プラスチックの健康リスクについては「プラスチック・フリー生活」に書かれているので、興味ある方は読んでみてください!
↑の記事でも触れています。
①炊飯器を使わず鍋で炊く
炊飯器の内釜はテフロンの鍋と同じ「フッ素樹脂加工」というプラスチックのコーティングが施されています。
摩耗によって剥がれたコーティング剤は、マイクロプラスチックとなってお米と一緒に炊かれて、体内に入ることに。。
わが家の炊飯器の内釜は、摩擦に強いダイヤモンドコートで耐久性はあると思うけど
10年くらい使っているからマイクロプラも一緒に炊いちゃってると思います。
酵素玄米を作るときに保温機能が必要なので捨てないけど(大きなプラゴミにもなってしまうし)、白米は鍋で炊くようにしました。
簡単に美味しく炊けるし、炊飯器より速い!
まず研いだお米を鍋に入れて、米と同じ量の水を加える(こちら↓は1合なので、1合分180mLの水を加えてます)
ぐつぐつして水が溢れそうになったら…
ふっくらと完成!♡
鍋底に焦げつかないし、保温せずに食べる場合は炊飯器で炊く必要はないかも。
②プラ製のまな板を使わない
③口紅を塗らない
実は口紅の基材としてもマイクロプラスチック(ナイロンやアクリル)が使われています。
というのも、プラスチックを配合すると色素が乗りやすく伸びやツヤが良くなるから。
口紅は「発色の良さ」と「伸び」が不可欠だし「ツヤ or マット」も大事だけど、それもこれもプラスチックのおかげだったとは。。
口紅は口に入るリスクも高いので、もう塗らなくていいような気がしてきました。
さらにプラスチックはファンデーション・パウダー・アイカラー・チークなど多くの化粧品にも使われていて、
メイクを落とすときにも、マイクロプラが下水に流れて河川や海を汚してしまいます。
コロナ禍で化粧をしなくなったらお肌の調子が良くなったと言われる方が多いけど(わたしも)、
それって顔にプラスチックを塗らなくなったからかな?と思ったりして。
それに男性のほうがシミなどのお肌トラブルが少ないのも、普段からメイクしてないから?
いずれにせよ、メイクは最低限にしようと思った次第です。
ナチュラグラッセなど、天然由来100%の原料で作られたコスメなら安心かもしれません!
④ガムを食べない
インスタの投稿で「ガムはプラスチック」と知ってぎょっとしました。言われてみればプラっぽい。
接着剤や塗料の材質と同じ「合成樹脂」に炭酸カルシウムを加えて硬さを出して、人工甘味料や香料を加えているそうです。omg!
詳しくは「酢酸ビニール樹脂」という発ガン性物質でした。こわっ!
⑤プラ製の哺乳瓶を使わない
プラスチックから浸み出す化学物質による健康リスクがもっとも懸念されるのは、臓器が未発達の赤子なので、
煮沸消毒したプラ製の哺乳瓶にミルクを入れるのはとっても危険!
煮沸することで、よりマイクロプラスチックが浸み出してしまいます。
「哺乳瓶」と言うように「ビン(ガラス製)」の哺乳瓶を使うのが安全かなと思います。煮沸しても有害物質が出ません。
とはいえ、ガラスは重たいし落として割れる危険もあるので、どうしてもプラスチックの哺乳瓶を使いたい場合は、
プラスチックの中でも比較的安全な「ポリプロピレン」か「高密度ポリエチレン」が良いとのこと。
こちらに記載がありました↓
哺乳瓶のほかに赤子が口に入れるもの、おしゃぶり・食器類・歯固め・おもちゃなども同様にです。
ちなみに、おしゃぶりや哺乳瓶の口の部分は、合成ゴムではなく【天然ゴム】が使われているものがオススメ(でもほとんどが合成ゴム)。
ちょっとお高いけど、楽天に「耐熱ガラス製で、口のところは天然ゴム100%の哺乳瓶」がありました!
デンマークの3人のママが【未来の子どもと地球環境のために】立ち上げたエシカルなブランドです。パッケージもプラスチックフリー。さすが北欧♡
こちら↓
⑥不織布マスクもプラスチック
不織布マスクも化繊(プラスチック)が使われてるので、呼吸によってマイクロプラスチックを吸入してしまいます。
肺に吸入なので「食べる」のとはちょっと違うけど…
マイクロプラが肺にたまり続けると、肺細胞や肺の常在菌にダメージを与えてしまう可能性があるし、
飲食によって体内に取り入れられるプラより肺に入ってしまったプラスチックのほうが排出されにくいという。。
布製より不織布マスクのほうがウィルス感染を防げると言われているけど、
プラスチックによる健康リスクも気になるので、不織布マスクを使うのは必要なときだけにしてます。
普段は製造過程でもエコな「オーガニックコットンの布マスク」を使ってます。詳しくはこちらの記事にて↓
まとめ
今回の【プラスチックを食べないためにできること】は、
① 炊飯器を使わず鍋で炊く
② プラスチック製のまな板を使わない
③ 口紅を塗らない or 天然由来のものにする
④ ガムを食べない
⑤ プラスチック製の哺乳瓶を使わない
⑥ 不織布のマスクに注意!
でした。
地球はプラスチックで溢れかえっていて、知れば知るほど「もはや手遅れなのでは…」とぼやきたくなるけど、
出来る範囲でプラスチックの使用量を減らしていけたら、地球の未来は明るいはず!
そして、健康被害のリスクも減ります。
今回の記事がサスティナブルな暮らしのお役に立てたらうれしいです。
脱プラ関連:便利さを求めすぎると起きることはこちらの記事でまとめています↓