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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影影影影影影影縺つれ         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなめあなめ愛と髑髏と花すすき        掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芒・薄尾花(すすきおばな)・花芒・穂芒・糸芒・縞芒


鷹の羽芒(たかのはすすき)・芒原・芒野



イネ科の多年草。


秋の七草の一つ。


山野に自生し、北から南へ咲く。



秋の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台風圏わが身ひとつをもてあまし           掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒツクリコ、ガツクリコ」とは、

萩原朔太郎未発表作品

「憔悴するひとのあるく路・夕焼けの路(前橋市民に捧ぐる詩)」

の中で夜の街を詩人が歩いていく様子を

このようなオノマトペで表現。


「ヒツクリコ ガツクリコ トーク」第一部

平川克美(文筆家・思想家)

文月悠光(ふずき・ゆみ 詩人)と

萩原朔美館長によるトーク。

まさに「ことばの生れる場所への旅」。


◆前橋文学館×アーツ前橋 ホームページ

人は別の場所へ向かって歩き、誰かと出会い、

誰かへ向けて言葉を投げかけます。


文学と美術の表現を「ことば」という切り口からご紹介します。

描かれた一つの線が絵や文字となり、そして美術や文学となるように、

言葉は常に私たちの生きることのそばに存在しているものです。

私たちは「ポスト真実」と呼ばれる危機の時代に直面しています。

そのような社会的コンテクストの中で、過去のそして現在の

時代の空気を芸術家や詩人たちが、

個人の身体感覚を通じてどのように捉え、

世界と対峙しているのかをぜひ感じていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 




期 間:2017年10月20日(金) ~ 2018年01月16日(火)

会 場:前橋文学館(群馬県前橋市千代田町3-12-10)
   
     アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16)

時 間:前橋文学館 9:00~17:00(入場は16:30まで)

    アーツ前橋 11:00~19:00(入場は18:30まで)

観覧料:共通観覧券 一般 700円
     学生・65歳以上・団体(10名以上) 350円 / 高校生以下無料


◆参加作家


 【前橋文学館】


足立智美/浦上秀樹/oblaat/北園克衛/草野心平

白石慶子/新国誠一/ni_ka/東宮七男/萩原恭次郎

萩原朔太郎/福田尚代/文月悠光/Maniackers Design

ムットーニ/山村暮鳥

 



◆ 【アーツ前橋】


荒井良二/大澤雅休/大澤竹胎/オノ・ヨーコ/河口龍夫

河原温/フランチェスコ・カンジュッロ/ジョン・ケージ

塩見允枝子/クルト・シュヴィッタース/鈴木ヒラク

トゥッリオ・ダルビゾラ/トリスタン・ツァラ/TOLTA

ベン・ヴォーティエ/ジョージ・マチューナス

フィリッポ・T.マリネッティ/ミヤギフトシ/山川冬樹/横堀艸風
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧雨のなかのわたくし象形文字          掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧・霧雨(きりさめ)・霧時雨(きりしぐれ)・霧雫

 


狭霧・朝霧・夕霧・山霧・川霧・海霧(ガス)

 

野霧・薄霧・濃霧(のうむ)



春の霞に対して、


秋は霧という。


霧雨を霧時雨ともいう。



秋の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書:小熊廣美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひとひとり蟲となる東都晩秋        掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              めっきり虫の声も少なくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 











『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』の予告編が公開された、という。

12月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか

全国で公開されるドキュメンタリー映画。

没後500年となる天才画家のヒエロニムス・ボス。

かつてボスの絵画が観たくて、スペインのプラド美術館へ。

この映画は記事によると、

「スペイン・マドリードのプラド美術館の協力のもと、

同館が所蔵するヒエロニムス・ボスによる三連祭壇画『快楽の園』を探究。

赤外線分析で判明した下絵や、描かれた古楽器、緻密な筆遣いと顔料、

キリスト教との関係などに注目して多方面から『快楽の園』の謎に迫る。

メガホンを取ったのは、ホセ・ルイス・ロペス=リナレス」。

楽しみ♪

























 

 

 

 

 

 
 
この秋寒の夜、

なつかしい写真集などを取り出してみる。
 
 
 
 
観世寿夫(かんぜひさお)
 
 

『観世寿夫 至花の風姿』

能楽師・観世寿夫(1925-1978)の舞台写真集。

1979年平凡社から刊行された。

フランス文学者・渡辺守章が

「幽玄ということ 観世寿夫の姿について」と文をよせる。

写真撮影は吉越立雄など。
 
 
 
 
能「井筒」
 
 


舞台の面影を伝えあまりある。

観世寿夫の能を観ることはかなわなかった。

「冥の会」の「メディア」「オイディプース王」などを観たのみ。


印象深いのはフランスの名優ジャン・ルイ・バローとの

演技の交歓、これは日仏演劇協会主催の

シンポジウムで銕仙会舞台で催された。

そのなかで「死への道程・働き travaille la mort」これを

バローは人間の死へ向かってゆくありようを

呼吸・息の運びそれのみで表現したこと、

いまでもありありとよみがえる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

観世寿夫が能について語った『世阿弥を読む』。

荻原達子編で『観世寿夫著作集』から選りすぐりの文。
 
 
 
 
 
 


松岡正剛の「千夜千冊」の『世阿弥を読む』をどうぞ。
 http://1000ya.isis.ne.jp/1306.html
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
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臨江閣 別館

 

 

 

 

臨江閣は100年をこえる近代和風建築。

 

前橋における迎賓館。

本館、茶室、そして別館からなる。

その建物、このたび修復を終え、

2017年9月から公開されている。

そのたたずまいに時おり訪れたくなる建造物。

この本間には能舞台も設えられ(普段は座敷)、

床下には甕が置かれ、

廊下は橋掛かりとなり、客席は庭に。

ちょっと能舞台としては小さめ、

床も檜ではなく黒松なので、稽古用か、とも。

別館の大広間ではあの萩原朔太郎の結婚式も。


こちらに臨江閣の庭や画像も。
  http://www.maebashi-cvb.com/history/building/rinkoukaku/index.htm




先週、今週とBS「百年名家」で紹介されて。

ご覧になりましたか?




建物の説明などはこちら(ウキペディア&前橋市のHP)

 

 

 

 




◆本館

1884年(明治17年)9月、

当時の群馬県令・楫取素彦(NHK「花燃ゆ」)や

市内の有志らの協力と募金により、迎賓館として建てられた。

構造は、木造二階建て、入母屋造り、桟瓦葺き、数寄屋風建築。


◆茶室

わびに徹した草庵茶室で、京都の宮大工・今井源兵衛によって、

本館より2カ月遅れて1884年(明治17年)11月に完成した。

木造平屋建て。外壁に花頭窓がある。

 

 

 

 

 

 

臨江閣 別館 ライトアップ

 

 

 

◆別館


1910年(明治43年)に、貴賓館として建てられた。

地方博覧会「一府十四県連合共進会」に合わせて建設された。

木造二階建て、桟瓦葺き入母屋造りの書院風建築である。

間取りは、1階に西洋室1室、日本間7室、2階に大広間(180畳)がある。

大広間は詩人の萩原朔太郎の結婚式でも使われた。

 

 

 

 

別館 大広間

 

 

 

 

 

新しい門扉