Saiko

Saikoの声があまりに好みなので前回のCargoに続いて
挙げてみました。。。

というか、Cargoはとっくに既に辞めたみたいですね…。
でもこんな形で、HOUSEというフォーマットでやって
くれてるのは嬉しい限りですなあ。

いや、それにしてもこの声は本当に心地よい。
どうやら僕はAKやこのSaikoのような
一見COOL、それでいて包まれるような温かみのある声が
好きみたい。



シンガーでもあり、アクセサリデザイナーでもあるという
Saikoの感性がそのまま出た感じの楽曲も素晴らしいし。




本人も言ってるように、
決して力強く歌い込むDIVA系のシンガーではないから、
イマジネーションで聴いてもらいたいという通り、
そういう、感覚とか、感性に秀でてるタイプの人だと思います。

自分が前に出るのが嫌いで、ライブも恥ずかしい、
けど作品やモノを作りたいという気持ちはすごくある…
っていうあたりが、
なんというかアーティスト（芸術家）肌を表してますしね。


本人が好きだという夜の遊園地をイメージした
ジャケットの感覚も凄く好きだなあ。


Saiko "Happy"

今の音楽シーンはおろか、クラブシーンでさえも
こういう声はマイノリティに属するのかもしれないですが、
それだけ個性的であるってことだし、求める人は多いはず。
それに、いろんなジャンルで歌っても圧倒的にSaikoカラーが際立つ
と思うので、これからもその歌声を聴かせて欲しいものです。

Cargo

一時期よく聴いてましたが、
あらためて聴くといいユニットだなあ。
このCARGO。
GOKU、WIZE、AMIGO、SAIKOの４人からなるこの
ユニット、
houseにとどまらないエレクトロニックミュージックを
世に送り出してきましたが、
すっと体に入り、気持ちを柔らかくしてくれますなあ。



メロディも決して変に無理矢理盛り上げる感じではなく、
流麗に流れるようであり、
その心地良さは本当に疲れたココロと体を軽くしてくれる。
そうさせてくれるのは、VOCALの声の力も大きいでしょうね。





最近の女性VOCALはHOUSEにおいても米R&Bに影響を受けた
力強く歌うタイプが多いので、
こういう歌声を聴くと新鮮な気持ちになります。

Saikoの声は本当にいいなあ。


Cargoは音の作り込みも、シンプルではありますが、
〝間"を大事にした非常に繊細で上質な音ばかりです。
簡単そうに見えて、こういう柔らかい音を作るってのは
実はかなり難しいんですよね。
キックの音ひとつにとっても。

その音作りの細さと歌声、そしてメロディ、
この辺りのセンスが凡百あるHOUSEに差を付けてる
日本人らしいオリジナリティの高さでしょう。



都会の夜のドライブにも、サンセットを眺めながらでも、
リフレッシュしたい朝の目覚めにも最高。
もちろんクラブでも聴きたいし、カフェでも聴ける
エレガントなサウンドです

Indigo Jam Unit

いやもうこのグループは挙げるまでもなく、
素晴らしいグループでしょう！！
JAZZANOVAやJAZZ HIPHOPからJAZZに目覚めた、
はっきり言ってまだJAZZに対しては浅い僕なんですが、
いろんなJAZZアーティスト知れば知るほど
ハマっていきますなあ―。。
特に大阪出身のこのインストユニット、
indigo jam unitは聴いた瞬間にノックアウトでしたね。





もともとFUNKYなサイドとJAZZなサイドの二つの
バンドが合わさって出来たらしく、
なるほどツインドラムやコンガの音など、
単なるJAZZバンドと括ることの出来ないサウンド
が展開されてます。
メンバーのルーツを紐解くと、
それこそJAZZ、ラテン、クラシック、モータウン、
コンテンポラリー、R&B、
そしてインストミュージック全般などなど非常に
多岐にわたってます。

アルバムはこれまでに３枚出してるそうですが、
全て一発録音！！で、３枚とも売上１万枚を超えてると
いうから、そのサウンドは多くのリスナーが認めてる
とこですね―。
さらにはアメリカのCOMMONの名曲をカバーした
リワークアルバム『re:common from indigo jam unit』までを
リリースしてます。


いやしかし本当かっこいい。
ウッドベースのグンッ！て腰とゆうか腹に来るところ、
コンガの音、ピアノ、ドラム、すべてが生み出す
野太いグルーヴ。
Liveはまだ観たことがないんですが、
もちろんLiveならではの圧巻のアドリブ演奏なども
あり、全国で聴衆を熱狂の渦に巻き込んだそうです。
是非生で観たいバンドですね！

インストをあまり聴かない人でもこれにはかなり
引き込まれるはずです。