”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -142ページ目

ロンドンの食べ物&ジェームズ・ボンドの靴

ありがたいことにイギリスにいる友人から、私の来英までの日にちを日めくりカレンダーのように正確に知らせてくれるので、だんだん気持ちが焦ってきているのですが(笑)、年末に向けて忘年会をどうするか?と友人からもメールが回って来たり、お教室の忘年会のこと等で、気分はパーティー!!となりたいところですが、相変わらず仕事の小山を抱え、ハッスルできないジレンマと戦っております。


 イギリスで心おきなく楽しむ為にも、頑張らねば!でも、実際イギリスで何をしようかと考えても、滞在は10日程ととても短いので、友人達や家族と会うこと意外はしたい事はあまりなく、しいて言えば『ポークパイ』と『パイ&マッシュ』を食べたい!って位です。


 『ポークパイ』は直径5センチ位の小さなパイで、中には夫が言うには”知らない方が良い事もある”というような部分の豚肉が入っていて、普通チョコレートや牛乳や新聞を売っている”ニュース・エージェント”やスーパーで売っているものなのですが、冷たいまま食べる固めのずっしりした、塩気の多いパイ。初めて買った時には暖めようとして、夫に『ポークパイは絶対に暖めてはいけないんだ!』とひどく叱られ、まったく得体が解らない代物ですが、美味しいです。スナック感覚で、お腹がすくと皆食べてました。


 『パイ&マッシュ』は陰のロンドン名物なのですが、観光客向けでも、一般人向けの食べ物でもなく、『ロンドンの肉体労働者の為』の食べ物で、ミート(何のミートかは不明)パイとマッシュポテトに、鮮やかなグリーンのソースがかかっていて、これだけではたいした味がしないのですが、ここに塩コショウを自分でして、ビネガーをたっぷり振り掛けると、凄く美味しく、他では味わえない不思議な味。このグリーンのソースが決め手なんだけれど、絶対にレシピを明かさない掟でもあるのか、このグリーンのソースがいったい何物なのか、誰に聞いても解らない。大体、『パイ&マッシュ』の店は、休日はやっていないし、平日もお昼時しか開いていないので、普通に仕事をしている人間にはなかなかお目にかかれないし、店の数も少ないので、かなり貴重な存在なのですが、物価の高いロンドンでは激安の3ポンド払えばお腹いっぱい!になれます。ロンドンに行く機会のある方は、是非是非お試しあれ。


 話は変わりますが、11月23日から公開されるジェームス・ボンド最新作の『007/カジノ・ロワイヤル』。ボンドファンの私は是非見たい映画なのですが、ジェームス・ボンドがどうやって007となったのか。。。。と言うストーリーだそうで、娯楽映画としては本当に楽しめそう。それに!!!!!!主人公の履いている靴は、なんと!!!!!!!レディーメイドのジョンロブ・パリスの新作秋冬コレクションの靴2足だそうで、そちらも是非とも見たいです。ジェームス・ボンドが履くドレス・シューズですよ。ロブしかないでしょ!って感じです。実際、ショーン・コネリーもビスポークのロブ・ロンドンの顧客としても有名でしたし。ロブ・ファン&ボンド・ファンは見逃すなかれ。

WE ARE THE WORLD!

 あ~すっきりした!今日はワークショップ内の配置大移動をしました。仕事も忙しくてそれどころではないはずなのですが、この数週間、配置が気に入らなくて気になっていて、夜もベッドに入ってから『あの棚をあそこに持っていって。。。』などと考え出したら眠れなくて、睡眠時間が3時間位になってしまっていたので、やってしまいました。


 手伝ってくれたI君、本当にお疲れ様でした。


 今日は午前中に納品があって、銀座へ行った帰りに久々に青山へよって、靴職人の友人とランチへ。ここのところ、仕事がやたらと楽しくて、ワークショップで1分でも長く靴を作っていたい!と思ってか、家と職場の往復のみの行動範囲の日々が続いていたので、久し振りの友人との会話も楽しかったですが、青山周辺、原宿を歩いてなんだかワクワクしてしまった。やっぱり、少しは出歩かないとね。行きたいART展なども多くやっているので、何とか仕事の合間を縫って行動範囲を広げたいと思います。


 今一番行きたいのは 大竹伸朗氏の http://shinroohtake.jp/index.html  なのですが、大竹氏のアートも横尾忠則氏と同じくらい好き!パワーみなぎる色彩とポップさに、元気が出ること間違いなし。(これ以上元気になる必要もないけれど。。。)


  日本人若手アーティストの勢いも増す一方!って気がしますが、映画界も音楽も日本人凄いぞ!!あ、スポーツ界もね。60億円。。。


 なんか、芸術界はもう、人種も何もなくって、色んな人達が世界中駆け回ってコラボレーションしたりして、パワフルな作品を作っていて、そういうアーティスト同士の繋がり自体にも感動してしまいます。良い世の中ってのは、こういうことですよね。芸術は楽しげに、感動を与えつつ、人類の行くべき道を示してくれているような気がします。


 安部首相のおっしゃる『愛国心』なんて、無理に思わせようとしても、思えるもんじゃないし、子供たちの自殺の原因も、学校や親や政府がお互い責任を擦り合っていて、見てて腹が立ちます。責任なんて、全員が持つべきものですよ。責任持つ人が多くて悪いわけがない。


 子供にも大人にも必要なのは『希望』だと思うのですけれど、『大人になったら、ああなりたい!ああしたい!』なんて、希望があれば少々のことにはへこたれないと思うし、人生は子供が知っている『学校』なんて小さな檻の中とは違い、大きくって、色んな人がいて、色んな感動がごろごろしている事を教えてあげなくてはいけないのでは?子供の頃には変わり者と呼ばれて、誰にも理解されずに、一人ぼっちで辛い気持ちでいた天才達が世界中にごろごろしているじゃないですか!パワフルな芸術家のプロフィールって結構奇抜ですよね。


 今、悩みで壊れそうになっている子供たちが数年後、数十年後には、人に感動を与える人になれるかも知れないのに、いじめで死んでしまうなんて、可哀想でなりません。リストカッターや、引き篭もりや、いじめる側も、同じ事。心から感動したり、心から夢中になれることがない人間は、弱いのかも知れませんね。子供たちよ、人生の楽しみを貪って、強く生きていきましょうよ。負けるな!


  私達は日本の子供である前に、地球の子供。宇宙の子供。もう、スティービー・ワンダーの『WE ARE THE WORLD』ですよ。(懐かしい。。。)ね、安部首相!!

 









年末パーティー!!

 私のお教室に通っている人達は『物作り』が大好き!って人が多く、色々と作ったものを見せてくれます。今週も、カバンやお財布を試行錯誤しながら、ハンドステッチで作った物を見せてもらったのですが、とても使い良いように工夫もされていて、仕事も丁寧で、素敵なオリジナルでした。


 『デザイナー』と言う仕事は、”販売促進”が仕事で、つまり人に購買意欲を湧かせるのが仕事であるので、”良いデザイナー”とは、”沢山売れる物を作る”事が出来る人をいうのだと、働くようになってから思ったのですが、『自分の使う物をデザイン』する人は、”いかに使いやすく自分の必要な物”を作るかってことに重点が置かれ、もちろん、手先の器用さ、素材の使い方に関しては売っている物に劣るかも知れないですが、そんな事とは引き換えに出来ないほど満足感と愛着が出ますよね。


 色々と自分で作るようになると、何でも自分で作れるのだ!って事に気づいて、大量生産の現場などを見たりすると、吐き気をもよおすって人に何人か会った事がありますが、私もその1人。別に実際何でも作るわけではないのですが、『自分で作れる!』と思えることと、『物は買うもの』と思っている人では生き方も違ってくるのではないかと思います。


 今週は、午前のクラスと午後のクラスの間のランチタイムに、お互いの作ったものを見せ合ってる人達がいて、ほのぼのとした暖かい人間関係の輪(の出来始め)のようなものを感じました。


 最近、遠距離から来ている人は隔週に来たり、振り替えの人が2クラスを1日でとったりしているので、クラスの合間のランチタイムが、違うクラスの人達との交流の場にもなっているのですが、こういう交流がもっと深まると良いですね。同じクラスの人達とは、交流や友情が深まってきている人達もいますが、他のクラスにもいますよ、濃いキャラクターが!!(笑)


 4クラスともまったく”色”が違うのだけれど、金曜のあの人と土曜のあの人は気が合いそうだな~などと、よく思ったりもするし、材料買ったり、情報交換したりするのにも役立つので、もっと皆さんの交流が深まれば。。。と思います。って訳で、今年は12月にお教室の忘年会(には早い時期に)やりましょ!!前から、移転パーティーしましょうよ~とか、数人に言われてたのですが、どうも忙しさにかまけてしまって、すみません。でも、今年はやる!絶対やるぞ!!皆がやらないって言ってもやるぞ!!(脅しか?笑)また、授業中にでもパーティー案を伺いますので、色々考えておいてくださいね!

咳き

 この3週間ほど嫌な咳が続いていて、『結核疑惑』がありましたので、本日病院へ行ってきました。


 病院へ行っていきなり、『レントゲンをとりましょう!』と言われ、「やっぱり。。。。」などと思っていたのですが、お医者さんにレントゲン見せられ、医者『マイコプラズマじゃなさそうですね。』私『え!って事は、やはり結核ですか?』と言ったら笑われて、ただの風邪か、花粉症ではないか?との事。


 今まで、花粉症らしきものになった事がなかったので、ショックと言えばショックですが、人に移って大変な病気でなくて良かった。ほんと、結核で皆さんに移していたら。。。と心配していたので、ひとまず安心。


 で、オリンピックのように4年周期で流行る”マイコプラズマ”と言う菌が現在流行しているそうで、これは肺炎になるそうですので、皆さんもうがいを良くして、お互い気をつけましょうね!


 しかし、病院では抗アレルギー薬、抗生物質、痰の切れを良くする薬、咳止め、痛み&熱を下げる薬、の5種類処方され、びっくり。これらの薬の副作用で病気になってしまうのではないかと、心配性の私はまたまた心配。自己治癒力を落とさない為にも、薬は出来るだけ、漢方やホメオパシー、レメディー、を使うようにしているので、お医者さんに『出来るだけ、薬は飲みたくないので、最小限に抑えるとしたら、どの薬だけ飲めば良いですか?』と聞いたら、『ん~~~。咳を止めたい?のであれば、咳止めで。。。。後は様子見て、熱がもっと出たら。。。これ飲んで。。。』って感じで、別に飲む必要もないって感じでした。ま、個人のどの位治す意思があるかって事なのかな?


 家に帰って、とりあえず、日本が誇る『梅肉エキス』を飲んで、ヨガしよっと。

11月3日(金)

 来週の11月3日(金)は祝日の為、教室はお休みです。11月4日(土)は通常通り、行います。お間違えのないように!

靴道

ワークショップに電話会社の方が来て、『安くなる○○プランがありますので。。。』と説明を聞いていたのですが、その登録を終えた後、『ここまでが仕事の話で、あの個人的な事ですが、よろしいですか?』といきなり靴を脱ぎだして、足に合う靴が見つからなくて困っていて。。。。と相談されました。


 その方の足を見たら、初めて見るくらい”ぺったんこ”の偏平足で、幅広で甲も高く、指は短め。履いていた靴も、かなり幅の広い靴でしたが、踏まず側は革が延びきっていて、購入当初は無理して履いていたんだろうな、と想像が出来ました。とりあえず、靴を選ぶ時のポイントと、簡単な修正方法を告げましたが、彼の靴と足を見ていたら、悲しい気分になってきて『作ってあげたい!』と心から思ったのですが、私の作る靴の値段を聞かれて言葉が詰まってしまいました。その方は『がんばって、稼げるようになって、いつか作ってもらいに来ます!』とおっしゃってくれましたが、今日は一日自分の仕事についてズーと考えながら、仕事をしていました。


 私が持っている”技術”とはいったい何の為の技術なのだろうか?人の為になるような”技術”なのだろうか、その”技術”は本当に生かされているのだろうか?私の仕事の目的はいったい何なのだろうか?今までは、わかっている気になっていたが、今日は頭の中に答えは見つからず、”悔しさ”と”空しさ”に胸が締め付けられました。


 今日のようなジレンマは今までに何度かありました。その度に、私は正面から問題を見ず、見て見ぬ振りをしてきたのではないだろうか?私は、本当に自分がしなくてはならない事が本当は解っているのかも知れない。


 今まで作ってきた靴、私のバックグラウンド、そんな小さな過去を振り返ることなく、目の前にある現実と問題をしっかり見据えなくては。そろそろ、本当の意味での自分の”靴道”を歩んで行かねばならない時期が来たのだと思う。ここ数ヶ月の悩み事”今後の仕事の構想プラン”を練り直さねば!また、向かってゆける『夢』が出来た。私にとって『夢』は見るものでなく、叶えるもの。今回は腰をすえて、ゆっくり着実に進んでゆこう!面白くなってきたぞ!!

心配

今週は木型製作、パターン カッティング、仮縫い、本縫い、サンダルと生徒さん達の作業が結構ばらばらで、教室中に人が散らばっていました。お互い他の人のしている工程が気になるらしく、質問しあったりしてよい雰囲気でした。他の人の靴を見て刺激を受けたり、次に作る靴のデザインやスタイルを考えたり、習った事を復習したり。


 ここ数週間木型を作っている人達が、最初は『ラウンド トウ』で作るつもりが、だんだん『チズル トウ』に変えていて、皆とてもよい出来。今木型を作っている人達がアッパー作って、底付けしていく工程を見るのが楽しみ!


 土曜日のある方は、今までに見たことのない様な、凄まじいシェープの木型を作っておりますが、驚くほど上手く出来つつあります。まったくの初心者でお教室に来て、1足作るのに失敗に失敗を重ね、出来上がったときには『不器用だけれど、その執念と根性が気に入った!』と思っていたのですが、2足目に作りたい靴のデザインを聞いたとき『今回は製作に3年はかかるのではないか?』と心配していたのですが、自分でホームセンターでグラインダーを買い、お風呂場に持ち込んで木型を削っているそうで、そのやる気と努力の成果が形となって出ていて、1足目の時とはラインを見る目も違うし、丁寧さも違うし、成長振りが本当にすごい。


 この頃、ミシンやグラインダーを購入して、家でもせっせと靴作りをしている人達が増えてきました。話を聞くと、6畳一間のアパートにミシンと作業代とベットがあるので、ほとんど床が見えない。。と言っていましたが、皆さん”正気”なんでしょうか?そのうち、彼らのご両親から『教室に通うようになってから、うちの息子(娘)が狂ってきた!』などと苦情が来ないか心配です。(笑)


 私はこのところ、伸び悩みに苦しんでいるのですが、今日は凄まじい生徒さん達を見て、今までの数倍手を動かし、脳を働かせとことんやっていかねば!と新たに意欲が出ました。どうもありがとう。


 そういえば、脳で思い出しましたが、金曜日の生徒さんがDSを持ってきて、試しにやってみたら私の脳年齢80歳代。私ったら、いつの間にそんなに成熟していたのだろう。。。。他の生徒さんに言ったら、『大丈夫ですよ~。私は150歳代でしたよ!』って言ってました。彼女の脳は生きているのだろうか?と心配になりました。

ゆっくり、ゆっくり、少しづつ

T-シャツにジーンズという、夏と変わらぬ格好をしてますが、もう10月も半ば。。。暖かいですね。


 そろそろ年末のスケジュールを考えながら、12月までに何とか仕上げたい靴達と格闘しております。12月は18日からイギリスへ行く事になったので、仕事を仕上げて心置きなくイギリスで楽しみたい!ヨーロッパの数カ国の革屋、工具屋、靴屋をめぐる旅を友人から誘われているので、そちらも行きたいのですが、今回は仕事は抜きで久々の休暇にしようと思っています。ま、そんな事を言っても、ロンドンにいるのは靴職人の友達ばかりなので、新しい情報などは仕入れてくるつもりです。あと、ワックス・ボールも(笑)


 12月の来英へ向けて、今年のラストスパート・モードに入りました。


 毎日靴を作っていると、ふとした瞬間に、『あれ?これはこうしたほうがいいのじゃないか?』と、気づく事が多かったりするのですが、今日は接着材に使う刷毛が気になりだしました。


 普段使う刷毛、ブラシは水をつけるときに使う分には良いのですが、どぶの蓋やなんかにつける接着剤には大きすぎるので、歯ブラシを使っていて、歯ブラシにも使いやすいように、先の3列以外は全部切り取っていたのですが、今日は幅8ミリほどのヘラを使ってやってみたら、なかなか良い。ブラシをシンナーにつけて洗う手間もないし。ま、かなり小さな小さなことですが。。。


 しかし、こんな小さな小さな事の積み重ねで、工具は年々使いやすく変化しています。大きな変化のない時には、地道に小さなことを少しづつ。


 生徒さん達も、なかなか先へ進めない工程にイライラする事もあるでしょうが、思い通りに出来なかったり、失敗ばかりする時も、その中に大きな学びは必ずあって、後々その経験が役に立ちますから、落ち込まなくて下さいね。ゆっくりゆっくり、少しづつ。焦って作った3足より、一つ一つ疑問を持ちながら作った1足の方が学びが多いいかも知れません。

成長

 皆さん、風邪などひいていませんか?私は大雨で気分もどんより。。。のはずですが、今週はテンション高く生きております。


 心にほんの少しの餌を与えてもらうと、かなり力が湧いてきます。人との優しい関わりは、最高の癒しですね。これを愛と呼ぼう!なんだか、さっぱり解らない内容でしょうが、簡単に言うと今週の私は機嫌が大変よいので、安心してお教室においでくださいませ。(笑)


 今日出来上がった、弟子の靴もなかなか好い仕上がりで、後数足彼の家族の靴等を作って練習してもらえば、少しづつ私の仕事も手伝ってもらえるかな?弟子自信も今回の靴で自分の上達が解り、本当に嬉しそうでよかった~。私に怒鳴られて怯えていた日々もありましたが(笑)、早く一人前になって羽ばたいて欲しいです。


 昨日は、銀座でお客様の靴の履き心地チェックをしに行ってきたのですが、世界中の靴&業界に詳しい方で毎回勉強させて頂いています。私自身は、他の靴屋で靴をオーダーする事はないので、本当にお客様からの情報はありがたいです。『お客様から職人が育てられていく』のですね。いつか、恩返しの出来るような靴を作らさせていただけるようがんばっていかねば!


 日々成長していくのは本当に大変な事です。成長していくのは一人では出来ない。周りの人間との関わりの重要さ、人間1人では生きていないことを実感した良い一週間でした。あ、まだ土曜日のクラスがあった。。。

 


 

関さん

先週は木型作りをしている方が多かったですが、時間のかかる人は感心する程長い時間、木型製作に集中しています。木型はサイズを合わせるのも難しいですが、木型の形から出来上がりの靴の形をイメージする事が難しい。。。。と言ってた方がいますが、本当に難しい作業です。木型は靴作りの初めから終わりまで使う工具で、最後に抜くので『LAST』と呼ばれています。靴作りの大事な大事な工具です、がんばっていきましょう!


 さて、前回書いた『指切りさん』は無事に抜糸も終え、指に絆創膏をつけただけで今週も靴作りに励んでいました。皆の心配もよそに、大きな革を担いで持ってきたので、久し振りにクリッキングについてお話しましたが、革を一枚広げてデザインをあれこれ考えるのは楽しいです。今後はお客様にも革をばーっと広げて、デザインを考えるようにするとよいな。


 話は変わって、文章も人柄も面白くて大好きなファッションライターの竹川さんが夏前にインタビューして下さった記事がアップされたので、どうぞhttp://www.boq.jp/special/2006/sp_shoenintoiro/index.htm


 私の記事より、関さんの記事に注目!!私は6年ほど前に、知人を通して関さんのお仕事場に訪ねてお会いした事があるのですが、イメージ上の『職人』そのもので、感激しました。靴作りが好きで、これだ!って17歳の時から現在の70歳になってもまだ続けている。頭が下がります。いつまでも、お元気で靴を作り続けていただきたい素敵な職人さんです。