アメリカの子供の10人に一人は精神薬のリタリンを服用しているという。
また、それと似たアデロール、コンサータ、メタデートCD、リタリンLA、フォカリンXR、ストラテラなども製造されており、これにはブッシュ家とつながっているイーライ・リリー社が深く関与している。
他にもリスパーダルが子供に投与されているが、これはソ連で政治囚から情報を引き出すために利用された薬である。
こうした薬には、コカインやアンフェタミンと同じような作用がある。
医薬品の負の影響である「副作用」は、主たる作用であって「副」ではない。
この爆発的な濫用を促すためにビッグファーマが宣伝したのが、ADHDである。
今では、こうした薬で治療できると宣伝されている“症状”に効果がないことを示す証拠が積み上がっており、さらに食品添加物を原因としたものを除けば、そもそもADHDは存在しないと多くの有識者が主張している。
2007年には医学誌ランセットで、食品添加物と子供の多動症の間には明らかな関連性があったとの調査結果が発表された。
食品添加物の試験で化学物質のカクテルを飲んだ子供たちと、精神薬を与えられる子供たちの行動の特徴は同じであった。
飲食物に精神を変容させる添加物の使用量が急増したのに続いて、精神薬の使用量が急増している。
リタリンの犠牲者の父親であるジョン・タイソンは、薬を使用しない病院に息子を連れて行き、食事からグルテンと乳製品を排除し、ミネラルの栄養補助食品を与えた。
6週間もすると、効果は顕著だった。3ヶ月後には、息子を取り戻しつつあるのを感じた。
レイチェル・ガウという母親は、息子の摂取する食品添加物を減らし、コンサータを止めて魚油に切り替えたところ、その症状はほとんど消えたという。