ごきげん麗しゅう!
ビーツアップ前田です♪
さて、私がよく共演させて頂いている、ベースの「中島のりひでさん」もお料理が大好きです。
その味付けはたいへん素晴らしく(プロみたいなんです)、音楽だけでなく食文化のこともいろいろ教えてもらっています。
そんなある日、のりひでさんから「シイタケとこんぶの佃煮」を頂きました。
私の娘も大変気に入って、喰うわ喰うわ・・・
挙げ句の果てにのりひでさんに電話すると言いだして、「おいしい~また作って~」とねだる始末。
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で、あんまり「こんぶこんぶ」うるさいし、ベースの写真とか見ても、のりひでさんの存在をすっ飛ばして
「こんぶ。」
というので、仕方なく作った。
で、結果・・・
「のりひでさんのこんぶがいいよう」
「やっぱりのりひでさんの方が美味いなあ。」
・・・・・(汗)
これにはちょっと危機感を抱いた。そこで、こっそりのりひでさんに電話して、レシピを聞いた。
そして、シイタケ昆布を作ってみた。
われながら、美味く炊けた。
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さて、食卓に出そう。
子供には悪いなあ・・・と思いつつ、僕はこういった。
「また、のりひでさんに昆布もらったで~」
やった~!!
「やっぱりのりひでさんの昆布はおいしいなあ♪」
「パパのよりおいしいよねえ~」
クックックっ・・・
パパが作ったとも知らずに・・・喰うとる食うとる!
しかしながら人間って、お墨付きがあるだけで、本物と区別がつかんものやなあ。
「オズの魔法使い」でも、結局みんなニセモノにだまされたもんなあ~
そんなふうにほくそ笑んでいたら、こんな事まで言い出した。
「ねえ、まえにもらった昆布よりおいしいと思わない」
!!!
恐るべし感想・・・
自分でも出来上がりを食べてみて、確かに「オレの方が美味く炊けた」って思った(すんません教えてもらっといて)のだが、それを味わい分ける なんて、10歳にもなってないのに・・・たいした味覚に成長したもんだ。
考えてみたら、のりひでさんにもらう前に僕が炊いた昆布は、味付けがちょっと雑だった。
大体の感じで砂糖、醤油も計量せずに投入、仕上げに中途半端な量の梅干しを入れたりして「何が言いたいかようわからん」昆布だった。
「作品として仕上げる気持ちが足りんかった・・・」
自分の生活の中で、クリエイトが甘かった時間があったのが悔しくてならない。
自分の関わることすべてをクリエイトで埋め尽くしたいから、こんな職業でこんな人生送っているのに、それを自ら放棄するなんて、本末転倒。
大いに反省させられる事件でありました。
・・・と思いめぐらせていた時、娘が「ねえパパ~」って聞いてきた。
ん? ああ、なに~? 昆布美味かったやろ!
「うん。あのねえ、お願いがあるんだけど。」
うん、言ってご覧。
「ええと、前のよりおいしかったって、いいたいねん。」
ん? だれに?
「のりひでさんに。電話していい?」
・・・・・うん、いうといたげるわ。
今多分、演奏中やからね♪
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『出汁とった後の昆布は、佃煮にすべし。もったいない!』
けっこう皆さんやっているかも知れませんが、我が家では佃煮にします。
ていうか、こんぶの佃煮はよ作りたいから、出汁をせっせととってるともいえます。
干し椎茸も使いますので、それぞれ冷凍しておいて、ある程度たまったら一気に炊きます。
生椎茸のええのが入ったら、こちらも冷凍しておいて入れます。キノコの冷凍はなんでか知らんけど香りが倍増します。
私が使っている昆布は、日高昆布の「冬島:二等検」で、築地の問屋から購入します。グラム1000円くらいの、まずまずな昆布で、出 汁もよく出て、炊いても柔らかくおいしい。






