心が洗われた『まんが日本昔ばなし』
昨日はTBSの『まんが日本昔ばなし』を観ました。夏休みということで、再放送されてたんですね。いや~、懐かしかったです。
やってたのは『しょじょ寺の狸ばやし』と『金太郎』。超メジャー作品ですね。ただ「まんが日本昔ばなしファン」としましては、もっと教訓めいた話をやっていただきたかったかな~と。「○○長者」系とかね。あと「○○地蔵」系も。私はその手のお話が小さい頃から大好きなのです。
ちなみに「○○地蔵」系のひとつ、『みちびき地蔵』は、宮城県気仙沼に古くから伝わる「大津波の恐怖を後生に語り継ぐ昔話」で、東日本大震災後にYoutubeを通じて一気に広まりました。他にも自然破壊に対する戒め的な『イワナの怪』や、熱心な信仰心の内側にある脆弱性を突いた『むじな地蔵』など、現代にも通じる深いお話が多いのが昔話の良い所で、『まんが日本昔ばなし』は、そういう教訓を子供たちに教える役目を担っていたのです。
それと『まんが日本昔ばなし』の凄いのは、必ずしも「品行方正、清廉潔白な良い人になれ」とは説いていない所。たとえば『言うなの地蔵』という作品は、真面目で正義漢が強いゆえに村の人たちとは少し距離があった青年が、空腹に耐えかねて地蔵様の饅頭を盗むという話なんですけど、それを皆に白状したことで、逆に「なんだ、お前にもそんな所があったのか」と打ち解ける、という、まさに「左翼の内ゲバとは真逆」の人情話なのであります。こういう「人間だもの(みつを)」的な奥の深い話があるのも、昔話の素晴らしい所なんですよ。
そんなわけで、久しぶりに童心に戻って『まんが日本昔ばなし』を楽しんだ私なのでしたが、大人になってこういうのを観ると、なんだか心が洗われるというか、精神安定剤的な役目があるな~などと思ってしまいました。現代のような納得のいかないことが横行する社会では、変にくぐもった心が昔話でリセットされるのかもしれませんな。おしまい。
やってたのは『しょじょ寺の狸ばやし』と『金太郎』。超メジャー作品ですね。ただ「まんが日本昔ばなしファン」としましては、もっと教訓めいた話をやっていただきたかったかな~と。「○○長者」系とかね。あと「○○地蔵」系も。私はその手のお話が小さい頃から大好きなのです。
ちなみに「○○地蔵」系のひとつ、『みちびき地蔵』は、宮城県気仙沼に古くから伝わる「大津波の恐怖を後生に語り継ぐ昔話」で、東日本大震災後にYoutubeを通じて一気に広まりました。他にも自然破壊に対する戒め的な『イワナの怪』や、熱心な信仰心の内側にある脆弱性を突いた『むじな地蔵』など、現代にも通じる深いお話が多いのが昔話の良い所で、『まんが日本昔ばなし』は、そういう教訓を子供たちに教える役目を担っていたのです。
それと『まんが日本昔ばなし』の凄いのは、必ずしも「品行方正、清廉潔白な良い人になれ」とは説いていない所。たとえば『言うなの地蔵』という作品は、真面目で正義漢が強いゆえに村の人たちとは少し距離があった青年が、空腹に耐えかねて地蔵様の饅頭を盗むという話なんですけど、それを皆に白状したことで、逆に「なんだ、お前にもそんな所があったのか」と打ち解ける、という、まさに「左翼の内ゲバとは真逆」の人情話なのであります。こういう「人間だもの(みつを)」的な奥の深い話があるのも、昔話の素晴らしい所なんですよ。
そんなわけで、久しぶりに童心に戻って『まんが日本昔ばなし』を楽しんだ私なのでしたが、大人になってこういうのを観ると、なんだか心が洗われるというか、精神安定剤的な役目があるな~などと思ってしまいました。現代のような納得のいかないことが横行する社会では、変にくぐもった心が昔話でリセットされるのかもしれませんな。おしまい。
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小島慶子さんから漂う違和感
お盆でございますね。この時期は急ぎのお仕事もないもんですから、夏を満喫するべく近場のお台場合衆国にでも行こうかなどと思っていたんですが、 うちの彼女さんが生理に突入しましてね。えぇ。横で「腹痛ぇ!腹痛ぇ!」とのたうちまわっている状態なので、落ち着くまで家でゴロゴロする日々を送っております。
で、今日は朝からフジテレビの『ぼくらの時代』という番組を観ました。ゲストは有吉弘行、鈴木おさむ、小島慶子という、なんだかよくわからない人選なんですけれども、有吉と小島アナはたぶん「歯に衣着せぬ物言いがウリ」繋がりだと思います。たぶん。
ただここでは小島さんの独壇場でしたね。てか彼女、ま~よく喋る。これは現在のメイン仕事がラジオパーソナリティという、音の空白を作ってはいけない職業だからかもしれませんけど、有吉が遠慮するくらいよく喋ってました。聞かれてもいない女子アナの心理分析とか、自虐も含めていろいろとね。
でもですね、彼女の話は面白いとは思うものの、なんというか聞いてると凄く違和感を感じるのです。それはなんでかというと、小島さんの「歯に衣着せぬ物言い」というのは、有吉のそれとは違って非常に「無理してる感」が強いから。その根本にあるのは当然、話術というものを扱う腕の差なんですけど、小島さんの場合、それに輪をかけて「発言に制約があった局アナ時代より、好きに喋ることができる今の自分のほうが自然で、本当の自分だ」という自己暗示みたいなのが入っていて、そのオーラが発言の端々から伝わってくるもんですから、よけいに違和感を感じるのですよ。
でね、この番組で凄く面白いな~と思ったのは、有吉はそんな小島さんをちょっと持て余していたのに対して、鈴木おさむは素直に小島さんの話を面白がっていたことなんです。たぶん小島さんのまわりには、鈴木おさむタイプの人たちがいっぱいいて、そういう人たちの評価に乗っかって今の人気DJになったんでしょうけど、それは私から見たら典型的な「祭り上げられた人」で、それに応えようとする小島さんの姿がもう、なんか痛々しくてたまらないのです。で、その結果が某雑誌での「ラジオを代表してます」みたいなのに発展したわけで、もうなんか気持ち悪いな~と。小島さんを安易に乗せちゃった人たちの責任は重いよな~と、そう思うのです。
でも本来ですよ、歯に衣着せぬ物言いっていうのは、そういうモノに対して「違うんじゃね?」と言うことだと私は思いますから、私の中では小島さんが「歯に衣着せぬ発言をする人」という解釈はナシです。彼女はサービス精神が旺盛で、無理してでも頑張る真面目な人。それでいいんじゃないかと、年齢の割に小じわの多い顔を見て思った私なのでありました。あんま無理しないほうがいいですよ。おしまい。
で、今日は朝からフジテレビの『ぼくらの時代』という番組を観ました。ゲストは有吉弘行、鈴木おさむ、小島慶子という、なんだかよくわからない人選なんですけれども、有吉と小島アナはたぶん「歯に衣着せぬ物言いがウリ」繋がりだと思います。たぶん。
ただここでは小島さんの独壇場でしたね。てか彼女、ま~よく喋る。これは現在のメイン仕事がラジオパーソナリティという、音の空白を作ってはいけない職業だからかもしれませんけど、有吉が遠慮するくらいよく喋ってました。聞かれてもいない女子アナの心理分析とか、自虐も含めていろいろとね。
でもですね、彼女の話は面白いとは思うものの、なんというか聞いてると凄く違和感を感じるのです。それはなんでかというと、小島さんの「歯に衣着せぬ物言い」というのは、有吉のそれとは違って非常に「無理してる感」が強いから。その根本にあるのは当然、話術というものを扱う腕の差なんですけど、小島さんの場合、それに輪をかけて「発言に制約があった局アナ時代より、好きに喋ることができる今の自分のほうが自然で、本当の自分だ」という自己暗示みたいなのが入っていて、そのオーラが発言の端々から伝わってくるもんですから、よけいに違和感を感じるのですよ。
でね、この番組で凄く面白いな~と思ったのは、有吉はそんな小島さんをちょっと持て余していたのに対して、鈴木おさむは素直に小島さんの話を面白がっていたことなんです。たぶん小島さんのまわりには、鈴木おさむタイプの人たちがいっぱいいて、そういう人たちの評価に乗っかって今の人気DJになったんでしょうけど、それは私から見たら典型的な「祭り上げられた人」で、それに応えようとする小島さんの姿がもう、なんか痛々しくてたまらないのです。で、その結果が某雑誌での「ラジオを代表してます」みたいなのに発展したわけで、もうなんか気持ち悪いな~と。小島さんを安易に乗せちゃった人たちの責任は重いよな~と、そう思うのです。
でも本来ですよ、歯に衣着せぬ物言いっていうのは、そういうモノに対して「違うんじゃね?」と言うことだと私は思いますから、私の中では小島さんが「歯に衣着せぬ発言をする人」という解釈はナシです。彼女はサービス精神が旺盛で、無理してでも頑張る真面目な人。それでいいんじゃないかと、年齢の割に小じわの多い顔を見て思った私なのでありました。あんま無理しないほうがいいですよ。おしまい。
『硫黄島〜』はぜひ『〜星条旗』と対で放送してほしい
今日はこれまで疲れがドカっと出てしまったのか、昼頃から夜までず~と寝てしまいました。いや~、徹夜続きでも飲みに行けた若い頃が懐かしいです。本当にね。えぇ。
そんなわけであんまりテレビも観てないんですが、日本テレビでやってた『硫黄島からの手紙』は途中から観ました。この映画は対となる『父親たちの星条旗』(8/9深夜に放送済み)ともどもすでに観ているんですけど、あらためて観てもよくできてるな~と思いました。
戦争映画っていうのは往々にして自国の立場のみが先行するもんで、それはもうしかたないと割り切らないと、特に自分たちの国が関わる戦争映画っていうのは観られません。中国映画『鬼が来た!』などは、私などが観るとやはり中国寄りな部分が多分にあるな~と思いつつも、ただの反日映画ではないと思わせる良作でしたが、それでも中国では上映禁止になりましたからね。そういうものなのです。
しかもアメリカの場合、ベトナム戦争で受けた傷がいまだ尾を引いてますから、それ以前の太平洋戦争はもう完全に正義の戦争として描かれます。実験としての意味合いが強かった原爆ですら、正しいものという認識が蔓延してるくらいですので、それはもうそういうもんだと割り切らないと観られないのです。
ところがこの『硫黄島からの手紙』は、そこがまったく違っていて、前途の『父親たちの星条旗』と共に「いかに戦争の悲劇を中立的な立場で描くか」に焦点が絞られています。個人的には史実、特に満身創痍の中で栗林中将がいかにしてアメリカ軍に大打撃を与えたのか…といった部分などは、この人を主役にしたからには描いて欲しかったな~とは思いますが、戦争という極限状態の中で戦う日本人の姿を、けっして「敵のJAP」ではなくひとりひとりの人間として描いているので、本当によくできているというか、誠意があるな~と思いますよ。
ただやっぱりですね、アメリカ人が撮る日本人よりも、アメリカ人が撮るアメリカ人のほうが深みがありますね。というかこの2つを一緒に観ることで、戦争は誰が勝とうが負けようが、その中で戦った人間には悲劇でしかない…というメッセージが明確になるのです。なので終戦記念スペシャルドラマと併せて、戦争の話をわざわざぶち抜きでやるのなら、直前に『父親たちの星条旗』をやってから『硫黄島からの手紙』をやれば、より視聴者に伝わっただろうにな~などと思ったのでありました。ま、寝てたくせにこんなこと言うのもあれですけれども(笑)。おしまい。
そんなわけであんまりテレビも観てないんですが、日本テレビでやってた『硫黄島からの手紙』は途中から観ました。この映画は対となる『父親たちの星条旗』(8/9深夜に放送済み)ともどもすでに観ているんですけど、あらためて観てもよくできてるな~と思いました。
戦争映画っていうのは往々にして自国の立場のみが先行するもんで、それはもうしかたないと割り切らないと、特に自分たちの国が関わる戦争映画っていうのは観られません。中国映画『鬼が来た!』などは、私などが観るとやはり中国寄りな部分が多分にあるな~と思いつつも、ただの反日映画ではないと思わせる良作でしたが、それでも中国では上映禁止になりましたからね。そういうものなのです。
しかもアメリカの場合、ベトナム戦争で受けた傷がいまだ尾を引いてますから、それ以前の太平洋戦争はもう完全に正義の戦争として描かれます。実験としての意味合いが強かった原爆ですら、正しいものという認識が蔓延してるくらいですので、それはもうそういうもんだと割り切らないと観られないのです。
ところがこの『硫黄島からの手紙』は、そこがまったく違っていて、前途の『父親たちの星条旗』と共に「いかに戦争の悲劇を中立的な立場で描くか」に焦点が絞られています。個人的には史実、特に満身創痍の中で栗林中将がいかにしてアメリカ軍に大打撃を与えたのか…といった部分などは、この人を主役にしたからには描いて欲しかったな~とは思いますが、戦争という極限状態の中で戦う日本人の姿を、けっして「敵のJAP」ではなくひとりひとりの人間として描いているので、本当によくできているというか、誠意があるな~と思いますよ。
ただやっぱりですね、アメリカ人が撮る日本人よりも、アメリカ人が撮るアメリカ人のほうが深みがありますね。というかこの2つを一緒に観ることで、戦争は誰が勝とうが負けようが、その中で戦った人間には悲劇でしかない…というメッセージが明確になるのです。なので終戦記念スペシャルドラマと併せて、戦争の話をわざわざぶち抜きでやるのなら、直前に『父親たちの星条旗』をやってから『硫黄島からの手紙』をやれば、より視聴者に伝わっただろうにな~などと思ったのでありました。ま、寝てたくせにこんなこと言うのもあれですけれども(笑)。おしまい。