ガッティ指揮「サロメ」 を録画で観る。
「サロメ」(リヒャルト・シュトラウス作曲)
オランダ国立歌劇場により
アムステルダムのミュージックシアターで
2017年6月12・27日に上演されたばかりのこの舞台。
鮮烈にして驚愕。
ダニエレ・ガッティ指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で、
演出がイヴォ・ヴァン・ホーヴェ。
タイトル・ロールを歌ったマリン・ビストレム。
この楽劇でのサロメは、少女のもつ残忍さ、
清純でありながらエロティックであって、
そんな強靭さをも歌う声は楚々としていながら強い。
さらにマリン・ビストレム、
あの「ヴェールの踊り」も踊っていた!?
エフゲーニ・ニキーチンのヨカナーンは、
全身のタトゥー!?
風貌といい、歌唱といい、預言者とはとても思えない。
ヘロディアスの ドリス・ゾッフェル(Ms)の
このメゾソプラノの強靭な声、
その美貌とエキセントリックな演技が存在感たっぷり。
◆舞台のyoutubeにアップされて。
https://www.youtube.com/watch?v=6oVaIuMI0II
https://www.youtube.com/watch?v=MRYNHOiEFBs
◆リヒャルト・シュトラウス: 楽劇《サロメ》
サロメ(ヘロディアスの娘): マリン・ビストレム(S)
ヨカナーン(予言者): エフゲーニ・ニキーチン(Bs・Br)他
ヘロデ(ユダヤの領主): ランス・ライアン(T)
ヘロディアス(領主の妻): ドリス・ゾッフェル(Ms)
指揮:ダニエレ・ガッティ(Cond)
演出: イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(2017年6月12・27日 ミュージックシアター)