今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -21ページ目

映画『プロメテウス』を観てみた

 本日は映画『プロメテウス』のDVDを観ました。ヒロインの吹替をした剛力彩芽の棒読みに、巷で批判殺到だったかのSF大作でございます。

 剛力彩芽に関しましては、これが予想以上に棒読みだったわけですが、それはまぁいいでしょう。洋画は基本、吹き替えで観ない派なもんですからね。劇場で「3D版」を観に行った方々は、本当にご愁傷様でした……としか言いようがありませんけどもね。

 で、内容のほうなんですが、事前の情報では「面白くない」「わけがわかんない」など芳しくない批評を聞いていたもんで、あまり期待せずに観たんですけれども、いやいやどうして、私はとても面白かったです。まぁ、前半と後半で大きく面白さの質は変わりましたけれども(笑)。

 ただ全体的に言うと、私はこの映画、結構好き。評価で言うとこんな感じ。

 映像:100点 脚本:70点 演出:30点 剛力彩芽:0点

 まず映像はね、もう出だしから凄いです。美しいの一言。この映画は映像美を観るための映画と言っても過言じゃないくらい、素晴らしい出来です。

 脚本に関してはですね、私は基本部分は凄く良かったと思います。ただしコレ、あのエイリアンの前日譚なもんですから、内容的に繋がる形になってましてね。そのせいでかなり安っぽくなってしまった感じがしました。創造主と被造物の対立を「エンジニアと人間」「人間とロボット」の二重構造にしていたとこなんかは、凄く面白いし深い感じがしたんですけど、そこにエイリアンが絡んできてアクションパートみたいなのが入ってきて、途端に安っぽくなっちゃうもんですから、前半部分で盛り上がった人は「あれれ?」となること間違いなし。逆に前半部分がつまんない人は、後半部分が面白いと感じるかもしれませんね。アメリカ人なんか、たぶんそうかもしれない。大当たりしたみたいですしね。向こうじゃ。

 で、演出なんですけど、やっぱね、自力帝王切開からのイカ出産辺りがキーポイントですね(笑)。ここからおもいっきり面白さの質が変わります。巨大キャラメルコーンみたいな宇宙船が転がって。シャーリーズ・セロンがプチっとなっちゃうのとか、ヒロインのひらめきで突然始まる怪物同士の戦闘とか、そこからのとってつけたようなエリアン誕生とか(ここがエイリアンファンとしては一番のがっかりポイント!)、もはや展開は完全にB級映画に成り下がって大笑いできます。そんなつもりで観たんじゃないのに(笑)。

 この映画を観た人の中には「意味がわかんなかった」という人が結構いるみたいなんですが、大筋はちゃんと観てればわかります。わかんないというのは、たぶんデヴィッドというロボットの行動なんでしょうけれども、前述した「創造主と被造物の対立の二重構造」を理解していれば、どういうことなのかはまぁ読めますよね。エンジニアに言った言葉の謎とかも、たぶんこういうニュアンスなんだろうな、みたいな。

 もちろんデヴィッドの行動の謎に関しては、すでに制作が決まっているという続編で明らかになるんでしょうけれども、これを観た日本人の何割がはたして続編を観に行くのか(笑)。そして続編もまた、剛力彩芽が吹き替えをするのか(笑)。私としてはそっちのほうが気になったりしております。おしまい。

素直過ぎる狩野アナ

 昨日は『モヤモヤさまぁ~ず2』を観ました。浅草橋の回でございます。

 今回はあの舞妓AD・榎本くんの後任、円城寺くんが登場。榎本くんはドイツ育ちのドイツ語ペラペラくんだったわけですが、この円城寺くんはなんと台湾育ちの中国語ペラペラくん。そして異常に物腰の柔らかいウィスパーボイスの持ち主という、また貴重なモヤモヤキャラが生まれた瞬間でありました。

 この他にも、夏みかん剥きの最後の最後、クローザー的にしかハサミ部分を使わない夏みかんバサミのくだりや、せっかく三村が「三村ダンス」を伝授したのに、本番で完全却下した少女ダンサーズ、狩野アナの衣装コーディネートに失敗し、担当D・中田の顔が死んでしまった衣料品店のくだりや、かつて来た時にスタッフ全員にキュウリの漬物を振舞ったものの、自身はキュウリが大嫌いな玩具屋のオヤジによる、マジックの体を成していないグダグダなマジックなど、相も変わらずモヤモヤしたもののオンパレードでした。

 さらにお食事シーンでは、ご飯の上に焼き魚を置いたまま、その上から納豆をかけるというお得意のガサツ食いでさまぁ~ずを引かせる狩野アナ。そして久々の「喋れよ!」復活等、見所満載な回なのでありました。

 そんなこんなで、大江アナ卒業後も変わらず楽しいモヤさまなんですが、ここ最近のモヤさまを観ていて凄く思うことがひとつ。それは何かと言うと……。

 狩野アナ、反応が素直過ぎ(笑)。

 狩野アナという人は感情が物凄くハッキリと出る人でして、女子アナとは思えないほど顔を崩して大笑いしたかと思ったら(写真・沼津の回より)、時に物凄い不機嫌そうな真顔になったりと(何か考えてる時もよくそういう顔になる)、よく言えば素直で裏表がない人。悪く言うと実に落ち着きのない人(笑)。

$今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました-狩野アナ大笑い

 で、素直過ぎるのは表情だけでなく言動も一緒。今回も顔面ペイントをされた円城寺くんに対して「歯がやっぱり…インパクトが……」と、さまぁ~ずも指摘しなかった円城寺くんの出っ歯を突っ込んでしまうという、要は一言多い子なのであります(笑)。

 ただ、だからと言ってダメって話じゃありませんよ。モヤさま初期から観てた人はご存知だと思いますが、あの大江アナだって初期はたまに空気読めない発言とかありましたから。ケロロ軍曹のキーホルダーばかり出てきた、伝説の月島の回とかね(笑)。

 だからそこはまぁ、大江アナみたいに変わっていくのか、それともそれも個性として磨かれていくのか、どっちに転がっても面白いからいいのです。神経質な大竹にそこを指摘されて、落ち込んだりムスっとしたりという展開も今後ありそうだし。

 それに、劇団員が住むテラスハウスにお邪魔した時の、三村が女の子に挟まれて寝っ転がりたかったのに大竹が横に来て、三村が「おじさん、おじさん、若者になっちゃったじゃね~かよ!」と言った時なんか、すぐに「じゃあ私も入る♪」と笑いながら三村の横に寝っ転がったりしてましたからね。それは明らかに狩野アナの素直さゆえの行動なんで、そういう可愛らしいさはぜひ変わらずにいてほしいなと思うのであります。

 もちろん、そのつど私は心の中で「素直過ぎるよ!」とツッコミますけれども(笑)。

 さて、次回は遂にモヤさまinハワイでございます! てか三村のTwitterや『さまぁ~ず✕さまぁ~ず』で何度もネタバレしてたんで、ファンはみんな知ってたんですけれどもね(笑)。でも次回は狩野アナ初のワイハ。お礼参り兼挨拶回りもあってか、なんと2週連続という大盤振る舞い! 次回予告でははしゃいですっ転ぶ狩野アナの姿も観られたので、きっと面白い回となっていることでしょう。今から楽しみにしたいと思います。おしまい。

やっと夏目アナを活かせた『夏目☆記念日』

 昨日はスカイツリーへの完全移行日でしたね。ニュースでは1万件以上の苦情があったようですが、ウチは無事に移行に間に合いました。完全移行日の5日前に工事が来るという、なんとも慌ただしい状態でありましたけれどもね。昨年末の最初の苦情から、実に半年経っての工事終了ですよ。ありえんな、本当に。

 ただスカイツリーになって良かったことが一個だけありました。それは、これまで日によって映ったり映らなかったりしていたTOKYO MXが、まぁ~綺麗に映ること映ること(笑)。

 TOKYO MXは『5時に夢中』や『内村さまぁ~ず』や『水曜どうでしょう』という素敵な番組を放送してくれたし、地上波放送が稀になったJリーグの試合(FC東京戦)を毎週放送してくれたり、子供の頃に見た懐かしいアニメも放送してくれたり、他の民放局とは一味も二味も違う局なので、これは嬉しい誤算でありました。

 てかそもそも、東京のど真ん中に住んでるのに、MXが映ったり映んなかったりっていうこれまでがおかしかったんですけね……。

 で、本題。

 最近録画して観てる番組のひとつに『夏目☆記念日』があります。放送日は土曜深夜なので、今日ですね。

 この番組は、夏目アナ復活の立役者でもある『マツコ有吉の怒り新党』のスタッフが制作しているバラエティで、かつて夏目アナが在籍していた日テレの『おもいっきりテレビ』内のワンコーナー『今日は何の日』を、よりディープでマニアックにしたみたいな感じです。

 これに至る前には、夏目ちゃんがゲストとおしゃれトークをするだけの『ナツメのオミミ』、夏目ちゃんがおしゃれスポットの紹介VTRをただ観てるだけの『なつめ・道楽』という番組が短命で終わっていたんですが、これはまぁ~つまらなかったです。本当に(笑)。面白かったのは有吉やマツコが出た回くらいでした。でもこの『夏目☆記念日』は、前身のふた番組のつまらなさが嘘のように面白いのですよ。

 まず、取り上げるテーマは『ストッキング』や『ラムネ』や『アイス』や『食堂車』とやたら普通なのに、それを解説するその道の専門家が物凄くディープな人たちばかりなのです。

 こう書くと、マツコがやってる『マツコの知らない世界』を連想する方も多いかと思いますが、この番組はまったく違います。

 マツコのつっこみが面白さのひとつでもある『マツコの知らない世界』に対し、この番組の夏目ちゃんは、時にゲストの熱さに軽く引きつつも、母性溢れる女教師よろしく極力話の腰を折らずに喋らせるのです。するとその道の専門家たちは、それはもう「はじめて先生に認められた小学生」のように、目をキラキラ輝かせながら自分の思いの丈を語ります。それをまた、夏目ちゃんが母性溢れる笑顔で時に軽く引きつつも笑うので、先生に褒めて貰いたい子供のように、またさらにディープな話をするループ状態。これこそが、この番組でしか観られない独特の妙な空気を創りだすのでありますよ。

 夏目アナという人は「自分と対極の人と絡むと、物凄い魅力を発揮する人」なのです。怒り新党もまさにそうですし、この番組も、マニアとその対極にいるお嬢様とのギャップ溢れるコラボが、得も言われぬ面白さになっているわけです。前身の二番組はあまりにも「夏目ちゃんの雰囲気のままの番組にし過ぎた」のが失敗だったわけで、その失敗で終わることなく、やっと夏目ちゃんの魅力が活かせる番組を作ったスタッフに、拍手です。おしまい。