今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -86ページ目

テレビ業界と出版業界の共通点

 昨日は某出版社の偉いさんたちと久々の飲み会があったもので、まったくテレビを観ておりません。それどころか正体を失うほど飲んでしまったもんで、今も二日酔いだったりします。いや~、酒に飲まれるなんて何年ぶりだろうか…。

 で、その飲みの席で皆が熱弁していたのは、今は雑誌を作ってもなんの得もないよね~というお話。

 これまで出版社の多くは雑誌が売り上げの中心でした。なぜかと言えば、雑誌は出す度に多額の広告費が見込めるからです。さらに雑誌には書籍化、ムック化できるコンテンツも多々あり、まさに宝の山だったのですよ。本屋さんも雑誌を一番目立つ所に置くし、コンビニの棚は雑誌がメインだったのも言うまでもありません。

 ところが最近は、雑誌がま~売れない。売れないから広告もどんどん減るし、本屋さんも減るし、コンビニは雑誌よりも売れそうなムックを増やすという、完全な負のスパイラルなのです。

 では、なんで雑誌が売れなくなったのかというと、その理由は2つあって、ひとつはメディアの氾濫により、雑誌以外で情報を得る人や、雑誌以外にお金を使う人が増えたから。そしてもうひとつは、雑誌というのは一度買わなくなると、そのまま興味を失ってしまいやすいコンテンツだからです。

 そのため、今は雑誌よりもムックのほうがまだお金になります。それ自体で完結する上、今、皆が興味をもっているテーマに特化して作れますから、より多くの人に受け入れられやすいのです。また、ある一定層だけを狙ったマニアックなテーマで作れるのも、ムックの強みだったりします。

 で、これと似たようなことが起こっているのが、実はテレビ。お気づきの方もいると思いますけど、最近のテレビって改変期でもないのに特番をよく組むのですよ。しかも人気番組のスペシャルだけでなく、まったく関係ない一発物みたいな番組の多いこと多いこと…。これもですね、基本は「レギュラーで視聴率を取るのは難しい」というのがあるからでしょうね。ならば視聴者が興味を持ちそうな一発企画で勝負し、よければそれをシリーズ化…という、まさに出版業界におけるムックと同じ方法論でやっているわけです。

 そんなわけで、今はテレビ業界も出版業界も大変なんですが、それは一方で、これまで雑誌を中心とした殿様商売をしてきたからゆえのことなんでね。まだまだ面白いものが作れる土壌であることは変わりはないのです。おしまい。

男と女が別れる理由

 昨日はフジテレビの『ベストハウス123』を観ました。今回は「ハリウッド驚愕! 女が男を捨てる時 映画より劇的な恋愛大破局スペシャル」であります。

 出てきたのはジュリア・ロバーツ、ユマ・サーマン、メル・ギブソンなどなど。前者2人は捨てた人、後者は捨てられた人というわけです。

 で、ユマ・サーマンさんの場合は「婚約した億万長者が部下に行動を監視させるなど、自由を奪われたために捨てた」という話で、ご丁寧にも茂木健一郎が「仕事ではワンマンで通用したけれど、男と女の関係ではうまくいかなかったということですね」なんてオチを付けてました。

 でも、実際はそんな簡単な話ではないんですよね、コレ。実はこの婚約解消の直前、婚約者の男は元NASDAQ会長マドフによる例の巨額詐欺事件に巻き込まれてましてね、多額の資産を失っているのですよ。つまりこれは「お金があっても自由がないなら別れる」というカッコイイ女の話ではなくて、実は「金の切れ目が縁の切れ目」という生々しい話なのであります。そこんとこ、ちゃんと伝えないとアカンよ、フジテレビは。

 ジュリア・ロバーツさんのほうはというと、『24 -Twenty Four-』のジャック・バウアーでお馴染み、キーファー・サザーランドさんを捨てたというお話です。結婚の約束をしながらも、内緒で別れた家族と会っていたり、浮気したりするバウアーさん。そんな自由気ままな彼に愛想を尽かしたプリティー・ウーマンは、その復讐としてナント! 結婚式の4日前に別の男と駆け落ちしちゃったのであります! エグイ、エグイよプリティーさん! 

 こちらも番組では「私が感じた痛みを2度と女性に味あわせない男になって」という意味を込めてやったと、ジュリアさんのカッコイイ女っぷりを前面に出してましたけど、それはジュリアさんの提灯本(この手の本はアメリカには本当に多い!)の受け売りですし、本人もまったく言ってないことなんで、はたしてそれが真相なのか? ていうか「出演した広告が修正のし過ぎで掲載禁止に!」という、なんとも情けないニュースが流れた矢先に、こんな話されてもな~という感じもしますけれども…。

 で、最後のメル・ギブソンさんなんですが、彼は二番目の嫁にDVで訴えられた上、否定したら証拠のテープまで出されてしまい万事休す…という、なんともトホホなお話です。このせいでメルさんはWMEという代理人業の大手企業を事実上、解雇され、主演映画の話も流れ、俳優業が続けられるかどうかもわからない状態なのであります。さすがユダヤ人差別で有名なメルさん。DV疑惑が出ても「やっぱね」と思われるくらいの男ですから、なるべくしてなったという感じでしょうか。

 ただこれもまた、ちょっと違った事実がありまして、彼と長く一緒にいた最初の嫁は「過去に一度もDVなど受けたことがない」と言っているのにも関わらず、二番目の嫁の弁護士は、その最初の嫁を法廷に出し、無理矢理DVが過去にもあったことにしようと画策している…なんて話もあるんです。「あなたにもお金が入りますよ」と焚きつけてね。

 メルが自業自得なのはもちろんなんですけど、証拠テープの存在といい、弁護士の動きといい、そこには「多額の慰謝料と養育費を勝ち取る」という裏の思惑が蠢いているのは間違いないでしょう。それに、新しい嫁さんが子供ができた途端、浮気やらDVを理由に離婚調停を起こし、多額の金を取る…という手口は、ハリウッドではもう日常茶飯事ですからね。日本の話ならまだしも、ハリウッドの話をそのまま受け取るのはいかがなもんかと、そんな気がしちゃいました。メルさんに同情するつもりはさらさらありませんけどね。

 …とまぁ、そんなわけでいろいろ書いて来ましたが、結局この企画って、なでしことか宮里藍とかの活躍に乗っかった「今は女のほうが凄い!」的なやつですよね? 倖田さんの「ウチ前からゆうとったや~ん! 今は女の時代やってなぁ~!」っていう、アレみたいな(笑)。だからその乗っかってる感はなんか嫌。いや、もちろんなでしこも藍ちゃんも勝った時は感動したし今も凄いと思いますけど、なんだろう、丸山なんとか選手が歌手デビューみたいな、「試合は感動したけど、それはそれ、これはこれだから!」というね。そういう感じが女性ゲストの態度なんかを観ててすごくあったんで、そこはなんか嫌~な感じがビシビシ来ました。

 ただ、そういう素直な気持ちを前面に出す男は、絶対にモテませんな(笑)。だからいろいろ書きましたけど、結論としてはこういう番組を素直に受け止める彼女さんに、これまた素直に賛同すると幸せになれるっていうことなのであります。彼女さんの意見を否定して口論しても、ロクなことになりませんし、それを繰り返した結果が、たぶん男と女が別れる普通の理由だったりしますからね。そんなもんです、結局は。…などと、横で腹を出して寝てる彼女さんを見ながら、思った私なのでありました(笑)。おしまい。

なかなか支離滅裂だった学べるニュース

 たった今、テレビ朝日の『そうだったのか! 学べるニュース』を観ました。

 今回のトップは地震の話で、東日本大震災が内陸部にあるいくつかの活断層に影響を与え、直下型地震が起きる確率が高まった…という、なんともいや~なものでした。

 しかもその中には立川断層という、首都直下型地震を起こす引き金となるだろう活断層まであるというから、恐ろしい話であります。今も変わらず地震続きの東京ですが、もし直下型が起こったらそれどころじゃありませんからね。

 ただですね、この直下型地震。どれくらい確率が上がったとか、いつ頃来るだとかはまったくわからないんだとか。だから日々、用心しましょうみたいな話だったんですけど、もうみんなとっくに用心してるってば。

 それより東日本大震災が起きて5ヶ月も経とうとしている中、いまだグダグダな政府の対応のほうが問題だよな~と思いました。宮城や福島への対応でさえままならないのに、自分たちの足下で大地震が起こるんですからね。対応力と学習能力の無さを晒しているうちに被害が拡大するばかり…という、そっちのほうがある意味、恐怖ですよ。

 なのでこの番組、見せるべき相手を間違えてるな…なんて思っちゃいました。あと地震の警戒を煽っておきながら、最後の最後で「将来、原発は辞めた方がいいけど、そこまでの道のりは簡単ではないわけです」なんてのんきに言うのはど~よ。支離滅裂ですね、本当に。おしまい。