初心者同志 -87ページ目

外国人と日本人。

よく外人に声をかけられる、と私は書いたけど、

そんな中でも、不思議なことが一つある。


それは、この国に来る外国人は、

なぜかみんな、日本の国民は全員、英語が喋れて当然だ、

と思っていること!


それはお前のただの思い込みだ!

て、思うかもしれないけどさあ・・・・・・。


でも、絶対、そう思っているに違いないんだよ!


だって、だってさ、道を訪ねようとしているときなんて、

向こうからお願いして尋ねているくせに、

その外国人の口から吐きだされる英語ときたら、

毎回毎回、まったく容赦のない発音と速度なんだもんっ!


お前ら、英検のリスニングの問題だって、

もう少し手加減して喋ってくれるぞ!


そのくせ、こっちが


「I‘m not good at english」


とか言うと、途端に、首を捻って表情を曇らせたりするんだよ。


そ、それが、人に物を聞くときの態度かあーっ!


日本に住んでいて、生粋の日本人で、

声をかけられて教えようとしている先も日本の場所だというのに、

なぜか必死になって英語でそれを説明しようしている自分が、

なんだかときどき、とても悲しくなるのだった・・・・・・。


うっ、うっ、う・・・・・・。



新製品ハンター。

朝起きると、少し肌寒さを感じるようになった今日この頃、

皆様、いかがお過ごしでしょうか。


これからは、布団から出るのが少しずつ億劫になっていく

季節になりますね。


さて、オンラインゲームの「MHF」 の世界にも、

季節の変化はあります。


例えば寒冷期になると、ハンターたちは、たとえ

そこに凶暴なモンスターが生息していると分かっていても、

「雪山」 のような地域には、決して近寄りません。


いえ、あまりにも危険なので近寄れないのです。


そこで今回私は、火山地帯へと出かけてみることにしました。

すぐ付近では今も尚、激しく活動をつづけている活火山がある、

大変恐ろしい地域です。


今が寒冷期であることを思わせるものなど、

ここには何も存在しません。

暑いです。

熱いです。


あっ、あそこの茂みに、何かいますっ!


MHFss134


見たことがないモンスターですっ!

新種でしょうかっ!


いえいえ、そうではありません。


実は・・・・・・、



MHFss135


はい、この通り。

これも、実は笛なのです。


主に寒い地方に生息している、「ギアノス」というモンスターの

素材を使って作られており、

吹くとギアノスの鳴き声に似た音が出ます。


その名もギアノスバルーン。


その曲を聴いた人は、ほんの一時期ながら、

どんな暑さも忘れてしまうような、清涼感を得られるそうです。


ぜひ、火山に行く際には、お供にこれを一本!


今なら、特別価格・・・・・・っ!には、なりませんが、

もう一本を更にサービス・・・・・・っ!にも、なりませんが、


狩猟笛使い、お勧めの一本であることだけは、

保障いたします!



道路上の英会話。

私はなぜか、よく外人に道を訊かれる。


あるときなどは、当時中学校の行事で

マラソン大会があったのだけど、その最中、

校内を出て、外の道路を走っていた途中に、

歩いていた外国人から突然、呼びとめられたことさえあったんだ。


こんなにたくさん人がいるのに、どうして私なんだっ!


とは、当然思ったんだけど、それ以上に、


みんな同じ体操服で、みんな同じ方へ走っているんだから、

呼び止めてはいけないことくらい、わかってよっ!


と、できることなら、その時は言いたかったなあ。

ま、中学生だから、そんな英語が出てくるわけもないんだけどさっ。


だからといって、ああ、ああ、話してたらどんどん、

抜かれちゃうじゃないかっ!


で、もちろん、そのときは簡単な英語で、ただ謝って、

すぐその場を走って去ったのだけど、

考えてみたら、明らかに断れる理由があるときに

声をかけてもらったほうが、

実は、助かるのかも知れない。


だって、普通に街を歩いているときに

突然、声をかけられると、ほんと困るんだよお。


道には、やはり私以外にも人が歩いているというのに、

なぜか外国の人は私のところにきて、

道を訊いてくるんだ。


うーん、一体なにが、そうさせるのかしら。


らかに日本人離れした顔つき、というわけでもないし、

目だって、髪だって真っ黒だし、

ちょっと身長はあるけど、それだって平均より少し上という程度だし、

わからないなあ。


どちらかといえば、典型的な日本人だと思うんだけどな。


で、どうしても分からなかったので、

あるとき、友人に聞いてみたら、答えはこうだった。


「それはきっと、お前が興味深そうに見てるからだよ。

だって、好奇心が人一倍あるでしょう?」


む。

そういわれてみると、確かに心当たりがある気がする・・・・・・。


ということは、路上で布教活動している新興宗教の信者さんや、

パンフレットを配っている海外ボランティアの人たちに、

なぜか私だけ捕まりやすいのも、

それが理由なんだろうか。


うーむ・・・・・・。


未知の世界ハンター。

オンラインゲーム「MHF」 の世界。


村の大長老様に認められて、

上級者ハンターとしての入れ口にようやく、立てた私。


とはいえ、今ギルドから出されている普通の依頼でさえ、

すべて達成しきれていない私にとって、

大長老様に認められた人だけが請けられるという、

最難関と言われる依頼たちについては、

まったくの未知の世界も同然。


熟練ハンターに誘われて、何も考えずに着いていったりすると、

そこには、あまりに壮絶な世界が広がっていて、

ただただ、呆然させられることも多い、というのが、

今の私の実情なのだ。



「これから、〇○を討伐に行くよ!着いてくる?」


(うーん、聞いたことがない名前のモンスターだな、でも、まあいいか)

よーし、私でも手伝えることがあるのなら、頑張りますよっ!


・・・・・・で、さっき言っていたモンスターはどれのことですか?


「ほら、あれだよ」



MHFss133


・・・・・・え?



MHFss132



わーん、捨て身で突撃だぁぁぁぁっ!



面接の極意。

まだ、どこで働こうか決めかねていたときのこと。


いくつかの面接を受けながら、

求人をしている会社を渡り歩いていた私は、

その中の一つで、とても歓迎されて迎えられたことがあったんだ。


出てきたのはその会社の社長で、

通されたのは明らかに、

特別な来賓を入れるための豪華な客間。


ソファなんて、フカフカなんだよ。

うーん、私なんかが座っていいのかなあ。


面接は終始和やかに進んで、なぜかテーブルには、

ケーキとジュースまで用意されていた。

ただ面接に来ただけの私には、

明らかに過ぎた歓迎ぶり。


ただ、どうしてここまで歓迎されるのかについては、

当時の私にはどうしてもわからなかった。


そのとき、私はその仕事の経験者だった。

募集では経験者のみには絞っていなかったので、

もしかしたら、そのことが原因だったのかな、と

そのときは思った程度だったんだ。


結果、私はその仕事場で働くことになった。


他にも色々と回ったけれど、そこの仕事場の環境が、

一番自分に向いている、と思えたからだった。


それは、ほんの最初のころは間違っていなかった。


周りの人はみんな親切だし、

相変わらず、なぜか社長は気味が悪いくらい

私に目をかけてくれて、気遣ってまでくれるしさ。


ああ、ここを選んでよかったな、て心から思っていたくらいだった。


でも、それはとんっでもない、間違いだっんだ。


なぜか私には優しい社長は、他の従業員に対しては、

まるで使い古した物でも扱うような態度だった。


手を上げるまではしないけど、少しでもミスをすると、

ひどい言葉で延々と罵倒しつづけるんだ。


偶然、それを見かけた私は、

さすがにあれはやり過ぎだろう、と思ったんだけど、

どうも先輩たちに聞くと、そんなことは日常茶飯事だという。


うーん、だったら社長はどうして私にはあんなに優しいんだ?


と思ったら、その答えは働き始めてからすぐにわかった。


あまりにも独善的で、身勝手で、他人を思いやるろうとしない

社長のせいで、そこでは従業員がみんなすぐに辞めてしまって、

ものすごい人手不足になっていたのだ。


最初のころは、それでも人件費がかからないから、と

社長は傍観していたらしいのだけど、

さすがにあまりに人が減りすぎて、

仕事がまったく、進まなくなってしまったらしい。


それで、慌てて求人を始めた、ということだったようだ。


つまり、私はそんなところにホイホイとやってきて

うっかり罠につかまってしまった、

一匹のかわいそうな蝶だったというわけ。


うーむ、それで社長のあの笑顔の訳もやっと理解できたぞ。


きっと、私は何も知らないで精肉工場にやってきた

養殖の豚のように見られていたんだろうなあ。


結論からいうと、私はそこに暫らくいたあと、

辞めなければ、いけなくなってしまった。


あれだけ私に笑顔で優しくしてくれていた社長が、

私のことを邪険に扱い始めたのだ。


それもそのはず。

辞められたら困る、というので

私にだけは徹底的に甘かったのを利用して、

私は社長の自分勝手なやり方を、ことあるごとに

批判しつづけていたのだ。


最初のころは大人しく聞いてくれていた社長も、

我慢できたのは、本当に最初だけだった。


それから私はその社長とつかみ合いの喧嘩になって、

そこを辞めることになったのだった。


それ以来、私は面接にいくと、相手の笑顔を見る度に、

一体その裏にこの人はなにを隠しているんだろう、

と考えてしまって、とても苦労したことを、ここに書いておこう。


そして、もし、これから面接をする予定のある人。


他の人の笑顔は信じても、

社長自ら面接に出てきたりした場合は、

その笑顔にだけは、絶対騙されてはいけないぞっ!