
丁寧に靴を履く
お客様から『靴磨きが楽しくて、趣味になりました!』
とお聞きすることが最近は特に多い気がしますが、本当に嬉しく有難いことです。
”物は沢山は要らない。”
”ゴミを出したくない。”
”大量な物から解放されたい!”
と先日もお客様がお話ししていて、とても共感しました。
また、他のお客様も年に1度メンテナンスの為に『直せる箇所は全部直しておいて〜』と靴をお送りくださったり
とても丁寧な暮らしをしていらっしゃるな〜と毎年感動しますが、メンテナンスにお送りくださるお客様も増えています。
”丁寧に靴を履く”
とは、靴に汚れや傷が付かないように気をつけて履くことでは無く、メンテナンスをまめに行うことです。
靴は地面と接し、歩行と共に擦れ、当たり、汚れるのは当たり前です。
履いている間は靴の事を考えずに済む、体の一部になって生活を共にして頂ける靴が良い靴だと思っています。
なので、靴の事を気にぜずにガンガン履いて頂きたい。。。と願って制作しています。
多少の汚れや傷は構わず、何かあった場合は職人にお任せください。
どんな修理も可能なのが、Hand sewn welted製法の最大の強み!!
革靴は、履けば履くほど味も出てて、新品とは別な燻銀の輝きを放ちます。
お手入れと修理を繰り返しながら、何十年も一緒に歩める靴。
足にも精神にもストレスのない靴づくりは、履き手にも作り手にも心地よいものだな〜
今週もお客様とお話しして、暖かい気持ちと共に思いました。
スキン・ステッチ講座を開催いたします。
2022年7月17日(日)14時~18時
『スキン・ステッチ講座』を開催致します。
参加費:5500円
工具代:8000円(コーンケーブ/ スキンステッチ用はり)
*お持ちの方は購入される必要はございません。どうぞご持参ください。
講師:大川由紀子
場所:Benchwork Study工房内
参加資格:どなたでも
参加方法:来店かZOOMでのオンライン
*zoomで参加の方は工具と材料を発送致しますので、お早めにお申し込みくださいませ。
定員:来店6名
*大変申し訳ございませんが、HPのNEWS上に記載の時間と変更がありましたのでご注意くださいませ。
参加ご希望の方は ↓のWEB SITEからお申し込みくださいませ。
スキン・ステッチとは、靴のアッパーに使用するハンド・ステッチの製法です。
主に、U-チップやフェーシングなどに使用されます。
今回の講座では以下の7種類を学べます。
*RACED LAKE レイスド・レイク
*FLAT SEAM フラット・シーム
*OPEN SEAM オープン・シーム
*TRIANGLE SEAM トライアングル・シーム
*OFF SET SEAM オフセット・シーム
*SHADOW STITCH シャドウ・ステッチ
*ROPE SEAM ロープ・シーム
また、上記の縫いを革の裏表を逆にしたり、組み合わせを変えると見た目の違う縫い目になるものもあり、
これだけ知っているとスキン・ステッチはコンプリート出来るかと思います。
スキンステッチを行う際にコーンケーブを使用するもの、ガラス板を利用して行うものがあったり、
難しそうに見える穴を開けるコツ、糸の選び方、それぞれのスキンステッチを行うのに適した箇所など、
学ぶことが沢山あって楽しいですよ![]()
スキン・ステッチのバリエーションが増えると、デザインの幅がぐーんと広がり、オリジナルのデザイン作りもさらに楽しくなりますね。
また、スキン・ステッチは靴のアッパーに施す製法ですので、底付けの製法がセメンテット製法、マッケイ製法、ハンドソーン・セルテット製法であろうと関係なく使用可能ですので、靴作りを学んでいる多くの方にご参加頂ける講座です。
どなたでも参加可能ですので、この機会にぜひ。
それから、6月19日(日)に開催の『チャールズパッチ講座』は来店での参加の残席2名です。
今回はzoom参加の方も多く、楽しみです![]()
今週のプチ講座「靴作りに使用する釘類について」
ふ〜。今日は少し涼しくて仕事しやすかった。。。。 昨日、一昨日と猛暑で外出たら焦げるかと思った。。。![]()
さて、今週のお教室は「靴作りに使用する釘類について」のプチ講座を行います。
ビギナーさん達はまだ、言われた通り釘を使用していると思いますが、”なぜこの釘をここに打つのか?”を理解すると
”どの位の長さを打ち込むべきなのか?”
”何本位打ち込めば良いのか?”
”どの長さを使うのが良いのか?”
が理解できますので、そんな基礎中の基礎講座を行なってみますね。
さて、先週はなんだかどのクラスも人数多かったような。。。。賑やかで何よりです![]()
最近、スキンステッチを行なっている生徒さん多発中![]()
U-チップ・ダービーのアッパーが仕上がった生徒さん。
スキン・ステッチは初心者の方達は大抵『難しそう。。。。』
と言いながら始めますが、縫い始めると楽しくなってくるようで縫い終わった後は皆さんいい笑顔になっています![]()
ソリッドを作成中の生徒さん。
自分以外の木型作りは沢山の学びがありますね!
ブーツのスクイ縫いが始まった生徒さん。
凄い集中してます!
型紙を作成中の生徒さん。
暑い中
皆さん頑張っていました。
のり類&くぎ類 の使い分け方
本日のお教室も賑やかに終了。
生徒さんからの質問で、靴作りに使用するのり類の使い分けがイマイチ。。。。とのことですので、
今週のプチ講座は
『のり類の使い分け』
を行います。
お教室でも3種類使用していますが、他にも色々な種類があります。
商品名もブランドも使用方法も色々と違いがありますので、おすすめの接着剤も含め、”のり類”全般についてお話ししますね。
資料もチャチャっと作りましたので、購入する際にお役立てくださいね。
ちなみに来週のプチ講座は『くぎ類の使い分け』です!
素材の特徴を知り、用途の意味を知れば、普段使用しているものが廃盤になってしまっても、他の適材を探せます。
知識ってそういうことですよね。
細かいこと程、実験したり試作したりしながら、掘り下げていきましょうね。
さて、本日のお教室もいつものように笑いあり拍手あり👏👏👏👏
まだ5月だっていうのに、夏のように暑いし
、成城の街はビルの建て替えがあちこちで行われていて、連日工事の音がうるさいですが、みんなお構いなしにワイワイ元気に靴作り
靴作りは癒されます。。。
MONK STRAPのアッパーが仕上がった生徒さん👏👏👏
ビット・ローファーを作成中の生徒さん。ここまで作って革がグリーンであることに気づいた
生徒さん。。。大物。。。
いよいよソール付けに入った![]()
今週末のお教室の生徒さん達も楽しんでいこう!
概念と戯れる
6月19日開催の「チャールズパッチ講座」は持ち物はナイフだけで大丈夫です。
「穴の空いた靴を持っていないのですが。。。。」と質問が多かったですが
材料はこちらでご用意しますので、ご心配なく。
シャープに研いだ包丁かナイフ(出来ればスカイビングナイフ)をご持参くださいませ。
さて、天候のせいなのか5月病なのか、、、「なんか鬱々とします。。。」と言ってた生徒さんが数人おりましたが、
元気の出ない時はなるべく大きなことを考えたり、小さな小さなことに思いを馳せたりすることをお勧めします。
椅子で有名なEames(イームズ)は色々と素晴らしい映像(映画)も残していて、その中でも一番有名なのが
Powers of ten ↓ だと思いますが、私達を取り巻く世界をマクロとミクロで見てみると、なんだか壮大な気分になりますよ。
そういえば、このEamesのドキュメンタリー映画「ふたりのイームズ」はお薦め映画ですが、映画の中でチャールズ・イームズについてイームズのスタッフが
”モノ”には意味と個性がある 概念は表現できる デザイナーの多くは モノと戯れるだけで満足している
でもチャールズは それより一歩進んで概念と戯れたの
と言っていたのが、すごく印象的で ”概念と戯れる” というデザインの仕方は、英国紳士靴のデザインにもいえていることだな〜と鳥肌が立ったのを覚えています。
そんなことを思い出しましたので、次回のお教室では『英国紳士靴デザインの線の意味』のプチ講座を行いま〜す。
全部の線、縫い目に意味があります。その意味を知ることで”靴の概念と戯れ”てみましょう![]()
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さて、今週のお教室も靴が仕上がった生徒さん![]()
一気に大人に、、、😊
サンダルが仕上がった生徒さん![]()
夏前に間に合いました😊
チャールズパッチ講座
6月19日(日)14時〜16時
「チャールズパッチ講座」を開催致します。
参加費:5500円
参加資格:どなたでも
参加方法:来店かオンライン(ZOOM)
講師:大川由紀子
参加ご希望の方は bespokeshoes@benchmade.jp 宛に お名前と講座名、来店かオンラインかご希望の方を送信願います。
折り返しご連絡致します。
チャールズパッチとは靴のアッパーに穴が空いてしまった場合の修理の方法です。
軽い傷のついた場合、深い傷の場合、穴が空いた場合、ライニングまで穴が空いた場合。。。とそれぞれにやり方が違います。
また、いかに耐久性を上げ、長持ちするようにするだけでなく、いかに目立たなく元の革に馴染ませていくか。
修理はリメイクとは違うので、縫い目などは決してつけてはいけません。
そんなパッチのAtoZを学べる講座です。
英国のチャールズ皇太子の靴もこのパッチ修理を施し数十年履き続けております。
ちなみに私もロンドンにいた頃にチャールズ皇太子のパッチ修理をさせて頂きましたので、本場をお教え致します。
最近、イギリスでこの修理方法を私に教えてくれた先輩職人マイケル・トンプソン氏(お教室に数回木型づくりを教えに来てくれたマイケルとは別人です)の訃報を聞き
、 彼から教わったことはしっかり受け継いで広めてゆこう! と新たな気持ちになりました。
マイケル・トンプソンは特殊な靴の修理専門の職人で、エスキモーの生活に魅了されていて、MR.イグルーというあだ名もありました。
かなりの変わり者でしたが、だからこその変わったアイデアが湧いてくる人で、多くのことを教えて頂きました。
特殊な修理は靴作りとはまた別の技術なので、素材の特性を知りそれを存分に生かして、どんな修理や修正でも可能にしてしまう技術。
知恵を振り絞って、目的を達成するために工具から自分で作ったり、普段靴作りでは使用しない素材を利用したり。。。。。
今回の講座では実際に参加者の皆さんとパッチ付けを行いながら、マイケル・トンプソン氏から学んだ面白い靴修理の話などを追悼を込めてしていきたいと思います。
靴職人も職人の卵も、靴の修理屋さんも、靴を愛する方々も楽しく学べる講座ですので、ぜひこの機会にご参加くださいませ。
今週のお教室風景
今週のお教室も楽しく終了。
振替参加の方が多かったので、どのクラスも賑やかで面白かった〜![]()
金曜日のお昼のクラスで「なんだかな〜って嫌になっちゃう時代だけれど、毎週靴作りできる幸せ
」と言った生徒さんに、みんなで深く頷く。。。という一場面もありつつ、夜のクラスでは社会の仕組みについて激論があったりして険しい顔になりつつ。。。靴の話になるとすぐに笑顔に戻って笑い話したり。。。。![]()
芸能ニュースから世界情勢の話、政治や経済の話、普段の仕事の話や、家庭の話、他の趣味の話などなどの世間話もしたり、靴づくりについてのマニアックな靴談義をしたり、失敗談や裏技を教え合ったりと靴教室ならではの話に花が咲いたり。。。
相変わらず賑やかなお教室です。
最近はスリッポンを製作している生徒さん多し。
ワックスボールを作ってた生徒さん
もうすぐ靴が仕上がりそうな生徒さん達
靴を3足同時に作っている生徒さん。。。大量生産中。。。。忙しい…![]()
ジーンズ素材でアッパーを制作中の生徒さん
のんちゃんと会話が出来る生徒さん
皆さん今週も頑張りました![]()
来週もこの調子で5月を乗り越えていきましょう〜![]()
今週のお教室風景
今週のお教室も楽しく終了。
お休みがちな生徒さん達が、振替消化でたくさん参加していたりで、今日もとても賑やかでした![]()
今週はプチ講座で「アッパーのトップラインの処理の方法」を6種類紹介しました。
靴のデザインは線で表現するだけでなく、縫い目やスキンステッチや、今回紹介した端の処理の仕方でも靴の顔がガラッと変わるデザインを作ることができます。
色々な製法を知っているとバリエーションが無限に広がります。
今回の講座は8月21日(日)に行う「クロージング講座」(どなたでも参加できます!)でも、紹介したいと思いますので、是非是非ご参加くださいませ。
本日サンダルが仕上がった生徒さん![]()
サンダル作りで余った革でボタンも沢山作りました!!
出し縫いが仕上がったリモート生徒さん![]()
チゼルトウの木型を作製中のリモート生徒さん
慎重にスクイ縫いを進める生徒さん![]()
来週も引き続きお教室は行なっていますので、振替余っている生徒さん達、来週も頑張っていきましょう〜。
お教室の説明会と見学も行なっていますので、靴作り始めたい方ぜひぜひ〜ご参加をお待ちしています!
お教室の追加 と 今週のプチ講座
6月から日曜日に1クラスお教室を増設致します。
日曜日 10:00〜13:00
ご興味ある方はぜひご参加下さいませ。 (WEBの方は今週中に変更します)
毎週土曜日13時45分からお教室の説明会、14時から15分ほど見学会を行なっております。
新たに靴作りを始めたい方、靴作り経験者の方も、ご自分のペースで靴作りができます!
靴作り経験者の方は、お好きなスタイルから学べます。どうぞお問合せくださいませ。
また、リモートのオンライン・レッスンもも行なっております。
リモート受講は靴作り経験者の方の方が受講しやすいと思いますが、こちらリモートでの説明会も行なっておりますので
どうぞ説明会にご参加くださいませ。
天気があまりに毎日違うので、毎朝何を着ていくか?と悩みますね。
昨日はあまりの暑さに日傘を差しながら出勤しましたが、本日は工房の窓を前開にして風を感じながらの靴作り。
先週のお教室で、Bagged edge(バッグド・エッジ)に挑戦している生徒さんがいて、他の生徒さんも「これもこれやりたい!」と言ってましたが、革のエッジ(端)の処理の仕方も色々ありますので、今週の教室ではエッジの種類のプチ講座を行います!
エッジの処理方法には
*ビーディング
*フォールディング
*バッグド・エッジ
*イングリッシュ・バインディング
*バッグド・トップライン
*ギリー・トップライン
などがあります。
さていくつ知ってるかな?お楽しみに〜。
靴の木型づくり
昨日は木型講座が終了し、参加者全員が木型を完成させ、作った木型につける”フィッティング革”の作成も行いました。
”フィッティング革”は 「ブーツ」「モンク」「ダブル・モンク」など紐靴ではない靴を作る際に必要な”当て革”です。
これがないと、ブーツは立ち上がりが下がってしまいますし、モンク類はバックルにベルトが届かなくなってしまいます。
また、木型の修正方法の講義も行いました。
仮縫い靴を履いて不具合が出た場合、その不具合を調整する方法、履いた時にみるべきシワの具合、シワが教えてくれる靴の中での足の状況、など、仮縫いの際にみるべきポイントを説明して、講座終了。
最後に修了証をお渡しして木型講座卒業です。
参加者の皆様お疲れ様でした。
木型はあくまで靴作りにおいての”工具”であるので、木型を作り終えたらそこからが、靴作りのスタートです。
自分の木型は思う存分、修正して試して、実験して、工夫して。。。。どんどん知識を増やして頂ければと思います。
自分で履いて試すのが一番の勉強です。一つ一つデーターを取りながら、経験値を増やしていくことが大切です。
靴作りの学びに終わりはないので、自分で課題を見つけて知識と経験を増やし続けるのみです
。
頑張っていきましょう〜。








































