ベーシストとエフェクター -18ページ目
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スピーカシステム:EBS 611/STAGE

相棒アンプヘッド、SWR Electric Blueの信号を精緻に音波に変換してくれる女房役、スピーカーキャビネットのご紹介です。ベースアンプ、ベースエフェクト等、ベース専用の周辺機器を手がけるスウェーデンのメーカー、EBS社のEvolution Series 611/STAGEです。

この611を使用する前までは、SWR GOLIATHⅢ jr.という、10"×2+tweeter構成のキャビを使用していました。アンプヘッドとの組み合わせを考えると、このセットで往年のBaby Blue構成になるので悪くはないのですが、今ひとつ低域のパンチが足りないな、って思っていました。

そんなときに、良く行く楽器店で状態の良いモノが入ったとのことで、早速試奏に。スピーカー構成が15"+10"+tweeterの3発仕様のこのキャビは下から上まで、フラットでリニアにアンプの音を再生してくれました。格安だったこともあり、即買。ちなみに、このキャビ、日本を代表するスーパーベーシスト、櫻井哲夫さんの放出品だということもあり、買わずには入られなかった・・・

EBSは、マーカスミラーのエンドースブランドであることもあり、どちらかと言うと「ドンシャリ系」のイメージがあったのですが、この611は、本当に素直な特性だと思います。特に、小規模のハコでPAを使わずにアンプの出音だけで勝負する時は、最高の音を鳴らしてくれます。もちろん、エレキベースのみならず、アップライトベースの音をコンデンサマイクで拾った音も、なんとも艶やかに再生してくれます。

ただ、唯一最大の問題は、その重量。40kg近くあるんです。自分は素人なので、基本的に機材運搬は自分でしなければなりません。でも、ライブ前にこんな重いモンを自宅の2Fから降ろして、クルマに積んで、現場で降ろして、ステージにセットして・・・ ってやると、ライブの前に体力を消耗してしまうんです。なんて考えると、歳もとったし、次はEpifaniのULかな・・・ なんて考えがよぎることも。でも、気に入ってます!

でも、Epifaniとか、BAGENDにも興味はあります。お使いの方、いらっしゃいますか?

コンプレッサー: Summit Audio TLA50 Tube Leveling Amp

ストンプボックス型で、メンテナンスが容易で、質の良い真空管コンプレッサーはないものかとずっと探していました。98年頃に倒産してしまった米Retrospec社のSqueeze Boxが良いなとは思っていたのですが、オークションくらいでしか入手できないのと、コンプのような主要なtoolを試しもしないで、しかも中古で高額で買うのはどうかなと思いつつ。

CAE社からv-compがリリースされるまでは、新品で手に入る良質なものって、なかなかなかった。MAXONやGUYATONEから出てはいましたが、プレート電圧が低いせいか、圧縮感に迫力がないような気がする。そんなときに、ふとしたことで、このSummit Audio TLA50なるコンプ(正確にはレベラー)を発見。楽器用で使うには少々高価で6万円以上もする機材なので悩みましたが、結果的には買って良かったと思える機材の1つです。

ハーフラックで持ち運びもできるといっても2kgもあるし、もともとラック使用を前提にしてるので、足踏みでのon/offなんてのも付いてない。それでも、これをメインで使ってます。Summit Audio社は米のハンドメイド・オーディオの老舗で、真空管とソリッドステートを組み合わせた回路設計を得意とするメーカー。特に同社のTLA-100Aという真空管コンプが有名で、TLA50はその弟分にあたる機種。

家で早速音を出してみて、ああ、やっとホンモノに出会えた、って、幸せな気分になりました。特にスラッピングをやったときの、なんとも言えない質感と温かみ、それにチューブ独特の迫力のある圧縮感が他を寄せ付けません。EBS MultiCompのチューブシミュレーションも秀逸ではあるけれども、MultiCompの圧縮感と比較すると、パワー感は互角ながら、TLA50の方が圧倒的にナチュラル。楽器の生音の良さがより活かされる感じ。だから、自分の楽器の生音が大好きで、これを活かしたいと思っているオーナーの方には、このTLA50を強くオススメします。今現在は、チョイスとしてCAE v-compというのもあります。v-compについては別途レビューをしたいと思いますが、艶感がぜんぜん違います。単体でv-compを使うと、いいなって思うんですが、TLA50を比べると、差が歴然とするんですよね。好みもありますが・・・

ちなみに、オリジナルで入っているチューブはスロバキア製の12AX7(ECC83)で、オリジナルのままでも良い音がしますが、自分はTelefunkenのECC83に換装しました。より、回路の良さが活きてきた気がします。(気、だけかも知れないけどね、でも、音楽は気分も大事だから・・・)

ただ、厳密には楽器専用ではないためか、ゲインが若干下がる傾向にあり(インピーダンスマッチングは問題ない)、低下したゲインを復活させるために、Xoticのブースターを使っています。それを考えると、このコンプを使うために10万円近く費やしてるってことか。アホだな・・・

アンプヘッド : '91 SWR Electric Blue

自分の相棒ベースアンプヘッド、米SWR社のElectric Blueをご紹介します。このアンプの歴史は比較的長く、80年代までさかのぼります。

最初のプロダクトモデルは Baby Blue。Electric Blueをヘッドに搭載して10"×2のキャビをパッケージしたコンボアンプ。そして、多くのユーザからのリクエストによって、この名機のコンボからヘッド部のみを切り離し、90年、Electric Blueとしてデビュー、93年まで製造されました。製造終了後は、今度はBaby Baby Blueとして、同一設計のアンプヘッドに 10"一発キャビでパッケージした形でリリース、このBaby Baby Blueは今現在でも現役モデルとして販売されています。そして、またまた多くのユーザからのリクエストに応える形で、アンプ部のみを切り離したプロダクトが98年にBaby Blue Headとしてリリースされています。

自分が使用しているのは、91年製のElectric Blue時代のモデルで、SWR社が独立企業として大手資本の傘下に入る前の製品で、一般的に極めて作りが良いとされているものです。最近のモデルで音出ししたことがないので真偽の程は定かではありませんが、自分はこのモデルがとても気に入っています。自分は、実は一般論としてSWRのサウンドってそれほど好きではないのですが、このElectric Blueだけは別格で、自分の指名買いです。

プリアンプ部はチューブで、パワーアンプ部が150w出力のソリッドステート。メンテナンス性とサウンドを両立させる意味で、自分の好きな組み合わせです。SWR独自のオーラルエンハンサー搭載、3バンドイコライザは全バンドパライコです。

このアンプを気に入っている一番大きな理由はプリアンプです。回路はコンプ回路になってないとは思いますが、ゲインをぎりぎりクリップするかしないかに設定すると、ナチュラルな圧縮感が加わり、なんとも言えない艶のあるサウンドが得られます。たまたま使う機会があって、ベースをアンプ直でつないだときに、アンプ直でこんな極上の音が出るんだ、っていう体験が、自分にとって大きなサプライズでした。

それ以来、探しに探して、中古楽器店で状態の良い本機を見つけて即買。今では自分のサウンドになくてはならない相棒です。

ちなみに、150wの出力についてですが、自分にとっては必要充分です。ライブ使用を前提にしていますので、一番のポイントは、ステージ内で他の楽器との音量バランスが取れること。150wだと、ちょうどパワーアンプもクリップするかしないかあたりで、ドラムの生音とのバランスが取れるので、充分です。万一パワーが不足する場合は、スピーカーを4ohmsに変えるか、8ohmsのスピーカをもう1台追加すれば対応可能なので、問題ありません。

スピーカーキャビについては、また別途ご紹介します。

皆さんのアンプについても、教えてもらえるとうれしいです。

製造時期による違い~WARWICK編

同じメーカーの同じ機種でも、作られた年代によって作りや音が違うということが良く言われます。事実もあるでしょうし、イメージもあると思います。一般論としてどうか、ということを言うつもりはありませんが、今回は自分の愛器、WARWICK Thumb Bassについて、このテーマを掘り下げてみたいと思います。

ギタリストにはなじみのない方が多いと思いますが、ご存知の方には馴染みのあるベース専門メーカー、独WARWICK ワーウィック社のサムベース。昨今はヘヴィロック系のプレイヤーに愛用されることが多いですが、JAZZ・FUSION、Popsまで、幅広く対応できるレンジの広さが魅力といえます。

そんなワーウィックのサムベースですが、95年前後に工場を移転して、それを境に作りが変わったとされています。自分はその作りとサウンドの因果関係、更には、そもそも本当にその時期を境にして作りが変わったのかは定かではありません。

ただ自分が言えるのは、実際に弾いてみて、89年製、96年製、04年製の3本を比較すると明確な違いがあるということです。個体差もあるし、89と96はPUとプリアンプが違うものの、材質・基本的な作り、持った時のバランス感や全体的なテイストは同質で、04年は主要部の材質変更があり、持ったときのバランス、デザイン(ホーン部のえぐりの深さ、指板~ボディの接続処理等)も違います。

自分として決定的なのは、サウンドの違いと、指板~ボディ接続部の加工処理の違い

これは好みと、奏法上の向き不向きのマターであり、良し悪しの問題ではないと思いますが、楽器としてのサウンドは、材質・プリアンプ・PU等、いろいろなものが複雑に影響して形成されます。04年モデルは、とても洗練されたサウンドがします。現在のミュージックシーンとのマッチングを考慮した結果だと思いますが、その観点から言えば、いろいろという人はいますが、自分はワーウィックはマジメに改良を重ねているんだな、って思います。場合によっては、最新のワーウィックが最良のワーウィックと言えるかも知れません。自分も純粋にサウンドだけをとると、場合によっては04年モデルの方が好きだというケースもあります。

でも、指板~ボディの接続部の処理の違いが自分には決定的。04年モデルは指板がエボニー製で厚くて指板~ボディの接続部が鋭角になっているため、弦とボディの間隔が広い上にスラップをすると角に指が当たって痛い場合がある。だからスラップがやりにくいんです。一方、96年モデルは指板がウェンジで比較的薄く、指板~ボディの接続部を滑らかに処理してます。だから、弦とボディの間隔が04年モデルより狭くて、指板角が丸まっているため指があたっても痛くなく、スラップがとてもやりやすいのです。89年モデルも演奏性は96年モデルと同一ですが、PUが(自分が使ったものは)bartoliniで、プリアンプも2バンドイコライザでした。自分の求めるサウンドを出すという意味では、MEC+BEC3バンドの方が良かった。

これが、自分が96年モデルを積極的にチョイスした理由です。

創成期のものの方が作りがしっかりしている、という一般論もあり、部分的にはそれも正しいと思いますが、ある程度の量を作れば、改良すべき点も見えてくるところがあるんでしょう。ただ、楽器なんてものは、ホントに好みの問題なので、見て・触って・聞いて、そして、その楽器の背景にあるストーリー(材質や作られた年代等)も含めて、自分が満足度が高ければ、それで良いと思います。そういった意味では、サウンドがベストではなくても、そのモデルの歴史に惹かれて、とか、デザインに惚れ込んだ、というチョイスも自分はアリだと思います。その方が自分が気持ちよく演奏できるんだったら、そっちの方が良いですよね。

皆さんはどう思われますでしょうか。

ベーシストにとってのアンプとは?

ベーシストにとってアンプはあまり重要ではない、というご意見を多く聞きます。自分も過去、ずっとそう思ってましたし、場合によってはそれも正しいかも知れません。

自分のようなアマチュアベーシストの場合、ライブが活動の中心となることが多いと思いますが、その際、ほとんどの場合、ベースはDIボックスに入れてラインに直結します。これが、ベースにおけるアンプの重要性をモニター程度に下げている要因だと思われます。事実、自分も以前までは、アンプは自宅練習用としてしか考えてなく、DIに入れる直前の所までで、どこまで自分の音を作り上げているかがポイント、ステージ上のアンプはモニター程度だと思っていました。でも、それが違う場合の方が圧倒的に多いことに気づき、ベーシストながら、マイアンプ&マイキャビをライブの度に持ち歩くようになりました。理由は主に2つ。

①客席で聞こえるベースサウンドはライン音 50% + アンプ音 50%
ハコのサイズにもよりますが、自分はアマチュアなのでキャパ200~300名のハコでライブをやることが多い。大ホールなら、アンプの音なんて、PAシステムの音にかき消されるでしょうか、クラブ程度のサイズで、ステージ上でドラムの生音とのバランスをとるレベルまで音量を上げると、アンプの生音は相当客席でも聞こえます。ライブのライン録音をすると、ベースとドラムの音が小さい場合が多いのはそのせいです。アンプの出音とPAの出音を、客は自分でミキシングして聞いている、ということだと自分は思います。だから、自分にとってアンプの重要度が格段に上がったのです。

②どこでも「自分」の音を出したい!
自宅練習用を除いて、本格的なマイアンプを買う前は、コンパクトタイプのプリアンプを使っていました。PA出力を前提とすれば、それでも充分に「いつでも自分のサウンド」を出せる訳ですが、PAを補助的に使う場合や、PAを全く使わない場合は、プリアンプでいくら音を作りこんできても、ハコに設置されているアンプに自分のサウンドが左右されることになります。リハで必死に音作りをしても、やはり時間的な制約上、限界もあります。特にアコースティックユニットでアップライトを演奏する場合は、PAすら使わない場合も多く、アンプの出音がモロに自分のサウンドになる訳です。いつでも、どこでも、「自分のサウンド」で表現したい。これが、アンプの重要度が上がったもう1つの理由。

③実は「自分のサウンド」というものを知らないコワさ
練習でも、ライブでも、毎回自分の出す音が異なるということは、自分のサウンドというものを持っていない、ということと同等であるような気がするのです。全く同じセッティングでも、ハコによって聞こえ方が違います。その違いの補正に正確に、臨機応変に対応するためには、常に「自分の音」を把握しておく必要があると思うのです。

なお、自分はライブでPAを使う場合は、アンプのバランス出力からポストプリの音をラインに接続するか、PA担当者から指示があれば、アンプのラインアウト(無論、ポストプリ)から据え置きのDIボックスに出力します。要は、アンプの出音とPAの出音を極力近似させるようにしています。マイアンプとPAでは、パワーアンプ部とスピーカーシステムが異なる以上、全く同じ音を出すことは物理的に不可能ですが、少なくとも、ここまでやれば、自分の中では納得、或いは充分満足できるレベルのサウンドでライブに臨めます。

皆さんはいかがでしょうか。

bassist-kazの相棒

自分の現在の愛器、1996年製の独ワーウィック社のWARWICK Thumb Bass Classic Line 5st.です。

材質は全てアフリカ材で、ボディがブビンガ、ネックがウェンジ+ブビンガ7p、指板はウェンジです。PUはオリジナルのMEC、プリアンプもオリジナルBEC3バンドで18v仕様。現在の9v仕様よりもミッドとハイの周波数が高く設定されています。ハードウェアは不明ですが、しっかりしててスムース、ガタがきません(ゴトー製かも)。フレットはオリジナルのベルブラス製。

サウンドの特徴は、ブリっとした感じの、鋭角な感じではないものの、粒立ち感のあるミッドと、派手ではないけど、すごく艶のある高域。欲を言えばローはもう少しまとまり感が欲しいけど、ハイファイさと泥臭さを併せ持つ、フシギな感じに惹かれます。

フェンダーJB系の音も自分は大好きで、一時期はJBや、YAMAHAのBB、同じワーウィックのSTREAMER(S-2)に浮気しかけたこともありますが、ここ数年の自分の気分は、完全にサムベース。

特に、自分はハードロックもやればドラムレスのアコースティックトリオもやるのですが、どんなジャンルにも、中途半端ではなく、完全にハマってくれるサウンドが気に入っています。最近は、このサムベースと、マイアンプがあれば、奏法と手元のニュアンスだけで、ほぼ全てをカバーできるんじゃないかと思わせてくれるほど、ハマっている大事な相棒です。

ちなみに、写真底部に、自分の足指が写りこんでますが、ご愛嬌ということで・・・笑

皆さんも、自分の愛器に対する思い入れ等、教えて頂ければ幸いです。

コンプレッサー・リミッター

コンプレッサー/リミッターは、ベーシストにとっては必要不可欠と一般的に言われます。音の粒立ちを揃え、音圧を一定に保ち・・・ ということで自分もご多分に漏れず、いろいろなものを使ってきました。簡単にコンプ遍歴を・・・
(写真はぜんぜん関係なくて、去年の暮れのボードの状態。)

・BOSS CS-1
 BOSSの初代コンパクトコンプ。中学時代の相棒でした。

・TOKAI (機種忘れました・・・)
 CS-1よりナチュラルなものを、って思って。

・BOSS RCL-10
 一時大流行したBOSSのハーフラックサイズのコンプ/リミッター。ゲート機能まで付いてました。

・YAMAHA REX50
 YAMAHAが世に放ったデジタルマルチ。大流行しました。面倒なのでコンプもこいつに任せた記憶があるんだけど、コンプって付いてたっけ・・・

・EBS MultiComp
 今でもベストセラーのコンプ。自分も大好きですが、いかんせん、どんなベースをつないでも、MultiCompの音になっちゃう。

・MXR Limiter
 こいつの利点は、圧倒的な存在感。サウンドも良いのですが、良くも悪くも独特の野暮ったさがある。

・Trace Elliot SMX Dual Compressor
 同社のアンプに搭載されていたコンプ・サーキットをストンプボックス化したもの。可もなく不可もなく。

・MXR dyna comp
 他を寄せ付けぬ強烈な個性。MXR社最終型。狭いヘッドルームゆえの歪み感が良い。今でも、臨機応変に使ってます。

・BLACK BOX OXYGEN
 単体でのサウンドはピカイチ。でもアンサンブルでは使いにくかった。

・Keeley Compressor
 本当に良く出来たコンプ。でも、アクティブベースには不向き。ギターで使ったらこれ以上のものはないと思った。

・Demeter COMP-1 Opto Compulator
 スラップではあんまり印象的なサウンドではなかったが、とにかく、指弾き、ピック弾きでの粒立ちは特筆モノ。

・CUSTOM AUDIO ENGINEERING CAE V-COMP
 TLA50は重いので、代わりに・・・ と思って使ってみたが、コンパクトゆえの利便性だけでは、サウンドの差を埋められなかった。

・Summit Audio TLA50 Tube Leveling Amp
 現在のメイン機。

他にも忘れてるものがあるような気がしますが、よくもまあこんなに・・・ って自分でも思います。でも、一度コンプにハマるとなかなか脱却できないもんです。で、いろいろと使ってきて、結局いまでも手元にのこっているのは、

○メインで使っている         Summit Audio TLA50
○コンプというより、パッツン打楽器  MXR dyna comp

この2機種だけです。でも、実は20年来、不可欠だと思っていたコンプ・リミッターが、実は不可欠ではないという風に、最近は思ってます。理由については、また後日・・・

はじめまして!

はじめまして、kazです。これから、お時間の許す限り、今まで自分が使ってきてかわいい(?)エフェクター達のご紹介を1つ1つしてまいりたいと思います。
先ずは、現在のエフェクターボートのご紹介をします。ちょっと分かりづらいかも知れませんが、接続順で・・・

①Summit Audio TLA50
 チューブ式レべリングアンプ、コンプ・リミッター。
②INFINITY PROD. Bass Flogger
 ベース用のハンドメイドのエンベロープフィルター。
③Xotic RC-Booster
 hi/lowのトーンコントロール付のブースター。
③Providence PEC-1 ver.2
 5ループを自在に組み合わせてプログラミン可能なバッファ&DC電源付スイッチングシステム。
④DigiTech WHAMMY WH-1
 DigiTechの初代ワーミー。通称「赤ワーミー」。
⑤AKAI SB1 Bass Synthesizer
 AKAIの誇るベースシンセ。
⑥Fulltone BASS-DRIVE
 オーバードライブ。コンプカット、ミッドカットスイッチの付いた最新ver。
⑦EBS Uni Chorus
 ベース用コーラス&ピッチモジュレータ&フランジャー。
⑧BOSS RV-2
 BOSS技術の結晶、初代コンパクトデジタルリバーブ。
⑨Cranetortoise BP-1
 日本が世界に誇るアンプメーカー、ALBIT社のプリアンプ。

⑨のBP-1は大のお気に入りだったのですが、先日マイアンプを入手したため、現在は引退しています。でも自分はエフェクター大好きなのですが、実はほとんど使っていません。(最近は、PEC-1のバッファ機能しか使ってないことも多い)

なぜかというと、ずっと探してたマイアンプ(プリチューブ式)に自分の愛器をBELDENのケーブルでつないだら、これ以上ないサウンドが出たからです。

だから誤解を恐れず言いますが、自分にとっては、エフェクターはアクセサリーであって、やっぱり生音が最重要。サウンドを作るのは楽器とアンプ(→DI)。エフェクターは、サウンドを「作る」ものではなく、「飾る」ものだと思います。

最初なので、ポリシーから入ってしまいましたが、今後は、このボートに収まっているものをはじめとして、ボードには入っていなくても、使って印象に残っているものなどを紹介してまいりたいと思います。

どうぞよろしく!
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