”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -95ページ目

日曜教室、次回は12月7日です!

12月7日(日)『靴の修正講座』を行います。詳細→http://www.benchmade.jp/sunday/index.html

 メールにて、お名前とご連絡先、靴をお持ちになる場合、靴の不具合の詳細をお書きになり送信して下さいませ。教室の生徒さん以外の方も大歓迎ですので、どうぞお待ちしております。


昨日は『スキンステッチを使用したスリッパ作り』を日曜教室で行いました。右と左を逆に縫うという、鉄板失敗をした方や、旦那様に連れられてお越し下さった奥様が、手際良くかなりの高レベルでスリッパを仕上げていたり。。。。ワイワイ楽しい教室でした。

普段の靴作りは、いつ仕上がるのか未知の世界。。。。と言う感じな教室ですので(笑)、その日に出来上がるというのは、かなり嬉しい事なのかな~と、ニコニコして帰宅する生徒さん達を見ながら思いました。また、何か一日で仕上がり系の企画、考えます。


さて、11月も後半に入りました。悲鳴以外の声が出ないですが、パニクってってもしょうがないので、最大限の集中力を出して残り1ヶ月半、全精神全肉体を駆使してやるべき事をやる!これだけです。もうね、目先は来年に向けていますので、来年をより良き日々にする為にも、年内頑張らなくちゃ!

先週は久しぶりに靴職人の友人とランチしたのですが、ご無沙汰している間の話と今後の仕事の展開なんかを聞いてて、取り残され感が凄かった。刺激を超えて劣等感に打ちのめされ。。。。凄く隣の芝生が青くつやつやと輝いて見えました。いいな~いいな~そんなことしちゃうんだ~と。

でも次の日には、仕事のスタンスがそもそも違うし、将来の展望も違うので、私は私で独立独歩で自分にあった進み方で進んで行こう!と新たにメラメラするものが沸き起こって、良い感じです。
まだまだ志し半ばである事、未来は続いているって事を思い出しました。やっぱりね、同業者との集いも大切ね。

さ、注文も溜まっているし、日曜教室もやるし、生徒の皆さんにも今年の成果が達成感のあるものになるように(ふむ~)、あ、忘年会の練習も忘れちゃいけない!(笑)

10周年記念 キャンペーン

 10周年記念『先着10名様10万円割引き』へのお問い合わせを多く頂き、誠に有り難うございます。既に10名様に達し、終了致しました!! 引き続き、12月15日までにご来店&オーダー頂きましたお客様には5万円割引のキャンペーンを行っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 もう、ほんとね、大変です。友人や生徒さん達からは、10周年の『10』にこだわっているなら、10%OFFで良かったんじゃない?って言われ、『早く言ってよ...』って(笑)。。。でも10%じゃな~、普通じゃない?どこでも誰でも考えるような企画じゃない?そんなんじゃ、つまらない!でっかくいこう!

 初心に戻って、あー忙しい!あー忙しい!!って言いながら、この10年を振り返って行きたいと思っています。

 あっという間の10年でしたが、その間に本当に沢山のお客様に出会い、応援して頂き、課題を頂き、成長させて頂きました。努力した事は結果となって戻ってきましたし、手落ちだった事は痛手となって戻って来ました。全ては自分がいかに誠実に、純粋に、真摯に靴作りに入れ籠めるかによってお客様から評価される事、足と靴の関係はまだまだ一筋縄では行きませんが、常に手と頭で考え、考えうるアイデアを常に試していく事は永遠に続く仕事なのだということは、この10年間変わらずに身に染みております。

 そして、10年前と変わらずに、靴作りが好きで好きでしょうがなく、もっともっと上手く靴が作りたい!という想いを持ち続けております。この先、20年も30年も靴作りをしていけるのであれば、こんな幸せはありませんもの。今後とも精進していきますので、どうぞ末永く宜しくお願い致します。
 

靴の修正講座

11月16日(日)の『スキンステッチのスリッパ作り』〆切りました。予想より参加者が集まり、日曜教室も頑張っていきたいと、新たに意欲を燃やしてます!

 で、12月7日(日)13:00~『靴の修正講座』を行います。(参加費:5、600円)
   
 教室の生徒さん以外でもどなたでも参加できますので、皆様是非!特に靴の修理屋さん、靴屋さんに参加して頂きたい内容となっております。

 参加ご希望の方は、HPのメールアドレスへ、『靴の修正講座』希望とお書きになり、お名前とご連絡先を送信してくださいませ。(生徒さんは教室の時にお伝え下さいませ。)

 靴が緩いとか、きつい、小指が当たる、親指が当たる靴の修正の仕方を教えます。特に力を入れているのが、小指、親指が当たるという方の靴。殆どの靴屋さん、靴の修理屋さんが間違った知識で、あたる部分の革を伸ばして修正しているのですが、これがかなり問題です。何が原因で小指や親指が当たるのかが分かっていないで革を伸ばしてしまうと、余計足の変形を悪化させる原因になってしまうからです。解剖学的見解、歩行の基礎から原因を見極め、正しい修正方法を覚えて頂き、靴と足の良好な関係を築いて頂きたいな~と。



 私のビスポーク靴の店では、オーダー靴と当店で作った靴メインの修理のほかに、『Shoe fitters』という名前で弟子たちの3人の工房と共に靴の修正も行っておりますが、あまりにも、足と靴の関係について、人々の知識が少ない!修理屋さんも、オーダー靴屋さんもしかり。。。もちろんちゃんとしている所もありますが、多分片手の指で足りる位の数だと思われます。

 靴をオーダーされに来られたお客様には、履いてこられた靴にパパっと修正して差し上げることが多いいのですが、今年はやたらと『そういうことって、どこで教えてくれるんですかね?』『そんな簡単なことなのに、誰も教えてくれなかったです!』とか言われる機会が多く、本当だよな~誰が一体教えてくれるんだろう?いや、私が教えなきゃ!!っと(笑)。

 靴屋さんもね、これを知っていれば売上上がるだろうに。。。とか、いらんお節介思ったりしますが、人々の足の為にちゃんとした知識を広めてゆきたいです。

 そんなわけで、12月7日の日曜教室に参加ご希望の方は、ご自分の修正したい靴をご持参下されば、その場で原因をお伝えしつつ、修正致します。また、何もご持参頂かなくても参加出来ますので、どうぞお気軽に。


 毎年、忘年会の前に行っていた黒木さん講座が今年は黒木さんとのスケジュールが合わず、残念ですが開催されません。。。。ですので、この修正講座が年内最後の特別講座になりますが、来年は月一で続けていこうと企画しておりますので、どなたでも興味をお持ちになられた方は、参加して、靴についてのあれこれを一緒に学んでいきましょう!!

つり込みPART 2

 11月16日(日)13:00~17:00に『スキンステッチの入ったスリッパ作り教室』を開催します!こちらは、教室の生徒さん以外もどなたでも参加できますので、是非是非!
詳細はHPをご覧くださいませ。

 
 それから、10周年記念キャンペーン『先着10名様10万円割引』終了しました。が、年内12月15日まで”Bench Made"の方のみ、5万円割引を引き続きさせて頂いております。どうぞこの機会にビスポーク体験を是非。

 そんなわけで、10周年キャンペーンの対応に追われていたり、年内仕上がり予定靴へ入魂したり、日曜教室のサンプル作りや、アイデア練ったり、来年に向けてのサンプル靴のデザイン考えたり、ブワー!!とアウトプットに突入して、週末半ば朦朧として本屋へ行って購入したのが『般若心経現代語訳』(笑)今週は“真言”と唱えつつ気持ちを落ち着かせておりました。良く分からないですが、良い感じです。良く分からないところが凄く良い。

 分からないことは、分からないとちゃんと言って、分かることは本当に分かっているのかを常に疑っていたいと思うのですが、良くは分からないことをそのままに、いつか『これか!』と分かる日が来るのを楽しみに待つってのも悪くないな~と。

 年々『待つ』ということが出来るようになってきて、じーと待ってたことが訪れる喜びを感じています。若い時は本当にせっかちで、今結果が欲しい!今スグ!ライトナウ!!!って感じでカラ回りしていましたが、時期が来るのをジーと準備しながら待つって、ワクワクをいつもポケットに入れている感じ。時々ポケットから出して、にやにや出来るものがあるというか。。。そういえば、文化祭より、文化祭の前夜の方が楽しかったな~と。そんな感じ。今は、来年にどんどんやっていきたい変革を準備をしながら、ジーと時期が来るのを待っている状態なので、日々ワクワク、にやにやしています(笑)。色んなことしたい!色んな靴作りたい!色んな事に挑戦したい!エネルギーが外に向かうと、ほんと気持ちが元気になります。


 さて、伸ばし伸ばしでごめんなさい。。。。のつり込みパート2をやりますか。
前回の続きから。


 


甲の部分のをつり込みした釘を一旦全部外し、ライニングだけをつり込みます。1本目の釘は爪先先端の革をワニで引っぱり釘を打つのですが、ここで革を縦方向に引き過ぎると、横方向に革を引く時に革が突っ張って、木型に吸い付きにくくなりますので、木型に程よく革が吸い付くテンションを
左手で触って感じながら、革をつり込んでゆきます。まず、爪先の先端とその両脇をワニで引っぱり、釘を打ち、その後親指と小指の付け根の辺りから少しづつつり込んでいきます。

 つり込みのときに、やたらと沢山釘を打つ生徒さんがいますが、つり込みに使う釘は少ない方が良いです。勿論、革が浮かずにしっかりつり込む事が第一ですが、数打てば良いというわけではありません。釘を打つたびに革に釘の穴が開くので、革が切れ易くなるし、無駄打は野暮ですわ!
最小の釘の量で、最高の吸い付き!を目指してゆきましょう。

 インソールの淵に5mm幅の溝を作っておりますが、その部分には後にウェルトが縫い付けられる部分ですので、淵の全周は平になるようにつり込んでいかないと、ウェルトが波打ってしまいますので、つり込みの際には、ギャザーが寄らないように丁寧につり込んでいきます。

 つり込み終わったら、余分な革を切ります。余分な革とは、インソールに空けた縫い穴が見えるように、邪魔している余分な革です。切ったら、立っている釘を内側に叩いて倒しておきます。

 その後サイドライニング。。。。サイドライニングはジョイント周りの補強の為に欠かせません。親指と小指の付け根を俺曲げながら歩行しますので、ここの部分の革が一番ダメージを受けますので、この部分を強化するためにサイドライニングを入れるのですが、役割はもう一つ。
踵部とつま先には堅い芯が入りますが、こちらをそのまま入れると段差が発生しますので、踵芯からつま先の芯をなだらかなラインに繋げる為の役目も果たしています。

 木型の形状を壊さない為、よりフラットな輪郭を作り上げる為の工夫ですね。素晴らしい。。。

 サイドライニングは先芯の内側に入れますので、先芯の輪郭より少々長めに切り、良くスカイビングして、つり込みして、その上にホワイトペーストをつけた先芯をつり込んでいきます。
乾かすのに1日~2日。先芯が乾燥したら先芯をつり込んでいた釘を外し形を整えていきます。

 今週の教室はこの先からプチ講座していきます!先芯の整え方はつま先の形状によって色々と工夫が違いますので、木型のつま先部の形状作りにも役立つ、つま先の話を交えながら話して行きたいと思います。

 

お知らせ

もういい加減、『つり込みPART2』をアップしたいのですが、その前にお知らせを。。

 お問い合わせがちょこちょこ来ていますが、BENCH MADE大川 の”10周年記念企画”先着10名様10万円割引は残り4名様。。。。この週末で終わるかな?ご予約の連絡をして頂き、予約完了した方の先着ですので、お店に駆け込んで下さらなくて大丈夫です(笑)。

それから、「ビギナーさんの為のパンプス靴作りレッスン」を始めました。週一回3時間、8週間でパンプスを完成させられるコースです!詳細はHPのNEWS →http://www.benchmade.jp/news/index.html
をご覧下さい。

 今までも生徒さん達に『この靴作りって、素人のする事じゃないですよね?』って何度言われた事か。。。でもさ、『素人がしない事、やってみたいんじゃない?玄人になりたいんじゃない?』人間の能力なんて、大差ないと思います。ただ、人の能力の違いは、『環境』『想いの強さ』『忍耐力』『集中力』の違いのような気がします。これ全部強化出来るくらい、”好きな事”があれば、好きなことへ対する能力って自然と発達すると思うのです。だから、靴作りをしたい~とか、靴職人になりたいな~って人は、まず靴を好きにならなきゃね。本当は好きになろうと思って、好きになるものではないから、『靴作り』に興味のある人に、好きかどうか試してみる機会が増えればな。。。との想いで、ビギナーさん講座始めます。

 で、趣味で玄人並の靴を作るもよし、仕上がりは置いといて(笑)、週に1日何かに集中出来る時間を作るもよし、靴好きの友達を作るもよし。靴作りを通して、個人個人の『大切』な何かを見つけて頂けたら嬉しいです。『大切な一生ものの靴』を作って頂ければ一番嬉しいですが。。。

 お知らせもう一つ、11月16日(日)に久しぶりに『日曜教室』やります!

詳細→ http://www.benchmade.jp/sunday/index.html

 第14回目の今回は『本革で作る”スキンステッチ”スリッパ作り』です。 どなたでもご参加出来ますので、メールでご連絡下さいませ。 アドレス→bespokeshoes@benchmade.jp

 本革のスリッパは耐久性が良いし、簡単な手入れをしていれば何年も履く事が出来ますから、スリッパもね『愛着のある一生物』を持てたら良いですね。今回はフロントに『フラットシーム』と呼ばれるスキンステッチを使って(本来とは逆向き)アクセントを入れていますので、かなり難易度の高いスキンステッチを習得しつつ、スリッパもGET!!

 で、最後にもう一つ。次回 第15回の日曜教室は12月7日(日)『靴の修正講座』やります!
デザインを気に入って買ったけれど、キツくて履けない!親指や小指があたる!大きくて靴の中で足が動く!なんて靴をお持ちの方、靴の修正の仕方をお教えします。靴をご持参になって参加して下さい。 詳細は後日このブログで報告致しますが、なにぶん師走の忙しい時期、参加希望者は予定を空けて下さるとこれ幸い。

 来年からバンバンとアウトプットしていこう!と思っていましたが、来年まで待つ必要もないかな。来年の飛躍の為にも今から助走しつつ、年内全力投球で頑張って行きます!



 

10周年割引。ビッグ ニュース

 あれよあれよと年末に近づいておりますが、そろそろ工房は10周年を迎える事となりました。

 10年続けられている事に感謝の気持ちと、新たな気持ちで次の10年に繋げていきたいという思いで、10周年アニヴァーサリーを何かしたいと考え、どうなるかは未知の世界ですが、大きな事をしたいなっと。。。。言う事で、10周年の『10』にちなんで、先着10名様に10万円割引でオーダーを受付ます!!!!清水の舞台から飛び降ります(笑)。

 本日から受付開始で、先着10名様10万円引き、11月12月のオーダーは5万円引きでオーダーを受付ますので、この機会にビスポーク体験を是非是非!!

 このような機会は、次回10年後ですので、20周年記念は20万円引き!?とはならないと思いますが、、、(冷や汗) 気を引き締めて頑張ります!!!どうぞ宜しくお願い致します。

 

つり込みPART 2 予告!?

 この間の教室の展示会&OPEN DAYの模様を「革靴倶楽部EYELET」さんが記事にして下さいました!!  
革靴倶楽部EYELET こちら→   http://shoes.bamboo-creation.jp

 豊富な靴情報で面白いサイトです!クレバリーで働く友人の靴職人テーモン君の写真もいきなりあり、『お!!!』とびっくり(笑)。靴仲間というより、ロック好き仲間のテーモン君。。。。

 さて、昨日から再び教室で『プチ講座』を再開しました。

 踵のとウエストのつり込みが終わった所から。。。。このブログでも講座内容を文章に載せておりましたが、文章力に限界を感じておりまして。。。。写真も載せながらじゃないとな~と。

 ちょっと、来週写真載せられるように頑張ってみます。。。超アナログ派なので。。。なんて言ってられないわよね。友人に『出来ないんじゃなくて、やる気がない言い訳だ!』と怒られまして。。。ごもっともなお叱りに改心致します。。。。しばしお待ち下さいませ。

 外は秋晴れ、気持ちのよい風が工房にも入ってきます。。食欲の秋!読書の秋!芸術の秋! なのでしょうが。。。私はパソコンの秋。。。になりそうです。冬になる前に頑張ろう!おー!!

 で、生徒さん達は準備がありますでしょうから、早速、教室の忘年会の日程を決めました。
12月27日(土)です!! あと2ヶ月ちょっと。。。。皆さん、ネタの練習始めないとね!

 それから、今年は全員で『WE ARE THE WORLD』を合唱しようかと思います(コテコテ!)
来週にでも、教室にソロパートを区分した歌詞カードを貼っておきますので、どのパートを歌いたいか争奪戦しましょう!(笑)。スティービーワンダーのパートや、シンディーローパー、ライオネル リッチーのパートは人気高いのかな? 私は指揮者のクインシージョーンズでもやろうかな。。。30人以上参加者のいる歌なので、皆で歌い上げよう!!とりあえず、YOUTUBEでチェックしてくださ~い。
 
 

OPEN DAY 無事終了

日曜日に開催した生徒の展示会&OPEN DAYは多くの方々にお越し頂き、賑やかに楽しい時間が持てました。お越し頂いた皆様、STAFFの生徒さん、どうも有難うございました。

 来年も開催いたしますので、またどうぞよろしくお願いいたします。また今回お越しになれなかった方々も、来年は是非!!!


 今回の催しは、『生徒の』ですので、私は簡単な準備をしただけなのですが、生徒さん達が率先して新聞を作ってくれたり、写真を撮ってくれたり、STAFFに名乗り出てくれたり、アイデアを出してくれたり。。。毎年こんな感じで、『場』を盛り上げるのに凄く協力的で、とても有り難いです。

 OBの『アノニマス』の赤坂君も(http://www.anonymous-shoe.com/)も忙しい中、靴作りデモンストレーションしてくれて、これから自分の工房を立ち上げたい!って生徒さん達に良い刺激を与えてくれたり、他の靴学校の生徒さん達に色々教えてあげてたり、良い雰囲気を醸し出してました。年々腕を上げてるし、職人らしい武骨な容姿に変貌して(笑)、仕事への真摯な態度が彼のオーラから出ていました。

 『何かを作り出す力』って、作るものが何であれ同じ力だと思うのです。靴を作るのも、人との関係を作るのも、場を作るのも、人生を作るのも、同じ脳みそで考え、同じ行動力で動き、作り上げた時の喜びは同等のものだと思うのです。だからね、なんでもいいから、良いもの作りたいと思います。そしてね、他の人たちの作った『良いもの』を見たいし、感じたいと思います。


 今年も工房を立ち上げよう!って頑張っている生徒さんがいて、『立ち上げる!』って決めてからバイトと靴作りとあちこちへの出店準備に忙しいのに、顔つきは本当に生き生きしてきたし、何より、心底頑張っている人のそばにいるだけで、なんか楽しい。



 私達はさ、戦争馬鹿の首相の国にいて、解決の当てのない原発抱えて、放射能は飛びまくり、大地震の予告を受けてて、富士山の噴火もいつ起きてもおかしくなくて、命よりお金って大企業が踏ん反りかえって、TVや新聞は平気でうそついて、情報操作して。。。って、B級映画かよ!って位、呆れちゃう程の不安の中に生きてるんだけれど、いつもね、希望はあって、それに向かって夢を見たいな。。。と。こんな世の中だからこそ、人間の本当の底力を、暖かい気持ちで感じたいです。

 どの道いつかは死ぬんだからね、沢山笑って、沢山遊んで、沢山好きなことして、沢山暖かい気持ちになって、楽しい仲間と沢山歌って、そんなことをしながら、5年後の夢、10年後の夢、20年後の夢に向かって進んでると、一日一日の大切さ、周りの人間の大切さが泣けるほど感じられるんですよね。

 そんなこんなで、OPEN DAYは終了しましたよ、生徒のみなさん!次はなんだっけ?そうです!!BWSの毎年恒例、『怒涛の忘年会』が待ってます!!それまで、出し物を準備しつつ、思いっきり弾けれるように、靴作りの修業の日々を続けましょ~。
 

いよいよ明日、OPEN DAY!

明日9月28日(日)11:00~18:00
BWSの展示会&OPEN DAYを開催します。

http://www.benchmade.jp 地図等の詳細は HPをご覧下さいませ。

毎年夕方4:30以降は込み合います。ゆっくり靴磨きや小物作りをしたい方は早めのお時間にお越し下さいませ。

ベビーシューズ作りは3時から行います! 靴べら作りは11時から随時行いますので、ご心配なく!

物作りの楽しさ、靴についてのあれこれ。。。楽しんで頂けると思いますので、どうぞ色々参加されて、有意義な一日になれば幸いです。心からお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越し下さいませ。宜しくお願い致します。


いよいよ明日!に迫ってきましたが、毎回何かしらのハプニングに見舞われるので、何が起こっても驚きませんが、先ほど携帯電話を水に落としまして、全く使えなくなってしまいました。。。

後は、ま、大丈夫そうです。準備も着々と進み、セッティングのみ。

明日は、スタッフの人達は10時に集合! 展示会後の『焼き肉会』は19時からですので、工房に18:50分に集合して下さい。場所を知っている人は直接行って大丈夫です。夕方は込み合いますが、片づけスタッフが欲しいので、手伝える生徒さんは18時に来てね。(一日遊びに来てても勿論歓迎です!)

あ~明日楽しみ♪ 今年も、生徒さん達はかなり率先して色んなアイデア出してくれて、ちゃっちゃか自分で企画して、スペシャル展示や小物作りを行いますし、新聞部も今年は3週間前からいきなり発足し、OBもOGもやる気漲ってるし。ほんと、何か自分でやりたい人は、BWSのOPEN DAYをどんどん利用して下さいね。

これから工房立ち上げたい人や個展開きたい人なんかは、はじめの一歩になるし、期限がある中で企画&行動する事は大切ですので、良い練習にもなるし。これから物作りしたい人達は、受け身じゃダメです。どんどん自分でアプローチしていかないと、何にも始らない。人との繋がりを見つけ、自分が居心地の良い場所を見つけ、どんどんアプローチして共感者を見つけないとね。

生徒さん達とも時々話すのだけれど、今の時代、私達の寿命ってかなり微妙じゃない。いつ死んでも良い覚悟で、楽しい事やりましょうよ。たぶん年金だって貰えないでしょうから、死ぬまで働かなきゃいけないと思うの。70歳とかになって好きでもない仕事するなんて辛いじゃない?
だったらさあ、今から技術が身に付くのが5年後とか、10年後とかだったりしても、まだまだ働く時間があるんだから、一日も早くね、好きな仕事見つけて、死ぬまでその仕事をする覚悟で毎日楽しんだ方がどんなに人生楽しいでしょうね。

私達は税金払う為に生まれて来たんじゃない!企業の使い捨て労働者になる為に生まれて来たんじゃない!絶対にそんな分けない!もっと人生は素晴らしいもののはず。私はめちゃくちゃ人生楽しいもん(笑)。人生なんて、ちょっとした考え方の角度でいくらでも変わっていく。全ては、一人一人の考え方次第、行動次第。もっと自由に、もっと明るく、もっと平和に、もっともっと素敵に!そんな人達の憩いの場でありたいとBWSは常に考えております。

とりあえず、明日はそんなBWSの一年の成果を発表する日。メンバー皆でお祝いしましょうね!!

つり込みPART1

9月28日(日)11:00~18:00 benchwork study の展示会&Open Day を開催いたします。(詳細は過去ブログをご参照くださいませ)

どなたでも、お気軽にお越しくださいませ。一日楽しめる内容になっておりますので、ふらっと遊びにくる感覚で、磨きたい靴や直したい靴をお持ち下さっても、手ぶらでもOKです!!皆様のお越しを心よりお待ちしております。


さて、今週、来週は展示会へ向けての準備と、時間と格闘している生徒さんがいるのとで、プチ講座はお休みですが、こちらのブログの方が滞っておりますので、前回のプチ講座の『つり込み』をちょいと。


木型、アッパー、芯材が揃ったら、いよいよ木型にアッパーをかぶせて立体化させる作業に入ります。

まず、踵の芯になるSTIFFNER を水に浸して柔らかくし、アッパーの表革と裏革の間に入れます。入れる際、土踏まずのある内側を外側より若干長くなるように入れます。これは、土踏まずをしっかり支える為です。まず、STIFFNERのスカイビングしていない面と、表革のトコ面にホワイトペーストを塗ります。ホワイトペーストは水溶性ですので、つり込みのスピードに自信のない人は、ブラシに水を含ませてホワイトペーストを使用すると、のりがゆるくなって、乾燥するまでの時間が長くなります。また、つり込み中にペーストが乾いてきてしまったら、水を付けると再び柔らかくなりますが、つり込みはさっさと仕上げるのがベストです。

上記の両方にホワイトペーストを塗ったら、塗った面同士を合わせて貼ります。貼ったら、STIFFNERのスカイビングした面にもペーストを塗ります。こうすると手が汚れないで貼り合わせられます。で、その後、サイドライニングののりしろの部分のみにペーストを塗って、STIFFNERののりしろ分に貼り合わせます。

それから、アッパーの裏革をしわが寄らないように貼り合わせ、木型に被せます。木型の踵部上部とアッパーの踵部上部を合わせて、踵の中心線を合わせるように設定し、お腹等で固定し、両手でアッパーのつま先部を持ち、前方の中心を合わせ、つま先のアッパーをワニで思いっきり引っ張り、25mmの釘でとめます。その後、中心がずれていないか確かめて、一本目の釘の両端に革を引っ張らずに釘を打ちます。こうすることによって、その後つり込みをしていく中で、中心がずれることを防ぎます。

ここまで書いて思うこと。。。。こんなの読んで理解できる人いるのかな?生徒さんたちはデモンストレーション見てるし、自分でもやってるから、わかるよね???

ちょっとね、画像を撮って見せないとほんと、難しいですね。やります!只今、考案中。

めげずに続けます。

木型の底のつま先部に3本釘を打ち込んだら、親指の付け根の一番出っ張った所をワニでつり込みます。この時、裏革のみを引っ張り、その後、表革のみを引っ張ります。決してその間にあるサイドライニングは引っ張らないこと。表革と裏革は伸び率が違うので、必ず別々に。

この時、ワニを握っていない左手で、アッパーの甲が木型の甲に吸いついているか確認しながら引っ張るのが重要です。左手で革が流れる方向に革を流してあげる。こうすると、革がどちらに伸びたいのか、どのくらいの力で伸ばしてもらいたいのかがわかります。つり込みはね、革の気持ちにならないといけません。革の伸びって、革それぞれ違うから、左手の感触で気持ちをくんであげて、手助けが必要だったら、革が行きたい方向に手伝ってあげなきゃ。これが出来ると、つり込ってぱっぱっ!と出来ちゃいます。

で、前方のアッパーが木型に吸いつくようにつり込みが出来たら、踵の裏側だけ引っ張って木型のバックハイ(実際の靴になるときの踵のトップライン)まで下ろします。

工場や日本ではこの位置からつり込み始めるんだけれど、これだと引きと吸いつきが弱いです。手の力でつり込みした後に、踵の位置を下ろすことによって、さらに革が木型にパーンと張りつきますので、凄く重要なポイント。日本の靴作りと英国の靴作りの一番の違いでもあるかしらね。

アッパーをバックハイまで下ろせたら、アッパーのドックテールの下、縫い割の一番上の部分に25mmの釘を半分の長さまで打ち込み、上方に釘の頭を倒します。こうすることで、踵部をギューとつり込みしても位置がズレず、アッパーに釘の穴が残ることもないです。既製品の靴は何で踵脇にわざわざ釘を打ち込むんでしょうね?あの穴は、靴の値札を通す為!!とデパートの靴売り場の店員さんが言ってましたが、そんなのは後付けの言い訳だろうけれど、本当だったらそんなことの為に穴あけるなよ!って思いますし、ちょっと工夫すればいいのにね~とずーと思ってます。

その後は、16mmの釘で踵部をつり込みします。木型の踵部に鉄板が付いていない時は他の部分と同じように25mmを使います。で、踵部がつり込みできたら、ウエスト部分のつり込み。

踵とウェスト部のつり込みが出来たら、踵部の釘を一本一本抜きながら、代わりに11mmの釘(タックス)を打ち込みます。イギリスではブラッツという、三角錐の形の釘を打っていましたが、10数年前からイギリスでも入手出来なくなりました。ま、11mmのタックスで問題ないです。これは釘〆でタックスの頭を打ち込みます。タックスもブラッツも鉄で出来ているので、履いているうちに錆びてきて、さらに抜きにくくなるので、木で出来たペースを使うより良いかと思います。ペースを使っている職人さんに聞いた話だと、木でできているので、打ち込んだ後に水を付けて膨張させるとギューと穴いっぱいにきつく入ります!って言ってましたが、靴が仕上がることには乾燥して縮むだろうに。。。。と思いましたが。。。。ま、それぞれの職人の考えで材料は選択するものなので、ね。

これで、踵とウェストのつり込みは完了。このデモンストレーションを生徒の前で15分から20分位でやって見せたら、久々に尊敬のまなざしを頂きましたが(笑)、芯材が濡れている間に仕上げないと形も形成しづらいし、木型への吸いつきも悪いので、ここはスピード上げていかないとね。ま、工場だったら機械で数秒でやるんだろうけれど、後々の型崩れの原因はこういうひと手間の省きから出てきますから、どれも手を抜けません。

つり込み中に、アッパーをちょくちょくハンマーで上から下にたたいて、形を整えながらつり込みしていくのも大切だし、革を引けるだけ引っ張るのも大事。全体重を右手にかけて、汗だくになってやる作業。これも、革を良いもの使ってないと出来ないことだから、この製法は、革の知識も非常に必要になってきます。って、クリッキングに話が戻るので割愛させてもらいますが。


心を込めるって、何か念のようなものを入れ込むことじゃなくて、自分の力のすべてを出して何かをするってことだと思うのです。だから、『心を込めてお作りしました』って、手製の商品のパッケージに書いてあったりするとき、安っぽい言葉の響きに変わってゲンナリしちゃうことあります。

『心を込める』って、本当に本当に大変なこと。自分の力の全てを使うって、とっても自分の未熟さが見えるし、全精神、全筋肉、全思考を使うことはヘトヘトになります。だからね、その都度自問自答しながら生きていかなきゃな。。。って思います。革の気持ち、他人の気持ち、自分の想い。。。。全部汲み取る為にもね、強く大きな人になりたいと願っていますが。。。ちょくちょく小さな器の自分が顔を出します。まだまだね、成長していかなきゃ。こちら側の勝手な押しつけでない『心の込め方』を学ばないとな~。誰もがハッピーエンドを迎えられるように、人との繋がりが良い循環を生んで、ハッピーの中で成長して高めあって、、、自分の周りの誰もがそうなると良いと思うし、世界中の人がそうなると良いと思う。何かを省いたり、誰かを省くんでなく、全てを、全ての人を活かせる方法。好きなファッション、好きな音楽、好きな文学があるように、好きな居場所を誰もが見つけられたらいいですね。自分の得意分野に全力を注げる居場所。そしたらね、みんなが『心を込めて』何かを作り上げれるだろうし、良い空間は良い空気しか生まないからね。やっぱりね、何をするにせよ大切なのは『LOVE&PEACE』!だね!