"All My Loving" | タコさんの庭

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ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"All My Loving" 

Writers : credited Lennon-McCartney ( by Paul McCartney )

Artist :  The Beatles

Recorded : Tuesday,1963/07/30, EMI Studios

Released : Friday,1963/11/22(UK) 「With the Beatles」A面3曲目

      Monday,1964/01/20(US)「Meet The Beatles!」A面6曲目

1973/04/02 「The Beatles 1962-1966」

1994/11/30 「The Beatles Live at BBC」Disc2 1964年3月30日放送『From Us to You』

1995/11/20 「The Beatles Anthology 1」

         Live on The Ed Sullivan Show; 1964/02/09 in CBS-TV Studio 50, New York City

1977/05/06(UK)「The Beatles at the Hollywood Bowl」 Rec1964/08/23 

「The Beatles: 1962-1966 (2023 Edition)」

 

 

Artist : Paul McCartney

1993/11/08  「Paul is Live」

 

  <歌詞和訳>"All My Loving" 邦題 "オール・マイ・ラヴィング" 
                   僕の愛情ぜんぶ

[Verse 1]

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away

I'll write home everyday
And I'll send all my loving to you

    目を閉じてみて そうすれば 僕は君にキスしたい

    明日には 君がいなくて淋しく思うだろう

    心に留めておいて 僕はいつだって誠実でいるつもりだよ

    それから 遠く離れている間

    僕は毎日 家に手紙を書こうと思う

    僕の愛情ぜんぶも 君に届けよう

    

[Verse 2]

I'll pretend that I'm kissing
The lips I am missing
And hope that my dreams will come true
And then while I'm away
I'll write home everyday
And I'll send all my loving to you

    キスしている事を想像しようと思う

    僕が恋しがっているその唇に

    だから 僕の幻想が本当になる事を信じてくれ

    それから 遠く離れている間

    毎日 家に手紙を書こうと思う

    僕の愛情ぜんぶも 君に届けよう

    

[Chorus 1]

All my loving, I will send to you
All my loving, darling, I'll be true

    僕の愛情ぜんぶ 君に届けよう

    僕の愛情ぜんぶ 最愛の人 僕は誠実でいるよ

 

[Verse 3]

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away
I'll write home everyday
And I'll send all my loving to you

    目を閉じてみて そうすれば 僕は君にキスしたい

    明日には 君がいなくて淋しく思うだろう

    心に留めておいて 僕はいつだって誠実でいるつもりだよ

    それから 遠く離れている間

    僕は毎日 家に手紙を書こうと思う

    僕の愛情ぜんぶも 君に届けよう

 

[Chorus 2]

All my loving, I will send to you
All my loving, darling, I'll be true

All my loving, all my loving
All my loving, I will send to you

    僕の愛情ぜんぶ 君に届けよう

    僕の愛情ぜんぶ 最愛の人 僕は誠実でいるよ

    僕の愛情ぜんぶ 僕の愛情全部

    僕の愛情ぜんぶ 君に届けよう

 

 

参考辞書 Weblio、英辞郎、goo辞書

cose : 〈ドア・窓・目・口などを〉閉じる,閉める,とざす,ふさぐ.

and : [命令法またはそれに相当する語句の後に用いて] もしそうすれば 

   例文 One move [Another step], and you're a dead man! 

      少しでも動いてみろ[もう一歩動いたら]命はないぞ.

kiss : 〈…に〉キスする,くちづけ[接吻]する.

tomorrow : あす、明日(は)、(近い)将来には

will : …だろう、…でしょう、…するつもりである…しようと思う、…するつもりですか、…してくれませんか、…しませんか、…してくださる、(…しようと)欲する、(あくまでも)…しようとする

miss : 取りそこなう、取り逃がす、乗りそこなう、間に合わない、会いそこねる、(…を)見つけそこなう、見落とす、(…を)聞きそこなう、聞きもらす、見逃す 

miss : …がなくて[いなくて]寂しく思う;…がない[いない]のに気づく

I miss you : 会えなくて寂しい、あなたが足りない、あなたが恋しい

    例文 I miss you. 君に会いたい

       I'll miss you, Kate. ケイト,あなたがいなくて寂しくなるわ

remember : 思い出す、(…を)思い出す、思い起こす、(…を)覚えている、記憶している、(…を)覚えておく、心に留めておく、覚えている、忘れずにする、(…に)よろしくと言う

always : 常に、いつでも、しょっちゅう、いつまでも、永久に

true : 〈人が〉偽りのない

     〔限定〕誠実な,うそを言わない;〔叙述〕(…に)忠実[忠誠]な

then : (過去または未来の)その時(は)、あの時に(は)、その時には、その時、それから、その後で、また今度は、次には、そのうえ、さらにまた

and then : Weblio英和対訳辞書での意味

   (and) then : 〈その次に〉・それから, 〈その後で〉・次に, 〈その後に〉・次いで, 〈そこで〉・それで

 and (then) : 〈…したら〉・たら, 〈さらには〉・さては

while : …する間、…するうち、…と同時に、…する限り、…とは言え、…としても、ところが一方、しかるに、同時に

away : 離れて、向こうに(行って)、(遠く)離れて、別の所にいて、不在で、別の場所に(しまって、片づけて)、あちらへ、去って、なくなって

write home : 例文 write a letter home. 家に手紙を書く

           send [write] home. 国へ送る[手紙を出す]. 

           write home. 故郷に手紙を書く 

every day : 毎日の、日々の、日常の、平常の、ありふれた、平凡な

send : 送る、届ける、発信する、打つ、(…に)送る、発送する、出す、(命令・依頼などによって)行かせる、行かせる、派遣する

my : 私の、私は、私が

loving : 愛情のある、愛のこもった、愛情を表わした、(…を)愛する

pretend : (…の)ふりをする、(…を)偽って主張する、ふりをする、うそぶく、(遊びで)まねをする、あえてする、(…し)ようとする

pretend : 形容詞(比較なし) 《幼児語》 うその,空想上の.

日本語WordNet(英和)での「pretend」の意味 : 形容詞 劇のように想像される

missing : あるべき所にない、見つからない、紛失している、行方不明で、行方不明者たち、(戦闘などで)行方不明で

missing : 〔あるはずの物が〕見つからない、見当たらない

miss : 〈…が〉ない[いない]のを惜しむ,ない[いない]ので寂しく思う[困る].

miss : 〔~が〕なくて不自由する、〔~が〕ない[いない]のを寂しく思う、〔~が〕恋しい

hope : 〔+(that)〕[I を主語にして] 〈…と〉思う,信じる,望む.

dream : 〔睡眠中に見る〕夢、〔目覚めている時に見る〕夢想、幻想、〔目覚めている時の〕夢うつつ[夢見心地]の状態、〔難しいが切望する〕夢、理想、〔非現実的で役に立たない〕妄想、〔夢のように〕素晴らしい[美しい]もの

come true : 実現する、本当に起こる、適中する

come true : 〔夢・願望・希望・理想・予言などが〕本当[現実]になる、実現する

darling : かわいい人、最愛の人、お気に入り(の人、動物)

 

 

音符

ピーター・ブラウン、スティーヴン・ゲインズ著 小林宏明訳 の

「ビートルズ ラヴ・ユー・メイク」に、以下の事が載っています。

 

1963年5月9日、ジョージとリンゴとともにカナリー諸島の休暇から帰った少しあと、ポールは自分にふさわしい女性と出逢った。彼女はまだ17歳で、美しいと同時にけがれなかった。名前はジェーン・アッシャーといい、髪は金褐色で、輝く瞳はグリーンだった。すでに女優として名をなしていた彼女の銀幕デビューは、5歳のときの聾唖(ろうあ)の少女役で出演した『マンディ』という映画だった。ウェスト・エンド地区にあるステージにも数えきれないほど出演したあと、彼女は『ピーター・パン』のウェンディ役を演じた英国でもっとも若い女優となり、つづいて純情な少女役でウォルト・ディズニー製作の映画『王子と乞食』に主演した。ロイアル・アルバート・ホールでポールとはじめて逢ったとき、ジェーンはテレビのショー番組『ジューク・ボックス陪審員(ジュリー)』に準レギュラーで出演していた。したがって、ポールは何度か画面で彼女を見ていた。ジェーンはBBCラジオの番組『ラジオ・タイムズ』の特別リポーターとしてコンサートにやってきていたが、ショーの合い間にビートルズといっしょに写真におさまってほしいとカメラマンに頼まれたとき、ポールに紹介されたのだった。

ショーが終わってから、彼女とビートルズといっしょにスローン・スクウェアにあるロイアル・コート・ホテルにいき、そこでサンドウィッチとコーヒーの軽い食事をともにした。それから、みんなしてキングス・ロードのそばにある《ニュー・ミュージカル・エクスプレス》紙のジャーナリストのアパートへ出かけた。ビートルズ4人はみんな多かれ少なかれジェーンに恋をし、なかでもジョージ・ハリスンがほとんどの会話を独占していたが、彼女がもっとも数多くほほえみかけたのは大きな目をしたポールだった。その晩ポールが彼女に夢中になっていることが明らかになると、ほかの者は夕食に出かけるという口実をつくって彼に二人だけになる機会をつくってやった。驚いたことに、二時間後にアパートに戻ってみると、ポールとジェーンは二時間まえとまったく同じ場所に座ったまま、好きな食べ物のことについて熱心に話し込んでいた。ポールは、一度も彼女に言い寄らなかった。

ポールが、彼女本人もさることながら、ジェーン・アッシャーという概念ぜんたいに恋をしていたことはまちがいなかった。彼女は育ちのよい、純粋な女のこで、以前ならポール・マッカートニーのようなリヴァプール育ちの一青年が近寄ることのできない高嶺の花だった。とりわけ、彼女は正真正銘の処女だった。1946年4月5日に生まれた彼女は、ロンドンのウィンポール通りにある5階建ての大きなタウン・ハウスに、依然として家族とともに住んでいた。

…家族の紹介略… ポールは、ディナー・テーブルを囲む開放的でしばしばエキサイティングな家族団欒に招かれ、一夜をアッシャー家の人たちとお喋りしながら過ごすこともまれではなかった。ありがたいことに、ドクター・アッシャー(ジェーンの父親)はみごとな話し上手だったから、ポールは彼といっしょに過ごせる日を楽しみに待つようになった。

…アッシャーの影響で読書したり、バレーや演劇を鑑賞 略…

毎夜デートが終わると、彼はホテルの部屋に帰るか、ヒースロウ空港から最終便にのってリヴァプールへ帰った。ある夜、最終便に間に合わなかったとき、ミセス・アッシャーは寛大にもポールに客間を提供した。ジェーンが寝ている部屋からずっとはなれた、一階上の部屋だった。結局、つねにロンドンにホテルをとるのがばかばかしくなった彼は、衣類とギターをもってアッシャー家に引越し、その後二年間家族の一員の扱いを受けてそこで暮らした。

 

「ポールの純粋な愛」と、「ジェーン・アッシャーの家に住む事になった」事を伝えたいために、引用し過ぎてしまったアセアセ 著作権大丈夫であろうかうずまき

 

明日にはツアーに出かけてしまうその夜に、アッシャー家の居間で、ポールがジェーンに「手紙を書くね、僕は誠実でいるからね」と伝えている姿が想像できますねキラキラ

ポールは、ツアーに行くバスの中で書いたそうです。

ウキペディアより

「オール・マイ・ラヴィング」の歌詞は、ロイ・オービソンとまわったツアーのバスの中で書かれたもので、メロディは会場到着後に舞台裏にあったピアノを使用して書かれた。このことについてマッカートニーは、「歌詞を曲よりも先に書いたのは、この曲が初めてだった」と語っている。

会場は、スコットランドのエジンバラにある「Moss Empires」という場所だそうです。

素敵な建物ですね。こういう会場で演奏していた時のビートルズ、楽しかったでしょうね。

アッシャー家のあるロンドンと、エジンバラ(ポイント) 遠いです。

And then while I'm away」(それから 遠く離れている間)、が妄想できます。

 

 

(ハートポイントはリヴァプールです)

 

 

ジョンのギターの事や、コーラスのついて書かれている、Taiyo Ikedaさんのリンク貼らせていただきます音符

 

 

 

同じフレーズ I'll always be true

「I'll always be true」は "Love Me Do" でも出てきていました。

 

"From Me To You" の投稿でも書きましたが、

こういう時の「true」は、

一人の人だけを愛して、浮気はしないという意味で使っているように思いました。

 

"All My Loving" 

(lyrics)Writers : Paul McCartney

 

[Verse 1]

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away

I'll write home everyday
And I'll send all my loving to you

    目を閉じてみて そうすれば 僕は君にキスしたい

    明日には 君がいなくて淋しく思うだろう

    心に留めておいて 僕はいつだって誠実でいるつもりだよ

    それから 遠く離れている間

    僕は毎日 家に手紙を書こうと思う

    僕の愛情ぜんぶも 君に届けよう

 

 

"Love Me Do"

(lyrics)Writers : Paul McCartney and John Lennon

 

[Verse]

Love, love me do

You know I love you

I'll always be true

So please

Love me do

Whoa love me do

    愛しい人 僕を愛してよ

    知っているよね 僕は君に恋しているんだ

    僕は いつだって誠実でいるつもりだよ

    だからお願いだ

    僕を愛してよ

    待って 僕を愛してよ

 

 

 

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"It Won’t Be Long" "All I've Got To Do" 追記させていただきました。

『完全版 ビートルズ全曲歌詞集』、宝物となりましたキラキラ