅうに詰めて、四袋になりました。
次の段階は本ですが、いつできるかな。量が量なので、一日で終わらなさそうな気がするんですよね。十月の連休の日月、を使ってやってみるかな。

火曜はお墓参り。
かなり田舎で、車で片道一時間半くらいでしょうか。田舎のさらに山なので、蚊が凶悪なほどです。ハーブの虫除けスプレーでしのぎましたが、ジーンズの上からでも刺そうといういう気まんまんでものすごく集ってきます。
お線香とか水とかで両手が塞がっていて追い払えないので、ゴーゴーを踊る人、みたいな格好になっていましたよ。傍目から見たら相当おかしかったことでしょう。人がいなくてよかった。

水曜は甥たちが来ました。正確には、火曜の夜から水曜夕方にかけてです。
一緒にオセロをしたりDSをしたりしました。昔は遊びの相手をするとすごく疲れましたけど、今は大きくなったのでこちらも全力で遊ばなくていい分、そんなに疲れなくなったみたいです。

痛みとか鼻血とかはなかったです。気になったのはやはり、味覚障害の残りでしょうか。やっぱり元の味とはまだ違うんですよね。いいかげん、本当においしい、って思って食べられるようになりたいものです。

なんとなくそんな気がするのは、痛み止めを飲んだせいでしょうか。
午前中なんだか腰が痛くて。ものすごく痛いというわけでもなかったのですけど、カロナールを飲んでみました。十時くらいです。すぐに胃がことことしてきてやなかんじだと思っていたら、仕事しているうちに気にならなくなりました。そして気づいたら、痛みもほとんどなくなってました。これは効いてるってことでしょうか。

お昼をとってからいつものロキソニンのジェネリックを飲んで仕事は終わりましたが、帰宅途中でなんとなく胃がむか、くらいするような気がしまして。
ただこれまでの副作用があるので、なんとも判断がつかないかんじです。口も少しまずいような?
痛みも取れたことですし、今後何度か飲んでみて経過を観察しないとはっきり分からないですね。
平穏な日です。
ちょっとずつ食べられるようになってきています。何より、ごはんに味を濃くつけないで(ゆかりをたくさんかけるとか  食べられることが嬉しい。ごはん大好きなのです。
ガッテン茶もおいしく感じられるようになってきていますし、梨もおいしいです。

そういえば、パクリの後半は匂いにも敏感になってました。それまで大丈夫だった洗剤の匂いが強すぎて、全く受け付けなくなったり。会社の人がつけてる香水の匂いがきつく感じられて駄目だったり。それも副作用なんでしょうかね。

パクリは毛という毛がなくなるそうで、前回は綺麗さっぱり抜けてしまいました。が、今回はまだ残っています。頭はうっすら、眉はかなりなくなり、睫毛は左が全滅近し、というところです。
でもパクリを中止にしたので、これから徐々に復活すると思われます。ただこの先どうなるか分からないので、ヅラは脱げないでしょうね。まあそもそも三度目のはげなので、脱げるほど髪が復活するかどうかがあやしいところですけれど。
ついに、抗がん剤の治療を拒否してきました。
拒否っていうとちょっとあれなんですけど、しばらく休止ということです。
休止と同時に閉経後の抗ホルモン剤治療、というつもりでいたのです。先週の診察の時、そういう方法があると主治医に提案されていたので。でも、抗ホルモン治療の場合すぐ結果が出るものではないので、そんなに急がずまずは様子を見ましょう、ということになりました。今後全く抗がん剤をしない、というなら間を空けずに抗ホルモン剤治療に入ったほうがいいけれど、抗がん剤もまだ選択肢にあるのなら一旦お休みにしましょう、ということでした。

なので次回の29日まで点滴も薬もなしです! 嬉しい! 病気がどうなるかは分からないけど、でも嬉しい! 八年? くらい治療してきて、こんなの初めてです。
これで味覚障害もよくなるでしょうし、体力もちょっと戻るかも。今のところは結果のこととかくよくよしないで、とりあえず囚人生活からの解放を味わおうと思います。

首のMRIの結果は、前回とそれほど変わらないということでした。少しずつ黒く抜けているところはあるけれど、今すぐつぶれたりということはないみたい。ただ手のしびれが強くなってきた、という話をしたところ、椎間板とか破片が飛び出してきて神経を圧迫する、ということはあるかもしれないということでした。
骨盤のCTの結果のことはうっかり聞き忘れたので、次回忘れず聞くようにします。

しかし今日診察に行って、鼻血で治療の次の日に夜間緊急に行ったこともご存じなかったし、先週治療を迷っているという話をしたのにナチュラルに点滴のオーダー入れようとしたり、主治医は忙しすぎるとはいえどうよ? とちょっと思いましたけどね。
それはともかく。

点滴がなくなったので、午後の予定だった腹部のCTをすぐにやっていただいて、終わったらまだ十時半くらいでした。
午後から出勤しても良かったのですけど、これまで有給取っても病院に来るだけで遊びに行ったりとかは全然なかったのです。だから天気もいいし、近場の観光地にでも行こうということになり大きい公園に出かけてきました。
平日なので人はほとんどいないしとにかく広い公園なので広々のんびり、自然を満喫しました。紅葉にはまだまだ早かったですけどね。
途中のスーパーで買ったお弁当を食べて散歩して、家に帰っても普段点滴して帰ってくるのと同じくらいの時間でした。すごく得したみたいな気分で、うきうき帰ってタブレットに充電しようとかがんだら。

またしても鼻血です……
まあ、マスクしてたのでじゅうたんは無事でした。最近は家にいても、マスクしてることが多いんです。鼻血に備えて。
二十分くらい押さえてやっと垂れてくることがなくなってきたので綿を詰め、夕方になってまた近所の耳鼻科に行って焼いてもらいました。
先週焼いてもらったところの横から出血したとのことでした。焼くとどうしてもその周りに傷がつくことがあるそうで。あと、焼いたところのかさぶたが取れて出血するパターンもあるみたいです。

夕ごはんはあったかいうどんを食べました。パクリをはじめてはじめの頃、冷たいうどんなら食べられたので何回か食べたけれどその後受け付けなくなってしまったので、ものすごく久しぶりです。あったかいのは半年ぶりくらいかな。出汁が欲しくなかったので。
でも口がまずい時でもうどんが食べたくて、でも食べられないという悲しみを味わっていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

洟がつるつるつるつる出ます。これまでは右から出ることが多かったのですけど、今日は左からのほうが多かったかな? 量もこれまでよりもちょっと多めです。これまではちょっと押さえる、と言う程度でしたけど、二、三回押さえないと拭ききれないかんじ。くしゃみもよく出るようになってきているので、風邪のひきはじめかなぁ? と思ってます。

味覚障害はそろそろ終わりかな? というかんじですけど、まだなんとなく口の中に違和感です。
セブンの炭酸水の、今回はグレープフルーツを買ってみたのですが、全く駄目でした。レモンのほうがはるかにおいしい。でも、味覚障害のない時なら、おいしく飲めるのかどうか。
しばらく味のついた炭酸水はいいや。飲むにしても、ただの炭酸水にしてみようと思います。