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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降りそそぐオリオンの一滴は 流離            掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬の星・冬星(ふゆぼし)・寒星(かんせい)

 

凍星(いてぼし)・荒星(あらぼし)・星冴ゆる

 

寒昴・オリオン・冬北斗・冬の太白(たいはく)



冬は大気が澄みきって、


星がいちばん美しい季節である。



冬の季語。



◆もう立春は過ぎましたが、

 

 この寒さ!?


体感にしたがって、

 

冬の句にしようかかしら♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「カルメン」 1985年 藤原歌劇団公演、

第二弾です(笑)。



中川原理氏の音楽評。

合唱についても触れて、

「粟国の演出では、群集もよく生きていた。

女工たちのあられもないけんかは、

狼藉の限りをつくして迫真力がこもり(中略)、

エスカミーリョを迎える酒場の客たちの歓声にも、それらしさがあり、

第四幕、闘牛士たちを待つ町の人々、子供たちの

興奮のはぜるような生命感が横溢していた」

 

 

 

 

 

一幕 女工




この「カルメン」の写真、

探してみました(笑)。

 

 

 

 

 

一幕 冒頭 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「カルメン」の音楽評、発掘しました!?

音楽評論家・丹羽正明氏によるもの。

1985年 井原直子のカルメン、

この頃「カルメン」といえば井原直子さん、でした。

ホセは林誠、

 

エスカミーリョは栗林義信、

 

ミカエラは本宮寛子。



粟国安彦 演出で、

 

群集・合唱の歌・演技にも注目が集まりました。

なにしろ煙草女工の喧嘩の場では

迫力、熱気、ただならぬものがあって、

評でも「ド迫力! 

 

これが彼女たちの地であったら恐ろしい」と。

わたしもこのなかのひとり。

 

合唱で出ていました。



粟国演出ではソリスト・合唱の全員に

 

演出意図をじっくりと解説し、

美術模型で舞台のつくりを説明して。



稽古場には緒方規矩子の

 

衣装のデザイン画がかけられ、

ここから役のイメージをふくらませた歌手も多い、とか。

照明は吉井澄雄。



長嶺ヤス子のフラメンコもあったこのステージ。

2幕「ジプシーの歌」、

 

4幕への間奏曲での踊り。

熱狂的なフラメンコを、

 

ステージの上でまじかに観られた

じつに印象的な舞台でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花の少ないこの季節、

 

パッと眼に飛び込んできました!

 

屋根を越す、立派な藪椿。

 

散歩をいつもと違う道にして出会いました。

 

朱赤の椿、満開です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

◆開花時期は、 1/20 ~ 5/10頃。
         

薮椿は日本特産で、

 

一般的に「椿」といったら


 この「薮椿」だとか。

 

 

 

 

 

 

 

(画像はウキペディア、季節花300から)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌劇「ミランダ」を録画で観ました。

◆オペラコミック座のホームページより
  https://www.facebook.com/TheatreDeLOperaComique/videos/1582733408450633/

 




この作品は演出家ケィティ・ミッチェルと

指揮者ラファエル・ピションが

シェークスピア『テンペスト』と

ヘンリー・パーセルの作品をもとにして

新しく創作したオペラということです。(休憩なし1時間半)



どこをどのように創作したのか、

もとがわからないので、音楽に身をまかせました♪


「ミランダ」はシェイクスピア『テンペスト』に登場する

 

プロスペローの娘の名前。

プロスペロー・父親に支配されたものだった、

そこに焦点をしぼった作品でしょうか。



ミランダの葬式から始まり、

舞台は教会内部で展開してゆきます。

ミランダのお葬式に集う人々。

葬儀が進行する中、突然の不穏な音が響き、

乱入してきた不審者たち。

ミランダは自分を支配し続けた父親に対して

反逆する大芝居を仕組んで。

「父権」が強権で無くなった<現在>、

どれほど説得力があるか・・・ですが。

緊張が張りつめた歌と演技。

そこにピション&ピグマリオンの古楽。

この古楽が緊迫した舞台に

静かでいて、雰囲気があって素晴らしい。

 

 

 

 <出 演>

ミランダ:ケイト・リンジー

プロスペロー(ミランダの父):ヘンリー・ワディントン

アンナ(ミランダの継母):キャサリン・ワトソン

ファーディナンド(ミランダの夫):アラン・クレイトン

司祭:マルク・モイヨン

アンソニー(ミランダの息子):アクセル・リクヴィン

<合唱/管弦楽>ピグマリオン

<指 揮>ラファエル・ピション

<演 出>ケイティ・ミッチェル

収録:2017年9月29日 パリ・オペラ・コミック座

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペラ「アッティラ」(公式ページよりお借りしました)

 

 

 

ミラノスカラ座、2018-2019のオペラ、

ゲルディ作曲 オペラ「アッティラ」がNHK-BSで

はやくも放映され、観ました。

フン族の王アッティラの話(悲劇)で、

D.リーヴェルモルによる新制作です。



近現代の設定でしょうか、

フン族、とは思えないような・・・

舞台はプロジェクション・マッピング、

馬や火、自動車、オートバイなどが盛大に使われて。

宴会の場ではサスペンダーに半裸(映画「愛の嵐」)、

世紀末的な雰囲気が濃厚にただよって。

舞台・美術はじつに凝っていて。

演出はハッと驚くような斬新なものではなくて。


ベルディの第9作のオペラ「アッティラ」。

タイトルロールがバス・バリトン:アブドラザコフ、

フン族・バルバロイというよりスマートな軍属。

オダベッラのエルナンデスが強靭なドラマティコ、

声を響かせていました。

フォレストはサルトーリ。

ちょっと太り過ぎ(どうしてこの人がオダベッラの恋人?)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<出 演>
 アッティラ:イルダール・アブドラザコフ [Ildar Abdrazakov]

 

 エツィオ:ジョルジュ・ペテアン [George Petean]

 

 オダベッラ:サイオア・エルナンデス [Saioa Hernandez]

 

 フォレスト:ファビオ・サルトーリ [Fabio Sartori]

 

 ウルディーノ:フランチェスコ・ピッターリ [Francesco Pittari]

 

 レオーネ:ジャンルカ・ブラット [Gianluca Buratto]

 

<合 唱> ミラノ・スカラ座合唱団
<管弦楽> ミラノ・スカラ座管弦楽団

 

<指 揮> リッカルド・シャイー [Riccardo Chailly]

 

<演 出> ダヴィデ・リーヴェルモル [Davide Livermore]

 

 収録:2018年12月7日 ミラノ・スカラ座(イタリア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追儺かな鬼の女房になりすます          掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆追儺(ついな)・なやらい・鬼やらい

悪鬼を追い払うための儀式で、


なやらい・鬼やらいともいう。



もとは大晦日(陰暦)の夜、


宮中で行われていたものが、


寺社や民間に広まって、節分の夜、


豆をまいて災いを追い払うという行司となった。


冬の季語。

この句、節分の定番となってきました♪

 


◆福豆を用意。


友人に教えてもらったように、


「福はうち、福はうち」と


口にいれてみましょう (笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日が初日。

中本道代『接吻』 

第26回萩原朔太郎賞展を観てきました。


『春の空き家』『ミルキーメイ』など

中本詩集のオブジェ(207センチ×140センチ)が

 

                      ど~んと展示室に置かれています。

 

               耳をあてると、中本さんの朗読が内から聞こえてきます。

 


第7詩集になる『接吻』を評論家の三浦雅士氏は

「奇跡的な詩集である」と言う。

詩人・吉増剛造氏は印象的な「光の繊毛、・・・」選評で

つぶやきのように語る。

「未知の繊毛の光が、・・・たちあらはれて来るのに、・・・

(中略) 言葉の呼吸の根か茎の戦(そよ)ぎが・・・、」と。


言葉とそのことば(沈黙)のとの<淵>からのような<詩>。

詩人・中本道代さんのしずけさをたたえた佇まいとともに、

印象深い。

 

 

 

 

 

 




数々の書籍とともに、

群馬TVのインタビューや自作の朗読などの映像、

<詩>が壁面いっぱいの画像に投影されている

<見せる>展示。

 4月14日(日)まで。

 

 

 

 

 

 




2月23日(土) ポエムリーディング

3月23日(土) トークセッション
  講演:三浦雅士

  対談:吉田文憲×中本道代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愚者やわれ寒月光の砕け散る               掌