今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -91ページ目

韓流頼みの終焉

 昨日はTBSの『くらべるくらべらー』を観ました。今回で最終回であります。

 この番組、元はいろんなものを比較する…というタイトル通りの内容だったんですが、最近は「韓流もの」を無理矢理くっつけるなかなか無茶な展開を見せてまして、視聴率が底抜けに落ちておりました。で、にっちもさっちもいかずに遂には終了というわけです。同じメディア業界に関わる人間としては、本当になんだかな~という感じです。

 TBSは他にも『ファミピョン』という番組でチャン・グンソク特集みたいなのをやりまして、その時の視聴率がゴールデンにも関わらず3.9%という驚異の数字を叩き出しております。この時も番組内容なんか二の次で、テレビ欄には「チャン・グンソク」という言葉のオンパレードという、まぁ、同じメディア業界に関わる人間としては…以下略。

 で、この2つの事象を見て思うのは、もう韓流頼みの一点突破はよしなさい…ということですね。

 韓流ブームに関しては、まぁ、いろいろあるわけですけれど、私は別に親韓でも嫌韓でもないのでそこはどうでもいいです。日本の芸能界だって、多かれ少なかれ、事務所パワーやその関連のゴリ押しで露出度は変わりますからね。

 でも、これは韓流だろうと日本の大手事務所だろうと同じですが、そのタレントなり、そのタレントが出てる番組なり、そのタレントが出してる歌なりが良くなけりゃ、誰も興味持たないんです。例えゴリ押ししてもね。韓流ブームの先駆けとなった『シュリ』は単純に面白い映画でしたし、ブームを作った冬ソナは、日本人が作らなくなって久しい「ベタだけど目が離せないドラマ」だったからこそ、それを見慣れたオバサマたちに圧倒的に受けたわけです。それにKARAや少女時代なんかは、まさにピンクレディーですよ。子供にも受ける簡単なメロディーとダンスという、それがあってこその今の人気なわけで、つまり売れる要素がしっかりあるから売れただけの話。

 その点、この2つの番組は言ってしまえば「韓流スターにおんぶに抱っこ」なだけで、なにひとつ売れるための努力をしてないのです。韓流出しとけば視聴率上がるはず、スポンサーも付きやすいはず、韓国なら出張費も安いから出るはず…みたいな、その程度ですよ。考えてるのは。そりゃね、視聴率なんか取れるはずありませんて。

 だからこそ、メディアはこの失敗を見て襟を正せと言いたい。韓流ブームという言葉に乗っかって思考停止してる場合じゃないぞと言いたい。面白いものを作るという当たり前のことを、不況を理由にないがしろにしたら、さらに視聴率は下がるばかりですよと、テレビ好きとしてはハッキリ言いたいですね。

 ちなみに、次長課長・河本のやっている『イラっとくる韓国語講座』という番組が、なんと視聴率0%という衝撃的な数字を叩き出したんですが、これはテレ東で、しかも放送時間が明け方近くで、さらに出演者が河本だけというのが理由でしょう。ただ、韓流ブームだからっていう理由だけで作られた番組なのは火を見るより明らかなので、こういう所にもブームの悪しき部分が垣間見えるということかもしれません。おしまい。

ドSすぎるぞピグライフ!

 昨日はあんまりテレビを観ていないので、またもやピグライフのお話を…。

 以前のブログ で「一般社会ではあり得ないほどストレスの溜まるグダグダぶり」と、「もはやリア充お断りとしか思えないハードルの高さ」を指摘したピグライフなんですが、昨日、鬼畜過ぎるすいかイベントが終わったと思ったら、今度はひまわりイベントが始まりました。即座にです。休む暇もなくです。

 しかもすいかは12時間で収穫できたのに、今度のひまわりは24時間! なのにまたもや「運がいいと収穫できるひまわりの種を、50個集めたら花瓶あげるよ♪」という期間限定クエストがあるんで、そのハードルはさらに高いものへと確変したのでありました。なんなんでしょう、このブラック会社の営業マンに科せられたノルマみたいなハードさは。

 で、これは何かに似てるな~と思ったら、わかりましたよ。これはまんま、SMにおけるご主人様なのです。私は仕事でドSの人にもドMの人にも過去、何度も会ってるんですが、ドSの人っているのはとにかくM女さんに日々、ストレスを与えるます。あらゆる手を駆使してね。で、ご褒美を与えることでそのストレスから解放させるという、まさにピグライフと同じ手法なのです。

 しかもドSの人は、常にM女さんに目標を与えます。何か無茶な要求をしてそれを達成しても満足せず、常により高いハードルのプレイを目標にさせ、ドMへと仕込むのです。これもまた、ピグライフの今の状態とまったく同じ。そして新興宗教なんかの信者に対するマインドコントロールなんかともまったく同じ。ちなみに以前のブログのコメでヴェスパーさんがそのことを指摘してますけど、ホント、見事なまでにその通りの展開になっているという、それはもう面白すぎるピグライフなのです。

 ただ、これが商売として成功しうるのかについては、これまた前回のブログで書いた通り、私は疑問なんですよね。そりゃ信者作ってお伏せさせるのは儲かるでしょうけれど、会社の規模や従来のピグの成功なんかを見たら、どう考えても普通に「面白いから課金する」という人を増やしたほうが見返りは大きいわけで、なぜこの手法をピグライフに持ち込んだかは甚だ疑問。それに、ピグライフにハマる人が増えれば、それだけブログや従来のピグをやる人は減るのが、少ないパイの取り合いになっているネット産業の現状ですから、どっちに転んでも旨味は小さくなるばかりだと思うんですけど、いかがでしょう。

 あ、それとですね、私はモバイル版をやってないんで知らなかったんですが、どうやらこの手法はすでに「モグ」というアメーバモバイルのゲームでやってるそうです。で、このモグ、今はリア充がどんどん減り、熱狂的信者を残して末期症状を迎えているとかいないとか…。なので私は、課金せずにまったりと楽しみながら、ピグライフの行く末を生暖かい目で見守っていきたいと思っております。おしまい。

人間は大人になっても褒められたい

 昨日は『はじめてのおつかい 夏の大冒険スペシャル』を観ました。

 このおつかいシリーズは言うまでもなく人気番組&長寿番組でして、最近は昔のVをそれとはわからないように流して、それが終わった所で「あれから○年後…」などとその後の子供たちの様子を見せてくれたりします。で、わがまま坊主がヲタク少年になってたり、おとなしかった少女がギャルになってたりと、目に見えない成長過程を想像することもできる素敵な番組なのであります。てかその後が見せられない子供も結構いるんだろうな~。たぶん。

 あとですね、この番組のファンには2パターンありまして、ひとつは単純に子供好き。これはロリコンとかショタコンという意味ではなくて、孫を見るじいちゃんばあちゃんみたいな、保護者的な大人な見方ですね。そしてもうひとつは、子供たちの姿に幼き頃の自分を重ねながら観るタイプ。私なんかは完全にこのタイプです。

 後者で観てる人間は、子供たちの頑張る姿を可愛いと思いながらも、時にイライラさせられます。「それやっちゃダメだってば……だからダメだって………ってほら! だから言ったでしょ! 」みたいな。テレビ観ながら「あ~あ!」なんて言っちゃうのです。他人の子供なのに。しかもテレビの中のことなのに。

 でもね、これはその子供たちに言ってるようでいて、実は幼き頃の自分に対して言ってるんですよね、きっと。今だったら絶対にそんな失敗などしない自分と、失敗ばかりしていた幼き自分の記憶とのせめぎ合いですよ。子供をよく叱る親なんかはたぶん、みんなこのタイプじゃないかと思われます。

 ただそんなアダルトチルドレンのような人間も、泣きながら頑張って帰って来た子供を、同じように大泣きしながら迎える親の姿に、まぁ~泣けちゃうんですよね~。文句ばっか言ってたくせに。わかっていても最後は番組の術中に見事にハマるわけですよ。

 で、ここから出した私の結論というのは、たぶん、こういう私のような人間は、泣きながら「よく頑張ったね~」と心のどこかで自分が言われたいんではないかと。そういう無償の愛みたいな、そういうものをどっかでいまだに欲しているのではないかと、そう思うのであります。大人は失敗しても許してもらえませんからね。できて当たり前。できなかったら当たり前のようにさよならですから。だからこそ年端もいかない子供の失敗にイライラするという、なんという心の狭さかな。

 なのでこの番組を観てあらためて思ったのは、例え仕事仲間が失敗したり、彼女さんが何かやらかしても、そこまで頑張ったことを褒めてあげようということですね。そういう人間に、私はなりたい。おしまい。