靴の芯材
ご自分の靴を触って頂くとわかりますが、つま先部分と踵の周りは堅くなっていると思います。これはアッパーの表革と裏革のライニングの間に『芯』が入っていて、靴を立体に形成し、形崩れを防ぎ、足にフィットしやすくする役割を果たしています。
この『芯材』達も沢山の種類があるのですが、多分売られている靴の9割以上は堅く厚めの紙で出来た物が使用されております。
私のところでは『革』を使用していて、革を使う場合、自分で型を取り、革を切り、スカイビングしなくてはならないので、結構大仕事。生徒さんはこの芯作りで、靴作りの第一の難関にぶつかることになります。
慣れるとなんてことはないのですが、私は芯作りにかける時間は20分くらいかな?これはひたすら、『シャープなナイフ』でナイフの角度を一定に保つことができれば、難関は突破できますが、最初は大変ですよね。
革を使用する利点は丈夫であることです。が、他にも凄い理由があります。
ビスポークの靴の場合、お客様との付き合いはかなり長くなります。20年、30年のお付き合いになることも多く、その間にお客様の足も人によっては多様に変化します。体重が8キロ変わると靴のサイズも変わると言われております。
8キロぐらいならあまり問題はないのですが、これが人によっては20キロだの30キロだの変化する場合もあり、その都度靴を調整するのですが、太ってしまった場合は、大きく付けたした木型を水と革の柔軟剤を混ぜて靴全体に付けた後、木型を靴の中に入れて靴を伸ばします。この時、靴の素材が全部革だと、中身が壊れることなく靴を伸ばせます。また痩せてしまった場合は、木型を削って小さくし、靴をお湯に付けた後、靴に木型を入れて、ライトを当てながら温度をキープしつつ、ゆっくりゆっくり乾燥させると、革を傷めることなく靴は縮みます。これも、革以外の素材が入っている場合は、こんなことすると壊れますが、全部革で作った場合は可能が技術です。細かい調整が必要なので生徒のみなさん、やりたい人はやり方を聞きに来てくださいね。勝手にやると革破けたりしますので、注意!
さて、芯の種類ですが、靴の先(つま先)部分の中に入れるのがTOE PUFF(先芯)で、かかと周りに入れるのがSTIFFNER(月型)、そしてその二つを繋ぐように入れるサイドライニングの3種が入ります。
サイドライニングは親指と小指のあたりの強化の為であるのに加え、TOE PUFF とSTIFFNERを入れたことによる、革の厚みの段差を取り除く役目にもなっています。靴が曲がる部分でもありますので、アッパーやライニングと同じ素材の革を使用します。所謂、アッパーに使うにはトラが多いとか、傷があるとか、伸びやすい等のアッパーには使用できない革を使うことが多いいですが、これもお客様の足の具合によって、足の形によって変えて使います。
右足と左足の横幅の差が激しい方の靴には、足幅の狭い方には厚めの革を入れ、幅の広い方には薄い革を入れて調整し、左右の大きさを揃えるのに役にたちます。
人は歩行の際に親指と小指の周りを折りながら歩きます。その際、必然的に靴は折れ曲がります。その折れ目はしわが入ります。長年しわが入り続けると革が割れてきたり、革に穴があいたりします。特にライニング革には穴が空き易いですが、このサイドライニングが補強となって靴の耐久性をアップさせています。
芯材は見えない部分だけれど、靴を履きやすくするため、長持ちするため、美しくするためにとっても大切です。見えない物こそ、とっても大事で、かけがえのないもので、人にとって必要な物。。。って仏教語る感じになりますが、『芯』がしっかりしているのがね、靴も人も大切ですよね。
この『芯材』達も沢山の種類があるのですが、多分売られている靴の9割以上は堅く厚めの紙で出来た物が使用されております。
私のところでは『革』を使用していて、革を使う場合、自分で型を取り、革を切り、スカイビングしなくてはならないので、結構大仕事。生徒さんはこの芯作りで、靴作りの第一の難関にぶつかることになります。
慣れるとなんてことはないのですが、私は芯作りにかける時間は20分くらいかな?これはひたすら、『シャープなナイフ』でナイフの角度を一定に保つことができれば、難関は突破できますが、最初は大変ですよね。
革を使用する利点は丈夫であることです。が、他にも凄い理由があります。
ビスポークの靴の場合、お客様との付き合いはかなり長くなります。20年、30年のお付き合いになることも多く、その間にお客様の足も人によっては多様に変化します。体重が8キロ変わると靴のサイズも変わると言われております。
8キロぐらいならあまり問題はないのですが、これが人によっては20キロだの30キロだの変化する場合もあり、その都度靴を調整するのですが、太ってしまった場合は、大きく付けたした木型を水と革の柔軟剤を混ぜて靴全体に付けた後、木型を靴の中に入れて靴を伸ばします。この時、靴の素材が全部革だと、中身が壊れることなく靴を伸ばせます。また痩せてしまった場合は、木型を削って小さくし、靴をお湯に付けた後、靴に木型を入れて、ライトを当てながら温度をキープしつつ、ゆっくりゆっくり乾燥させると、革を傷めることなく靴は縮みます。これも、革以外の素材が入っている場合は、こんなことすると壊れますが、全部革で作った場合は可能が技術です。細かい調整が必要なので生徒のみなさん、やりたい人はやり方を聞きに来てくださいね。勝手にやると革破けたりしますので、注意!
さて、芯の種類ですが、靴の先(つま先)部分の中に入れるのがTOE PUFF(先芯)で、かかと周りに入れるのがSTIFFNER(月型)、そしてその二つを繋ぐように入れるサイドライニングの3種が入ります。
サイドライニングは親指と小指のあたりの強化の為であるのに加え、TOE PUFF とSTIFFNERを入れたことによる、革の厚みの段差を取り除く役目にもなっています。靴が曲がる部分でもありますので、アッパーやライニングと同じ素材の革を使用します。所謂、アッパーに使うにはトラが多いとか、傷があるとか、伸びやすい等のアッパーには使用できない革を使うことが多いいですが、これもお客様の足の具合によって、足の形によって変えて使います。
右足と左足の横幅の差が激しい方の靴には、足幅の狭い方には厚めの革を入れ、幅の広い方には薄い革を入れて調整し、左右の大きさを揃えるのに役にたちます。
人は歩行の際に親指と小指の周りを折りながら歩きます。その際、必然的に靴は折れ曲がります。その折れ目はしわが入ります。長年しわが入り続けると革が割れてきたり、革に穴があいたりします。特にライニング革には穴が空き易いですが、このサイドライニングが補強となって靴の耐久性をアップさせています。
芯材は見えない部分だけれど、靴を履きやすくするため、長持ちするため、美しくするためにとっても大切です。見えない物こそ、とっても大事で、かけがえのないもので、人にとって必要な物。。。って仏教語る感じになりますが、『芯』がしっかりしているのがね、靴も人も大切ですよね。
教室の展示会&OPEN DAY
9月28日(日)11:00~18:00
benchwork study の展示会&OPEN DAYを開催します
どなたでもお気軽にお越しくださいませ当日のメニュー
*生徒の靴の展示
制作中の靴の展示も致しますので、靴の中身がどのようになっているのかも赤裸々にお見せいたします。毎週毎週、流血したり、ひどい失敗をして涙を浮かべたり、落ち込んだり、クラスメートに褒められたり、慰められたり。。。と一足作り上げるのには、さまざまなドラマがあります。そんな一人一人の靴作りストーリーをご覧くださいませ。
*革小物作り体験(無料)
毎年ご好評を頂いております『革小物』づくり。どなたでもご参加頂けます。今年もパスモケースや小銭入れをご用意いたしておりますので、ご自分で作った小物をお土産にお持ち帰り下さいませ。チクチクと手縫いする楽しさ、物作りの楽しさを感じていただけたらと思います。
*靴べら作り体験(有料)
靴を履くときのマストアイテム。いつも持ち歩ける折り畳み式の靴べらです。毎日使うものですから、愛着の持てる自作の靴べらはいかがですか?小さいものですが、技ありの製法でどこまで綺麗に仕上げられるか。。。その人なりのこだわりを。。
*ベビーシューズ作り(有料)
毎年恒例のベビーシューズ作り。その日にふらっと来て、作れるなんて素敵ですよね!ご自分のお子様に、お孫さまに、ご友人へのプレゼントにいかがでしょうか?色もカラフルな物を取り揃えておりますので、色選びだけでもわくわくしそうです。チクチク小さな靴作り。
*靴作りデモンストレーション
プロの靴職人が、実際に靴を作る過程をお見せいたします。
*靴磨き体験(無料)
『靴磨きって実際どうやったらいいの?』『いまいち、自分の磨き方が正しいのかわからない?』なんて方は意外と多いいように思います。そこで、靴磨き方法をお教えいたします!ご自分の革靴をご持参のうえ、お越しくださいませ。靴を磨きながら靴談義。靴磨きは男のダンディズムであり、女の身だしなみです。
*合わない靴の調整(無料)
購入した靴が足に合っていない。。。合っているのかいないのかもわからない。。。そんな疑問にお答えしつつ、ご持参いただいた靴の修正&調整を致します。『足より靴の方がだいぶ大きい』『指があたって痛い』等の靴をお持ち下さいませ。また、ご希望の方には足の採寸をして足の特徴をお伝えし、今後靴を購入する際のアドバイスもさせていただきます。
*ベンチワークスタディー新聞の配布
今年もギリギリに新聞部が発足し、ただ今制作中。教室の雰囲気、生徒さん達の様子が満載の新聞になりそうです。
*OB&OGの靴の展示
当教室で靴を学び、自分の工房を持って活躍している靴職人たちの靴の展示を致します。靴をオーダーしてみたいけれど、工房へ出向くって足が重い。。。などとお思いの方は、こちらで実際に靴を見て、職人と話して、工房へのワンステップに繋がれば、これ幸い。靴に興味がある方も、自分の工房を持つことに興味がある方も、実際彼らと話すことによって、色々なヒントになると思います。
一日中遊べる内容となっておりますので、どうぞお気軽にお越しくださいませ。毎年夕方は込み合いますので、小物作りを体験されたい方は、なるべくお早目に。革は多種揃えておりますが、遅い時間だと革選びの種類が減ってしまいますし。。。。
気さくなスタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。
benchwork study の展示会&OPEN DAYを開催します
どなたでもお気軽にお越しくださいませ当日のメニュー
*生徒の靴の展示
制作中の靴の展示も致しますので、靴の中身がどのようになっているのかも赤裸々にお見せいたします。毎週毎週、流血したり、ひどい失敗をして涙を浮かべたり、落ち込んだり、クラスメートに褒められたり、慰められたり。。。と一足作り上げるのには、さまざまなドラマがあります。そんな一人一人の靴作りストーリーをご覧くださいませ。
*革小物作り体験(無料)
毎年ご好評を頂いております『革小物』づくり。どなたでもご参加頂けます。今年もパスモケースや小銭入れをご用意いたしておりますので、ご自分で作った小物をお土産にお持ち帰り下さいませ。チクチクと手縫いする楽しさ、物作りの楽しさを感じていただけたらと思います。
*靴べら作り体験(有料)
靴を履くときのマストアイテム。いつも持ち歩ける折り畳み式の靴べらです。毎日使うものですから、愛着の持てる自作の靴べらはいかがですか?小さいものですが、技ありの製法でどこまで綺麗に仕上げられるか。。。その人なりのこだわりを。。
*ベビーシューズ作り(有料)
毎年恒例のベビーシューズ作り。その日にふらっと来て、作れるなんて素敵ですよね!ご自分のお子様に、お孫さまに、ご友人へのプレゼントにいかがでしょうか?色もカラフルな物を取り揃えておりますので、色選びだけでもわくわくしそうです。チクチク小さな靴作り。
*靴作りデモンストレーション
プロの靴職人が、実際に靴を作る過程をお見せいたします。
*靴磨き体験(無料)
『靴磨きって実際どうやったらいいの?』『いまいち、自分の磨き方が正しいのかわからない?』なんて方は意外と多いいように思います。そこで、靴磨き方法をお教えいたします!ご自分の革靴をご持参のうえ、お越しくださいませ。靴を磨きながら靴談義。靴磨きは男のダンディズムであり、女の身だしなみです。
*合わない靴の調整(無料)
購入した靴が足に合っていない。。。合っているのかいないのかもわからない。。。そんな疑問にお答えしつつ、ご持参いただいた靴の修正&調整を致します。『足より靴の方がだいぶ大きい』『指があたって痛い』等の靴をお持ち下さいませ。また、ご希望の方には足の採寸をして足の特徴をお伝えし、今後靴を購入する際のアドバイスもさせていただきます。
*ベンチワークスタディー新聞の配布
今年もギリギリに新聞部が発足し、ただ今制作中。教室の雰囲気、生徒さん達の様子が満載の新聞になりそうです。
*OB&OGの靴の展示
当教室で靴を学び、自分の工房を持って活躍している靴職人たちの靴の展示を致します。靴をオーダーしてみたいけれど、工房へ出向くって足が重い。。。などとお思いの方は、こちらで実際に靴を見て、職人と話して、工房へのワンステップに繋がれば、これ幸い。靴に興味がある方も、自分の工房を持つことに興味がある方も、実際彼らと話すことによって、色々なヒントになると思います。
一日中遊べる内容となっておりますので、どうぞお気軽にお越しくださいませ。毎年夕方は込み合いますので、小物作りを体験されたい方は、なるべくお早目に。革は多種揃えておりますが、遅い時間だと革選びの種類が減ってしまいますし。。。。
気さくなスタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。
スポーツの秋
うわ~!錦織選手に感動した!!もう、スポーツの試合見て涙をポロポロ流したの初めて。だいたい、私はスポーツ観戦なんて滅多にしない。自分の意志で観戦するのって、プロレスとボクシングのみ。甲子園を一戦ちゃんとTVで見たのもこの夏が初体験だったし、(甲子園も目頭熱くなったな~)生徒の皆さんにも時々スポーツネタを振られますが、『興味ないのよね~』と失礼な一言で会話を終了させてきた。だって本当に興味なかったんだもの。。。。
錦織選手も、今回の試合見るまで『しゃべり方が頭悪そうだな~』位の本当に失礼な印象しか持ってなかったんだけれど、今回はしゃべり方もしっかり大人になっていて、『勝てない相手はいない』発言も、嫌みに聞こえず頼もしい自信に満ちていて、誰よりも誰よりもトレーニングして、納得いく所まで切磋琢磨し、精神状態も最強の”俺”ってところまで到達してたんだろうな~。私の知らない世界。私の知らない景色。素敵だな~。ちょっとね、ここ2年、私はガツガツ仕事ばかりしている自分に嫌気がさして、ゆるーく、ゆるーく生きたい。。。と自分を緩めてきたんだけれど、再びガツガツしたい欲がフツフツと湧いてきました。肉体的にも精神的にも、MAXな状態で勝負するってやっぱり気持ち良さそう。。。。なんて思ったりして。。。。
さ、ランチ食べて靴作り靴作り!先週のプチ講座内容は今夜アップしようっと。
錦織選手も、今回の試合見るまで『しゃべり方が頭悪そうだな~』位の本当に失礼な印象しか持ってなかったんだけれど、今回はしゃべり方もしっかり大人になっていて、『勝てない相手はいない』発言も、嫌みに聞こえず頼もしい自信に満ちていて、誰よりも誰よりもトレーニングして、納得いく所まで切磋琢磨し、精神状態も最強の”俺”ってところまで到達してたんだろうな~。私の知らない世界。私の知らない景色。素敵だな~。ちょっとね、ここ2年、私はガツガツ仕事ばかりしている自分に嫌気がさして、ゆるーく、ゆるーく生きたい。。。と自分を緩めてきたんだけれど、再びガツガツしたい欲がフツフツと湧いてきました。肉体的にも精神的にも、MAXな状態で勝負するってやっぱり気持ち良さそう。。。。なんて思ったりして。。。。
さ、ランチ食べて靴作り靴作り!先週のプチ講座内容は今夜アップしようっと。
INSOLE PART3
今週から、火曜日、水曜日に一コマづつ教室が増えました。まだ人数が少ないので、広々のんびり。。。今日は天気も良かったから、清々しいスタートでした。
さて、先週のプチ講座は『insoleの穴開け』。アッパーをつり込む前に、中底にすくい針(オール)で穴を開けていきます。穴の感覚は大体8mm.これ以上間隔を開けると、ウェルトが波打ちし易くなりますし、間隔がこれ以上狭すぎると穴と穴の間隔が狭すぎてウェルトがちぎれ易くなりますので、注意。ただし、爪先は曲線になっているので、穴の延長を辿ってウェルト上の縫い目に達するまでに放射線状に広がっていきますので、大体中底の端が6mm間隔だとウェルト上の縫目が8mmになり、良い塩梅です。
穴開けは内側から外側に向けてすくい針を入れていき、一つ一つ穴を開けてゆくのですが、穴の出口は縫目の土台の一番下の角から出すようにします。土台の上部に穴が空いてしまうと、糸で縫う時、かなり力を入れますので、土台がちぎれてしまうので要注意です。
すくい針には幅があり、日本だと小、中、大、の3種類売られていますが、選び方は革の厚さと糸の太さで選んでゆきます。革が薄い場合、太い糸で縫うとアッパーに開けた穴が広がり易く、ちぎれてしまいますので、糸を細くします。すくい縫いは単糸を5本で縒って作りますが、薄い革の場合、4本位。あ、余談ですが、0.8mmとか0.6mmとかの厚さを薄い革と私は呼んでいます。私がメンズで使うカーフの革は1.2mm。1.4mmは厚い革で、ブーツにしか殆んど使わないな~。
革の厚さって、0.1mmの差で凄く変わります。手で触って0.1mm単位の違いは分かるので、(私は触って革の厚さをぴったり当てるの得意中の得意!!ただの自慢話です。笑)
糸の太さを変えないと、かなり糸にやられてしまいます。
で、すくい針で開けた穴の中に、穴の両端から糸を入れていって縫うのですが、穴に2本の糸がぎゅうぎゅうで入っているのが好ましいです。糸より穴の方が大きければ、穴の中で糸が動き易いので、出来れば穴より糸の方が太くて、糸を通す時に穴を若干こじ開けてゆくと、穴に隙間なく糸がぎっしり入って、しっかり縫えます。
だから、薄い革の時はそれに見合った糸の太さ&すくい針の大きさを選ぶようにします。
厚い革の時はその逆しかり。
本当にね、とてもとても小さな事なのだけれど、小さな事の積み重ねが凄い耐久性を生み、1段も2段も上のクオリティーを生みだします。
プチ講座では、すくい針の研ぎ方も見せましたが、どれも大切な事。綺麗な穴を作るため、作業を効率的に行うために必須です。
綺麗に縫うコツ、しっかり作るコツ。『コツ』を教えて下さい!って聞かれますが、『コツ』ってつまりは”理にかなっている事”だと思いますので、そこらへんをね、見よう見まねでやった後、『理にかなっているか?』を自分で考えてみて、納得できるようであれば習得です。自分でちゃんと意味を考え、理を考え、物を作っていけるようになるといいですね。
『なんだかこの工程は、こんな風にやるもの』だけの覚え方だと、発展していかないですよね。ちゃんと理解する事は何ごとにおいても大切じゃないかと思います。
製法でも、デザインでも基礎をね、ちゃんと理解していればどんな遊び方もできるけれど、基礎を知らずに応用は出来ないし、基礎のない遊びはただの”おふざけ”。私は遊びまくるの好きだから、『遊び』の本質とは何だろうか?とよく考えるのだけれど、ま、ルールなき遊びはクールじゃないね。最高に遊びを楽しむのに、ルールは必要です。あとね、基礎を踏まえてから遊ばないと、カッコ悪いしね。クールに遊ぶ大人の美学。。。そんな事を靴の中に入れ込んでいきたいですね。
さて、先週のプチ講座は『insoleの穴開け』。アッパーをつり込む前に、中底にすくい針(オール)で穴を開けていきます。穴の感覚は大体8mm.これ以上間隔を開けると、ウェルトが波打ちし易くなりますし、間隔がこれ以上狭すぎると穴と穴の間隔が狭すぎてウェルトがちぎれ易くなりますので、注意。ただし、爪先は曲線になっているので、穴の延長を辿ってウェルト上の縫い目に達するまでに放射線状に広がっていきますので、大体中底の端が6mm間隔だとウェルト上の縫目が8mmになり、良い塩梅です。
穴開けは内側から外側に向けてすくい針を入れていき、一つ一つ穴を開けてゆくのですが、穴の出口は縫目の土台の一番下の角から出すようにします。土台の上部に穴が空いてしまうと、糸で縫う時、かなり力を入れますので、土台がちぎれてしまうので要注意です。
すくい針には幅があり、日本だと小、中、大、の3種類売られていますが、選び方は革の厚さと糸の太さで選んでゆきます。革が薄い場合、太い糸で縫うとアッパーに開けた穴が広がり易く、ちぎれてしまいますので、糸を細くします。すくい縫いは単糸を5本で縒って作りますが、薄い革の場合、4本位。あ、余談ですが、0.8mmとか0.6mmとかの厚さを薄い革と私は呼んでいます。私がメンズで使うカーフの革は1.2mm。1.4mmは厚い革で、ブーツにしか殆んど使わないな~。
革の厚さって、0.1mmの差で凄く変わります。手で触って0.1mm単位の違いは分かるので、(私は触って革の厚さをぴったり当てるの得意中の得意!!ただの自慢話です。笑)
糸の太さを変えないと、かなり糸にやられてしまいます。
で、すくい針で開けた穴の中に、穴の両端から糸を入れていって縫うのですが、穴に2本の糸がぎゅうぎゅうで入っているのが好ましいです。糸より穴の方が大きければ、穴の中で糸が動き易いので、出来れば穴より糸の方が太くて、糸を通す時に穴を若干こじ開けてゆくと、穴に隙間なく糸がぎっしり入って、しっかり縫えます。
だから、薄い革の時はそれに見合った糸の太さ&すくい針の大きさを選ぶようにします。
厚い革の時はその逆しかり。
本当にね、とてもとても小さな事なのだけれど、小さな事の積み重ねが凄い耐久性を生み、1段も2段も上のクオリティーを生みだします。
プチ講座では、すくい針の研ぎ方も見せましたが、どれも大切な事。綺麗な穴を作るため、作業を効率的に行うために必須です。
綺麗に縫うコツ、しっかり作るコツ。『コツ』を教えて下さい!って聞かれますが、『コツ』ってつまりは”理にかなっている事”だと思いますので、そこらへんをね、見よう見まねでやった後、『理にかなっているか?』を自分で考えてみて、納得できるようであれば習得です。自分でちゃんと意味を考え、理を考え、物を作っていけるようになるといいですね。
『なんだかこの工程は、こんな風にやるもの』だけの覚え方だと、発展していかないですよね。ちゃんと理解する事は何ごとにおいても大切じゃないかと思います。
製法でも、デザインでも基礎をね、ちゃんと理解していればどんな遊び方もできるけれど、基礎を知らずに応用は出来ないし、基礎のない遊びはただの”おふざけ”。私は遊びまくるの好きだから、『遊び』の本質とは何だろうか?とよく考えるのだけれど、ま、ルールなき遊びはクールじゃないね。最高に遊びを楽しむのに、ルールは必要です。あとね、基礎を踏まえてから遊ばないと、カッコ悪いしね。クールに遊ぶ大人の美学。。。そんな事を靴の中に入れ込んでいきたいですね。
展示会&OPEN DAY予告
急に秋。。。9月に突入。
涼しくなったらガゼンやる気が出てきて、知的好奇心がムクムク芽生えてきました。今日は久しぶりに渋谷の本屋さんへ行って、ART関係の本をちょろちょろ下調べ。読みたい本が沢山ある!!レディース靴ののデザインとアイデアが昨日、今日とかなり浮かぶので、いい感じ。サンプル作りにしばし没頭します!メンズもね、作りかけが数足あるので、オーダーの仕事の合間にどんどん作ろうと思います。この秋はやるぞ~!!
さて、気合いも入って来たところで、教室の展示会&OPEN DAYを9月28日(日)に開催します!!
教室に興味のある方、靴作りに興味のある方、どうぞどうぞお越し下さいませ!!!!
当日は、生徒の靴の展示と、どなたでも無料で参加できる小物作り体験と、無料靴磨きレッスンと、靴べら作り体験(有料)、ベビーシューズ作り体験(有料)、OBの靴の展示、靴作りデモンストレーション、そして、フィッティングの合わない靴の無料修正サービスを行います!!
盛りだくさんの内容ですので、お時間ある方は是非是非遊びに来て下さい。時間の無い人は予定をキャンセルして、時間を作って来て下さい(笑)。一人でプラリと遊びに来てもかなり遊べると思います。お友達やご家族とワイワイ来ても楽しいと思います。
どうぞ手作りの楽しさ、靴をピカピカにする喜びを感じて、靴作りの世界をチラ見していって下さいませ。
詳細はまた後日にご報告致します。COMING SOOOOON
涼しくなったらガゼンやる気が出てきて、知的好奇心がムクムク芽生えてきました。今日は久しぶりに渋谷の本屋さんへ行って、ART関係の本をちょろちょろ下調べ。読みたい本が沢山ある!!レディース靴ののデザインとアイデアが昨日、今日とかなり浮かぶので、いい感じ。サンプル作りにしばし没頭します!メンズもね、作りかけが数足あるので、オーダーの仕事の合間にどんどん作ろうと思います。この秋はやるぞ~!!
さて、気合いも入って来たところで、教室の展示会&OPEN DAYを9月28日(日)に開催します!!
教室に興味のある方、靴作りに興味のある方、どうぞどうぞお越し下さいませ!!!!
当日は、生徒の靴の展示と、どなたでも無料で参加できる小物作り体験と、無料靴磨きレッスンと、靴べら作り体験(有料)、ベビーシューズ作り体験(有料)、OBの靴の展示、靴作りデモンストレーション、そして、フィッティングの合わない靴の無料修正サービスを行います!!
盛りだくさんの内容ですので、お時間ある方は是非是非遊びに来て下さい。時間の無い人は予定をキャンセルして、時間を作って来て下さい(笑)。一人でプラリと遊びに来てもかなり遊べると思います。お友達やご家族とワイワイ来ても楽しいと思います。
どうぞ手作りの楽しさ、靴をピカピカにする喜びを感じて、靴作りの世界をチラ見していって下さいませ。
詳細はまた後日にご報告致します。COMING SOOOOON
INSOLE PART 2
9月から火曜日と水曜日 11:00~14:00 のクラスが増えます!こちらのクラスに移動の生徒さんと、新規生徒さん募集中!!
なんだか今週はすっかり涼しくなって過ごし易い!もう真夏の間は家の中で思考停止状態が続いていて、ゲームとTVとアイスとゴロゴロ。。。(小学生の夏休みか!)広げもしない新聞がどんどん山積み、定期購読している週刊誌も借りたままのDVDも山積み。。。。
ま、長い人生こういう日々もあってよかろう。とか、こんなダラケタ中年で良いのだろうか?とか頭をよぎったりしつつ、The answer,my friend,is blowin'in the wind....♪と
Bob Dylanの境地に達していました。
夏の終わり。。。ぐうたら中年よ。。。また来年の夏に会おう!
ちょっと哀愁を漂わせつつ、秋はキリッ!っと背筋を伸ばして、ビシッ!っと行動し、パリッ!としたシャツ着て、バシッ!とシャキン!と生きていきたいと思います。はい。
さて、先週のプチ講座はインソール(中底)の作り方パート2!
木型につり込んだインソールが乾いた後。。。からの事。
木型に打ち込んだ周りの釘を抜きます。その後、土踏まず以外のインソールを木型の形に合わせて、ナイフで切りまわしていきます。この時、爪先部と踵部は木型ラインの流れに沿ってカットしていくことが重要です。踵部は緩やかな曲線を描いておりますので、その流れに沿って。爪先は木型によってまちまちですが、木型のラインを活かすように、斜めに落ちているデザインの物は、インソールも同じ角度で斜めに。(これ言葉では説明し難いです。。。生徒さん達にはデモンストレーションと黒板に図を書いて説明しましたので、理解してくれていましたが。。。文章力無くてスミマセン!)
木型を包み込むように、しっかり革をつり込んでありますので、革が木型に巻き込んでいるので、木型とインソールの間にナイフを差し込み、立ちあがっている革も綺麗に切っていきます。
次は土踏まず。土踏まずのラインは、踵の終わりの位置と親指の付け根を繋げるラインの真ん中が丁度一番凹むように、緩やかな曲線を描きます。踵に近い部分は直線に近い形に。ヒールの形はなるべく左右対称に、外と内のラインは平行に。以上を踏まえて曲線を描いていくと、ほとんどラインは決まってきます。
たまに生徒さんが、ソールのウェストを思いっきり細く絞りたいので、もっとインソールを細く切っていいですか?とか質問してきますが、ヴェベルド ウェイストの時の絞りはその後の溝掘りで絞っていくもので、インソールの形は、スクウェア ウェイストの時も、ヴェベルドの時も、ストーム ウェルトの時もパンプの時も、皆同じ。だから、製法を変えても、フィッティングは同じになります。
その後、溝をナイフで作っていくわけですが、ここの溝がしっかり平らになっていることが重要。この上(下?)にアッパーの革とウェルトがインソールと一緒に縫いつけられていくわけですが、土台がガタガタしているとウェルトがガタガタ波打ってしまいます。ウェルトが波打っているとそれに縫いつけていくソールも波打ちます。
ウェルトを縫う時に使う、ファッジ ホイール アイロン(縫い目の目付をする工具)が初心者だとなかなか綺麗に回せなく、ラインもガタガタになってしまいますが、ファッジ ホイールで綺麗にマーク付けする為には、この溝が綺麗に平らになっている事。アッパーの釣り込みが綺麗にしわなくつりこめている事。ウェルトとアッパーとインソールを縫う時、しっかり強く縫われている事。この3つがしっかり出来ていて、初めてファッジ ホイールの目付が成功します。
また、ヴェベルの場合は、溝の掘り方が違いますので、要注意。スクウェア製法でヴェベルの形にはなりません。他の靴屋さんでヴェベルに似させて作っている靴をよく見かけますが、インソールの作り方が違うから、”なんちゃってヴェベル”になっちゃってますね。
先週はここまで。
今週は『なんのこっちゃ?』とお思いの読者の方が殆どだと思いますが、インソールはかなり仕掛けがあります。靴をより良く足にフィットさせる為になされている工夫や、靴を構築していく上で、インソールは最も重要なもので、かなりの技が必要な箇所。靴作り初心者さんが一番先にこんな難しい事をしなきゃならないのは本当に大変だと思いますが、これを乗り越えてることが、靴作りの『洗礼』なのかな。。。と思います。
土台がしっかりしてこそ、良い靴が出来上がる。なんでもね、土台が大事。作り終わった後、土台は見えない。見えないけれど、『いざ』という時、本領を発揮します。建物もそうですよね。人間関係も、土台が大事でしょ?”信頼”って土台があってこそ長続きする。信頼を失ったら、土砂崩れのようにあっという間に。。。例えが怖いな。。スミマセン(笑)。
今週はINSOLE PART3!。縫い目の穴開けです!この穴もね、溝の角度とオール(すくい針)の角度との関係、オールと糸の太さの関係等。かなり奥深いものがありますし、しっかり縫いつける為のコツに繋がっていますので、マニアック過ぎる話も沢山出てくると思いますが、生徒の皆さん、寝ないでね~。
なんだか今週はすっかり涼しくなって過ごし易い!もう真夏の間は家の中で思考停止状態が続いていて、ゲームとTVとアイスとゴロゴロ。。。(小学生の夏休みか!)広げもしない新聞がどんどん山積み、定期購読している週刊誌も借りたままのDVDも山積み。。。。
ま、長い人生こういう日々もあってよかろう。とか、こんなダラケタ中年で良いのだろうか?とか頭をよぎったりしつつ、The answer,my friend,is blowin'in the wind....♪と
Bob Dylanの境地に達していました。
夏の終わり。。。ぐうたら中年よ。。。また来年の夏に会おう!
ちょっと哀愁を漂わせつつ、秋はキリッ!っと背筋を伸ばして、ビシッ!っと行動し、パリッ!としたシャツ着て、バシッ!とシャキン!と生きていきたいと思います。はい。
さて、先週のプチ講座はインソール(中底)の作り方パート2!
木型につり込んだインソールが乾いた後。。。からの事。
木型に打ち込んだ周りの釘を抜きます。その後、土踏まず以外のインソールを木型の形に合わせて、ナイフで切りまわしていきます。この時、爪先部と踵部は木型ラインの流れに沿ってカットしていくことが重要です。踵部は緩やかな曲線を描いておりますので、その流れに沿って。爪先は木型によってまちまちですが、木型のラインを活かすように、斜めに落ちているデザインの物は、インソールも同じ角度で斜めに。(これ言葉では説明し難いです。。。生徒さん達にはデモンストレーションと黒板に図を書いて説明しましたので、理解してくれていましたが。。。文章力無くてスミマセン!)
木型を包み込むように、しっかり革をつり込んでありますので、革が木型に巻き込んでいるので、木型とインソールの間にナイフを差し込み、立ちあがっている革も綺麗に切っていきます。
次は土踏まず。土踏まずのラインは、踵の終わりの位置と親指の付け根を繋げるラインの真ん中が丁度一番凹むように、緩やかな曲線を描きます。踵に近い部分は直線に近い形に。ヒールの形はなるべく左右対称に、外と内のラインは平行に。以上を踏まえて曲線を描いていくと、ほとんどラインは決まってきます。
たまに生徒さんが、ソールのウェストを思いっきり細く絞りたいので、もっとインソールを細く切っていいですか?とか質問してきますが、ヴェベルド ウェイストの時の絞りはその後の溝掘りで絞っていくもので、インソールの形は、スクウェア ウェイストの時も、ヴェベルドの時も、ストーム ウェルトの時もパンプの時も、皆同じ。だから、製法を変えても、フィッティングは同じになります。
その後、溝をナイフで作っていくわけですが、ここの溝がしっかり平らになっていることが重要。この上(下?)にアッパーの革とウェルトがインソールと一緒に縫いつけられていくわけですが、土台がガタガタしているとウェルトがガタガタ波打ってしまいます。ウェルトが波打っているとそれに縫いつけていくソールも波打ちます。
ウェルトを縫う時に使う、ファッジ ホイール アイロン(縫い目の目付をする工具)が初心者だとなかなか綺麗に回せなく、ラインもガタガタになってしまいますが、ファッジ ホイールで綺麗にマーク付けする為には、この溝が綺麗に平らになっている事。アッパーの釣り込みが綺麗にしわなくつりこめている事。ウェルトとアッパーとインソールを縫う時、しっかり強く縫われている事。この3つがしっかり出来ていて、初めてファッジ ホイールの目付が成功します。
また、ヴェベルの場合は、溝の掘り方が違いますので、要注意。スクウェア製法でヴェベルの形にはなりません。他の靴屋さんでヴェベルに似させて作っている靴をよく見かけますが、インソールの作り方が違うから、”なんちゃってヴェベル”になっちゃってますね。
先週はここまで。
今週は『なんのこっちゃ?』とお思いの読者の方が殆どだと思いますが、インソールはかなり仕掛けがあります。靴をより良く足にフィットさせる為になされている工夫や、靴を構築していく上で、インソールは最も重要なもので、かなりの技が必要な箇所。靴作り初心者さんが一番先にこんな難しい事をしなきゃならないのは本当に大変だと思いますが、これを乗り越えてることが、靴作りの『洗礼』なのかな。。。と思います。
土台がしっかりしてこそ、良い靴が出来上がる。なんでもね、土台が大事。作り終わった後、土台は見えない。見えないけれど、『いざ』という時、本領を発揮します。建物もそうですよね。人間関係も、土台が大事でしょ?”信頼”って土台があってこそ長続きする。信頼を失ったら、土砂崩れのようにあっという間に。。。例えが怖いな。。スミマセン(笑)。
今週はINSOLE PART3!。縫い目の穴開けです!この穴もね、溝の角度とオール(すくい針)の角度との関係、オールと糸の太さの関係等。かなり奥深いものがありますし、しっかり縫いつける為のコツに繋がっていますので、マニアック過ぎる話も沢山出てくると思いますが、生徒の皆さん、寝ないでね~。
夏休み
夢のような”ぐうたら”休暇を満喫したお盆休みでしたが、本日から通常営業。
今年はお教室の展示会を9月28日(日)に開催予定ですので、そろそろ準備を始めなくちゃ。。。
即席アシスタント募集中です!!
*靴磨き隊
*小物作り手ほどき隊
*靴談義 隊
生徒の皆様、宜しくお願い致します!
今週の教室も『プチ講座』やりますが、講座は一日休むと講座の流れが飛ぶからvideoに撮っている生徒さんも多いので、またfacebookにUPして貰えると良いのかも。。。
生徒さんでまだメンバー登録していない人はメグちゃんに登録の仕方を聞いて下さいね。
展示会は生徒の製作中の靴は、未完成の物も陳列致しますので、皆さん展示会へ向けてがんばっていきましょう!暑いな。。。しかし。。。
今年はお教室の展示会を9月28日(日)に開催予定ですので、そろそろ準備を始めなくちゃ。。。
即席アシスタント募集中です!!
*靴磨き隊
*小物作り手ほどき隊
*靴談義 隊
生徒の皆様、宜しくお願い致します!
今週の教室も『プチ講座』やりますが、講座は一日休むと講座の流れが飛ぶからvideoに撮っている生徒さんも多いので、またfacebookにUPして貰えると良いのかも。。。
生徒さんでまだメンバー登録していない人はメグちゃんに登録の仕方を聞いて下さいね。
展示会は生徒の製作中の靴は、未完成の物も陳列致しますので、皆さん展示会へ向けてがんばっていきましょう!暑いな。。。しかし。。。
INSOLE PART 1
8月15日(金)、16日(土)のお教室はお休みです。どうぞお間違えの無いように。
先週の教室では、いよいよプチ講座が『底付け』に入りました。底付の第一歩は"INSOLE"。
よくね、靴作りにおいて一番何が大事かって聞かれる事があると『ぜーんぶ!!』と答えますが、結構乱暴な極論ね。勿論どの工程も大切ですが、底付けでどれか一つってなったら、この”INSOLE"かな。
"INSOLE"は靴の中を覗くと見える部分で、靴の土台であり、直接足に当たる部分でもあります。ここから底付けがスタートしますので、INSOLEが駄目だと靴が作り終わるまで随所で苦労するはめになります。
特にHAND SAWN -WELTED製法の場合、木型のボトムの形状が複雑な曲線を描いております。この形状が歩くたびに足に馴染む靴になる秘訣なのですが、こちらの木型の形状をINSOLEに覚えさせるように、しっかりつり込む事が重要です。ここで、木型にINSOLE が吸い付くようにつり込みされていない場合、木型の良さが最大限に生かされ無いわけで、残念な結果になります。木型職人ガッカリです。。。
曲線を描いている木型の形状をどのように革のINSOLEに覚えさせるかというと、INSOLEの革をたっぷりの水に浸して中まで水分を入れ、柔らかくなったINSOLEをしっかり伸ばしながら、木型につり込み、釘で打ち込んでいきます。水を含んだ革は膨張し柔らかくなり、形が自由自在に形成し易くなります。その後乾燥させると、繊維が締まりしっかり木型の形状に形成されます。
つり込む前にも、大切なひと工夫がありまして、革のギン面をガラスの破片でギンを削り、歩き込んだ後のしわを入り難くします。ギンが付いたままでしわが入ると、革が割れてしまいますので、このちょっとの工夫が靴の寿命を10年も20年も伸ばしてくれます。それから、ギン面が付いていない方が、さらに汗を吸収しますので、靴内の通気性にも役立ちます。滑り止めですか?と生徒さんから聞かれましたが、それはあまり効果無いっていうか、そもそも靴の中で足が滑ってしまう靴は木型が足に合ってませんので、木型を調整しなきゃ!木型職人撃沈です。。。
それから、つり込む際には25mm程度の長めの釘を使い、半分の長さまで木型に打ち込み、残った釘の頭は木型の方に包み込むように叩いて寝かしておくと、縮みを押さえ、よりピッタリ吸い付くようにつり込めます。
どれも大事な工程。木型の良さを損なわない為に必須な事です。ここまで、先週の教室でデモンストレーションしながら説明しました。次回、22日23日の教室では、INSOLEの切り回し、土踏まずのラインの決め方。
亀の歩みの遅さで200位あると言われる工程を、一つ一つやっていきます。工程はどんどん省略されていく方向に靴文化は進んでいますので、後何十年残るか分からないHAND SEWN
WELTED製法を私の目の黒いうちは残していきたいです(笑)。省略するのは誰にでも出来るからね、学んで『こりゃ大変過ぎる!』と思えば省略すれば良いけれど、180年の間に先人職人達の知恵が沢山詰まった製法を自分で一から生み出すのは無理ですもの。知っておいて損はしませんよね。良く学び、沢山驚き、手の可能性を実感して感動しましょうね!
先週の教室では、いよいよプチ講座が『底付け』に入りました。底付の第一歩は"INSOLE"。
よくね、靴作りにおいて一番何が大事かって聞かれる事があると『ぜーんぶ!!』と答えますが、結構乱暴な極論ね。勿論どの工程も大切ですが、底付けでどれか一つってなったら、この”INSOLE"かな。
"INSOLE"は靴の中を覗くと見える部分で、靴の土台であり、直接足に当たる部分でもあります。ここから底付けがスタートしますので、INSOLEが駄目だと靴が作り終わるまで随所で苦労するはめになります。
特にHAND SAWN -WELTED製法の場合、木型のボトムの形状が複雑な曲線を描いております。この形状が歩くたびに足に馴染む靴になる秘訣なのですが、こちらの木型の形状をINSOLEに覚えさせるように、しっかりつり込む事が重要です。ここで、木型にINSOLE が吸い付くようにつり込みされていない場合、木型の良さが最大限に生かされ無いわけで、残念な結果になります。木型職人ガッカリです。。。
曲線を描いている木型の形状をどのように革のINSOLEに覚えさせるかというと、INSOLEの革をたっぷりの水に浸して中まで水分を入れ、柔らかくなったINSOLEをしっかり伸ばしながら、木型につり込み、釘で打ち込んでいきます。水を含んだ革は膨張し柔らかくなり、形が自由自在に形成し易くなります。その後乾燥させると、繊維が締まりしっかり木型の形状に形成されます。
つり込む前にも、大切なひと工夫がありまして、革のギン面をガラスの破片でギンを削り、歩き込んだ後のしわを入り難くします。ギンが付いたままでしわが入ると、革が割れてしまいますので、このちょっとの工夫が靴の寿命を10年も20年も伸ばしてくれます。それから、ギン面が付いていない方が、さらに汗を吸収しますので、靴内の通気性にも役立ちます。滑り止めですか?と生徒さんから聞かれましたが、それはあまり効果無いっていうか、そもそも靴の中で足が滑ってしまう靴は木型が足に合ってませんので、木型を調整しなきゃ!木型職人撃沈です。。。
それから、つり込む際には25mm程度の長めの釘を使い、半分の長さまで木型に打ち込み、残った釘の頭は木型の方に包み込むように叩いて寝かしておくと、縮みを押さえ、よりピッタリ吸い付くようにつり込めます。
どれも大事な工程。木型の良さを損なわない為に必須な事です。ここまで、先週の教室でデモンストレーションしながら説明しました。次回、22日23日の教室では、INSOLEの切り回し、土踏まずのラインの決め方。
亀の歩みの遅さで200位あると言われる工程を、一つ一つやっていきます。工程はどんどん省略されていく方向に靴文化は進んでいますので、後何十年残るか分からないHAND SEWN
WELTED製法を私の目の黒いうちは残していきたいです(笑)。省略するのは誰にでも出来るからね、学んで『こりゃ大変過ぎる!』と思えば省略すれば良いけれど、180年の間に先人職人達の知恵が沢山詰まった製法を自分で一から生み出すのは無理ですもの。知っておいて損はしませんよね。良く学び、沢山驚き、手の可能性を実感して感動しましょうね!
自分の世界の作り方
今日は大雨だったので仕事を早々に引き揚げて、ゆっくりDVD鑑賞。外に借りに行く気になれずに自宅のDVDの棚から適当にピックアップ。
『ゲーテの恋』と『Ray』の2本。詩人(作家)ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の題材になった自伝的ストーリー。小説の方は高校生の時に読んで『グジュグジュした男だな~』とか思ってましたが(笑)映画になると(または私が大人になったからか?)切なくていいです。映像も綺麗で匂いまで伝わってくるよう。ロッテ役もとても可愛いし。
『Ray』はレイ・チャールズの伝記映画。今日で観るの3回目ですが、3回見ても本当に酷い人!(笑)ラストはドラッグとも手を切って良い人として終わるので後味はそんなに悪くないし、音楽は言わずと知れて最高です!
両方観終わって、この2本の映画の共通点を沢山見つけてしまい、感嘆深く『神様は何故突然私にこの2本を観ろとお勧めになられたのか?』なんて想いを馳せたりして。。。
両方の実話の主人公はどちらも、誰もが天才と認めてる才能溢れる人。それぞれの作品は完璧であるのに、それぞれの天才は人間的には本当に不完全。というかダメ人間で、そこが人間味が溢れていてたまらなく可愛い。彼らが繊細過ぎるせいか、純粋過ぎるせいか、自分のしたい事に真っ直ぐになり過ぎるせいか、兎に角生きることに不器用過ぎて、彼らの”不完全さ”がたまらないです。
長年信じて疑わないことですが、『根拠なき自信を持ってて、したいことのある人は、やりたいことを決して諦めてはいけない!』って、また思いました。
先週、ロンドン・ロブで2年間の研修を受けている生徒のN君から『ロンドンに来て4カ月経ちました』メールが来まして、初めての外国暮らしで、いきなりロブで仕事ですから、本当に大変だと思いますが、なんとか前向きに頑張っているようでほっとしました。教室に通い始めた頃は、『靴職人で食べていくなんて、現実的じゃないから趣味でいいんです』とか、靴作りを頑張っている割に夢が無いな~という感じだったのに。。。凄い変わりようだし、飛躍だし、私はめちゃくちゃ嬉しいんですよね。弟子達も、本当に頑張ってて私の誇りだし。
最近も生徒の一人が働く先々で不運が起り、就職と転職を繰り返していたので、『もうさ、私と同じ社会不適合者だから、自分でやって行こうよ。』(笑)とやはり社会不適合者のスタッフと独立を進めたら、早速作品を作って来たり今後の予定を計画してきたりして、生き生きしてました。彼女もやれると思うな。
よーく目を開けてじっくり見たら、日本も世界も狂ってて、胸が痛くなることばかりだけれど、それでも自分の足で信じる方向に一歩踏み出せば、生きていることが素晴らし過ぎる!と感じられる事は山ほどあって、感動が増えて、仲間が増えて、小さくても最高な自分の世界が見つかると思います。
自分の世界の作り方のレシピは、『決して諦めない事』『一歩踏み出すことを恐れない事』『自分を信じること』じゃないかな。私は隠し味に『自分がバカだということを受け入れる事』を小さじ一杯入れてます(笑)。楽しみながら、頑張ろう!
『ゲーテの恋』と『Ray』の2本。詩人(作家)ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の題材になった自伝的ストーリー。小説の方は高校生の時に読んで『グジュグジュした男だな~』とか思ってましたが(笑)映画になると(または私が大人になったからか?)切なくていいです。映像も綺麗で匂いまで伝わってくるよう。ロッテ役もとても可愛いし。
『Ray』はレイ・チャールズの伝記映画。今日で観るの3回目ですが、3回見ても本当に酷い人!(笑)ラストはドラッグとも手を切って良い人として終わるので後味はそんなに悪くないし、音楽は言わずと知れて最高です!
両方観終わって、この2本の映画の共通点を沢山見つけてしまい、感嘆深く『神様は何故突然私にこの2本を観ろとお勧めになられたのか?』なんて想いを馳せたりして。。。
両方の実話の主人公はどちらも、誰もが天才と認めてる才能溢れる人。それぞれの作品は完璧であるのに、それぞれの天才は人間的には本当に不完全。というかダメ人間で、そこが人間味が溢れていてたまらなく可愛い。彼らが繊細過ぎるせいか、純粋過ぎるせいか、自分のしたい事に真っ直ぐになり過ぎるせいか、兎に角生きることに不器用過ぎて、彼らの”不完全さ”がたまらないです。
長年信じて疑わないことですが、『根拠なき自信を持ってて、したいことのある人は、やりたいことを決して諦めてはいけない!』って、また思いました。
先週、ロンドン・ロブで2年間の研修を受けている生徒のN君から『ロンドンに来て4カ月経ちました』メールが来まして、初めての外国暮らしで、いきなりロブで仕事ですから、本当に大変だと思いますが、なんとか前向きに頑張っているようでほっとしました。教室に通い始めた頃は、『靴職人で食べていくなんて、現実的じゃないから趣味でいいんです』とか、靴作りを頑張っている割に夢が無いな~という感じだったのに。。。凄い変わりようだし、飛躍だし、私はめちゃくちゃ嬉しいんですよね。弟子達も、本当に頑張ってて私の誇りだし。
最近も生徒の一人が働く先々で不運が起り、就職と転職を繰り返していたので、『もうさ、私と同じ社会不適合者だから、自分でやって行こうよ。』(笑)とやはり社会不適合者のスタッフと独立を進めたら、早速作品を作って来たり今後の予定を計画してきたりして、生き生きしてました。彼女もやれると思うな。
よーく目を開けてじっくり見たら、日本も世界も狂ってて、胸が痛くなることばかりだけれど、それでも自分の足で信じる方向に一歩踏み出せば、生きていることが素晴らし過ぎる!と感じられる事は山ほどあって、感動が増えて、仲間が増えて、小さくても最高な自分の世界が見つかると思います。
自分の世界の作り方のレシピは、『決して諦めない事』『一歩踏み出すことを恐れない事』『自分を信じること』じゃないかな。私は隠し味に『自分がバカだということを受け入れる事』を小さじ一杯入れてます(笑)。楽しみながら、頑張ろう!
新クラスを9月から増設します!
7月も明日で終わり。毎日が凄いスピードで日記でもつけていないと、毎日の素晴らしかった事を片っ端から忘れてしまいそうです。記憶に残らなくても、身体の細胞に蓄積されているといいな。
仕事もいよいよ新しい事をする準備も始めつつ、教室もやる気のある生徒さん達が増えてきておりますので、もっと生徒さん達に靴を作れる時間と場所を提供出来たら。。。と思っております。そもそも、金曜日と土曜日しかやっていない教室も珍しい。。。と言われて早10年。。。。注文靴屋の方の仕事で、ずーと他の日は靴を作っていますし、雑用や買い出しや、靴作り以外にも時間を取られておりそれ以上は無理。。。と思っていましたが、最近はアシスタント2人がかなり仕事をテキパキこなしてくれますので(本当に有り難い!)、私はオーダー靴の製作に没頭出来る環境にありますし、靴工房を持ちたい!と独り立ちしたOB達も楽しそうに頑張っておりますし、こんなご時世だから、長い物に巻かれてても自由から遠ざかるのみだからね、本当、自分の大切な人生の時間と労力を企業に下手に搾取されるより、『自営業』でやりたいように自分の人生をプロヂュースして、新しいのびのびした生活を一人でも多くの人が出来るといいな~と思います。
そんなわけで、9月より、火曜日と水曜日 11:00~14:00 のクラスを増設します。勿論、振替の生徒さんもこちらのクラス利用出来ます。曜日からして、少人数のクラスになると思いますので、ゆったりスペースでバッチリ作業したい方や、初心者で手取り足取り一からじっくり習いたい。。。という方にもおすすめのクラスです。
こちらのクラスに変更したい生徒さんはお知らせ下さい。また、新規生徒さんも募集中です。月謝や入会に関する事は全て、金、土曜日のクラスと同様です。ただ、平日しか説明会に来れないという方がいましたら、気軽にご相談下さいませ。
さ、暑さに負けず今夜も残業。。。。頑張ろうっと!!
仕事もいよいよ新しい事をする準備も始めつつ、教室もやる気のある生徒さん達が増えてきておりますので、もっと生徒さん達に靴を作れる時間と場所を提供出来たら。。。と思っております。そもそも、金曜日と土曜日しかやっていない教室も珍しい。。。と言われて早10年。。。。注文靴屋の方の仕事で、ずーと他の日は靴を作っていますし、雑用や買い出しや、靴作り以外にも時間を取られておりそれ以上は無理。。。と思っていましたが、最近はアシスタント2人がかなり仕事をテキパキこなしてくれますので(本当に有り難い!)、私はオーダー靴の製作に没頭出来る環境にありますし、靴工房を持ちたい!と独り立ちしたOB達も楽しそうに頑張っておりますし、こんなご時世だから、長い物に巻かれてても自由から遠ざかるのみだからね、本当、自分の大切な人生の時間と労力を企業に下手に搾取されるより、『自営業』でやりたいように自分の人生をプロヂュースして、新しいのびのびした生活を一人でも多くの人が出来るといいな~と思います。
そんなわけで、9月より、火曜日と水曜日 11:00~14:00 のクラスを増設します。勿論、振替の生徒さんもこちらのクラス利用出来ます。曜日からして、少人数のクラスになると思いますので、ゆったりスペースでバッチリ作業したい方や、初心者で手取り足取り一からじっくり習いたい。。。という方にもおすすめのクラスです。
こちらのクラスに変更したい生徒さんはお知らせ下さい。また、新規生徒さんも募集中です。月謝や入会に関する事は全て、金、土曜日のクラスと同様です。ただ、平日しか説明会に来れないという方がいましたら、気軽にご相談下さいませ。
さ、暑さに負けず今夜も残業。。。。頑張ろうっと!!