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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海原」、創刊号です。

海原は<KAIGEN>と読みます。

金子兜太主宰誌「海程」のあと、

後続誌となります。


この記念の創刊号に

私の句集『月球儀』の評が掲載されています。

 

月面の〈存在(ザイン)-地上の『虚無』」

 

と題し、書いてくださったのは

<堀本 吟>さん。

精緻で明晰な<読み・鑑賞>。

 

 

 

 

 

 

 




「海原」の船出、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かなかなかな地上5センチ漂泊えり             掌

 

                         (ただよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕ひぐらしわが沈黙を切り絶つ             掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蜩(ひぐらし)・かなかな



セミ科の昆虫。


早朝、夕方にカナカナと鳴く。

秋の季語。

みんみん蝉とともに


かなかなと蜩の鳴き声も聞える


今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この青い空のもと、

<紅>があざやかに華やいでいます。

紅蜀葵・こうしょっき、紅葉葵ともいいます。

葵(あおい)科、 フヨウ(ハイビスカス)属で、

いかにも<夏>の花。

 

 

 

 

 

 




(画像は季節の花300より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「金子みすず  みんなちがってちがって、みんないい。」

群馬県立土屋文明記念文学館で催されています。

 

 

 

 

 

 

 

金子みすず・20歳(ウキペディア)

 

 




金子みすゞ(1903年4月11日 - 1930年3月10 日)

大正後期、雑誌『童話』『金の星』などへ投稿。

詩人西條八十に私淑。

西条八十の選に入り、

数々の詩(童謡)が雑誌に掲載され、

26歳で亡くなるまでの短い生涯に

500篇もの詩(童謡)を書きました。

弟・上山雅輔、西条八十へ自筆でしたためた

詩の冊子を贈っています。

その複製が展示されて。

 

 

みすずが投稿した「金の星」

 

いまみても瀟洒でモダンな装画で

 

復刻版でしたがうつくしい冊子でした。

 

 

 

 

 

 

松本侑子『みすずと雅輔』

 



このあたりのこと松本侑子著『みすずと雅輔』に。

小説ですが、実に丹念に資料を読み込み書かれています。


衝撃的なのは自死の前日に

 

写真館で撮影した写真。

 

 

 

 

 

 

 



「みすず」に思いをはせた土曜。

 

9月24日(月・祝)まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのピカソ(1881-1973)の「ゲルニカ」、

その「ゲルニカ タピスリー」が展示されています!

なんと<群馬県立美術館蔵>!

驚きました!!

世界にたった3のヴァージョンあるだけで、

有名なのは国連の安保理。

その3番目のバージョンがこの美術館に。

油絵は1937年制作。


《ゲルニカ・タピスリー Guernica Tapestry》の

圧倒的な迫力。

1983制作、

モノトーン、

素材はウールと木綿。

縦 328×横 680.cm の巨大画面。

息荒くいななく馬、

ひとの目をもつ牛、

ちぎれた腕、

ありえない方向にひらかれた指、

叫ぶ女、

阿鼻叫喚が生々しく聞えてくる。

しばらく釘づけになり動けない。


この2室には

ピカソのエッチィング「フランコの夢と嘘 Ⅰ Ⅱ」

ミロの「スペインを助けよ」

フォートリエ「銃殺された人々」「黒い人質」がある。


「ピカソ《ゲルニカ》と第二次世界大戦中の美術」

この展示も8月26日(日)まで。



『暗幕のゲルニカ』の原田マハさん、
このタピスリーについて語った記事はこちら 
  https://courrier.jp/news/archives/83977/

 

 

(画像はウキペディアより 
タピスリーにGuernicaの文字は入っていません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マドンナ」(リトグラフ)

 

 

 

 

「オースゴールストランのエドヴァルト・ムンク」 

あのムンク(1863-1944)の版画展が

展示室4で催されています。



群馬近代美術館では企画展は1階で、

展示室が1~6室まであって、

各室で異なったコレクション・

日本と西洋の近代絵画、日本画、現代作品などが

展示されています。

 

 

今回のムンク展では

リトグラフ、木版、エッチングなどの版画で、

「マドンナ」

「嫉妬」

「ヴァイオリンコンサート」

「病める少女」などなどの

印象的な作品に会うことができました。

 

 

 

 

 

 

「病める少女」 (ドライポイント)

 

 


オ-スゴールストランはムンクが毎夏滞在した避暑地とのこと。

オスロから南ということですが、

夏とはいってもひんやりとした大気を感じました。

その質素な木造の住まいとアトリエの写真が、

作品の間に展示されています。

 

 

 

 



オースゴールストランのムンクの家

 (画像はウキペディアより)

 

 

 

 

◆群馬近代美術館 ホームページ

■展示室4 7/7[土]-8/26[日]

 オースゴールストランは、オスロから南に100kmの位置にある、
ノルウェーの海沿いの避暑地です。
ムンクは、毎夏この地で過ごし、
オースゴールストランの景観が溶け込んだ、
多くの作品を制作しています。

今回は当館のムンク・コレクションと
オースゴールストランのムンク関連写真とを展示することで、
ムンクの作品世界と現実のオースゴールストランのイメージを
比較検証していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展ー美しい生活を求めて」

近代美術館で観てきました。

会期が26日(日)までと夏休みということで

平日でしたが、けっこう観客が入っていました。


ウィリアム・モリス(1834-96)

ラファエル前派の詩人、デザイナー、思想家、工芸家。


「壁紙」にスポットをあて、

モリス以前、モリス、モリス以降となって、

19世紀に隆盛期を迎えた英国壁紙デザインが

展示されています。



その頃のイギリスの室内が館内に再現され、

壁紙、カーテン、クッションや椅子など

どのように生活に取り入れられたかも見ることができます。



ジャポニズムの影響か、

日本風な図柄があったり、

日本の金唐紙、その職人を招聘して

金唐紙のような壁紙もあったりと、

 

なかなか興味深い。

壁紙デザインの版木も多数置かれて。


英国の壁紙会社サンダーソン社が所蔵する

貴重な壁紙・版木など約130点を

 

日本で初めての紹介、とか。

 

 

 


◆群馬近代美術館のホームぺージ

19世紀ヴィクトリア朝のイギリスで、才能を花開かせた。
産業革命により大量生産品があふれたこの時期、
彼は時間をかけた丁寧な手仕事を愛し、
自然の美を讃えた生き生きとしたデザインを生み出しました。

 モリスは結婚を機に新居となるレッド・ハウスを建設したとき、
自身の目指す快適な生活空間には家具や壁紙が欠かせないものだと気づき、
木版による美しい壁紙を生み出します。
壁面一杯に優雅に広がる草花は、
100年以上経った今でも人々を魅了する居心地のよい空間を演出します。
モリスはこれまでの、リアリズムに基づいた奥行のある壁紙空間から離れ、
平面的な造形の中にいきいきと鳥や草花を表現し、
装飾と自然の新しい関係を追求しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原朔太郎「猫町」、

たくさんの本が出版されています。

猫の写真で構成された本、

イラストと本文でも数種類があります。


この金井田英津子の画による本が、印象的。

<猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。

どこを見ても猫ばかり。

いつもの角を曲がったら、そこは夢現・無限のめまい町。

ノスタルジックでモダーンなイラスト紀行>

と紹介にあるように本文と絵の

コラボレーションが卓抜です。

文によって画が変化するのは無論、

活字の級数、組み方も1ページごとに変わる、

「猫町」へ誘われて。


  萩原朔太郎「猫町」


  画・装丁:金井田英津子

  1997年刊 パロル舎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年秋は<朔太郎>!

 

朔太郎没後80周年のこの年、

 

全国にある文学館で

 

朔太郎の企画展を催す、

 

その記事がこちら。

 

いまからわくわく。