Serph
ここのとこ、どうしようもなく感覚が鋭くなってきてます。
外の空気が自分の五感にだけではなく、それ以外の見えない感覚に
忍び込んできてる感覚があるんですよねー。
落ち葉の舞う軽さも、澄んだ空気と太陽光の作る空間のゆらぎも
冬を知らしめようとする海風の音も、
雑踏の喧噪の音ですら、包む全てに対しての感覚が強くなってきている。
そしてそこに「美」を感じる。
そんな気がしてます。
なもんで、最近は作る音も聴く音も、
そういった微妙な音の一粒一粒や空間を意識するような音が多くなってます。
とくに日本人のクリエイターに多い。
そういう音楽ほど世界的に評価されることも多いのは不思議ですね。
日本らしい、というと和の雰囲気を出したもの・・・的なイメージが多いのですが、
実は、言葉にできない感情や感覚を感じ、その奥にあるものを音にすることこそ
もっとも日本人が得意としていて、もっとも日本人らしいものなのかなと。
表面だけの音楽ってすぐボロが出ますしね。
ってわけでこのSerph。
先日友人に教えてもらったアーティストだけど、
これがまた素晴らしい。
ピアノと作曲をはじめてわずか3年でアルバムを完成させた、とは
思えないほどのクオリティ。
それがTECHNO、HOUSE、ELECTRONICAなどのさまざまなアーティストや
DJの評判を呼び、
今や平井堅のリミックスを手掛けるほどになってますわ。
なんだろう、よくある叙情的なんて言葉じゃ片づけられない音世界。
展開や音の広がりが美しい。
友人とも話してたけど、
楽しいとか、悲しいとか、懐かしいとかそういう言葉以外の感情、
幼いころに感じていたものを呼び戻される、そんな不思議な感覚に
陥るのです。
雑な部分や、音数が少なかったりという部分もあるけど、
それも意識的にやってるのかなと思うと、また捉え方も変わってきます。
しかしSerphのインタビューを読んでると、
ほんとに共感することばかりですね。
東京在住らしいので、東京の原風景からインスピレーションやアイデアを
得て作ったということ。
リスナーのために作ってはいるけど、リスナーに流されないということ。
新しい音楽、新しい刺激が欲しいというハングリーさ。
日常だけじゃ満たされない人間には心身を活性化する時間が必要であり、
音楽を聴くことでも満たされることができるということ、
情報が溢れている分インプットばかり増えがちな現代社会の中、
自分にとっていいものを判断する嗅覚を鍛える、集中力を切らさずに
街を歩くこと・・・・などなど。
このひとも、たぶん音楽がなかったらなかなか生きてゆきづらかった
んじゃないのかな~と勝手に思いました。
だからこそこれだけの表現ができるはずなんだな、と。
モノがあふれる東京っぽくでもあり、
ただその奥に何か個の感性の深さを感じてしまう。
聴きこむといろいろな発見があってどんどん引き込まれていく世界ですね。
こちらは別名義のReliq。
外の空気が自分の五感にだけではなく、それ以外の見えない感覚に
忍び込んできてる感覚があるんですよねー。
落ち葉の舞う軽さも、澄んだ空気と太陽光の作る空間のゆらぎも
冬を知らしめようとする海風の音も、
雑踏の喧噪の音ですら、包む全てに対しての感覚が強くなってきている。
そしてそこに「美」を感じる。
そんな気がしてます。
なもんで、最近は作る音も聴く音も、
そういった微妙な音の一粒一粒や空間を意識するような音が多くなってます。
とくに日本人のクリエイターに多い。
そういう音楽ほど世界的に評価されることも多いのは不思議ですね。
日本らしい、というと和の雰囲気を出したもの・・・的なイメージが多いのですが、
実は、言葉にできない感情や感覚を感じ、その奥にあるものを音にすることこそ
もっとも日本人が得意としていて、もっとも日本人らしいものなのかなと。
表面だけの音楽ってすぐボロが出ますしね。
ってわけでこのSerph。
先日友人に教えてもらったアーティストだけど、
これがまた素晴らしい。
ピアノと作曲をはじめてわずか3年でアルバムを完成させた、とは
思えないほどのクオリティ。
それがTECHNO、HOUSE、ELECTRONICAなどのさまざまなアーティストや
DJの評判を呼び、
今や平井堅のリミックスを手掛けるほどになってますわ。
なんだろう、よくある叙情的なんて言葉じゃ片づけられない音世界。
展開や音の広がりが美しい。
友人とも話してたけど、
楽しいとか、悲しいとか、懐かしいとかそういう言葉以外の感情、
幼いころに感じていたものを呼び戻される、そんな不思議な感覚に
陥るのです。
雑な部分や、音数が少なかったりという部分もあるけど、
それも意識的にやってるのかなと思うと、また捉え方も変わってきます。
しかしSerphのインタビューを読んでると、
ほんとに共感することばかりですね。
東京在住らしいので、東京の原風景からインスピレーションやアイデアを
得て作ったということ。
リスナーのために作ってはいるけど、リスナーに流されないということ。
新しい音楽、新しい刺激が欲しいというハングリーさ。
日常だけじゃ満たされない人間には心身を活性化する時間が必要であり、
音楽を聴くことでも満たされることができるということ、
情報が溢れている分インプットばかり増えがちな現代社会の中、
自分にとっていいものを判断する嗅覚を鍛える、集中力を切らさずに
街を歩くこと・・・・などなど。
このひとも、たぶん音楽がなかったらなかなか生きてゆきづらかった
んじゃないのかな~と勝手に思いました。
だからこそこれだけの表現ができるはずなんだな、と。
モノがあふれる東京っぽくでもあり、
ただその奥に何か個の感性の深さを感じてしまう。
聴きこむといろいろな発見があってどんどん引き込まれていく世界ですね。
こちらは別名義のReliq。
相対性理論
先日友人が来て、いつもの通り音楽についての熱い談義を
朝方まで、酒も飲まずに繰り広げてたわけです。
その彼の勧めで、「相対性理論」、そしてそのVoの
やくしまるえつこの曲を初めて聴きました。
今更ながら。。。。。
その名前はもう何年も前から耳にしてたのですが、
喰わず嫌いだったというか、
恥ずかしながら聴くのは初めてだったわけです。
ところが、いまやもう毎日聴いてる有様。
よくある4人組編成でVoが女性という、特には珍しくもないのに、
インディーズのころより高い注目を受けてきたこのバンド。
よく言われる表現だけど、カヒミリイ的な声質、椎名林檎的存在感の
やくしまるえつこ。
その存在こそが相対性理論を特異なバンドに仕上げてしまっている
ような印象を与えています。
ま、確かに僕のめっちゃ好きな声質だし、歌い方も。
が、このバンドのセンスは本当はベースの真部脩一氏の手によるところが
大きいようなのです。
それがやくしまるえつこという異才と出会い、その才能を開放させた。
ってわけみたい。
決してオリジナリティが圧倒的に高いというほどでもないけど、
ただその音や曲、声、歌詞をいったん耳にすると、なぜか
離れられなくなります。
ただ、これの理由を説明するのはきっと難しい。
おそらくVO以外のメンバーの作る、束縛の無い音があり、
かつオシャレでPOPさの感覚も維持しつつ、
テクニカルな演奏に支えられたプログレッシヴな楽曲たち。
その上で意識的か無意識的かは分からないけど、
やくしまるえつこのある種クセのある歌詞。
歌詞には意味があってもなくても、そこに意味を見出そうが見出すまいが
そこは聴き手にゆだねられると言う意味では、
抽象的でOKというスタンスなのかしら。
そうゆうの、好き。
相対性理論ややくしまるえつことコラボ、あるいは競演した人らも
また早々たる顔ぶれ。
渋谷慶一郎、灰野敬二、ジム・オルーク、あぶらだこ、フィッシュマンズ、
菊地成孔、大友良英などなど、
真の意味で日本のMUSICを支えてきたアーティストばかり。
FREE JAZZ、そして音楽からアートまで幅広くワールドワイドに活躍する
大御所・大友良英氏が頻繁に参加していること、
そして何より世界からも信奉を集める偉大なる音楽家・灰野氏が
リンクしていることにやはりこのバンドの一歩飛びぬけた存在感を感じます。
坂本教授ももちろん彼らを賛辞してます。
「やくしまるえつこは新たな冒険に乗りだした。
そこには、リズムと言葉のまだ見ぬ地平線が広がっている」
ぶっとぶ程ではないものの、異物感やしっくりこない感がくる。
じわじわとくる。
けど、その違和感がとてつもなく癖になる。
その感覚は憧れるな、と素直に思えました。
個人的にはもう少しぶっとんでてもいいと思うけど。。。
やくしまるえつこの声がいろんな曲にでも映えそうで好き、やっぱ。
最近は、チャート見てても女性も歌い上げるDIVAタイプのVOCALが多く、
そしてストーリーを作り上げようとばかりの歌詞、そしてドラマ仕立てのPV。
そのパターン化された大衆的SONGばかりだけど、
相対性理論のような、このタイプの音楽がメジャーで支持されると言うことは、
まだまだ開拓地はあるってことですかね。
日本のメジャーシーンってもはや壊滅状態といわれてる中、
近頃は音楽はHIPHOPとROCKにおいては、海外より
日本のアンダーグラウンドの方が面白い気がしますわ。
朝方まで、酒も飲まずに繰り広げてたわけです。
その彼の勧めで、「相対性理論」、そしてそのVoの
やくしまるえつこの曲を初めて聴きました。
今更ながら。。。。。
その名前はもう何年も前から耳にしてたのですが、
喰わず嫌いだったというか、
恥ずかしながら聴くのは初めてだったわけです。
ところが、いまやもう毎日聴いてる有様。
よくある4人組編成でVoが女性という、特には珍しくもないのに、
インディーズのころより高い注目を受けてきたこのバンド。
よく言われる表現だけど、カヒミリイ的な声質、椎名林檎的存在感の
やくしまるえつこ。
その存在こそが相対性理論を特異なバンドに仕上げてしまっている
ような印象を与えています。
ま、確かに僕のめっちゃ好きな声質だし、歌い方も。
が、このバンドのセンスは本当はベースの真部脩一氏の手によるところが
大きいようなのです。
それがやくしまるえつこという異才と出会い、その才能を開放させた。
ってわけみたい。
決してオリジナリティが圧倒的に高いというほどでもないけど、
ただその音や曲、声、歌詞をいったん耳にすると、なぜか
離れられなくなります。
ただ、これの理由を説明するのはきっと難しい。
おそらくVO以外のメンバーの作る、束縛の無い音があり、
かつオシャレでPOPさの感覚も維持しつつ、
テクニカルな演奏に支えられたプログレッシヴな楽曲たち。
その上で意識的か無意識的かは分からないけど、
やくしまるえつこのある種クセのある歌詞。
歌詞には意味があってもなくても、そこに意味を見出そうが見出すまいが
そこは聴き手にゆだねられると言う意味では、
抽象的でOKというスタンスなのかしら。
そうゆうの、好き。
相対性理論ややくしまるえつことコラボ、あるいは競演した人らも
また早々たる顔ぶれ。
渋谷慶一郎、灰野敬二、ジム・オルーク、あぶらだこ、フィッシュマンズ、
菊地成孔、大友良英などなど、
真の意味で日本のMUSICを支えてきたアーティストばかり。
FREE JAZZ、そして音楽からアートまで幅広くワールドワイドに活躍する
大御所・大友良英氏が頻繁に参加していること、
そして何より世界からも信奉を集める偉大なる音楽家・灰野氏が
リンクしていることにやはりこのバンドの一歩飛びぬけた存在感を感じます。
坂本教授ももちろん彼らを賛辞してます。
「やくしまるえつこは新たな冒険に乗りだした。
そこには、リズムと言葉のまだ見ぬ地平線が広がっている」
ぶっとぶ程ではないものの、異物感やしっくりこない感がくる。
じわじわとくる。
けど、その違和感がとてつもなく癖になる。
その感覚は憧れるな、と素直に思えました。
個人的にはもう少しぶっとんでてもいいと思うけど。。。
やくしまるえつこの声がいろんな曲にでも映えそうで好き、やっぱ。
最近は、チャート見てても女性も歌い上げるDIVAタイプのVOCALが多く、
そしてストーリーを作り上げようとばかりの歌詞、そしてドラマ仕立てのPV。
そのパターン化された大衆的SONGばかりだけど、
相対性理論のような、このタイプの音楽がメジャーで支持されると言うことは、
まだまだ開拓地はあるってことですかね。
日本のメジャーシーンってもはや壊滅状態といわれてる中、
近頃は音楽はHIPHOPとROCKにおいては、海外より
日本のアンダーグラウンドの方が面白い気がしますわ。
Live forever
久々の更新です★
いろいろと激忙しい毎日でしたが、
音楽に生きる人間としてこれからも音楽Blogは書き続けていきたいと思ってます。
来年は、自分の人生の中ではおそらくマックスに最大のイベントがあるので、
それに向けて準備をしていかなければならないのです。
人生の方向転換であり、かなりドキドキではありますが。。。
また最近は、数少ない、本当にリスペクトできる人たちにも出会い、
非常に大きな影響を受けてます。
偶然昔からの友人にも10年ぶりくらいに会ったり、そうゆう繋がりから
曲の依頼が増えたり・・・。
友人の社長や昔からお世話になってるショップオーナーなど、
感性豊かでセンスがよくて、生き方が面白い人たちとまた遊ぶようになって
めちゃ刺激受けたり。。。
現在、曲製作3曲をかかえてなかなか大変。
先月に音大に通うシンガーさんに2曲依頼されたのがなかなか進んでないので
やや焦ってます。。。
僕が好きなHOUSE、TECHNOの曲を依頼された上に、
そのシンガーさんは目の付け所やセンスがかなりいいので、
めっちゃ歌ってもらいたいモチベーション高いのですが…。
追いついていない自分が正直悔しいですね。
また次回からいろんなDEEPな音を紹介していきたいと思います。