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博物館に死体?

博物館の展覧会会場に死体がある。

精神的苦痛を受けた・・・


そんな驚きの訴えが、近く京都地裁に提訴されるようです。



「人体展で苦痛」提訴へ 京都の名誉教授「会場に死体、生活侵害」

産経新聞 1月19日(水)15時24分配信

 京都市左京区で開催されている「人体の不思議展」(23日まで)について厚生労働省が「標本は遺体」との見解を示している問題で、会場近くに住む生命科学が専門の大学名誉教授が、「死体が展示されているため精神的苦痛を受けた」として、主催する同展実行委員会(大阪市北区)に損害賠償を求め、20日にも京都地裁に提訴することが19日、関係者への取材で分かった。

 提訴するのは、日本科学者会議の生命倫理研究委員会のメンバーでもある京都工芸繊維大学の宗川吉汪(そうかわよしひろ)名誉教授。宗川名誉教授が原告側代理人とともに同地裁を訪れ、訴状を提出する予定。訴状によると、宗川名誉教授は、同展会場の京都市勧業館(みやこめっせ)近くに居住。昨年12月4日から同展が始まり、「会場に死体が多数あるため、平穏な生活を営む権利を侵害され、多大な精神的苦痛を受けた」と訴えている。

 損害賠償額については検討中で、原告側代理人は「今回は違法状態を世間に訴えることが目的」としている。訴状では、同展で展示されている標本を「死体」とし、解剖した死体を同展の開催時間帯以外も会場内に置いておくことが、死体解剖保存法に規定されている「保存」にあたると指摘。死体を保存する場合は、開催地の京都市長の許可が必要だが、「申請がされておらず同法違反にあたる」として、同展の開催自体が違法だと訴えている。

 宗川名誉教授は「展示されている奇抜なポーズをとった標本の場合は、死後硬直前に薬品づけにしなくてはならず、死者の尊厳を冒涜(ぼうとく)している。当初は学術的な要素が強かったが、次第に商業性が強くなり、生命倫理的に非常に問題だ」と指摘している。

 同展をめぐっては近年、輪切りにした人体や臓器などを展示する手法が問題視され、後援を取りやめる企業や団体が相次ぎ、抗議運動も活発になっている。同展実行委は19日午前の産経新聞の取材に「文書で回答する」とコメント。これまでに回答は届いていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110119-00000128-san-soci



みやこめっせで「人体の不思議展」というのも面白いですが( ´艸`)


高校時代、新潟にこの展覧会が巡ってきたときに、県民会館まで足を伸ばしたのを憶えています。

人体模型みたいなのがいっぱいあって、非常にグロテスクだったのは憶えています。

毛細血管が身体の端々にまで行き渡っている様子が見られるのがあって、人間の身体っていうのは繊細かつ精巧に出来ているんだなぁと驚いたんですが・・・あれは生身の人間だったの?


生身の人間でも私はかまわないんですが、違法ならば大問題ですね。


それにしても、あの展覧会は全国巡ってますけど、集客力があるみたいですね。

新潟のときも入場者に列が出来てたし、「商業目的」といわれても不思議ないほど目を引くようなCMを流しまくってますよね。


しかも、高校の先生方が主催者の回し者?って思うほど、「行った方が良い!」と力説してたような・・・

生物の先生は勉強のためって感じだったけど、国語の先生まで言ってたから不思議でした。


まぁ実際面白いんで、勉強のためじゃなしに知的好奇心でも十分人が集まる展覧会だと思います。


しかし、提訴した名誉教授の言い分も面白いですが、これに主催者がどう答えるか、それと世論もどういうか興味深く見守りたいですね。

新幹線

日本国内移動で主力をになう交通手段である新幹線。

しかし、最近トラブルが続いてますね。


大雪などは仕方ないとしても、システムトラブルが多いのは気になるところです。



トラブル続きのJR東 海外売り込みに「冷や水」

産経新聞 1月19日(水)7時56分配信


JR東日本の新幹線でトラブルが相次いでいる。海外へ新幹線技術を売り込もうという動きが活発化するなか、自ら「冷や水」を浴びせるような状態だ。信頼を取り戻すには、再発防止を徹底させるしかない。

 「システムには十分余裕があると思っていたが…。見通しが甘かったといわれても仕方がない」

 東京都渋谷区のJR東本社で18日に行われた記者会見。17日朝のシステム障害の原因を説明したJR東の宮下直人常務は、表情をこわばらせた。

 昨年12月4日に東北新幹線八戸-新青森間を開業させたJR東。しかし、1月15日には劣化などによって架線が切れるトラブルが発生。2日後の17日に起きた輸送障害でも現場社員がシステムの容量自体を知らないまま作業していたという“落とし穴”が露呈した。

 2件のトラブルで影響を受けた利用客は約15万人。幹部らは「信頼を損ねて申し訳ない」と、システム修正などの再発防止を語る。

 だが、システムの容量を大きくするなどの根本的な対策には時間が必要。今回のように大量の車両のダイヤを集中的に変更する場合、当面はシステムの容量を超えないよう、小刻みにデータを入力、変更していくしかないという。

 運輸関係者からは「トラブルが、米国などへ売り込みをかけている新幹線技術の輸出構想にも、深刻な影響を与えかねない」といった声も出始めている。中国や欧州勢らライバルに対抗するためには、新幹線の正確さと安全性をアピールすることが必須だからだ。

 大畠章宏国土交通相は18日、閣議後の記者会見で「国民の生活に迷惑をかけることがないよう指導・監督を徹底したい。JR東に原因究明と再発防止を示すよう要求した」と厳しい表情で語った。


奈良逍遙

東北新幹線ルート図




去年の暮れに新青森まで開通し、将来的には青函トンネル経由で北海道まで延伸される予定の東北新幹線。

また、北陸新幹線も長野から先、金沢までの区間が2014年に開通予定です。


すべてが開通すると、おそらく運行本数はさらに増え、ダイヤ編成は今より複雑になるでしょう。

素人にはよく分からないことですが、システムの異常も起きやすくなるような気がします。

今のうちに、こまめに原因を追及し、安全且つスピーディーな新幹線であって欲しいと思いますね。


とくに東北地方は、東京圏と比べて地域内輸送にも新幹線が欠かせない地域もあります。

しかも代替手段がないとしたら・・・新幹線がライフラインになっている面もあるので、経済的な損失だけでは済まないかも知れないと思いました。


それにしても、日本の新幹線技術が外国で活かされるとしたら嬉しいことですね。

韓国のKTXやフランスのTGVと比べて、どこがどう優れているのかPRすることと、日本国内で安全な運行を実現して信頼されていること、両方が必要ですよね。

寒波?たしかに寒い奈良

こんにちは晴れ


先日、新潟に帰省した際に風邪を引き、ようやく治ったかと思ったときに寒波が襲来。

少しぶり返し、今日も少し咳が出ていますが、まあまあ元気になった新潟産奈良人xiongmuです。

先週末は史上有数の寒波だったといわれますが、奈良市内はからっと晴れていて、冷たくて猛烈な風が肌にはイタかったのですが、雪もなく、寒波という割にはまあ過ごしやすい気候でした(´∀`)



それにしても、センター試験の日に寒波が来るとは不運でしたよね。

とくに東北や北陸の雪国は毎年のことだし、雪に慣れない地域でも雪が降った先週末は大きな混乱だったと思います。


センター試験の時期を、もう少し雪が降らない時期(11月とか)にずらしてもいいんじゃないか?と思うのは、雪国出身者のエゴでしょうか?


ちなみに、私がセンターを受験した日は新潟には珍しく2日間とも快晴で、とても快適だったことを憶えています。

↑だったらもっと良い点取れなかったのか?( ´艸`)



そんなことを思い出しながら、テレビニュースを見ていると未だに大雪などの報道。

東海道新幹線は愛知~滋賀の雪で、名古屋~京都あたりでスピードを下げて運転して遅れが出ているようですね。

奈良にいるとウソのような陽気なのですが・・・

ただ、気温が低いのはたしかです。


出来れば外に出たくない(T_T)




寒波直前の木曜日、ぽかぽか陽気の中で奈良公園の鹿はごきげんの様子でした♪


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