YAMAHA PACIFICA 302S 12 一旦完成
パシフィカの改造。
ピックアップの配線までが終わってました。
ネックを組み込んで、ナットを作成するのですが、手持ちの自作オイル漬け牛骨ナットでは高さが足りない。
なので、無漂白の牛骨を購入して、簡易的にオイル漬けしました。
今回はオレンジオイルとローズヒップオイルの混合。
3弦を削り過ぎてしまい、1度失敗。
こんな事もあろうかと、ナットを2個購入しておいて良かった。
はい、完成。それほどオイルが染み込んだ色はしてませんが、元の白さからすると十分オイルの色はでてます。
オクターブチューニングをして、音出しチェック。
そして、記念撮影。
元はこんなボロボロのギターでした。
ディマジオのchopper(リア)とcruiser(フロント)をつけてます。
シングルタイプのハムバッカーです。
chopperは歪みも良く乗りましたが、そこはシングルサイズなので、通常のハムよりも、個性的(シングル風味がある)ですね。
フロントのcruiserは秀逸。
フロントの音らしい音はあまり出ません。ハーフトーンのようなカラッとしたハイの効いた音。
アンディ・ティモンズの音の秘密が少しわかったような気がする。このピックアップは独特な音がしますね。
明るいカラーなんだけど、シングルのような線の細さがないんです。かと言って太くもない。ちょうど良さ。
弦は裏通し。少しだけレリック加工してます。
ストラップはアーニーボールのツイードっぽいもの。
元々はエルボーのコンターは無しでしたが、削りましたので、弾きやすいです。
ミュージックマンのaxisと比べても、変わらないくらいのボディサイズ。
むしろ、パシフィカの方が小さい?
ストラトと比べると、全長はさほど変わらないが。
ボディはだいぶ小さいです。
バインディングがついて多分だけ、外周を削ったので、ボディが一回り小さくなりました。
小さくて、軽いボディが好きなので、狙い通り?(怪我の功名?)のサイズとなりました。
フレットの高さがあまりなかったのですが、すり合わせしてました。
フレット交換しなくても、もう少しは大丈夫そうかな。
これで一旦改造終了。
少しノイズが乗るので、時間がある時に調整します。
トーンもイマイチ効きが悪いので、交換します。
あと、フレットもいずれ交換が必要になるので、その時にナットをエボニーに交換してみようと思ってます。
見た目は狙い通り。
下地の白とミルキーホワイトのマッチングも最高。
クリアは艶消しラッカーを薄く吹いてますので、経年変化も楽しみ。
音もテレキャスらしい明るい音ながら、ハムバッカーの要素も出せる独特の音になりました。
次の改造予定はしばらくありません。
では!