遠藤さんち

テーマ:


Epon Golf Group
現在はどんなことになっているのか、興味がないのでわかりませんが、地クラブ物として腕達者にご愛顧されるブランドがある。言わずと知れた三浦技研なんてぇのはその代表ですが、ブログ主は当時にブランドとしての三浦技研に出会った記憶がない。
Epon Golf Group
メディアによって名匠として取り上げられることは多々あったのですが、その製品と言うのは多くが別ブランド。故に多くの都市伝説を生み、持ち主になるなら、これは三浦技研モノらしいといった背景を語られたことがある。そこには何かの真実があるのでしょうが、現代にマッスルスタイルの楽しそうなアイアンがあっても、ミウラの文字があるブランド物なら到底ブログ主の予算範囲のモノではない。負け惜しみを言うなら、ほとんどがストロングロフトのセットだったりして、二鉄がない事で前のめりになることはない。
Epon Golf Group
90
年代初期にはミウラではなく、ESTというブランド名で流通したこともあって、これはメディアに確認した情報です。三浦技研なら腕達者御用達のメジャーな地クラブとして異論ないと思いますが、改めて今時でクラブというと何?ってな情報をググるなら、知らないネームが上がってくる。ってぇ事で、この括りは個人の興味によるものとして、ここから先はブログ主の個人的な感覚。
Epon Golf Group
例えば喜多さんのジョイメニー。流通にはたまに登場しますが、これもブログ主の予算には収まらない。パーシモンなら我孫子のサンライン、西の方では現在でも共栄ゴルフとか下崎グラインドなんてぇのもありますね。ってんでタイトルにある通り、遠藤さんちのエポンもその一つじゃないすかね。
Epon Golf Group
少し前にパーシモンのエポンを見つけて、これは遠藤製作所のモノなのだろうかと資料を漁ってみた。ネットの情報によると自動車部品の精密金属加工の会社を親会社に持ち、アイアン製作においては高い品質を持つとある。でも手にしていたのはパーシモン。果たして同じエポンなのかと疑問を持ちつつ、そんなメーカーでも創成期はアイアンだけではなくパーシモンも揃えてこそクラブメーカーであったという事だろうと妄想してみたのです。
Epon Golf Group
ってんで、煮え切らないままにパーシモンを楽しんでも見たのですが、ブログ主程度ではこれがエポンかぁってな感覚には至らなんだ。んで、81年の大全科が登場。エポンゴルフグループが見開き4ページに渡って製品を紹介している。グループ代表は日新ゴルフとなっていて、エポンの名前はあるものの遠藤製作所という文字はどこにもない。
Epon Golf Group
ただし、製造過程を紹介する写真は、全て金属加工の場面で、現代に至る同じ組織ではないかとも想像もできる。ちなみにグラブの帝王というコピーでレムノス、技巧派クラブのテクニカ、球筋が違うオリジナルでマキシム、ウィンコール、ウィンクレディーと紹介される。大きく情報を割いているのは飛ばし屋のサウスポー、マーカスというシリーズがあったらしい。ロゴが同じなのは間違いなく、手にしたパーシモンはこのうちのどれか。ドライバーは時代が違うのかもしれませんが、スプーンにはこれをレムノスと読むのかといった風情の刻印があった。
Epon Golf Group
日新ゴルフのエポンであることはわかりましたが、遠藤さんちのモノかというと確証の無いまま。企業の存続は紆余曲折。持ち主としてはこのパーシモンは、もちろん遠藤さんちのモノとしておきます。

AD