クモの巣には隠されたものと見えるものとが交わる場所がある。
ここに先端組織と呼ぶものが構え、王立国際問題研究所や外交問題評議会、ビルダーバーグ会議、ローマクラブ、三極委員会が含まれる。
これらとその他の組織は、19世紀末、ロスチャイルド家とその表看板の召使い、セシル・ローズによってロンドンに創設された秘密結社、円卓会議に応える。
人間生活の方向を変える重要な決定は、無作為にも、単独にも下されない。
それらは全体管理のためのクモの計画の一部である。
これら集団や機関で働く人間の大多数は、日々クモがけしかけた行動を取る。
しかし、それら決定や変更、政策の出所、それらが集合的に何を達成するよう設計されたのかについては見当も付かない。
これが、ごく少数の者が圧倒的多数者を支配し、操ることを可能にする構造である。