新幹線 | 神戸ときどき三田

新幹線

日本国内移動で主力をになう交通手段である新幹線。

しかし、最近トラブルが続いてますね。


大雪などは仕方ないとしても、システムトラブルが多いのは気になるところです。



トラブル続きのJR東 海外売り込みに「冷や水」

産経新聞 1月19日(水)7時56分配信


JR東日本の新幹線でトラブルが相次いでいる。海外へ新幹線技術を売り込もうという動きが活発化するなか、自ら「冷や水」を浴びせるような状態だ。信頼を取り戻すには、再発防止を徹底させるしかない。

 「システムには十分余裕があると思っていたが…。見通しが甘かったといわれても仕方がない」

 東京都渋谷区のJR東本社で18日に行われた記者会見。17日朝のシステム障害の原因を説明したJR東の宮下直人常務は、表情をこわばらせた。

 昨年12月4日に東北新幹線八戸-新青森間を開業させたJR東。しかし、1月15日には劣化などによって架線が切れるトラブルが発生。2日後の17日に起きた輸送障害でも現場社員がシステムの容量自体を知らないまま作業していたという“落とし穴”が露呈した。

 2件のトラブルで影響を受けた利用客は約15万人。幹部らは「信頼を損ねて申し訳ない」と、システム修正などの再発防止を語る。

 だが、システムの容量を大きくするなどの根本的な対策には時間が必要。今回のように大量の車両のダイヤを集中的に変更する場合、当面はシステムの容量を超えないよう、小刻みにデータを入力、変更していくしかないという。

 運輸関係者からは「トラブルが、米国などへ売り込みをかけている新幹線技術の輸出構想にも、深刻な影響を与えかねない」といった声も出始めている。中国や欧州勢らライバルに対抗するためには、新幹線の正確さと安全性をアピールすることが必須だからだ。

 大畠章宏国土交通相は18日、閣議後の記者会見で「国民の生活に迷惑をかけることがないよう指導・監督を徹底したい。JR東に原因究明と再発防止を示すよう要求した」と厳しい表情で語った。


奈良逍遙

東北新幹線ルート図




去年の暮れに新青森まで開通し、将来的には青函トンネル経由で北海道まで延伸される予定の東北新幹線。

また、北陸新幹線も長野から先、金沢までの区間が2014年に開通予定です。


すべてが開通すると、おそらく運行本数はさらに増え、ダイヤ編成は今より複雑になるでしょう。

素人にはよく分からないことですが、システムの異常も起きやすくなるような気がします。

今のうちに、こまめに原因を追及し、安全且つスピーディーな新幹線であって欲しいと思いますね。


とくに東北地方は、東京圏と比べて地域内輸送にも新幹線が欠かせない地域もあります。

しかも代替手段がないとしたら・・・新幹線がライフラインになっている面もあるので、経済的な損失だけでは済まないかも知れないと思いました。


それにしても、日本の新幹線技術が外国で活かされるとしたら嬉しいことですね。

韓国のKTXやフランスのTGVと比べて、どこがどう優れているのかPRすることと、日本国内で安全な運行を実現して信頼されていること、両方が必要ですよね。