MINT ROYAL
MINT ROYALEって聞くと、
ビッグビート直撃世代であれば、
「懐かしい!」の一言だとは思いますが、
今もなお活動してるのでしょうか?
彼らの、サンプリングや様々な素材を駆使し、それを
高度なPOPチューンに仕上げる飛び抜けたセンスは
ビッグビートムーブメントのアーティスト達の中でも
かなりレアだったと思います。
ケミカルやPRODIGYなどのROCKIN BEATSに比べると
PARTY的な要素が強く、
どちらかというとFATBOY SLIM寄りなイメージでしたが、
音楽的バックグラウンドの広さではFATBOY以上では
ないかなあ。
現にFATBOYのノーマン・クックはMINT ROYALEを絶賛
してましたからね。
SWINGIN and GROOVY、
そしてマンチェスター出身らしくないほどの
彼らのスィートな音楽性。
イージーリスニングやネオアコ系のバンドサウンドなども
好み、歌モノにも積極的にチャレンジするところなどは
クラブミュージックとPOPシーンの間の壁を軽く乗り越える
ものがあり、
クラブミュージックの範疇におさまらないそのPOPセンス、
ギターポップのような時代を超える普遍性は
今でも結構貴重じゃないかな~と僕は思うのです。。。
それくらい1999年発売の1st・『on the ropes』は
大傑作だったのですよ。
この曲は今でも日本のスポーツニュースの
マンデーフットボールセレクションのコーナーで
使われてますね―。


さらには、UKのミクスチャーロックバンドのTerrorvisionの
「Tequila」のREMIXなんかはそれこそどこのPARTYでも
かかってた超名盤でしたし。
ビッグビートムーブメント収束後は、彼らも多くのアーティスト
同様、ルーツを広げたり、或いはルーツにのっとって
音楽性を深化させたりしていきましたが、
それでもそのPOPセンスというものは光っていましたね。
硬めな音になり、ブラックの要素も拡大したり、クラブユースを
意識したりもしながら、彼ららしさを失わない部分がきちんとある、
2ndの『Dancehall Places』はそういう意味でも
一聴に値します。


特に直球なHOUSEトラックのこいつは非常に好き。
女性VOCALの使い方、メロディ、FUNKYなギター、
能天気な明るさはないけど、SEXYでクールな1曲。
ここまでストレートにダンストラックを作れる振り幅が
魅力ですね!
その後2005年に発売された、『See you in the morning』は
僕は実はそれほど聴き込んでいませんが、
ジーン・ケリーの「雨に唱えば」のこのリメイクは
かなり好きでした。
このREMIX感覚は最近のグリッチなんかに通じるものも
ありますし。
せっかくのこれだけの才能、終わってしまうにはもったいない。
「MINT ROYALEサウンド」とでも言うべき彼らの音楽は、
今の時代でも意外にありそうでない、ニッチな分野ではないか
と思うのです。
ビッグビート直撃世代であれば、
「懐かしい!」の一言だとは思いますが、
今もなお活動してるのでしょうか?
彼らの、サンプリングや様々な素材を駆使し、それを
高度なPOPチューンに仕上げる飛び抜けたセンスは
ビッグビートムーブメントのアーティスト達の中でも
かなりレアだったと思います。
ケミカルやPRODIGYなどのROCKIN BEATSに比べると
PARTY的な要素が強く、
どちらかというとFATBOY SLIM寄りなイメージでしたが、
音楽的バックグラウンドの広さではFATBOY以上では
ないかなあ。
現にFATBOYのノーマン・クックはMINT ROYALEを絶賛
してましたからね。
SWINGIN and GROOVY、
そしてマンチェスター出身らしくないほどの
彼らのスィートな音楽性。
イージーリスニングやネオアコ系のバンドサウンドなども
好み、歌モノにも積極的にチャレンジするところなどは
クラブミュージックとPOPシーンの間の壁を軽く乗り越える
ものがあり、
クラブミュージックの範疇におさまらないそのPOPセンス、
ギターポップのような時代を超える普遍性は
今でも結構貴重じゃないかな~と僕は思うのです。。。
それくらい1999年発売の1st・『on the ropes』は
大傑作だったのですよ。
この曲は今でも日本のスポーツニュースの
マンデーフットボールセレクションのコーナーで
使われてますね―。
さらには、UKのミクスチャーロックバンドのTerrorvisionの
「Tequila」のREMIXなんかはそれこそどこのPARTYでも
かかってた超名盤でしたし。
ビッグビートムーブメント収束後は、彼らも多くのアーティスト
同様、ルーツを広げたり、或いはルーツにのっとって
音楽性を深化させたりしていきましたが、
それでもそのPOPセンスというものは光っていましたね。
硬めな音になり、ブラックの要素も拡大したり、クラブユースを
意識したりもしながら、彼ららしさを失わない部分がきちんとある、
2ndの『Dancehall Places』はそういう意味でも
一聴に値します。
特に直球なHOUSEトラックのこいつは非常に好き。
女性VOCALの使い方、メロディ、FUNKYなギター、
能天気な明るさはないけど、SEXYでクールな1曲。
ここまでストレートにダンストラックを作れる振り幅が
魅力ですね!
その後2005年に発売された、『See you in the morning』は
僕は実はそれほど聴き込んでいませんが、
ジーン・ケリーの「雨に唱えば」のこのリメイクは
かなり好きでした。
このREMIX感覚は最近のグリッチなんかに通じるものも
ありますし。
せっかくのこれだけの才能、終わってしまうにはもったいない。
「MINT ROYALEサウンド」とでも言うべき彼らの音楽は、
今の時代でも意外にありそうでない、ニッチな分野ではないか
と思うのです。
また偉大な才能が一人・・・・・ R.I.P
非常にショックです。
胸が、本当に痛すぎる。
あまりにも早すぎる。
人生とはなんて儚いものなのでしょうか。
これほどの美しい楽曲を作る人の人生が、
これほどまでに早く終わるとは・・・・。
惜しすぎる。
また一人、日本が世界に誇る才能がこの世を去りました。
TECHNOやアンビエント、ELECTORONICAなど電子音楽の
分野で、非常に繊細で美しい、独自の楽曲を作り上げ、
世界でも評価の高いアーティスト、レイハラカミ。
彼の名を知ったのは確か、くるりの「ばらの花」をREMIXした
あたりだったかな。
活動自体は1996年あたりからSUBLIME RECORDをベースに
作品を出していたりしてたんだけど、
一気に知名度が増したのが、この「ばらの花」だったように
思ってます。
そこからアルバム、「RED CURB」を聴き、
その音がもたらす温かみに心の琴線を動かされ、
とんでもな凄い才能だなとしみじみ実感したのを覚えてます。


日本人らしい郷愁のある、メディアに言わせると
「水彩画のような」繊細なトラック、
JAZZやTECHNOやFUSIONやAIORなど様々なジャンルを
感じさせる音。
それを表すかのように、国内だけではなく海外も含め、
多くのアーティストが彼にリスペクトを寄せ、
プロデュースやアレンジを依頼したり、コラボしたりしてます。
COLDCUTや、イアン・オブライエン、ハイラマズ、
JAZZANOVA、沖野修也などのビッグネームをはじめ、
矢野顕子、 UA、ショコラ、ASA-CHANG&巡礼、くるり、
Number Girlなどそうそうたるアーティストに支持されてたことからも
その影響の大きさが伺えます。
今回の訃報ではスターリンの遠藤ミチロウ氏までもが
その悲しみをTWITTER上で吐露してましたし・・・。
特に矢野顕子さんとはLIVEにゲスト出演したり、コラボしたりと
音楽的関係が深かったなあ。
でも矢野さんのドリーミーな声がレイハラカミのトラックには
凄くマッチしてたんですよね。
僕はトラック作り出してからも、さらにその音楽へ向かう姿勢は
影響を受けてきました。
SC-88Proをはじめ、MIDIキーボードやAKAIのサンプラーなど
非常にシンプルな機材での制作で可能性を広げていたこと。
高価な機材をたくさん使って・・・・というよりも、どちらかというと
ローファイ的とも言える作り方。
そういった部分にも刺激を受けましたね。
ソフトやハードの持つ可能性を限りなく広げるってこと。
またレイハラカミといえば、LIVEでは音楽とMCとのギャップが
ありすぎると言われるほど、MCが面白かったみたいで。
なんとゆうか、笑いのセンスにも長けてた人だったらしい。
でもこれだけの音を作る人だからこそ、そのギャップが活きるん
ですよねえ。
なんにしても40歳という若さ。
残念でなりません。
だけども、今年亡くなったNujabesもそうですが、
人の一生の意味を
レイハラカミの音楽はなにかしら示してくれてるような、
そんな気がしてなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。
胸が、本当に痛すぎる。
あまりにも早すぎる。
人生とはなんて儚いものなのでしょうか。
これほどの美しい楽曲を作る人の人生が、
これほどまでに早く終わるとは・・・・。
惜しすぎる。
また一人、日本が世界に誇る才能がこの世を去りました。
TECHNOやアンビエント、ELECTORONICAなど電子音楽の
分野で、非常に繊細で美しい、独自の楽曲を作り上げ、
世界でも評価の高いアーティスト、レイハラカミ。
彼の名を知ったのは確か、くるりの「ばらの花」をREMIXした
あたりだったかな。
活動自体は1996年あたりからSUBLIME RECORDをベースに
作品を出していたりしてたんだけど、
一気に知名度が増したのが、この「ばらの花」だったように
思ってます。
そこからアルバム、「RED CURB」を聴き、
その音がもたらす温かみに心の琴線を動かされ、
とんでもな凄い才能だなとしみじみ実感したのを覚えてます。
日本人らしい郷愁のある、メディアに言わせると
「水彩画のような」繊細なトラック、
JAZZやTECHNOやFUSIONやAIORなど様々なジャンルを
感じさせる音。
それを表すかのように、国内だけではなく海外も含め、
多くのアーティストが彼にリスペクトを寄せ、
プロデュースやアレンジを依頼したり、コラボしたりしてます。
COLDCUTや、イアン・オブライエン、ハイラマズ、
JAZZANOVA、沖野修也などのビッグネームをはじめ、
矢野顕子、 UA、ショコラ、ASA-CHANG&巡礼、くるり、
Number Girlなどそうそうたるアーティストに支持されてたことからも
その影響の大きさが伺えます。
今回の訃報ではスターリンの遠藤ミチロウ氏までもが
その悲しみをTWITTER上で吐露してましたし・・・。
特に矢野顕子さんとはLIVEにゲスト出演したり、コラボしたりと
音楽的関係が深かったなあ。
でも矢野さんのドリーミーな声がレイハラカミのトラックには
凄くマッチしてたんですよね。
僕はトラック作り出してからも、さらにその音楽へ向かう姿勢は
影響を受けてきました。
SC-88Proをはじめ、MIDIキーボードやAKAIのサンプラーなど
非常にシンプルな機材での制作で可能性を広げていたこと。
高価な機材をたくさん使って・・・・というよりも、どちらかというと
ローファイ的とも言える作り方。
そういった部分にも刺激を受けましたね。
ソフトやハードの持つ可能性を限りなく広げるってこと。
またレイハラカミといえば、LIVEでは音楽とMCとのギャップが
ありすぎると言われるほど、MCが面白かったみたいで。
なんとゆうか、笑いのセンスにも長けてた人だったらしい。
でもこれだけの音を作る人だからこそ、そのギャップが活きるん
ですよねえ。
なんにしても40歳という若さ。
残念でなりません。
だけども、今年亡くなったNujabesもそうですが、
人の一生の意味を
レイハラカミの音楽はなにかしら示してくれてるような、
そんな気がしてなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。
繊細な音とメロディが個人的にツボ〜 Valentin
今年急逝したNujabesをはじめ、Mitsu the beatsや
CRADLEやNomak、Shin skiなどなど、
日本のMELLOW、JAZZ HIPHOPもここ数年、
素晴らしいトラックメイカーが続々と登場してます。
そう、あたかもNujabesの意思を引き継ぐように・・・。
そしてこのValentinも美しい旋律の調べを聴かせてくれる
トラックメイカーの一人。
ピアノを習う妹さんに刺激されて、幼い頃からピアノを弾いて
いたとの通り、そのピアノトラックは叙情的、詩的であり、
情景を描かせてくれるような、そんな心に響く音なのです。


Valentin 〝make you"
音作りの際の、
「人の感情や感性、感覚に訴えかける曲」という
そのコンセプトの示す通り、
聴いてるこちら側の感情や気持ちの琴線にそっと
触れるような、そんな楽曲たち。
ジャンルを問わずいい音楽は何でも聴くという、
そのスタンスも好きですね。
HaykaをFEATしたこの曲もかなりいいですわ。
Haykaのこの深みと温かみのある、
静かに染み入る声がベストマッチ。
いやー、今の日本のアンダーグラウンドなHIPHOPや
JAZZ HIPHOPは一番面白いかもですね。
個性的な、オリジナルな音がどんどん出てくる。
刺激的です。。。。
CRADLEやNomak、Shin skiなどなど、
日本のMELLOW、JAZZ HIPHOPもここ数年、
素晴らしいトラックメイカーが続々と登場してます。
そう、あたかもNujabesの意思を引き継ぐように・・・。
そしてこのValentinも美しい旋律の調べを聴かせてくれる
トラックメイカーの一人。
ピアノを習う妹さんに刺激されて、幼い頃からピアノを弾いて
いたとの通り、そのピアノトラックは叙情的、詩的であり、
情景を描かせてくれるような、そんな心に響く音なのです。
Valentin 〝make you"
音作りの際の、
「人の感情や感性、感覚に訴えかける曲」という
そのコンセプトの示す通り、
聴いてるこちら側の感情や気持ちの琴線にそっと
触れるような、そんな楽曲たち。
ジャンルを問わずいい音楽は何でも聴くという、
そのスタンスも好きですね。
HaykaをFEATしたこの曲もかなりいいですわ。
Haykaのこの深みと温かみのある、
静かに染み入る声がベストマッチ。
いやー、今の日本のアンダーグラウンドなHIPHOPや
JAZZ HIPHOPは一番面白いかもですね。
個性的な、オリジナルな音がどんどん出てくる。
刺激的です。。。。