今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -82ページ目

『ファミ☆ピョン』の迷走ぶりが凄い!

 今日は録画していたTBS『ファミ☆ピョン』を観ました。

 内容は「芸能人の別荘完全攻略」という、空き巣以外には何ひとつプラスにならないものでして、しかも出てくるのが梅宮辰夫とか川島なお美とかなもんですから、リアルに空き巣以外には引きのないコンテンツなのでありました。ゴールデンでこの内容って…。

 でもですね、この番組の本当に酷い…否、凄い所は、こんなものではないのです。何が凄いって、その企画の迷走っぷりがま~尋常ではないくらい凄まじいのですよ。

 あの伝説のチャン・グンソクSPから何かが壊れたのかもしれませんが、その次にやった「横浜中華街完全攻略」からなぜか架空の「横浜中華街TV」(その次の「コストコ完全攻略」では「コストコTV」)なるものが登場し、そのレポーターと称する中国人がキレキャラでゲストに接するという、わけのわからない展開へと発展。あの人気子役・加藤清史郎君にすら暴言を吐くという、「低視聴率なのに抗議は殺到」な、誰ひとり得をしない状態を演出したのであります。

 そして迎えた今回は、そんなことなど無かったかのように「夏の節約レシピ」を紹介し、その後は前途した辰っつぁん&なお美のおまけコーナー…ならぬ、空き巣以外誰も引きがないであろう別荘紹介と、たぶん前の企画をしたディレクターは上から相当怒られたんだろうな~な展開を見せたのでありました。終わっちゃえばいいのにね、もう、本当に。

 ただですね、ここまで酷い…否、凄いと、終わればいいと思いつつも最後だけは看取りたくなるのですよね、私の場合(笑)。だからこの番組がそう遠くない未来に最終回を迎えるであろう日まで、こっそりとその迷走っぷりをハラハラしながら楽しみたいと思います。おしまい。
 

伊藤真一にも触れて欲しかった

 昨日はTBSの『紳助社長のプロデュース大作戦!』を観ました。

 基本的にまったく興味がないこの番組なんですけど、今回は被災した東北出身の元ライダー・中木選手の夢を叶えるべく、紳助率いる芸能人たちが鈴鹿8時間耐久ロードレースに挑戦したお話だったので、バイクレース好きとして思わず観てしまった次第であります。

 で、内容はドキュメンタリーなもんですから、変な煽りもなく素直に楽しめました。後半になっていきなり「紳助さんを観てレースを始めました」みたいな話が何度となく入るという、唐突な感動話が続きましたけど、紳助がもう何十年も前にレースをやっていたのは事実ですし、それに感動した人が沢山いたのも事実ですからね。心のひねくれた私も、素直に「良かった良かった」と思いましたよ。

 ただひとつ、この番組を観た方に付け加えておきたい情報があるのでそれを少々…。

 今回の企画は「昨年引退した中木選手が、東日本大震災で傷ついた人たちを元気づけたいと紳助に相談し、その気持ちを受けて紳助が十数年ぶりに8耐に参戦する」というものでしたが、実は今回のレースではもうひとり、この震災を機にレースの世界に復活したライダーがいました。彼の名は伊藤真一。元全日本チャンピオンであり、ロードレース世界選手権でもランキング5位に入ったこともある人気選手です。

 彼も中木選手と同じく、昨シーズンをもって現役を引退したのですが、今年3月に宮城県名取市の自宅で被災しました。これにより経営していたバイク店は営業停止。親族7人を失ったそうです。そんな辛い状況の中で、彼は「自分の走る姿が少しでも被災者の元気になるなら」と急遽、引退を撤回。スポット参戦したロードレース全日本選手権の開幕戦では、44歳という年齢や引退によるブランクも寄せ付けず見事、表彰台に上がるのです。

 しかも彼の凄い所はそれだけではありませんでした。迎えた今回の鈴鹿8時間耐久ロードレース。彼がライダーとして参加したF.C.C.TSR Hondaチームは、なんとなんと、このレースで優勝してしまうのであります!

 もちろんこのニュースは、大々的とは言えないまでもマスコミにも取り上げられました。44歳での優勝は史上初ということもあり、被災した人々だけでなく、この不況の中で必死に頑張る中年男性たちにも勇気を与えたわけですからね。本来ならもっと大きく取り上げられてもいいほどの、漫画や映画のような話がこの日、現実に起こっていたわけです。

 だからこそ、紳助にはこの番組の中で少しでもいいから伊藤真一のことにも触れてほしかったと思いました。もちろん、それに触れなかったからといって、チーム紳助のメンバーたちの努力や今回の結果を腐す気は毛頭ありませんよ。彼らは本当に頑張ったと思います。それに、もしかしたら伊藤選手の活躍に触れることで、彼らの努力が少し色あせてしまうという面も番組的にはあったのかもしれません。

 でも、紳助がこれまでバイクレースを応援し続け、さらに番組の最後、メディアに乗せるのが難しいバイクレースの現状について触れていたからこそ、伊藤真一というレーサーのことにも言及してほしかったなと、同じようにバイクレースを愛する私は思ったのでありました。紳助は原田哲也が世界GP250ccチャンピオンになった時も、ほとんどメディアが注目しない中でひとり、その凄さを伝え続けた人なので、日本のレース界のためにも、そして伊藤真一という選手の活躍を知らない人々、特に東北で被災した人たちのためにも、ぜひ今回の優勝について語ってほしかったな~と思ったのであります。てか紳助の力でぜひドキュメンタリー番組をやってください。お願いします! マジで!

 ちなみに伊藤真一選手はこんな人です↓ 相変わらずかっこいいぜイトシン! 44歳にしていまだ現役トップライダーという、こういう人に世間ももっと注目してほしいな~と思います。おしまい。

今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました

トラウマ度が低い実写版『火垂るの墓』

昨日はテレビ東京で映画『火垂るの墓』を観ました。

 これは有名なアニメ版のほうではなくて、実写版のほうです。アニメ版は言うまでもなく「ジブリ史上に残る最強のトラウマ映画」ですから、実写版のほうはどうなのか…とドキドキしていたんですけれども、いきなり聖子ちゃんがでてきましてね。お母さん役なんですけれども、その時点で「あ、これは大丈夫だな」と思ってしまいました(笑)。

 あとアニメ版では「お前が清太と節子を殺したんだよ糞ババァ!!!!」でお馴染みの叔母さんを、実写版では松坂慶子さんが演じていて、まったく憎めないという…。何をやっても人の良さと天然さが出てしまう松坂さんですからね。憎むべきは戦争以上にあのババァという、物語の中盤の鍵がうすらぼんやりしちゃったもんで、原作やアニメ版のもっていたカタルシスもうす~くなってましたな。うん。

 ただ間違いなく言えるのは、映画としての名作度は完全にアニメ版ですけど、きつくて二度は観られないアニメ版にタイして、こっちなら二度、三度観てもまったく大丈夫ということ。そういう意味では安心して観られる戦争映画ってことではあると思います。おしまい。