『観世寿夫 至花の風姿』写真集 @本の紹介  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 
 
この秋寒の夜、

なつかしい写真集などを取り出してみる。
 
 
 
 
観世寿夫(かんぜひさお)
 
 

『観世寿夫 至花の風姿』

能楽師・観世寿夫(1925-1978)の舞台写真集。

1979年平凡社から刊行された。

フランス文学者・渡辺守章が

「幽玄ということ 観世寿夫の姿について」と文をよせる。

写真撮影は吉越立雄など。
 
 
 
 
能「井筒」
 
 


舞台の面影を伝えあまりある。

観世寿夫の能を観ることはかなわなかった。

「冥の会」の「メディア」「オイディプース王」などを観たのみ。


印象深いのはフランスの名優ジャン・ルイ・バローとの

演技の交歓、これは日仏演劇協会主催の

シンポジウムで銕仙会舞台で催された。

そのなかで「死への道程・働き travaille la mort」これを

バローは人間の死へ向かってゆくありようを

呼吸・息の運びそれのみで表現したこと、

いまでもありありとよみがえる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

観世寿夫が能について語った『世阿弥を読む』。

荻原達子編で『観世寿夫著作集』から選りすぐりの文。
 
 
 
 
 
 


松岡正剛の「千夜千冊」の『世阿弥を読む』をどうぞ。
 http://1000ya.isis.ne.jp/1306.html
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
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