山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単] -13ページ目

山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

TOEIC連続満点、国連英検特A級、英検1級。
英会話コーチ・山田暢彦(やまだのぶひこ)のバイリンガル・ブログ

★ バイリンガル子育て ★

4/6に読み始めた、ピノキオ。

その後、予想通り(?)娘はハマりました 笑

最初の数回は、ほとんど日本語だけで読み聞かせましたが、今はもうほとんど英語です。

(日本語を使うのは、たまに内容をフォローしたり、場面の感想を言って楽しんだりするとき)

高1~2レベルの英文を、すでに2~3割くらい理解している様子なので (絵からの推測含めて)、なかなかだね!来週には3~4割くらいかな。

今日は、このピノキオの英文で少し実験してみました。

絵本の中に

Gepetto named the boy Pinnochio.

という文が出てくるのですが、先ほど外を散歩しているときに、突拍子もなくこの英文を口にしてみました。

そしたら、娘が即座に反応して

「ピノキオと名付けたんだよー」

と言いました。

おー、英文がちゃんとインプットされてる~!


いい感じにピノキオの絵・ストーリーに感情移入していて、表現にも慣れてきているので、これからも娘がリクエストする限り何度も読んで、英文を入れていきたいと思います。
★ バイリンガル子育て ★

教室から新しい絵本を持ってきたら、娘がすぐに反応しました(^^)

ピノキオです。

バイリンガル子育て_040614


昨日、初めて読んであげたのですが、英文がだいぶ難しいので(高1~2レベル)、まずは主に日本語で

僕の中では、一回目の読み聞かせは「感情移入」がテーマです。娘にとってポジティブな出会いになるように、英文のレベルが少し高い場合は決して英語オンリーにはこだわらず日本語で絵やストーリーの話をして、絵本そのものを一緒に楽しむことを優先しています。

その甲斐あってか、今日の読み聞かせのときも、「ピノキオ読みたい!」と嬉しそうに言ってきました。

今日は、ところどころ本文を英語で読みました。でも、まだほとんど日本語です。あくまでも絵やストーリーにフォーカスして、日本語で先の展開を想像したり、ひとこと感想を言ったりして一緒に楽しみました。

明日、多分また読みたいと言ってくると思うので、そのときは、本文を半分くらい英語で読もうと思っています(わかりやすい文だけをピックアップ)。そして、その次の日は、また少し英文を増やして・・。

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半分も理解できない、難しい文章。

それでも本人が読みたがる場合は、こうして日本語を積極的に使いながら、少しずつ英語を入れていくのが僕のスタイルです*。

今のところ上手くいっていて、たぶんこのピノキオや、curious george なんかも、半年~1年後(娘が3歳の頃)には、8割くらいは理解していると予想しています。

ということは、3歳で、高1~2レベル

悪くないですね!^^


*「日本語を積極的に使う」というのは、英文を和訳するという意味ではありません。シーンで何が起こっているかがわかるように、ストーリー展開を日本語でざっくりと要約するということです。英文をすべて和訳してしまうと、「英文の意味を推測する」という大変貴重な学習機会を子どもから奪うことになってしまいます。


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「日本語OK!」のNOBU流バイリンガル子育て。

このようなリラックスしたスタイルでも、うまく働きかけをすれば、子どもは十分英語を吸収してくれるみたいです。
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今日も夜の読み聞かせは Curious George でした!1週間、娘は毎日これを選んでいます ^^

^^バイリンガル子育て_032514



相変わらず1割くらいしか理解できていないと思うのですが、やっぱり、そんなの関係ないみたいですね。好きだから、毎日読みたい

Curious Georgeは1つの物語が結構長く、ゆっくり読むと10分近くかかるのですが、娘は最後まで楽しそうに聞いてくれます。よくわからない文章を10分間聞き続けられるのは、なかなかの集中力かも!

実は、この「集中力」というのは、娘が将来バイリンガルになるための大きなポイントになるのではと予想しています。バイリンガルになるには、相当の量の英語に触れる必要がありますが、日本は一般的にその機会がかなり限られますよね。

では、どうやって安定して接触時間を確保できるかと言うと、ひとつは「読書」だと思うのです。

自分ひとりで、好んで英語の本を読むようになる。それこそが、「国産バイリンガル」への最大の鍵だと考えています。

(接触時間を確保できることに加えて、読み書きの能力は、英語を確実に記憶したり、高い思考力をつけたりするのに必須だと言われます)

本をたくさん読むには、好きという気持ちに加えて、高い集中力が必要ですよね。この集中力を育てる努力をするのが、僕の大きな役目。それは英語云々の話ではなくて、普段の習慣作りや関わり方によるところが大きいでしょう。

英語教育というと、どうしても英語そのものばかりに意識がいってしまいますが、それ以前の集中力好奇心想像力共感力安心感自信などこそが決め手になるんだと思います。これは普段の生活体験の中で身につくもの。

そのことを忘れずに、大きな気持ちで、これからもバイリンガル子育てに取り組んでいきます!
★バイリンガル子育て★

娘が3時のおやつにビスケットを食べていたのですが、一つ分けてもらおうと思い、英語でお願いしてみました。


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Give me ~.(~をちょうだい)や Can I have ~?(~をもらえる?)は、直接的でわかりやすい依頼ですね。今日は敢えて、この直接的な言い方ではなく、別の「間接的な依頼」をしてみました。

どうしたかと言うと、

ビスケットを頬張る娘に向かって、うらやましそうに I'm hungry....とつぶやいてみたのです。

そしたら、、、


期待通り! ビスケットを一つくれました~!!


「お腹が空いた(→そのビスケットを一つくれ!)」

を汲み取ってくれて、ありがとう~ ^^


こうした間接的な表現を汲み取れる力は、実生活でとても大事ですよね。でも残念ながら、学校でありがちな、文脈(コンテクスト)を無視した機械的な翻訳練習だけでは、なかなか育たない力だと思います。

子どもが小さいうちから、「場面・状況との結びつきの中で英語を理解していく」ことに慣れさせたいと思っています。
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昨夜、リビングで脱いだコートを娘にしまってもらおうと、Put your coat on the bed. と指示したのですが、そのとき、ひとつ実験をしました。

どんな実験だったかと言うと、

Put your coat (コートを置いて) と言ったあと、on the bed (ベッドの上に) の部分は言わずに、間を置いてみたのです。

Put your coat...... という感じで。

そしたら、娘は「で、どこに置けばいいの?」と言わんばかりに、目を大きく開きました。

そこで on the bed と続きを言ったら、ニコッと笑って、コートを持って寝室のベッドに駆けていきました。

これは嬉しかった!

put のあとには「場所」を表す語句が来る、ということが直感的にわかっていたわけですね。

聞こえた言葉をパッと理解できることはもちろんですが、先の展開や、よく組み合わされる言葉を何となく予測できる、というのもとても大事な力です。この辺りの語感・直感(=専門用語では「暗示的文法知識」)が育っているのは、良いサイン♫


言語習得の原理に沿って、愛情ある働きかけをすれば、子どもはしっかり吸収してくれます。環境(=親)次第です


*「親がバイリンガルでなくても、バイリンガルの子どもは育てられる」ということが、様々な研究事例で明らかになっています。「山田暢彦のバイリンガル子育て」は、英語が苦手なママ・パパでも実践できることにこだわってプログラムを作っています。お子様の英語教育に関心がある方は、ぜひ、一緒にバイリンガル子育てを楽しみましょう♪

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