BIG BEATについて
なぜか最近BIG BEATをまた聴きだしてます。
僕がDJを始めた10年前。
そのきっかけとなったのがBIG BEATというジャンルでした。
ハードコアパンクを聴きながらも、ジャングルやドラムンを
聴いてた僕が、やってたバンドを捨て去り、DJに向かうほど
強い影響を受けたのは他でも無いBIG BEATなんです。
それほど当時はクラブミュージックの中では一大ムーブメントであり、
イノベーションだったわけです。
TECHNOはもちろんROCK、HIPHOP、DUB、REGGAE、
INDIEROCK、SOUL、FUNK、JAZZ、HOUSE、LATIN、JAZZ・・・
あらゆるジャンルをごった煮(この言葉は好きじゃないけど)しつつ、
まさに踊るための音楽だったのがこのBIG BEATなんですが、
なぜ今さらながらBIG BEATを聴こうと思ったのか。
それはエレクトロに始まる現在のシーンについての不思議な
疑問に始まり、DUBSTEPのシーンとの比較についての個人的
想いからそこに行ったわけですが、
その話はまた後日。
まあ言えば、誰も彼もがエレクトロやテクノポップに乗っかってる
今、クラブミュージックにもたらすものはなんなのか、とか、
POPSとの関係性なんかを考えてたら、
よっしゃ自分の原点に戻ろうかと思ったわけです。
いまや、とりあえずといった形でテクノポップとやらを作り出す人が
ここ福岡でも増え、の割りにその音楽にあまりに何も心動かされることが
無いからなんだけど、
それはきっと各ジャンルに畏敬と造詣がないまま作ってるから
なんだろうなと。
BIG BEATは様々なジャンルの下地がないと作れない。
またそれを昇華するセンスがないと作れなかった。
だからBIG BEATの作り手にはキャリア組が多かったわけで。
まあPOPSとクラブミュージックではそもそもが違うと思ってたから
テクノポップに対する複雑な思いはスルーしてましたが、
そういうテクノポップを作る人が一応に、中田ヤスタカの作る音楽が
好きだという。
でも中田ヤスタカのCAPSULEが昔はピチカートフォロワーだったのは
知ってるんだろうか、と思う。
つまり彼なりの、ジャンルへの理解とセンスの上に彼の作る音があるんだが
そこの部分はスルーされてそうなんだよなあ、と。。
何気に中田ヤスタカのインタビューをずっと観ててあらためてそう思った
わけです。
あと、HIPHOPやR&B畑のDJの人が四つ打ちをかけてることが氾濫してて、
そのあり方が何だかとって付け感がありすぎてて、見ててちょっと照れて
しまうんですね。
それはBIG BEATを通って来たからそう思っちゃうのかな、と。
でもあらためてBIG BEAT聴いてるとやっぱ面白いなあ。
当時はFATBOY SLIMのSKINT派ではなく、
どちらかというとWALL OF SOUND派だったんだけど、
レーベル関係なく、くまなくレコード掘り起こしては見つけてた音源を
久しぶりに聴くと、新鮮この上ないです。
BIG BEATのMIX CD作ろうかと思ってますもん。ww
BIG BEATに関しては、この方のブログが非常に面白い。
http://blog.livedoor.jp/djmizuta/
またDJ論に関してもかなり共感できる部分があるので、
是非一度目を通すことをおすすめします。
なにしろFATBOY SLIMとしての黎明期のノーマン・クックを
日本に招いて共演しておられますので。
あと、ブログの方針についても非常に共感できましたね!!
ほんと冷静に、客観的に物事を見つつ、
大切な音楽に対する愛を感じることの出来るブログです。
BIG BEATのお気に入りのひとつ、CUT AND PASTE。
激ファンキーであり、オールドスクール~ミドルスクールの
HIPHOPネタをかましまくり、ブレイクダンサーにも支持されたのも
うなずける曲。
これぞBIG BEATというべきジャンルを超越した1枚。
僕がDJを始めた10年前。
そのきっかけとなったのがBIG BEATというジャンルでした。
ハードコアパンクを聴きながらも、ジャングルやドラムンを
聴いてた僕が、やってたバンドを捨て去り、DJに向かうほど
強い影響を受けたのは他でも無いBIG BEATなんです。
それほど当時はクラブミュージックの中では一大ムーブメントであり、
イノベーションだったわけです。
TECHNOはもちろんROCK、HIPHOP、DUB、REGGAE、
INDIEROCK、SOUL、FUNK、JAZZ、HOUSE、LATIN、JAZZ・・・
あらゆるジャンルをごった煮(この言葉は好きじゃないけど)しつつ、
まさに踊るための音楽だったのがこのBIG BEATなんですが、
なぜ今さらながらBIG BEATを聴こうと思ったのか。
それはエレクトロに始まる現在のシーンについての不思議な
疑問に始まり、DUBSTEPのシーンとの比較についての個人的
想いからそこに行ったわけですが、
その話はまた後日。
まあ言えば、誰も彼もがエレクトロやテクノポップに乗っかってる
今、クラブミュージックにもたらすものはなんなのか、とか、
POPSとの関係性なんかを考えてたら、
よっしゃ自分の原点に戻ろうかと思ったわけです。
いまや、とりあえずといった形でテクノポップとやらを作り出す人が
ここ福岡でも増え、の割りにその音楽にあまりに何も心動かされることが
無いからなんだけど、
それはきっと各ジャンルに畏敬と造詣がないまま作ってるから
なんだろうなと。
BIG BEATは様々なジャンルの下地がないと作れない。
またそれを昇華するセンスがないと作れなかった。
だからBIG BEATの作り手にはキャリア組が多かったわけで。
まあPOPSとクラブミュージックではそもそもが違うと思ってたから
テクノポップに対する複雑な思いはスルーしてましたが、
そういうテクノポップを作る人が一応に、中田ヤスタカの作る音楽が
好きだという。
でも中田ヤスタカのCAPSULEが昔はピチカートフォロワーだったのは
知ってるんだろうか、と思う。
つまり彼なりの、ジャンルへの理解とセンスの上に彼の作る音があるんだが
そこの部分はスルーされてそうなんだよなあ、と。。
何気に中田ヤスタカのインタビューをずっと観ててあらためてそう思った
わけです。
あと、HIPHOPやR&B畑のDJの人が四つ打ちをかけてることが氾濫してて、
そのあり方が何だかとって付け感がありすぎてて、見ててちょっと照れて
しまうんですね。
それはBIG BEATを通って来たからそう思っちゃうのかな、と。
でもあらためてBIG BEAT聴いてるとやっぱ面白いなあ。
当時はFATBOY SLIMのSKINT派ではなく、
どちらかというとWALL OF SOUND派だったんだけど、
レーベル関係なく、くまなくレコード掘り起こしては見つけてた音源を
久しぶりに聴くと、新鮮この上ないです。
BIG BEATのMIX CD作ろうかと思ってますもん。ww
BIG BEATに関しては、この方のブログが非常に面白い。
http://blog.livedoor.jp/djmizuta/
またDJ論に関してもかなり共感できる部分があるので、
是非一度目を通すことをおすすめします。
なにしろFATBOY SLIMとしての黎明期のノーマン・クックを
日本に招いて共演しておられますので。
あと、ブログの方針についても非常に共感できましたね!!
ほんと冷静に、客観的に物事を見つつ、
大切な音楽に対する愛を感じることの出来るブログです。
BIG BEATのお気に入りのひとつ、CUT AND PASTE。
激ファンキーであり、オールドスクール~ミドルスクールの
HIPHOPネタをかましまくり、ブレイクダンサーにも支持されたのも
うなずける曲。
これぞBIG BEATというべきジャンルを超越した1枚。
女孩與機器人
最近台湾が好きです。
一度台湾に行ってみたい。。。
そんな思いが募る今日この頃。
先の震災でも、アメリカの10分の1ほどの人口という
決して大きくは無い国が、
なんとアメリカの義捐金を軽くしのぐ200億円以上という
最大の義捐金を援助してくれたんですよね。
しかもそのほとんどが民間レベルだというし。。
親日国って話もよく聴くし、
やっぱり台湾って国には感謝と尊敬と親しみが湧くのです。
しかも女性も美しいし。
透明感のある、あの美しさにはほんと惹かれます。
というわけで、この女孩與機器人ってユニット。
女性VOとトラックを担当する男性2人の3人組なんですが、
これが結構グッときちゃいまして。

"機器人"(ロボットの意)というだけあって
ダンスミュージックな楽曲たちなんですが、、
昨今の世界的エレクトロ潮流とはやや違った、
繊細で、しなやかで、なかなかシャレた音楽を聴かせてくれます。
ラウンジな要素もあり、すっと耳に入ってくる音たちは
ほんと柔らかくて好き。
ちょっとノスタルジックな感覚に襲われますなあ。。
その雰囲気にVocalのRinnの声もマッチしてます。
というか、この人綺麗。
台湾美人って感じですね。
それにしても驚いたのが、
台湾は政府がインディーズのアーティストを支援してるってことです。
なんでもインディのバンドにかなりの助成プランを提供しるらしくて、
アルバム製作を支援したり、海外ツアーの旅費を提供したり、
インディーズ音楽賞とかを設立したり。。。
アルバム製作の助成を受けたアーティストは3年間で60グループ以上に
及ぶらしいですわ!
同じ国が支援してるってとこでいうと、K-popと違うとこは
「インディーズを支援」というところじゃないでしょうか?
国外へ輸出するためにアーティストを作り上げるのではなく、
才能あるアンダーグラウンドなアーティストに対して
オーバーグラウンドに引き上げる手助けを行う。
そういう部分で根本的に違う様な気がします。
いやあ素晴らしい国ですな。
だから台湾のアーティストやバンドって、いろんなジャンルや
スタイルがあって、非常に面白い。
アメリカツアーを行った旺福樂團なんかもそうだし、
サマソニにも出たMATZKAも面白い。
MATZKKAはレゲエをベースにして、台湾原住民音楽やらロックや
JAZZやHIPHOPなどの要素をMIXした音で、ちょっと新鮮だったな。
それぞれが個性的で、ルーツに対する尊敬もきちんとあり、
かつインディーズらしくいろんな音にチャレンジしてる。
パッと聴いた感じ、ほとんど洋楽に聴こえるほど、
英語の発音もナチュラル。
かなり世界に開かれた音だなあと感心しちゃいました。
ヤバイですね、ほんと素敵だわ台湾。
ハマリつつあります。
我愛你台湾!!
一度台湾に行ってみたい。。。
そんな思いが募る今日この頃。
先の震災でも、アメリカの10分の1ほどの人口という
決して大きくは無い国が、
なんとアメリカの義捐金を軽くしのぐ200億円以上という
最大の義捐金を援助してくれたんですよね。
しかもそのほとんどが民間レベルだというし。。
親日国って話もよく聴くし、
やっぱり台湾って国には感謝と尊敬と親しみが湧くのです。
しかも女性も美しいし。
透明感のある、あの美しさにはほんと惹かれます。
というわけで、この女孩與機器人ってユニット。
女性VOとトラックを担当する男性2人の3人組なんですが、
これが結構グッときちゃいまして。

"機器人"(ロボットの意)というだけあって
ダンスミュージックな楽曲たちなんですが、、
昨今の世界的エレクトロ潮流とはやや違った、
繊細で、しなやかで、なかなかシャレた音楽を聴かせてくれます。
ラウンジな要素もあり、すっと耳に入ってくる音たちは
ほんと柔らかくて好き。
ちょっとノスタルジックな感覚に襲われますなあ。。
その雰囲気にVocalのRinnの声もマッチしてます。
というか、この人綺麗。
台湾美人って感じですね。
それにしても驚いたのが、
台湾は政府がインディーズのアーティストを支援してるってことです。
なんでもインディのバンドにかなりの助成プランを提供しるらしくて、
アルバム製作を支援したり、海外ツアーの旅費を提供したり、
インディーズ音楽賞とかを設立したり。。。
アルバム製作の助成を受けたアーティストは3年間で60グループ以上に
及ぶらしいですわ!
同じ国が支援してるってとこでいうと、K-popと違うとこは
「インディーズを支援」というところじゃないでしょうか?
国外へ輸出するためにアーティストを作り上げるのではなく、
才能あるアンダーグラウンドなアーティストに対して
オーバーグラウンドに引き上げる手助けを行う。
そういう部分で根本的に違う様な気がします。
いやあ素晴らしい国ですな。
だから台湾のアーティストやバンドって、いろんなジャンルや
スタイルがあって、非常に面白い。
アメリカツアーを行った旺福樂團なんかもそうだし、
サマソニにも出たMATZKAも面白い。
MATZKKAはレゲエをベースにして、台湾原住民音楽やらロックや
JAZZやHIPHOPなどの要素をMIXした音で、ちょっと新鮮だったな。
それぞれが個性的で、ルーツに対する尊敬もきちんとあり、
かつインディーズらしくいろんな音にチャレンジしてる。
パッと聴いた感じ、ほとんど洋楽に聴こえるほど、
英語の発音もナチュラル。
かなり世界に開かれた音だなあと感心しちゃいました。
ヤバイですね、ほんと素敵だわ台湾。
ハマリつつあります。
我愛你台湾!!
福岡―浦和
たまには音楽以外の雑記も。
今日は久々丸一日の休みでした。
朝から平尾の先輩の家に行き、念願のMACのPCをいただき、
おまけにパワーアンプもいただきました!
両方ともかなりの重量で車に積み込むのも一苦労でしたが、
ようやくMACユーザーになれる嬉しさで苦にはなりませんでしたw
けど、来月にはもう一台ノートPCも手に入り、
うちにはPCが計4台ですww。
DTM用、デザイン用、LIVE用、予備・・・とフル活動ですな。。
その後天神をぶらついた後、レベスタへ。
待ちに待った、久々のアビスパの現地観戦。
ホーム最終戦でもあり、しかも相手は浦和レッズ。
浦和はJ2降格の危機でもあり、
一足先に無念の降格という結果になってしまった福岡としては、
ホーム最終戦を勝利で飾り、浦和をJ2に落としてやりたいところ。
辰徳や田中誠選手の引退も決まってますし。。。
そして、もう一つのひそかな楽しみは、浦和のサポーターの応援。
二年前に、大分でトリニ―タと浦和の試合を観たとき以来ですが、
やはりあの応援は凄まじい。
イングランドに留学してた時に体感した本場のあの鳥肌の立つ
ような雰囲気と似たものを感じるのです。
クラブとしてはアビスパがもちろん好きなんだけど、
サポーターの応援スタイルでは、僕はやはり鳴り物ではなく、
声で圧倒したいタイプかな。。。
スタジアムにつくと、さすがに最終戦だからかホームの席は
ほぼ満席だったんですが、
想像通りというか、アウェイ席もまっ赤な浦和サポの大軍で
埋め尽くされてました。
J2時代の大分もかなりのサポがレベスタをジャックしてましたが、
それ以上。


しかも地鳴りのような野太い声で、こちらの応援も
かき消されてしまうほど。
旗の数も半端ないし、やっぱ凄いな~と感心してしまった。
福岡の選手がボール持つたびに起こるブーイングも
凄まじいし、一緒に行ってた子も
「す、凄いね・・・・ブーイング、こ、コワい。。。
選手もひるむよね。。」
とあっけにとられてしまう始末でした。
なんでも17,000人以上の観客のうち、半分近くが
浦和サポーターだったらしいです。
さて肝心の試合の方ですが、
福岡が英也の先制で1-0でリードしたものの、
前半終了間際のアディショナルタイムに浦和の柏木に1点を
入れられ、1-1で前半を終わります。
前半からかなりのいい攻撃で選手の気迫も伝わってきてただけに
ここでの失点は痛い。。。
そして後半、浦和の梅崎が福岡DFの裏から飛び出し、
GKと1対1に。
それを阻止しようとした福岡の末吉が相手をペナルティエリア内で
倒してしまって、なんとレッドカード。。。
PKを与えてしまう。。。!!
このPKをGK神山は止められず、1-2で逆転されてしまいます・・・。
この辺りから浦和はお祭り騒ぎになってて、
浦和サポーターはこの寒空の中、上半身裸で応援してましたよ。
気合入りまくりです。
そしてそのまま試合終了のホイッスル。
無念にもアビスパ福岡はホーム最終戦を勝利で飾れませんでした。
そして浦和はJ1残留がほぼ決定しました。
悔しかったですね。
試合に負けたのももちろんですが、応援でも負けちゃってたこと。
そして帰り道も、地下鉄の中も、多くの浦和サポーターがいたこと。
これだけ地元福岡でアウェイサポーターを観たことはありません。
しかも若い人やカップルはもちろん、
おじちゃんおばちゃんから杖をついて歩くご年配の方や
車イスの方までがはるばるこの福岡まで応援しに来てました。
本当に浦和ではサッカーが生活の一部になってるんだな~としみじみ
実感しちゃいました。
試合終了後の夜には
うちの近くのCAFEにも浦和サポーター集まって、
めっちゃ歌ってるし。。。
福岡の県民性としてよく言われるのが、福岡の人間は
「強くないと応援しない」とか、「流行りものに弱い」とか。。
「だってアビスパ弱いもん。。。」って言葉を何回聴いたこと
でしょうか。
強くない時も強い時もずっと生活の一部として応援する、
アウェイでもみんな大挙してやってきて選手の後押しをする、
そんな浦和が、なんだかイギリスやドイツで味わったカルチャーと
かぶって、羨ましくも思いました。
それが本当の、地域密着のスポーツの在り方だと
個人的には思うのです。
野球もいいけど、
資金不足の中、年棒も高くないのに、
一生懸命ハードな練習とハードな90分間を戦ってる選手を、
クラブを見ると、
応援せずにはいられないんです。
その先にある“世界”がいつしか来ることを願って。
ACLに出る日が来ることを祈って。
来年J2の舞台を戦って、1年でJ1に戻るために
アビスパ福岡を応援します!
去年の、あのJ1昇格決定したあの興奮をもう一度。。。
今日は久々丸一日の休みでした。
朝から平尾の先輩の家に行き、念願のMACのPCをいただき、
おまけにパワーアンプもいただきました!
両方ともかなりの重量で車に積み込むのも一苦労でしたが、
ようやくMACユーザーになれる嬉しさで苦にはなりませんでしたw
けど、来月にはもう一台ノートPCも手に入り、
うちにはPCが計4台ですww。
DTM用、デザイン用、LIVE用、予備・・・とフル活動ですな。。
その後天神をぶらついた後、レベスタへ。
待ちに待った、久々のアビスパの現地観戦。
ホーム最終戦でもあり、しかも相手は浦和レッズ。
浦和はJ2降格の危機でもあり、
一足先に無念の降格という結果になってしまった福岡としては、
ホーム最終戦を勝利で飾り、浦和をJ2に落としてやりたいところ。
辰徳や田中誠選手の引退も決まってますし。。。
そして、もう一つのひそかな楽しみは、浦和のサポーターの応援。
二年前に、大分でトリニ―タと浦和の試合を観たとき以来ですが、
やはりあの応援は凄まじい。
イングランドに留学してた時に体感した本場のあの鳥肌の立つ
ような雰囲気と似たものを感じるのです。
クラブとしてはアビスパがもちろん好きなんだけど、
サポーターの応援スタイルでは、僕はやはり鳴り物ではなく、
声で圧倒したいタイプかな。。。
スタジアムにつくと、さすがに最終戦だからかホームの席は
ほぼ満席だったんですが、
想像通りというか、アウェイ席もまっ赤な浦和サポの大軍で
埋め尽くされてました。
J2時代の大分もかなりのサポがレベスタをジャックしてましたが、
それ以上。


しかも地鳴りのような野太い声で、こちらの応援も
かき消されてしまうほど。
旗の数も半端ないし、やっぱ凄いな~と感心してしまった。
福岡の選手がボール持つたびに起こるブーイングも
凄まじいし、一緒に行ってた子も
「す、凄いね・・・・ブーイング、こ、コワい。。。
選手もひるむよね。。」
とあっけにとられてしまう始末でした。
なんでも17,000人以上の観客のうち、半分近くが
浦和サポーターだったらしいです。
さて肝心の試合の方ですが、
福岡が英也の先制で1-0でリードしたものの、
前半終了間際のアディショナルタイムに浦和の柏木に1点を
入れられ、1-1で前半を終わります。
前半からかなりのいい攻撃で選手の気迫も伝わってきてただけに
ここでの失点は痛い。。。
そして後半、浦和の梅崎が福岡DFの裏から飛び出し、
GKと1対1に。
それを阻止しようとした福岡の末吉が相手をペナルティエリア内で
倒してしまって、なんとレッドカード。。。
PKを与えてしまう。。。!!
このPKをGK神山は止められず、1-2で逆転されてしまいます・・・。
この辺りから浦和はお祭り騒ぎになってて、
浦和サポーターはこの寒空の中、上半身裸で応援してましたよ。
気合入りまくりです。
そしてそのまま試合終了のホイッスル。
無念にもアビスパ福岡はホーム最終戦を勝利で飾れませんでした。
そして浦和はJ1残留がほぼ決定しました。
悔しかったですね。
試合に負けたのももちろんですが、応援でも負けちゃってたこと。
そして帰り道も、地下鉄の中も、多くの浦和サポーターがいたこと。
これだけ地元福岡でアウェイサポーターを観たことはありません。
しかも若い人やカップルはもちろん、
おじちゃんおばちゃんから杖をついて歩くご年配の方や
車イスの方までがはるばるこの福岡まで応援しに来てました。
本当に浦和ではサッカーが生活の一部になってるんだな~としみじみ
実感しちゃいました。
試合終了後の夜には
うちの近くのCAFEにも浦和サポーター集まって、
めっちゃ歌ってるし。。。
福岡の県民性としてよく言われるのが、福岡の人間は
「強くないと応援しない」とか、「流行りものに弱い」とか。。
「だってアビスパ弱いもん。。。」って言葉を何回聴いたこと
でしょうか。
強くない時も強い時もずっと生活の一部として応援する、
アウェイでもみんな大挙してやってきて選手の後押しをする、
そんな浦和が、なんだかイギリスやドイツで味わったカルチャーと
かぶって、羨ましくも思いました。
それが本当の、地域密着のスポーツの在り方だと
個人的には思うのです。
野球もいいけど、
資金不足の中、年棒も高くないのに、
一生懸命ハードな練習とハードな90分間を戦ってる選手を、
クラブを見ると、
応援せずにはいられないんです。
その先にある“世界”がいつしか来ることを願って。
ACLに出る日が来ることを祈って。
来年J2の舞台を戦って、1年でJ1に戻るために
アビスパ福岡を応援します!
去年の、あのJ1昇格決定したあの興奮をもう一度。。。