自動車ライフ -10ページ目

外郭環状道路(16号線沿い)の着工

少し古い記事ですが、日経BP社ケンプラッツ (※記事コンテンツは会員登録制のため直接リンクではありません)に、「関越ー東名」間16kmの着工の承認が下りたような記事があります。(関東地区の話に寄ってしまってすみません)


「総事業費は1兆2820億円と国交省は試算する」とありますが、事業費の回収は有料の料金だけでは到底回収出来ず、「道路特定財源」からかなり賄われます。現在の特別景気対策であるETC利用時上限1000円の割引制度と同様、国の予算からの支出ということですね。


外環の整備は、東京を通過する車の迂回路として非常に重要な効果があると思いますし、16号線の慢性的な渋滞を考えても(つまりそれだけ流量があると言うこと)、もう10~20年前に整備されていれば計り知れない経済効果があっただろう事は素人目にも明らかです。経済効果だけではなく、CO2排出的にも渋滞で滞留するトラックが近隣にもうもうと吐き出すNOxやCOxを激減させる&燃費効率を上げる、環境的な効果も十分あります


実は、外環の整備の構想は東京の西側である、上記「関越-東名」間も1966年には計画が決まっていたものの近隣住民の反対や用地買収などで頓挫し、その後ずぅーーーっと進捗できずに居たようです。


国や特別機関が調査し提案している内容は、時として住民への不利益をもたらすものもあるにはあるのだと思いますが、中長期的に見て、また日本国民として何を望むべきなのかは、住民がもっとよく考えて住民側からも提案すべきなのではないでしょうか。



車の質感やデキは向上している

新型レガシーが登場しました。


http://www.subaru.jp/legacy/touringwagon/


前回紹介したコラムにあるように、新型車の投入というのは、必ずしも時代のニーズにばっちりあっているとも限らず、例えばインサイトは非常に良い時期に投入できましたが、その3~4ヶ月前に登場したアコードは、決して良い時期に現れたとは言えない気がします。


今回新型レガシーも、重点を置いている点は室内空間拡充・居住性の改善など、割とベーシックにモデルチェンジされた感がありますが、同時に、流行のエコロジー的なセールスポイントはイマイチの様にも思えます。


が、自動車は何も燃費だけが重要なわけでもないですよね。


近年確実に良くなっている点を「標準装備」というところから見てみると

・プッシュ式エンジンスタート(まぁ好みの問題もあります)

・5段以上のAT又はCVT化(トルクが有効に使えるのでこれは直接エコロジーです)

・VehicleDynamicsControl(安定性をコンピュータが制御)

・パワーシート(助手席にも。メモリ機能があるとより便利ですね)

・シートヒータ

・パドルシフト(これはスポーツ走行を好む方向け)

・左右独立エアコン

・チルトテレスコピックステアリング

・カーテン式エアバッグ


いずれもつい5年前ぐらいは、一部の高級車にしか搭載されていなかった装備ですが、徐々に裾野を広げている様に感じます。


例えば10年前だと同様に広がったものとしては

・リモートキー・キーレスエントリ

・エアバッグ

・ABS

・カップホルダ

もうちょっと前だと

・フルオートエアコン

・パワーウィンドウ


昨日登場のレガシーも例に漏れず主要装備は結構充実しています。また、インテリアでもプラスティックではなく金属含め無垢素材が増えることで高級感の向上に貢献していると思います。


環境対策としては、2.5lターボによる2000rpm程度からのフラットトルクというところが、近年、めっきりターボ車の減った国産自動車業界にとっては古くて新鮮でしょうか。

走行モードをボタン一つで変える、というのも各社各車種で見られるようになりましたが、好評だった先代からのSI-Driveを今回も引き継いでおります。


デザインは、スバル車はどことなく航空機メーカであるSaabと似たテイストもあり、他社と差別化出来ていると思うのですが、筆頭株主のトヨタの影響も受けているようで、ちょっとクラウン似な顔つきは残念なポイントです。

小粋な小型か、重厚な高級車か

あまりタイトルと関係ないのですがべーっだ!

先日当ブログで書いた話題「自動車のバージョンアップ 」と同調するようなコラムとして、より専門的な、具体的な視点から書かれている中谷氏の記事を拝読しましたので、こちらでもご紹介をば。


高級車発売が相次ぐ業界の裏事情:ECO JAPAN -成長と共生の未来へ-


氏の記事の中でイナーシャ(inertia)という自動車業界以外では見慣れない英単語が出てきますが、これは一般的な用語で言えば”慣性”の事だそうです。走り出したら簡単には止まらない、という事。


結論から言えば、メーカ側の会社としての事情に働く慣性(社会環境・経済環境・政治・もちろん経営戦略その他)に関わらず、小粋な小型も重厚な高級車もどちらもニーズがあり、どちらもそれぞれ対応するメーカがあるのも必然という事になります。


簡単にわければ現在の自動車メーカはこんな感じ。

※本来は各メーカとも、オールラインナップ化(他車種化)が進んでいますが、敢えてお国柄を混ぜて分類してみました


小粋:

Fiat(イタリア)

Peugeot(フランス)

Renault(フランス)

ホンダ(日本)


重厚:

Mercedes-Benz(ドイツ)

Bentley(イギリス)

Jaguar(イギリス)

HUMMER/Cadilac(米国)


オールマイティ:

VW(ドイツ)

BMW(ドイツ)

トヨタ(日本)

日産(日本)

いかがでしょうか。どんなクルマを選ぶかは消費者の判断です。