久しぶりにひとり旅をしてきました。行き先は京都の天橋立。
大阪から京都なんて隣だしあっという間かと思いきや、天橋立とおっ!梅田から特急電車で2時間以上かかりました。
ですが、今回は旅の話ではなくゼロウェイスト系ミニマリストの「旅の持ち物」について。
わたしが目指すミニマリストは【いかに少ない持ち物で暮らす人】というより、
【いかにゼロウェイスト(ゴミを出さず)に暮らす人】のほう。
ミニマリストは目的ではなく結果であったらいいなと思います。旅の持ち物も同じ!
ということで、今回は「ゼロウェイストに旅するための持ち物」や「持って行ってよかったもの」をまとめてみました。
エコでミニマルな旅の参考にしていただけたら幸いです。
旅の持ち物
今回の2泊3日の【旅の持ち物】はこちら↓
こちらのナイロンのリュックにおさまりました。
洗面用具の詳細
スタッシャー(シリコーン製の保存袋)に入れていた洗面用具はこちら↓普段は食材を入れてるけど、密閉できて液漏れしないので、洗面用具を入れるのにもちょうど良かった!
石けんがちょっと大きかったのでカットしたけど、まあまあピッタリ。
このときに作った【シアバターと米ぬか石けん】です、材料とレシピはこちら↓
輪ゴムを2つを使って「ソープトレイ」みたいに浮かせてみました。こうして置いておけばすぐ乾きます♡ 平たいゴムがオススメ!
最後まで石けんが使い切れる「ソープバッグ」になるし、そのまま干せます。コットン100%で洗い心地もやわらか♡
このように小さくなった石けんをまとめて入れて使うもの↓
歯磨き粉も自家製。いつもはクレイとハッカ油とココナッツオイルで作るけど、今回はココナッツオイルではなく「グリセリン」を使ってみました。
というのも…
冬はココナッツオイルがカチカチに固まってしまうから。だいたい25℃以下で固まります(夏は溶けてます)。
軽くレンチンすればすぐ溶けるけど、旅先で使うには不便すぎるので、グリセリンを使ってみることに。
冬でもペースト状のままでいい感じです。
が、グリセリンはパーム油なんです。
パーム油は環境破壊を招いている要因の1つなので、なるべく使わないようにしたいところ。今回は使ってしまったけど、代用できるものを探そうと思います。
歯磨き粉の作り方はこちらの記事を参考にしてください↓
こちら常に持ち歩いている保湿クリーム。
シアバターの保湿成分でお肌が潤います♡ 顔と全身用のクリーム。
もしものときに備えて
10年前の東日本大震災のとき、母と旅行をしていて
千葉の館山から東京へ帰るのに通常なら車で1〜2時間のところを30時間くらいかかって
途中で携帯の充電はなくなるわ、食べるものはないわで途方に暮れたので
それ以降、旅行するときは「ポータブル充電器」と「ナッツ類」を持って行くようにしてます。
今回は何事もなかったけど、この2つは旅の必須アイテム。
そのときの記事↓
それとリュックのポケットに「めがね」と「日焼け止め」も入れてました。
日焼け止めは、人と環境にやさしい原料だけで作られている「オールグッド」(SPF50+)↓
今回、顔面には日焼け止めと眉毛を描くだけにして、ノーメイクで過ごしてみました。メイクしないと荷物がぐっと減りますね!
旅に持って行ってよかった物ベスト3
今回の旅に持って行ってよかったものをランキング形式で紹介してみます。
1位:ステンレスボトルと備長炭
実はコレ、夫から借りたステンレスボトルなんですが、むちゃくちゃ役に立ちました!♡圧倒的に1位です。
なにがなんでも旅先で買いたくなかったものが、ペットボトルの水
こんなにエコエコ言ってるわたしが、ペットボトルを買うのは自分的に納得いかないし
水道水よりペットボトルの水のほうが「マイクロプラスチックが多く含まれている」と知ったから。もう買えません!
詳しくはこちらの記事で書いてます↓
とはいえ「浄水していない水道水を飲むのも抵抗あるよね」ってことで…
翌朝にはおいしいミネラルウォーターになってるんです!最強すぎた!
水道水の不純物やカルキ臭を吸収してくれるだけでなく、備長炭に含まれるミネラル成分が溶けだして、まろやかな水になるのだとか。
備長炭のおかげて、ペットボトルの水を買わずに済みました♡ 紀州備長炭を使ってます↓
第2位:iPad mini
第3位:湯シャンの習慣
「持って行ってよかったもの」じゃないのでなんか無理矢理ですが…
シャンプー&トリートメントを持っていかない(使わない)だけでも身軽になる!ということを実感しました。
湯シャンに興味ある方はこちらの記事を参考にしてくださーい↓
逆に持っていけばよかったもの
帽子とストール!思いのほか日差しが強かったのと、入るお店がどこも換気抜群で扉や窓を開けっ放しだったから。スースーしました。
食事には困った
最近はヴィーガンやベジタリアンでも、外食で「食べられるもの(食べたいもの)がない!」となることがあまり無かったけど、それは「都会に限る」ことだったと思い知りました。旅先で完全に菜食するのは難しい…
この「きつねうどん」は絶品でした。
唯一買ったもの
本来ならお土産を爆買いして現地にお金を落とすほうが望ましいのかもしれないけど、ゼロウェイストを目指していると「なんも欲しくない」となります。
パッケージのゴミまで抱えるほうがストレスだと感じるようになってしまい、
すっかり消費意欲が落ち込んでしまった自分にびっくり
ですが…
夫のお土産に白ワインを1本だけ買って帰りました(なんと天橋立にワイナリーがあった!)
おわりに…
ゼロウェイストな旅をしてみて思ったのは、ゴミを出さないって清々しい!ってこと。
「立つ鳥跡を濁さず」みたいな?たぶん意味ちがうけど、そんな感じかなと。
ホテルでうっかり使ってしまったティッシュや、もらったレシートなど、すべて持って帰ってきて家で処分しました。
「来たときより美しく」は完璧には出来ないかもしれないけど、これからも「自分の痕跡を残さないゼロウェイストな旅」をしたいなと思います。
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