「捨てない暮らしのためにできること」で書いたように「ゴミを燃やしたあとの灰」や「粉砕された燃えないゴミ」は、最終処分場に埋め立てられていて、
今のままだとあと20年で埋め立てるスペースがなくなるといわれています。
けれどもっと怖いのは…
ゴミを燃やすことでCO2が排出
⬇︎
温室効果ガスが増えて
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地球温暖化が進み
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気候変動により自然災害が多発
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農作物の生産が減少
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食糧難になる
という話。。
とはいえ
自分ひとりがゴミを減らしたところで、微力すぎて意味がない…と絶望しそうだけど
何もしなかったら将来自分のことを嫌いになりそうなので、できるかぎり「捨てない暮らし」を心掛けている次第です。
そんな私ですが、捨てたものが5つありました。
サスティナブルな暮らしの参考にしていただけたらうれしいです!
①いろんな合成洗剤
これらの合成洗剤を捨てて(ウタマロは全部使って、他は中身をウエスや新聞紙に吸わせてから捨てました)、
石油由来の合成洗剤を一切使わない、人にも環境にもやさしい「ナチュラル洗剤」にしました。
アルカリ性の洗剤:酸素系漂白剤・セスキ炭酸ソーダ・重曹(炭酸水素ナトリウム)
酸性の洗剤:クエン酸
と、エタノール(アルコール)の5つあれば最強!
エタノール以外はどれも白い粉で、このように小瓶に入れて使ってます↓
「酸性の汚れはアルカリ性の洗剤」で、「アルカリ性の汚れは酸性の洗剤」を使うのがポイント!
アルコールは中性、除菌・防カビに。
わたしがよく使うのは…
● 重曹:水に溶かして野菜や果物の汚れや農薬を落とす、ゴミ箱に振りかけて消臭、シンクに振りかけてクレンザー的に磨く、鍋の焦げを取る
● クエン酸:お風呂場の水アカと石けんカス、加湿器や蛇口の汚れ(水アカ)の除去、便器の尿石汚れ、トイレの床の掃除
● セスキ:グリルやガスコンロ、電子レンジや換気扇の油汚れ、布ナプキン(血液)、湯アカ、さらし布巾の洗浄
● アルコール:テーブル、家電やリモコンを消毒、窓拭き
アルカリ系洗剤の中でもアルカリ度がいちばん高い酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)の使い方についてはこちらの記事で詳しく紹介してます↓
わが家では主に「食洗機用の洗剤」として重宝してます。専用の洗剤より地球にもお財布にもやさしい!♡
②シャンプーとボディーソープ
わたしも夫も湯シャンに移行したので、シャンプーやトリートメント、それとヘアオイルやワックスなど髪に塗り付けるもの全般を撤去しました。
湯シャンになったことで「髪になにもつけたくない!」となってます。
以前はドライヤーで乾かすときにヘアオイルを付けていたけど、湯シャンになってからは何もつけてません。
髪質にもよるのかもだけど、今のところ「自前のオイル」だけでパサつきはないです。
湯シャンの方法・メリットやデメリットはこちらの記事にて↓
石けんも自分で作るようになったので、ボディーソープや洗面所の液体ソープを捨てました(こちらは全部使い切ってから)。
一時的にボトルなどのプラゴミをがっつりと出してしまったけど、これからは【湯シャン&自家製の石けん】のほぼゼロウェイストでいけそうです。
○ 米ぬかとシアバター石けんはこちら↓
○ チョコレート石けんはこちら↓で紹介してます
③コスメ関連
プラスチックは安価だし配合すると色素が乗りやすく、伸びやツヤが良くなるため、多くのコスメの基材に使われています。
つまり
顔にプラスチック塗ってるよ!みたいな。
メイクを落とす度にもマイクロプラスチック(プラスチックの粒子)を下水に流して、河川や海を汚してしまいます。
詳しくはこちらの記事で書いてます↓
そんなこんなで、メイクは最低限にしようとファンデーションと口紅を捨てました。
マスク生活が続いていることもあって、徹底的に肌断食をしてみたり、クリニックでシミを除去してもらったり、メイクでカバーするより素肌力を高めることに注力するほうが楽しい♫
ですが、日焼け止めはしっかり塗ってます!
天然由来成分のみで作られていて、容器もプラスチックフリーです。
それとマニキュアも捨て去りました。爪にプラスチック塗ってるのイヤかも…と思ったから。
このような↓
中身をウエスに出してから分別して捨てました。マニキュアの匂いが苦手な方は、ベランダでこの作業をしたほうが良さそうです。。
④キッチンのプラ製品
キッチンには、熱いものに触れたり、レンチンしたり、劣化したりで「マイクロプラスチックが放出するもの」が結構あります。
まな板・ボール・電気ケトル・テフロン加工の鍋・炊飯器・タッパーなど。
キッチンで使うアイテムだけに、口に入ってしまう率も高めだし、洗うことでもマイクロプラスチックを下水に流してしまいます。
ということで、以下の3点を捨てました。
しゃもじは、熱いご飯をよそうときにマイクロプラが溶け出している可能性があるし
おろし金は、よくよく見たら摩耗していて、大根と共にプラスチックも擦っていたっぽいし
菜箸もシリコンとはいえ熱を加えるのは危険だと思うので(実際にはまだ捨ててないけど使ってない)
木製とセラミックのものに替えました。
セラミックのおろし金(中)↓
⑤過剰な見栄
「捨てない暮らし」や「サスティナブルな暮らし」をする上で、なによりも捨てたほうがいいものが見栄なんじゃないかと思います。
というのも…
「人に良く思われたい」という気持ちが強いと
例えば、誰かに会うたびに同じような格好をしてたら服を買うお金ないのかなと思われてそうとか
食事の誘いを断ったら嫌われるかなとか
見切り品を買うってセコい人と思われそうとか
もう考え出したらサステどころじゃなくなるし、不安を取り除くためにお金もかかるし、ココロも疲れ果ててしまいます…
ということに気付いて、見栄をポイ捨てしました。
「こんな自分で在りたい」という「自分軸」がブレなければ、どんなときも他人の目を気にすることなく自分は自分でいられるかなと思います。
まとめ
捨てない暮らしを目指しているけど捨てたもの
① いろんな合成洗剤
② ヘアケア用品と液体ソープ
③ コスメ関連
④ キッチンのプラスチック製品
⑤ 過剰な見栄
⑤はちょっと禅問答みたいな感じになってしまったけど、見栄を捨てると容器持参で買うのもへっちゃらになります!笑
関連記事:捨てない暮らしのためにできること↓
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