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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くちびるやその蜜色の収穫期           掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<収穫>、これは無季。


なにか秋の季語のような気がしますが・・・



「唇」、これも無季。


現代俳句協会編の「現代俳句歳時記」学研、


その<無季>の「唇」の例句に載っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標的は俳諧弾丸は木の実          掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








11月1日、

朔日は詩人萩原朔太郎の生誕の日。

1886年前橋生れ。





朔太郎の声を聞いたことがありますか?

与謝野晶子、北原白秋など詩人・歌人・俳人が

自作朗読をSPレコードに録音しています。

朔太郎の<肉声>を音源が

youtubeにアップされているのがこれ。どうぞ。

「乃木坂倶楽部」、

「沼沢地方」 
  


萩原朔太郎


































 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<パフォーマンス東京 " Solitaire #5 ">

作曲家、野澤美香が主宰する

「パフォーマンス東京 " Solitaire ”」の第5弾。

先鋭にしてエレガントなオンド・マルトノのため息と咆哮、

そして南インド悠久の神々が目の前に現れます。

指先がインターフェイスにふれ立ち上る精神、

音を超える肉体。

「パフォーマンス東京」の新しい一夜です。


2017年11月1日(水)
18:30 open
19:30 play
六本木CUBE
http://www.mp-cube.net/
\2500 1Drinkつき

 

 

 

 





◆原田節 (オンド・マルトノ)

三歳よりヴァイオリン、七歳よりピアノを始める。

強烈な自己表現能力に優れたオンド・マルトノとの出会いを機に、

慶応義塾大学経済学部を卒業後渡仏、

パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)オンド・マルトノ科を主席で卒業。

作曲家としても幅広い分野で才能を披露している。

オリビエ・メシアン「トゥーランガリーラ交響曲」の

ソリストとして日本国内はもとより、カーネギーホール、

シャンゼリゼ劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座

といった主要な劇場における世界最高峰のオーケストラとの共演は

20ヶ国300回を超える。出光音楽賞、横浜文化奨励賞など受賞も多数。

http://harady.com/onde/
https://www.facebook.com/takashi.harada.165685?fref=ts

 




◆入野智江ターラ (南インド舞踊)

音楽家の家に生まれ、幼少より音楽に親しむ。

野火杏子氏に南インド舞踊の手ほどきを受けた後、

1994年より南インド・ケーララ州をたびたび訪れ、

グル・アマヌール・マーダヴァ・チャーキャールのもとで、

サンスクリット古典劇の研鑽に励む。

日本で唯一の演者として活躍中。

伴奏打楽器ミラーヴの演奏と普及も行なう。

南インドの伝統打楽器ムリダンガムやイダッキャなども演奏する。

「アビナヤラボ」主宰。

オリジナル竹楽器のグループ「東京楽竹団」の創立メンバー。

JML音楽研究所、南インド芸能クラス講師。

http://abhinayalabo.strikingly.com/
https://www.facebook.com/tomoe.irino?fref=ts


明日、11月1日(水)です。

 



作曲家・野澤美香は

私の演奏している

<うたい語る「おくのほそ道」>の

芭蕉の句を作曲。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かやとちいちい木の実むさぼる船長は        掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の実・木の実落つ・木の実降る・木の実雨

 

 木の実拾う・木の実独楽



カヤ、トチノキ、クヌギ、コナラ、シラカシ、スダジイ

 

ツブラジイ、ムクノキなどの実をいう。

 


秋の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の深まりを感じるこの頃、

街路樹の花水木の赤い実がたわわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



雨に濡れるといっそう赤が艶めいて。

花水木の実がこぼれんばかり。

葉もいろづいて。

 

 

 

 

 

 

 

(画像はウキぺディア、季節の花300より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「ドン・ジョバンニ」モーツアルト作曲

パーヴォ・ヤルヴィ指揮&N響、

演奏会形式を録画で観る。


オーケストラの前に白いベンチが並び、

そこで演技をしながら歌い、

照明がドラマを語る。


普段はオケピットには入らない、N響のオペラ。

こんなにもモーツァルトの音がくっきりと薫り高く響くのか。

パーヴォとの信頼関係がうかがわれて。


歌手がまた素晴らしい。

レポレッロのカイル・ケテルセン。

深い低音でしかも軽快に溌溂とした演技が

なんて生き生きとしていることか。顔も濃い。

カタログの歌ではタブレット、スマホも登場。



ドンナ・エルヴィーラのローレン・フェイガン、

存在感のある美貌ソプラノ。

捨てられて、なお思い切れない心情を切々とうたう。

中音域の充実していること。



驚いたのがドン・オッターヴィオのベルナール・リヒター。

この役、そうドンナ・アンナの許婚でなにか添えもの的な感じ。

テノールの声の美しさ。甘いマスクとすらりと上背もある。

なにかピュアで清冽なテノールのアリアが響き渡る。

フォークトを彷彿させて。



ラストの「地獄堕ち」の緊迫感。

騎士長のアレクサンドル・ツィムバリュクの深々とした声

その迫力は圧倒的。



ツェルリーナの三宅理恵も二つのアリアを聴かせる。

マゼットの久保和範のバリトン。



パーヴォ・ヤルヴィの指揮はいうまでもない。

 



 ◆モーツァルト作曲 オペラ「ドン・ジョバンニ」 

ドン・ジョヴァンニ:ヴィート・プリアンテ
 
ドンナ・アンナ:ジョージア・ジャーマン
 
ドン・オッターヴィオ:ベルナール・リヒター
 
ドンナ・エルヴィーラ:ローレン・フェイガン
 
レポレッロ:カイル・ケテルセン

騎士長:アレクサンドル・ツィムバリュク
 
マゼット:久保和範
 
ツェルリーナ:三宅理恵


指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

管弦楽:NHK交響楽団

合唱:東京オペラシンガーズ

 

 

出演者の画像はこちらから

http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=731

 



収録:2017年9月9日 NHKホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島由紀夫『蘭陵王』

1969年発表の短編。

三島の死後、1971年3月5日に講談社から刊行された。

限定1500部(私のは277番。古本市で見つけた!)

自筆原稿完全復元で端整な文字、

そこに直しのあともくっきり。

オキナ製B4判400字詰め原稿用紙(台紙貼付)15葉からなる。




題字は川端康成。

布装。夫婦函。段ボール外函。

復元原稿の蘭陵王のほか、

冊子(16頁)内に、蘭陵王、「蘭陵王」と「最後の一句」(武田泰淳)。

奥付は夫婦函内側底部にあるもの。

 



一葉一葉ながめると、

どこからか横笛の音が聴こえてはこないだろうか・・・


あらすじなどはこちらへ
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%98%AD%E9%99%B5%E7%8E%8B_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 










ガッティ指揮「サロメ」 を録画で観る。

「サロメ」(リヒャルト・シュトラウス作曲)

オランダ国立歌劇場により

アムステルダムのミュージックシアターで

2017年6月12・27日に上演されたばかりのこの舞台。

鮮烈にして驚愕。


ダニエレ・ガッティ指揮、

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、

演出がイヴォ・ヴァン・ホーヴェ。


タイトル・ロールを歌ったマリン・ビストレム。

この楽劇でのサロメは、少女のもつ残忍さ、

清純でありながらエロティックであって、

そんな強靭さをも歌う声は楚々としていながら強い。

さらにマリン・ビストレム、

あの「ヴェールの踊り」も踊っていた!?


エフゲーニ・ニキーチンのヨカナーンは、

全身のタトゥー!?

風貌といい、歌唱といい、預言者とはとても思えない。


ヘロディアスの ドリス・ゾッフェル(Ms)の

このメゾソプラノの強靭な声、

その美貌とエキセントリックな演技が存在感たっぷり。


◆舞台のyoutubeにアップされて。

 https://www.youtube.com/watch?v=6oVaIuMI0II

 https://www.youtube.com/watch?v=MRYNHOiEFBs






  ◆リヒャルト・シュトラウス: 楽劇《サロメ》

サロメ(ヘロディアスの娘): マリン・ビストレム(S)

ヨカナーン(予言者): エフゲーニ・ニキーチン(Bs・Br)他


ヘロデ(ユダヤの領主): ランス・ライアン(T)

ヘロディアス(領主の妻): ドリス・ゾッフェル(Ms)



指揮:ダニエレ・ガッティ(Cond)

演出: イヴォ・ヴァン・ホーヴェ

管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

 (2017年6月12・27日 ミュージックシアター)






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あきくさやきりぎしに影の痩せゆく         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、季語は「秋草」です。