少女期は流砂枯桑とねむれる 掌
◆枯桑・桑枯れる
養蚕地では、
枝を括られた枯桑の畑が広がる。
冬の季語。
かつて、前橋駅の南側はいちめんの桑畑。
いまは面影もありませんが・・・
少女期は流砂枯桑とねむれる 掌
◆枯桑・桑枯れる
養蚕地では、
枝を括られた枯桑の畑が広がる。
冬の季語。
かつて、前橋駅の南側はいちめんの桑畑。
いまは面影もありませんが・・・
ゆきゆきてなおゆきゆくや白道 掌
◆白道・はくどう/びゃくどう
1白道(はくどう)とは、
天球上における月の見かけの通り道(大円)のこと。
2.白道(びゃくどう)は、二河白道(にがびゃくどう)の略。
浄土宗などで、火の河(怒りを表す)と
水の河(貪欲を表す)の間にある、
極楽浄土に通じる白い道とされ、
極楽往生を願う信心にたとえられる。
しれしれと男身勝手水仙花 掌
◆水仙・水仙花(すいせんか)・喇叭水仙
房咲(ふさざき)水仙・口紅水仙
ヒガンバナ科の多年草。
野生、あるいは花壇などで栽培される。
冬から春にかけて、花茎の先端に、
白い六片の中央に黄色い花冠のある花を開く。
花は清楚で芳香がある。
冬の季語。
黄水仙は<春>の季語。
蜷川幸雄演出「ハムレット」を録画で観る。
蜷川幸雄、平幹二郎の追悼の公演になってしまった。
ハムレットは藤原竜也。
その憂愁、その狂気、その内省、
三時間あまりの長丁場の緊張感、テンションの高さ。
<生命(いのち)>がほとばしる。
平幹二郎、その重厚なたたずまい、
つぶだって、うつくしく、朗々とした台詞。
オフィーリア・満島 ひかりの清楚な姿態、
狂ってからの歌声のなんと哀切なことか。
ひさびさの芝居の醍醐味をあじわった公演。
公演DVDの予告編
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◆「ハムレット」
演出・芸術監督/蜷川 幸雄
演出補/井上 尊晶
作/W.シェイクスピア
翻訳/河合 祥一郎
美術/朝倉 摂、中越 司
舞台監督/小林 清隆
ハムレット/藤原 竜也
オフィーリア/満島 ひかり
レアーティーズ/満島 真之介
ホレイシオ/横田 栄司
フォーティンブラス/内田 健司
ポローニアス/たかお 鷹
ガートルード/鳳 蘭
クローディアス/平 幹二朗
玉三郎「阿古屋」をシネマ歌舞伎で観る。
琴・三味線・胡弓の三曲を演奏し、
現在では玉三郎一人が上演できる演目。
歌舞伎座でも、DVDで観ているけれど
<現在>の玉三郎がどのように
「阿古屋」を演じるか、とても愉しみ。
今回の映画では編集、監督も玉三郎が勤めている。
◆玉三郎が語る「阿古屋」
http://
◆阿古屋公式ホームページより(なかほどに予告動画)
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/33/
「阿古屋」は通称「琴責め」とも言われ、
琴・三味線・胡弓の三曲を阿古屋自ら演奏する
という趣向が眼目の演目です。
3つの楽器の弾き分けをはじめ、傾城の気品や色気、
景清を想う心理描写も表現しなければならず、
女方屈指の大役と言われる阿古屋。
藝大生による木曜コンサート「声楽」
「石桁真礼生の歌曲」コンサートが
1月19日(木)に台東区生涯学習センター
ミレニアムホールで行なわれた。
旧奏楽堂が保存工事のためこの場所で
開催されている由。
「石桁真礼生の歌曲」これだけまとまって、
聴ける機会は珍しい。
300のキャパで年齢層は高め。
歌い手は藝術大学の院生。
圧巻はなんといっても「鴉」、
野間愛(メゾソプラノ)の曲へ真摯に迫る。
<ブラーボ!>がかかる。
【石桁 真礼生の歌曲】
歌曲集「秋の瞳」(詩:八木重吉)
歌曲集「子供のうた」(詩:小島秀一/サトウ・ハチロー)
鴉(詩:三好達治) / ふるさとの(詩:三木露風)
みぞれのする小さな町(詩:田中冬二)
鳩と少年(詩:名取和彦) / のぞきゑ(詩:植木幾久子)
汚れた掌(詩:池田克己) /さざなみは(詩:北原白秋)
深山の入日(詩:佐藤一英) / 笛を吹く女(詩:植木幾久子)
声(詩:森川葵村) / 池(詩:佐藤一英) / 冬の日(詩:冬木京介) 他
【出 演】
田村幸代(S) 原田奈美(S) 金成佳枝(S) 安川みく(S)
大音絵莉(S) 門脇麻里子(S) 本多唯那(S) 松岡多恵(S)
吉田早穂(S) 愛宕結衣(S)
梁取 里(Ms) 野間 愛(Ms)
紀野洋孝(T) 友清大樹(T) 對馬紘也(T)
西久保孝弘(B) 野町和弘(B)
ピアノ:左近允亜紀子 森 裕子
(画像は旧東京藝術大学奏楽堂)
石桁真礼生「鴉」ノート(以前、演奏したときの覚書 Ⅰ~Ⅳ)
http://ameblo.jp/bashouza/entry-11414494758.html
妬心とも惑いに似たる寒牡丹 掌
はて
寒牡丹そのくずるるは涯の雲 掌
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」を録画で観る。
ウイーン歌劇場2015年での公演。
「ヘンゼルとグレーテル」(Hänsel und Gretel )は、
ドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクの作曲した
全3幕のオペラ。
原作はあのグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」で、
台本は作曲者の妹であるアーデルハイト・ヴェッテ。
1891年~1892年にかけてフランクフルトで作曲され、
1893年12月23日にヴァイマルにて初演。
フンパーティンクの代表作であり、
メルヘン・オペラの代表的な作品とも。
グリム童話と違っているのは母親は実母であり、
森に兄妹を探しに行き、ハッピーエンドになること。
ドイツ語圏ではクリスマスによく上演される演目。
登場人物は
ヘンゼル(メゾソプラノ) 森で迷う兄妹の兄
グレーテル(ソプラノ) 兄妹の妹
ペーター(バリトン) 箒職人で兄妹の父
ゲルトルート(メゾソプラノ) 兄妹の母
お菓子の魔女(メゾソプラノ) 魔法でおびき寄せた子供たちを
捕まえ食べてしまう悪い魔女
眠りの精、露の精(ソプラノ) 森の妖精。眠りの精は眠りにつかせ
露の精が目を覚まさせる。
オーケストラはなにしろウイーン歌劇場管弦楽団、
もう音に身をまかせて。
グレーテル(妹):イレアナ・トンカ はとってもチャーミング。
このオペラで、母親がいかに生活に喘いでいるか、
ゲルトルート(その妻):ヤニナ・ベヒレの歌唱でしみじみとわかる。
ちっとも怖くない魔女:ミヒャエラ・シュスター 、とても達者。
美術、演出も奇をてらうことなく、
上質なメルヘンでできていて、さすが。
かつて地方公演では「魔女」を演ったことを、
懐かしく思い出した・・・
◆「ヘンゼルとグレーテル」(全3幕)
<出 演>
ヘンゼル(兄):ダニエラ・シンドラム
グレーテル(妹):イレアナ・トンカ
ペーター(ほうき作り):アドリアン・エレート
ゲルトルート(その妻):ヤニナ・ベヒレ
魔女:ミヒャエラ・シュスター
眠りの精/露の精:アニカ・ゲルハルツ
<合 唱>ウィーン国立歌劇場児童合唱団
<管弦楽>ウィーン国立歌劇場管弦楽団
<指 揮>クリスティアン・ティーレマン
<演 出>エードリアン・ノーブル
収録:2015年11月22、29日 ウィーン国立歌劇場